最終更新:2024.06.03

筋肉不足が引き起こす腰痛の原因は?運動不足による運動療法や対策を解説

腰痛の原因がはっきりわからない人も多くいるのではないでしょうか。主な原因としては、運動不足や普段からの姿勢、精神的なストレスなど、腰痛といっても、その原因はさまざまです。さらに、運動不足になると、腰まわりの筋肉が減少し衰えるとともに柔軟性が落ちてしまい腰痛が発症します。

この記事では、筋肉不足が引き起こす腰痛の原因や運動療法、予防法などについても解説します。腰痛にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

腰痛の原因とは?

腰痛 筋肉不足

腰痛に苦しんで原因がはっきりわからない人も多くいるのではないでしょうか。一口に腰痛といっても、その原因はさまざまです。

腰痛の原因を特定することは非常に難しいため、医師に診療してもらうのがよいでしょう。原因が特定できれば、改善に向けた対策も立てられます。腰痛の原因として考えられる要因について、解説していきます。

運動不足

運動不足に陥ると、腰まわりの筋肉が衰え柔軟性も低下するため、腰痛を引き起こす原因になります。筋力が低下して背骨をまっすぐ維持するための支える力が衰えると、腰椎や背骨への負担が増えるため、腰への痛みにつながってしまうのです

また、筋肉が凝り固まった状態に陥ると血流が滞ることも要因となり、腰の痛みが発症します。

姿勢

普段からの姿勢の悪さも腰痛の原因のひとつといえるでしょう。さらに、長時間同じ姿勢でいるのも腰にはよくありません

反り腰や体を動かさずに同じ姿勢でいると、筋肉が凝り固まって、関節の動きが悪くなり腰への負担が強まってしまいます。

このような状況が続くと正しい姿勢でいるのも困難になり、さらに腰痛が悪化。激しい痛みの時は安静にするのも大切ですが、体を動かせば筋肉や関節が緩まるので、動ける時は動いた方が調子がよくなるケースもあります

ストレス

精神的なストレスは交感神経の働きを高めることにより、筋肉が緊張し腰への負担を高めてしまうのです。また、気温が下がり寒くなると、身体が縮こまるため、筋肉が硬くなりやすくなります。そのため、心理的ストレスに加え環境的なストレスも腰痛の原因となるでしょう。

スマートフォンやパソコンなどをSNSの普及により長時間使用する機会も増えている状況です。端末から発せられる光が無意識のうちに身体にストレスを与え、体の緊張につながるケースもあります。

腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症

腰椎椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症は、どちらも腰痛を引き起こす可能性がある病気です。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎に付随している軟骨(椎間板)が、何らかの原因で本来の位置からはみ出し引き起こされます。はみ出した椎間板が神経を圧迫することにより、腰痛や足の痛み、しびれなどの症状が現れます。比較的若い人に多くみられる症状です。

一方、脊柱管狭窄症は、背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管が圧迫されることによって、腰痛や下肢(脚部)の痛み、しびれなどの症状が現れます。加齢による椎間板の老化と椎間関節の肥大と考えられており、50代以上によく見られる症状です。

筋肉不足と腰痛の関連性

腰痛 筋肉不足

運動不足による筋力低下が原因で腰痛を発症しますが、筋肉不足と腰痛の関連性にはいくつかの要因があります。

この章では、筋肉不足と腰痛の関連性について詳しく解説するので、参考にしてください。

  • ・腰回りの筋肉の衰え
  • ・肥満による腰への負担
  • ・血行障害が起こり老廃物
  • ・自律神経が不安定
  • ・ストレスが蓄積される

腰まわりの筋肉の衰え

人間の身体には「脊柱」と呼ばれる背骨が柱状につながった、7個の頚椎と12個の胸椎 、5個の腰椎、仙骨、尾骨から成り立っており、 脊柱の腰の部分が腰椎です。

運動不足になると、腰まわりの筋肉が減少し衰えることで、柔軟性が落ちてしまいます。そのような状況になると、脊柱全体や腰椎のバランスが崩れてしまい腰まわりの筋肉に過度な負担がかかるため腰痛が発症します。

肥満による腰への負担

普段から身体を動かさないでいると運動不足となり、肥満になる可能性が高くなります

体重が増加し肥満になると、体重が増加した分、腰への負荷が大きくなるため、腰痛を引き起こすのです。

また、お腹のまわりに脂肪がつくことで、お腹が前に出るようになると、腰痛の要因になる反り腰につながります。

こうした状態が続くと、さらに腰への負担も大きくなり、慢性的な腰痛の要因にもなります。

血行障害が起こり老廃物

運動不足により筋肉が減少してくると腰まわりの筋肉の血行を滞らせます。血流が滞り血行が悪くなると、筋肉が硬直し梢神経を圧迫してしまうのです。

そのため、血行障害が起こり老廃物質が留まってしまうと、神経を刺激するようになり、腰痛を引き起こすケースがあります。

自律神経が不安定

自律神経は、私たちの体のなかで非常に重要な役割を果たしており、適度な運動やスポーツをすることで、自律神経を整える働きがあります

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、バランス良く機能することで、身体の状態を維持。心拍数や呼吸、消化など身体の機能を制御します。

