最終更新:2025.04.30

腰痛予防のための正しい座り方!タオルを使った骨盤調整法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

タオルを丸めてお尻の後ろ半分に敷くだけで骨盤が自然に立ち、
背骨が伸びるため腰への負担を約30%※軽減できます。

目次

タオルで骨盤を立てる 3 ステップ

  1. フェイスタオルを幅15 cm・厚さ5 cm程度にロールする
  2. 椅子に深く座り、ロールをお尻の後ろ半分に敷く
  3. 背筋を伸ばし、膝&股関節を90°にセット


腰痛は現代人の大きな悩みの一つで、その原因の一つが座り方にあります。長時間のデスクワークや運転、家事など、日常生活の多くを座って過ごす現代人にとって、腰痛のケアには正しい座り方を知ることが非常に重要です。

あっと気付くような意外な座り方が腰痛を引き起こすだけでなく、全身の不調を引き起こす可能性があります。整体でもよく取り上げられる座り方の問題ですが、クリニックでの適切な施術も重要ですが、自宅でも簡単に改善できます。

普段の座り方が悪いと腰痛や坐骨神経痛の原因になります。今回の記事では、腰痛の原因となる座り方とその改善方法、特にタオルを使った骨盤調整法について最新情報を提供します。

また、座り方が引き起こす他の健康問題についても触れ、全体的な健康管理の視点から座り方の詳細に案内します。

 

座り方と腰痛:関連性と原因

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次に、座り方がどのように腰痛を引き起こすのか、そして座りすぎが腰痛にどのようなリスクがかかるのか、そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。

座り方が腰痛を引き起こすメカニズム

座り方が腰痛を引き起こす主なメカニズムは、骨盤の位置と背骨のカーブに関連しています。骨盤が後ろに倒れると、上半身は重心を前に戻そうとして腰骨を過剰に反らせます。

この動きは腰にストレスを加え、腰骨や関節を徐々に傷つけ、腰の筋肉を過剰に使い続けることで腰痛が起こると考えられています。また、人間の身体は基本的に座る姿勢には作られておらず、座ると背骨は自然に曲がります。

この状態が続くと、姿勢を支える「インナーマッスル」がうまく機能せず、靱帯に負担がかかり、骨盤が歪んでしまいます。さらに、座るときに足を組む習慣がある人は注意が必要です。足を組むと、骨盤が歪みやすくなり、腰に負担がかかります。

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腰痛改善にEMS(インナーマッスルトレーニング)は効果的か

座りすぎによる腰痛のリスク

長時間座ることは、腰痛のリスクを高めます。座っている時間が長いと、筋肉や神経が骨によって刺激され、腰痛を引き起こす原因となります。また、長時間座っていると、筋力や筋肉量が落ちると代謝機能が下がり、疲れやすく、血液の流れも悪くなります。

特に「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎの活動量の低下は、下半身にたまった血液を心臓に押し戻すポンプ機能も低下させるため、血流が滞った状態になります。また、座ったままでの作業が多い人は、定期的に立ち上がって伸びをしたり、少し歩いたりすることで、腰への負担を軽減することができます。

 

正しい座り方:基本的なポイント

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正しい姿勢を確認する方法と、座る位置が腰にどのような影響を及ぼすのかについて、具体的なポイントを一緒に見ていきましょう。

正しい姿勢の確認方法

正しい姿勢を確認するための一つの方法は、壁に背中とお尻がほぼ同時につくか、また腰に手が少し入るくらいの隙間があるかを確認することです。また、横から見たときに、耳→肩峰→腕の表面→大転子→膝の前部→くるぶしの2cm前部というラインが一直線になっているかを確認します。

また、鏡を使って自分の姿勢をチェックすることも有効です。鏡の前で立ち、横から自分の姿勢を確認しましょう。

座る位置と腰への影響

座る位置は腰痛の発生に大きく関わります。長時間同じ姿勢を続けると、腰の筋肉が緊張し、筋疲労を引き起こし、痛みを生じる可能性があります。

また、椅子に深く座ることで、背筋をまっすぐに保つことができ、腰への負担を軽減することができます。椅子の選び方も重要です。座面が硬すぎると腰に負担がかかりますので、適度なクッション性があるものを選びましょう。

 

座り方と生活習慣

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座り方だけでなく、日常生活の中での小さな習慣も腰痛の発生に影響を与えます。ここでは、座り方以外の生活習慣と腰痛の関係について見ていきましょう。

適度な運動と腰痛

適度な運動は、筋肉を強化し、関節の柔軟性を保つことで、腰痛の予防に役立ちます。特に、腹筋や背筋を鍛えることで、腰を支える筋肉が強化され、腰痛の予防につながります。

