最終更新:2024.04.30

【腰痛】腰が痛くて歩けない時の症状と対処法を専門家が徹底解説!

腰が痛くて歩けない

腰痛で歩けない原因を知りたい

整体院に通っているけど良くならない」

今や腰痛は、日本の国民病とも言える疾患です。

病院に行く時間がなく、腰の痛みを我慢して仕事や家事をこなしている人も多いのではないでしょうか。

また、長年の腰痛から歩くことすらままならないという方も大勢いることと思います。

実は腰痛に対する正しい知識を身につけ、適切な治療を受ければ腰痛は改善することができます。

この記事を読めば、腰痛の基礎知識から、原因、さらには予防法までを網羅的に紹介しています。

激しい腰の痛みに悩んでいる方や、腰痛で歩くことがしんどいと頭を抱えている方はぜひ最後までご覧ください。

 

腰痛の種類

腰痛 歩けない

腰痛は多くの人が経験する症状であり、その原因はさまざまです。

腰痛は大きく「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」に分けられます。

それぞれの特徴と対処法について解説します。

特異的腰痛

特異的腰痛は、医師の診断および画像検査(X線やMRIなど)で原因が特定できる腰痛です。

外傷性、神経性、腫瘍性、内臓疾患性、感染性、免疫性疾患に大きく分類されます。

特に、内臓疾患性の腰痛の場合、緊急を要することがあり、早急に対応が必要です。

原因となる疾患例:

  • 椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 骨折
  • 腫瘍
  • 感染症

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、脊椎の椎間板の一部が飛び出し、神経が刺激されることで手足の痛みやしびれなどの症状を引き起こします。

椎間板ヘルニアは突然の激しい疼痛が特徴として挙げられます。

また、足が痺れたり、今までよりも尿の出る回数が増えるなどの症状がある方は、医療機関での治療やリハビリが必要です。

 

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が腰の部分で狭くなる病気で、特に長距離を歩くことが困難になることが特徴です。

歩いては休むを繰り返す間欠性跛行の出現が特徴の1つです。

また、お尻から両足にかけて電気が走る様なビリビリする痺れや、火傷をした時のようなジンジンする痺れが出たりします。

原因としては加齢による骨や靭帯などの変性によって脊柱管が狭くなることが考えられます。

 

骨折

腰部の骨折では圧迫骨折が非常に多いです。

腰椎圧迫骨折とは、転倒などによって腰椎の椎体にストレスがかかり、骨が潰されるような骨折のことを指します。

特に胸椎と腰椎が移行している部位で起こりやすく、体を動かすと激しい腰の痛みが現れるのが特徴です。

しかし、安静時には痛みを感じにくいこともあるため注意が必要です。

外力による受傷が多く、特に女性の高齢者に多い代表的な骨折とされています。

 

腫瘍

腫瘍による腰痛は、がん細胞が脊椎やその周辺組織に影響を及ぼし、痛みを引き起こす状態を指します。

腰痛は多くの原因によって引き起こされるため、腫瘍が原因である場合は比較的稀ですが、重要なサインであることもあります。

腫瘍が原因で腰痛が起こる場合は早期発見が非常に重要です。

不安な症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

 

感染症

体内にウイルスや細菌が入ると腰痛が発生することがあります。

体に入り込んだ細菌が腰椎やその間にある椎間板と呼ばれるクッションを蝕むことで腰痛が発生します。

これらの感染症は、入院と抗生物質治療が必要となる場合があり、特に注意すべき感染症には、化膿性脊椎炎(脊椎カリエス)や結核性脊椎炎(Pott病)といった病気になります。

そのため、腰の痛みが引かない場合や、感染症の疑いがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

腰痛の原因が感染症である場合は医療機関での適切な治療を受けることで回復が見込めます。

非特異的腰痛

 

非特異的腰痛は、特定の疾患や異常が見つからず、原因が特定できない腰痛を指します。

生涯で成人の約80%の人が腰痛を経験すると言われており、そのうちの約85%が非特異的腰痛に分類されます。

画像診断と症状が一致しないため、原因の特定が難しいのが特徴です。

腰痛に悩まされているなら、まずは専門医に相談し、適切な診断を受けることが重要です。

特異的腰痛の場合は、その原因に応じた治療が必要になるケースが多く、非特異的腰痛は、生活習慣の見直しや適度な運動が効果的です。

しかし、どちらのタイプの腰痛も早期に対処することで、改善が見込めます。

腰が痛くて歩けない!考えられる原因は?