運動不足になると、2つのバランスが崩れ自律神経の乱れを引き起こすため、血行が悪くなり腰痛の症状が現れます。このような場合、副交感神経が十分に高まらず、血行不良が起きているケースが多いようです。

ストレスが蓄積される

普段からの日常生活のなかで、適度な運動を取り入れるのは、筋肉を鍛えることで血行もよくなりストレスを発散させる効果があります。さらに、運動による適度な疲労感は、良質な睡眠につながるため、ストレスも発散されるでしょう。

運動不足になり血行も悪くなると、ストレスが発散されず、体の疲労感も感じなくなるので、良質な睡眠も取りにくくなります。このような状況に陥ると、ストレスを抱え蓄積してしまい、脳に備わっている痛みの抑制機能の働きが低下。そのため、過剰に痛みを感じてしまうため、腰痛の痛みも発症してしまいます

筋肉不足が腰痛を引き起こすメカニズム

腰痛 筋肉不足

腰の周りにある筋肉が衰え不足したり、凝り固まったりすると、腰への負担が大きくなり痛みが起こりやすくなるでしょう。

この章では、腰痛を予防したり、改善したりするために鍛えるべき筋肉について解説していきます。

  • ・腸腰筋(ちょうちょうきん)
  • ・腰方形筋(ようほうけいきん)
  • ・柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

腸腰筋(ちょうようきん)

腸腰筋は、「大腰筋」「腸骨筋」「小腰筋」の3つの筋肉の総称で、股関節の深部にあるインナーマッスル。腹筋のなかでも代表格といえる筋肉です。

腸腰筋は、腰を前に曲げるときに使う筋肉ですが、事務仕事の多いデスクワーク中心の座ったままの姿勢でいる仕事では、腸腰筋が縮こまるため、反り腰や骨盤のゆがみの原因となります。

腸腰筋は、股関節の奥深くにある筋肉のため、マッサージなどでアプローチすることが非常に難しい筋肉です。

腰方形筋(ようほうけいきん)

腰方形筋は、腰の奥深い位置にあるインナーマッスルで、腰椎を両サイドから身体を支えている長方形の筋肉です。普段からの姿勢を安定させるのにとても大きな役割を果たしています。

腰方形筋は、左右対称についている筋肉です。そのバランスが崩れてしまうと、片方の腰だけが痛んだり腰をひねったときに痛みが発生します。

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

脊柱起立筋とは、頭蓋骨から骨盤まで背骨の両側にある細長い筋肉です。一般的に、背筋と呼ばれており、「棘筋」「最長筋」「腸肋筋」の3つの筋肉で構成されています。

脊柱起立筋は、正しい姿勢を維持する働きがあり、背骨をまっすぐ維持するためには欠かせません。脊柱起立筋が弱くなると、腰に負担がかかってしまい、腰の痛みが生じます。姿勢の維持や体のバランスが崩れてしまうため、転倒や骨折につながる恐れもあるでしょう。

筋肉不足を改善するための運動療法

腰痛 筋肉不足

筋肉の衰えや減少による腰痛の原因として考えられるのが運動不足です。まずは、運動不足を解消してみませんか。いきなり激しい運動をしたり、腰痛状態でやってはいけない運動をしたりすると、さらに腰痛を悪化させてしまう恐れがあります。

まずは腰痛の方は、容体を担当医師によく相談し、アドバイスを仰いだうえで、筋肉を鍛え腰痛を改善するための生活に取り入れやすい運動を取り入れていきましょう。

ウォーキング

ウォーキングは、いつでもどこでも始められるその手軽さと、運動不足解消にも簡単に取り組める対策のひとつです。最初は15~20分程度のウォーキングから始めて、慣れてきたら少しずつ距離を延ばしながら行うと腰や膝などへの負担もかかりません。

ウォーキングの主な特徴をいくつか紹介します。

【手軽さ】

ウォーキングは特別な装備や場所を必要としないため、誰でもどこでも始めることが可能です。また、自分のペースで行うことができるため、運動初心者や高齢者にも適しています。