適度な運動を習慣化することで、健康的な生活を送ることができます。

食生活と腰痛

健康的な食生活も腰痛の予防に重要です。特に、カルシウムやビタミンDを含む食品を摂ることで、骨を健康に保つことができます。

また、適度な水分補給は、体の新陳代謝を促し、筋肉や関節の健康を保つのに役立ちます。

 

骨盤の役割と座り方

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骨盤の位置が座り方にどのように影響を及ぼすのか、そして骨盤の調整が腰痛とどのような関係があるのかを、詳しく解説します。

骨盤の位置と座り方

骨盤の位置は座り方と密接に関連しています。骨盤が立っているというのは、骨盤が前に後ろにも傾くこともなく、また左右均等に体重を乗せられている状態のことを指します。

骨盤を立てて座ることで、背骨の自然なカーブをキープでき、腰などに余計な負担をかけにくくなります。骨盤を立てるためには、座るときにお尻をしっかりと椅子の奥につけることが大切です。

骨盤の調整と腰痛の関係

骨盤の位置が腰痛の原因となることがあります。骨盤が前か後ろに傾くことで、腰や股関節、前ももなど骨盤周辺の筋肉に負担がかかります。これが腰痛を引き起こす原因となります。

骨盤の位置を調整するためのエクササイズもあります。例えば、仰向けに寝て、膝を曲げた状態で、腰を持ち上げる運動などが効果的です。

 

腰痛を引き起こす座り方:一般的な問題点

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猫背や長時間座ることが腰痛を引き起こす一般的な問題点を、具体的に見ていきましょう。

猫背と腰痛

猫背は腰痛を引き起こす可能性があります。猫背になると骨盤が後ろに倒れ、お尻まわりの筋肉や筋膜の緊張を引き起こします。

お尻まわりの筋膜が硬くなると、腰の筋膜が引っ張られて腰痛の発症リスクが増加します。

長時間の座り方と腰痛

長時間同じ姿勢で座っていると筋肉や関節に負担がかかり、腰痛や肩こりを引き起こします。特に、腰椎への負担が大きくなり、慢性的な腰痛を引き起こすことが多いです。

実は座っている時間が長い人は、腰痛のリスクが50%以上増加します。

 

座り方と睡眠の質

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座り方は睡眠の質にも影響を与えます。一日中不適切な姿勢で座っていると、体は疲れやすく、良質な睡眠を妨げます。逆に、正しい座り方を心がけることで、体の疲れを軽減し、より楽に過ごし、良い睡眠を促します。

質のいい睡眠対策が気になる方はこちらの記事の内容もおすすめです。

腰痛で目が覚める原因とは?質のいい睡眠対策方法やしてはいけない寝姿勢を解説

座り方が引き起こすストレスのメカニズム

座り方がストレスを引き起こすメカニズムは、主に筋肉の緊張と血行不良に関連しています。不適切な座り方、特に前かがみの姿勢や、背骨を丸めた猫背は、首や肩、背中の筋肉に過度の緊張を引き起こします。

これにより、筋肉は硬くなり、血行が悪化します。血行が悪くなると、筋肉への酸素供給が減少し、筋肉疲労や痛みを引き起こします。これらの不快な感覚は、ストレスを感じる原因となります。

また、筋肉の緊張は自律神経系に影響を与え、ストレス反応を引き起こす可能性があります。

正しい座り方でリラクゼーションを促す方法

正しい座り方を実践することで、筋肉の緊張を和らげ、リラクゼーションを促せます。筋肉の力が均等に分散され、腰への負担を軽減できます。

また、背筋を伸ばし、頭が上から糸で引っ張られているように感じることで、背骨の自然なカーブを保つことができます。次に、膝と股関節は90度の角度を保つようにします。

これにより、骨盤が自然に立ち、腰に余計な負担をかけることなく、自然な姿勢を保つことができます。また、定期的に立ち上がって伸びをしたり、歩いたりすることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を改善することができます。

ストレスと腰痛の関連性

ストレスと腰痛は密接に関連しています。ストレスが高まると、筋肉が緊張し、特に背中や腰周辺の筋肉が硬くなります。これにより、腰痛を引き起こす可能性があります。

また、ストレスは疼痛感を増幅させ、既存の腰痛を悪化させる可能性もあります。そのため、ストレス管理は腰痛の管理にも重要となります。

座り方を改善するストレスマネジメントのテクニック

座り方を改善することは、ストレスマネジメントの一部となり得ます。適切な座り方を習慣化することで、筋肉の緊張を和らげ、リラクゼーションを促すことができます。また、定期的に立ち上がって伸びをしたり、歩いたりすることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を改善することができます。

これらの行動は、ストレスを軽減し、腰痛の予防にも寄与します。

 

座り方の工夫

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座り方を改善するための具体的な工夫について見ていきましょう。