腰痛 歩けない

腰が痛くて歩けないと、日常生活のほとんどの動作で支障をきたしてしまいます。

その原因は多岐にわたり、適切な対処方法を知ることが重要です。

原因として考えられる病気

  • 急性腰痛症(ぎっくり腰)
  • 椎間板ヘルニア
  • 腰椎管狭窄症
  • 腰椎分離症・すべり症

急性腰痛症(ぎっくり腰)

腰痛患者の多くは、重い物を持ち上げた時や急な動作で発生することが多いです。

強烈な痛みによりその場で動けなくなってしまうこともあります。

しかし、患部を休め、適切な治療を受けることで改善が見込めます。

 

椎間板ヘルニア

上述したように、椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで疼痛が発生します。

腰だけでなく、下肢にも痛みやしびれ、麻痺が出ることがあり、重篤化すると手術の適応となります。

 

腰椎管狭窄症

こちらも上述した通り、腰の神経が通る管が狭くなり、神経を圧迫することで歩行時に腰や足に痛みが出る病気です。

しばらく休むと痛みが和らぐことが特徴です。

 

腰椎分離症・すべり症

腰椎の骨が分離したり、ずれたりすることで痛みが発生します。

特に若年層に多く見られます。

生活習慣に関連する原因

腰痛の原因は、病気だけでなく生活習慣が原因になることもしばしばあります。

具体例を出して解説していきます。

  • 長時間の同じ姿勢 
  • 運動不足
  • ストレス
  • 喫煙や飲酒

腰痛の原因は多岐にわたるため、適切な対処と予防が重要です。

痛みが続く場合は、整形外科など専門の医師の診療を受けましょう。

また、日常生活での姿勢の改善や適度な運動を心がけることで、腰痛は防ぐ事ができます。

まずは生活習慣を見直すところから始め、腰痛防止に努めましょう。

これらの情報は研究に基づいていますが、個々の状況によって異なる場合がありますので、専門家の意見も参考にしてください。

 

長時間での同じ姿勢

長時間同じ姿勢を続けることで、腰に負担がかかります。

特に、事務仕事などでデスクワークを行う人は、定期的に姿勢を変えることが重要です。

 

運動不足

運動不足により体の筋肉が低下すると、多くの動作を腰で負担することになり、結果として痛みの原因になります。

適度な運動で筋力を強化し、腰痛予防に努めましょう。

 

ストレス

精神的なストレスを感じると腰痛になることがあります。

リラックスする時間を作ることが大切です。

 

喫煙や飲酒

喫煙や肥満、さらにはアルコール消費は、腰痛原因の1つとして考えられています。

これらの生活習慣は、腰痛のみならず全体的な健康にも影響を与えるため注意が必要です。

 

腰痛がひどい時の対処法

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ここまで、腰痛の原因について解説をしてきました。

そこでこの章では、歩けなくなるほどの腰痛を患った時に役立つ対処法について解説します。

腰の激しい痛みに伴い、歩行することが難しいと感じた時は、以下の対処法が有効となります。

  • 安静にする
  • 冷やす
  • 痛み止めを使用する
  • コルセットの使用

上記の対処法を行なっても症状が改善しない場合や痛みが激しい場合は、専門の医療機関を受診することをお勧めします。

自分の体を大切にし、適切なケアを心がけましょう。

安静にする

痛みが強い場合は、無理をせずに安静にしてください。

動くことで痛みが悪化することを避けましょう。

冷やす

腰痛の初期には、患部を冷やすことで炎症を抑えることができます。

氷嚢や冷却ジェルパックを利用しましょう。

痛み止めを使用する

市販の痛み止めの薬を使用しても良いですが、効果がない場合や副作用が心配な場合は、病院で医師の案内を受けてから使用しましょう。

コルセットの装着

 腰に負担がかからないように、コルセットを使用することで支えると良いでしょう。

医療機関を受診するべき症状

腰痛 歩けない

腰痛がひどい場合、以下のような症状が見られる時は、迅速に医療機関での診察を受けることが非常に重要です。

特定の兆候が見られる場合、深刻な健康問題のサインである可能性があります。

特に、足の痺れや痛みは神経の圧迫を示唆し、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、適切な治療で改善が期待できる疾患の可能性があります。