【全身運動】

ウォーキングは全身の筋肉を使う運動です。特に下半身の筋肉を強化。また、正しい姿勢で行うことで、背筋や腹筋も鍛えられます。

【心肺機能の改善】

定期的なウォーキングは心肺機能を改善。心臓病や高血圧の予防にも役立ちます。

【ストレス解消】

自然のなかでウォーキングを行うことは、ストレス解消にも効果的です。新鮮な空気を吸いながら歩くことで、心地よいリラクゼーション効果を得られます。

【体重管理】

 ウォーキングは有酸素運動なので、脂肪を燃焼させるのにも効果的です。定期的に行うことで、体重管理やダイエットに役立ちます。

ウォーキングをする際には、歩き方も重要なポイントです。正しい姿勢でウォーキングを行えば健康維持に有効な運動といえます。日常生活にウォーキングを取り入れ、健康的な生活を送りましょう。

腹直筋を鍛える筋力トレーニング

腹直筋を鍛えれば、緩やかなS字カーブを維持できるようになります。腹直筋を鍛える筋力トレーニングは、ゆっくりした動作で行うのがポイントです。

〈腹直筋を鍛える筋力トレーニング方法〉

  • 1.仰向けの状態で、両膝を立てる
  • 2.両手は膝頭に当てる
  • 3.息を吐きながらゆっくりと上体を起こす
  • 4.上体を引き上げた状態で1〜2秒静止
  • 5.息を吸いながらゆっくりと元に戻す

この動作を5〜10回繰り返します。

これらのエクササイズを行う際は、正しいフォームと呼吸法を確認することが重要です。

脊柱起立筋を鍛える筋力トレーニング

脊柱起立筋の筋力トレーニングは、腰痛だけに限らす、猫背の予防や改善にも役立ちます。トレーニングを行う際は、タオルやクッションなどをおへその下から骨盤にかけて敷いておくと、腰への負担を軽減できるのがポイントです。

〈脊柱起立筋を鍛える筋力トレーニング方法〉

  • 1.うつ伏せになり、両ひじを立てる
  • 2.息を吐きながらゆっくりとひじを伸ばし、上体を起こす
  • 3.上体を起こしたら5秒間キープ
  • 4.息を吸いながらゆっくりと元に戻す

この動作を5回繰り返します。

これらのエクササイズを行う際は、腹直筋を鍛える筋力トレーニング同様、正しいフォームと呼吸法の両方が必要です。

ストレッチ

腰痛の原因は筋肉の衰えや低下だけでなく、柔軟性の低下も原因の一つです。張した筋肉をでほぐす方法としてストレッチを取り入れることで、腰回りの筋肉が柔らかくなり、可動域も広がるため腰椎への負担が軽減されます。

ストレッチは自宅で簡単にできるので、腰痛の予防や改善にも効果的。腸腰筋・腰方形・筋脊柱起立筋のストレッチ方法は、以下のとおりです。

【腸腰筋のストレッチ】

  • 1.足を前後に開き、後ろ側の足で膝をつく
  • 2.両手を前側の足の膝に置き、上体を前に少しずつスライドさせる
  • 3.ゆっくりと元に戻す
  • 4.反対側も同様に行う

【腰方形筋のストレッチ】

  • 1.四つん這いの姿勢をとる
  • 2.息を吐きながら、背中をゆっくりと丸める
  • 3.四つん這いの姿勢に戻る
  • 4.息を吸いながら、背中を反らしてお尻を突き出す
  • 1〜4までを5回繰り返します。

【脊柱起立筋のストレッチ】

  • 1.椅子に腰掛けて、背筋を伸ばす
  • 2.背筋を伸ばした状態で、腰を後ろにゆっくりとひねる
  • 3.深呼吸しながら20秒間キープ
  • 4.息を吐きながらゆっくりと戻す
  • 5.5.反対側も同様にしっかり行いましょう

【参考】腰痛解消できる簡単なエクササイズ。興味のある方はご覧ください。

その他の改善方法

腰痛を改善するには、運動療法以外にも改善方法があるので、その方法についてご紹介していきます。

電気治療によるマッサージ

手軽に同じような効果を得られる経皮的電気刺激(TENS)によるマッサージは、弱い電気刺激を知覚神経に対して加える治療法です。

痛みのある箇所やその近くにある皮膚に電極を貼り、筋肉の緊張をほぐして血流を促すことで、痛みを和らげます。治療終了後もしばらく鎮痛効果が続き、わずかな時間で効果が現れるのが特徴です。

腰痛改善に効くツボ

短時間で腰痛改善効果が期待できる方法として、ツボ押しによる血行促進もあります。仕事中の休憩時間や寝る前など、空き時間を利用できるのがポイントです。

腰痛に効果的なツボを3つ紹介します。

【腰腿点(ようたいてん)】手の甲のツボ

  • ・ツボの位置:手の甲の2箇所(第一腰腿点と第二腰腿点)
  • ・親指の腹を使って、強めに第一腰腿点と第二腰腿点を5〜10回ほど押す
  • ・手の甲のツボに米粒をテープで貼るのも効果的