また、発熱や体重減少は、感染症や炎症性疾患、時にはがんなど、より深刻な健康問題のサインかもしれません。

  • 痛みが長引く場合
  • 足に痺れや強い痛みがある場合
  • 発熱や体重減少が伴う場合

これらの症状が見られる場合、腰痛以外の病気の可能性も考慮に入れながら、迅速に医師の検査を受けることが推奨されます。

医療機関での適切な診断と治療を受けることで、症状の原因を特定し、最適な治療計画を立てることができます。

痛みが長引く場合

痛みが数日以上続き、休息を取っても改善の兆しを見せない場合、それは単なる筋肉の疲労や過労によるものではない可能性があります。

このような症状が見られる場合は、専門医による診断が必要です。

足に痺れや強い痛みがある場合

このような症状は、神経が圧迫されている可能性を示唆しています。

特に、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、腰の痛みと関連する特定の疾患が原因である可能性があります。

これらの状態は、適切な治療を受けることで改善することが多いため、早期の診断が重要です。

発熱や体重減少が伴う場合

これらの症状は、腰痛が単なる筋肉の問題ではなく、感染症や炎症性疾患、時にはがんなど、より深刻な健康問題の兆候である可能性があります。

特に、体重減少は無意識のうちに起こることがあり、重要な健康上の警告信号となることがあります。

 

腰痛を防止するにはどうしたらいい?

腰痛 歩けない

腰痛は日常生活に大きな影響を与えることがあります。

しかし、日々の生活習慣を見直すことで、腰痛を予防することが出来ます。

以下に、腰痛を防止するための具体的な方法を紹介します。

  • 正しい姿勢を心がける
  • 適度な運動を行う
  • 重い物の持ち方に注意する
  • 適切な体重を維持する
  • ストレッチを習慣にする
  • 良い睡眠環境を整える

これらの方法を日常生活に取り入れることで、腰痛のリスクを減らし、健康な体を維持することができます。

腰痛予防のためにも、今日からできることから始めてみましょう!

正しい姿勢を心がける

長時間同じ姿勢でいることは避け、特に座っている時は背筋を伸ばして正しい姿勢を保ちましょう。

正しい姿勢を心がけることは、腰痛を予防するために非常に重要です。

適度な運動を行う

適度な運動を行い、筋肉を強化することが重要です。

また、柔軟性を高めるために、ストレッチや軽い運動を日常的に取り入れましょう。

これにより、腰への負担を軽減し、腰痛のリスクを低減することができます。

重い物の持ち方に注意する

重い物を持つ時は、腰に負担がかからないように膝を曲げて持ち上げることが大切です。

正しい姿勢を保つためには、日常生活の中での細かな動作にも注意を払うことが重要です。

適切な体重を維持する

過剰な体重は腰に負担をかけるため、バランスの良い食事と適度な運動で体重管理をしましょう。

これにより、腰への負担を軽減し、腰痛のリスクを低減することができます。

ストレッチを習慣にする

ストレッチを習慣にすることで、特に背中や腰周りの筋肉を伸ばすことができます。

これは腰痛予防に効果的です。

日常生活の中でストレッチを取り入れることで、腰の筋肉を柔軟に保ち、腰痛を予防することができます。

良い睡眠環境を整える

硬すぎず柔らかすぎないマットレスで寝ることで、腰への負担を減らすことができます。

良質な睡眠は腰痛の予防につながります。

睡眠環境を整えることで、腰痛のリスクを低減し、健康な生活を送りましょう。

まとめ

腰痛は、突然の激しい痛みから慢性的な不快感まで、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。

原因も多岐にわたるため、適切な対処と予防のためには、専門家のアドバイスを参考にしながら、日常生活の中で健康的な習慣を心がけることが大切です。

痛みが続く場合や歩行に支障をきたすような症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。

また、日頃から正しい姿勢を保ち、適度な運動を行い、バランスの取れた生活習慣を心がけることで、腰痛のリスクを減らすことができるでしょう。

腰痛は多くの人が経験する症状ですが、適切な対処と予防によって、その影響を最小限に抑えることが可能です。

自分の体の声に耳を傾け、健康的な生活習慣を実践することで、腰痛のない快適な日常を送れるよう努めましょう。

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よくある質問

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    セルフケア整体ではプロの視点から、痛みを取るのは前提で、あなたの身体の改善状況、次にどのようなケアをすれば身体に効果的か、逐一アドバイスをします。

    私たちがそばに寄り添って二人三脚でサポートしますので、みなさんほっとご安心され、間違った身体のケアによるトラブルが見られなくなります。

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    ぎっくり腰や深刻な腰痛、坐骨神経痛や肩こりなど様々な関節痛に悩まされていた人は、予防効果が出て二度と整体に行かなくて良くなることが実際にご実感いただけております。

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    全身のセルフケアを習慣化して頂くことで、短期的な痛みをとるだけではなく様々な予防、美容、痩身、運動効率改善の効果が見込めます。

  • Q

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    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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