第一腰腿点:人差し指と中指の骨が接合する手前のくぼみ

第二腰腿点:中指と薬指の骨が接合する手前にあるくぼみ

【委中(いちゅう)】膝のツボ

  • ・ツボの位置:ひざ裏の中央あたりにある
  • ・両手の中指で膝をつかみ5〜10回ほど使って押す

【太衝(たいしょう)】足指のツボ

  • ・ツボの位置:足の親指と人差し指の間にある骨が接合している部分
  • ・親指の腹を使って5〜10回ほど強めに刺激
  • ・先の丸い道具を使う(ピンポイントで押せるため効果的)

腰痛のときにやってはいけない運動

腰痛のときにやってはいけない運動は、腰に負担のかかる運動だとかえって腰を痛める可能性があるので注意が必要です。腰痛のときにやってはいけない運動を以下のようにまとめたので、腰痛の方は十分注意しましょう。

  • ・腰を反らすストレッチ運動
  • ・腰を曲げるストレッチ運動
  • ・腰をねじるストレッチ運動

ストレッチ運動は、腰痛の予防や改善にも効果的ですが、腰に負荷がかかるストレッチ運動は腰痛を悪化させる可能性があります。腰痛が悪化してしまうと、さらに腰周辺の筋肉に負荷がかかり、腰がだるくなったり、腰が重く感じたりします。

急にひねったり、無理にねじったりすると、ぎっくり腰になる恐れもあるので注意が必要です。

筋肉不足を解消して腰痛防止・疲れ防止の体に

腰痛 筋肉不足

腰痛で悩む方は多くいますが、加齢とともに腰痛を発症する方も多くいます主な原因は、椎間板や腰周辺を支えている筋肉の衰えによるものです。

さらに、高齢になると食事量も減少してくるため、栄養素が不足しがちになり腰痛につながることになります。

腰痛を防止する健康な身体を作るためには、ビタミン類や各種栄養素の摂取不足にならないよう配慮しながら、バランスのよい食事を摂るよう心がけましょう。

普段の姿勢から注意しながら、筋トレやストレッチなどで筋肉を鍛え痛みを軽くすることが可能です。

筋肉不足による衰えは基礎代謝機能の低下に陥るため、身体に疲れが残ることにもつながります。普段から筋肉を鍛えて、筋肉不足を解消して健康的で腰痛のない疲れが残らない身体を作りましょう

日常生活における腰痛予防法

朝目覚めたばかりの起床時の急な動きは、筋肉にダメージを与えやすく腰にも影響します

起床時の身体の状態は、血液の循環が十分でないため、筋肉が硬くなり腰痛を引き起こしやすい危険な時間帯といえるでしょう。

最も危険なのは起き上がるとき、反動をつけて起きる動作は危険な動きです。そのため、まずは横向きになり、手で身体を支えながら急な動きをせず、ゆっくり起き上がりましょう

同じ姿勢を続けない

日常生活やデスクワークの仕事でも、同じ姿勢を続けないようにしましょう

長時間同じ姿勢をとり続けると、首や肩、腰などの筋肉が凝り固まってしまいます。同じ姿勢が続く場合、適度な時間で軽く身体を動かしたり、大きくに伸びをしたりして筋肉を緩和させましょう。

椅子に座る

椅子に座る状態は、股関節と膝関節が90度に曲がり、床に足裏がぴったり着いている高さがよい状態です。

長時間座り続けるときは脚を組んだり、適度に組み替えたりすると腰への負担も軽減されます。

車の運転

車を運転する際は、シートの背もたれを起こして深く座り、前かがみにならないよう腰を背もたれに密着させて座りましょう。長時間の運転になるときは、適度に休憩を取り入れ、車から降りて、腰の曲げ伸ばしや軽い運動をしましょう。

台所での仕事

キッチンでの作業は、前かがみになりがちになります。

足元に15cmほどの台を用意し、片足ずつ交互に載せて調理や片付けなどの作業をすれば、腰や背中の筋肉の緊張が緩和されるでしょう。

まとめ

腰痛に苦しんで原因がはっきりわからない人も多くいますが、その原因はさまざまです。運動不足による筋力の減少や普段からの姿勢、ストレスの蓄積などの原因が挙げられます。

運動不足を解消するための運動療法は以下のとおりです。

  • ・ウォーキング
  • ・腹直筋を鍛える筋力トレーニング
  • ・脊柱起立筋を鍛える筋力トレーニング
  • ・ストレッチ

運動療法を取り入れるには、腰痛の容体を担当医師によく相談し、アドバイスを仰いだうえで、筋肉を鍛え腰痛を改善するための生活に取り入れやすい運動を取り入れていきましょう。

 

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よくある質問

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    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

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    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

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  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

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    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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