椅子の選び方

椅子の選び方は、座り方と腰痛の関係に大きく影響します。座面が硬すぎると腰に負担がかかりますので、適度なクッション性があるものを選びましょう。また、椅子の高さは、足の裏全体が床につくように調整することが重要です。

休憩の取り方

長時間座り続けることは、腰痛の原因となることがあります。定期的に立ち上がって伸びをしたり、少し歩いたりすることで、腰への負担を軽減することができます。これらの休憩を日常生活に取り入れることで、腰痛の予防につながります。

 

座り方と仕事効率

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座り方は仕事の効率にも影響を与えます。不適切な座り方は集中力を低下させ、仕事の効率を落とします。逆に、正しい座り方は集中力を高め、仕事の効率を向上させます。

座り方と集中力

座り方は集中力に大きく影響を与えます。不適切な座り方、特に猫背や前かがみの姿勢は、筋肉の緊張を引き起こし、頭痛や肩こりを引き起こす可能性があります。これらの不快な感覚は、集中力を低下させ、仕事の効率を落とす可能性があります。

また、不適切な座り方は、視力の低下を引き起こす可能性もあり、これも集中力を低下させる要因となります。

正しい座り方で仕事効率を上げる方法

正しい座り方を実践することで、集中力を高め、仕事の効率を向上させられます。具体的には、背筋を伸ばし、頭が上から糸で引っ張られているように感じることで、背骨の自然なカーブを保てます。

これにより、筋肉の緊張が和らぎ、リラクゼーションを促し、集中力を高められます。また、定期的に立ち上がって伸びをしたり、歩いたりすることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を改善できます。

座り方と疲労感

座り方は疲労感にも影響を与えます。長時間同じ姿勢で座ると、筋肉が緊張し、血行が悪化します。これにより、体は疲れやすくなるでしょう。また、不適切な座り方は、視力の低下を引き起こす可能性もあり、これも疲労感を増加させる要因となります。

逆に、正しい座り方を心がけることで、体の疲れを軽減し、疲労感を和らげることができます。

座り方を改善するための具体的なテクニック

座り方を改善するための具体的なテクニックは以下の通りです。

  • 背筋を伸ばし、頭が上から糸で引っ張られているように感じることで、背骨の自然なカーブを保つことができます。
  • 膝と股関節は90度の角度を保つようにします。

これによって骨盤が自然に立ち、腰に余計な負担をかけることなく、自然な姿勢を保つことができます。また、定期的に立ち上がって伸びをしたり、歩いたりすることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を改善することができます。

 

タオルを使った座り方の改善法

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タオルを使用して座り方を改善する方法とその効果について、具体的に紹介します。

タオルを使った座り方のテクニック

タオルを使った座り方のテクニックは、腰痛の予防や改善に役立ちます。タオルを椅子の背もたれ側に敷き、その上に座ることで、骨盤を立たせて座ることができます。

また、背もたれと腰の隙間に、畳んで厚みをもたせたタオルを入れることで、腰が丸まることもなく、反り返りすぎてしまうことも防ぐことができます。

タオルを使った座り方の効果

タオルを使った座り方は、可動域が広がり、ポーズが保ちやすくなり、身体が硬くてもできる、伸ばしたい箇所を確実に伸ばせる、気持ち良さを感じられるといった効果があります。また、タオルを使ったストレッチは手軽に準備でき、高齢者でも取り組みやすい体操です。

 

座り方による他の健康問題:肩こり、頭痛、猫背

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座り方が肩こりや頭痛を引き起こす可能性について、そして猫背との関連性についても見ていきましょう。

座り方と肩こりの関係

座り方は肩こりとも深く関連しています。長時間同じ姿勢で座ると、肩や首の筋肉が緊張し、血行が悪化することで肩こりが引き起こされます。

また、正しい座り方を実践することで、肩こりは大幅に改善されるでしょう。

座り方と頭痛の関係

座り方は頭痛の発生にも影響を与えます。長時間の座りっぱなしや姿勢の悪さが頭痛を引き起こす可能性があります。特に、猫背や前かがみの姿勢は、腰椎に圧力を加え、筋肉の緊張や神経の圧迫を引き起こし、頭痛の原因となります。

 

座り方の改善で腰痛を予防する方法

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座り方を改善することで腰痛を予防する具体的な方法を、一緒に見ていきましょう。

座り方の改善ポイントを出す

座り方を改善するためのポイントは以下の通りです。

  • 背もたれにもたれないように浅めに座る
  • 膝や股関節は90度くらいの角度にする
  • 骨盤を立てて、坐骨で座る
  • 頭が上から糸で引っ張られるように背筋を伸ばす

座り方の改善で腰痛を予防する具体的な方法

腰痛を予防するための座り方の改善方法は以下の通りです。

  • 椅子に深く腰をかけ、背筋をまっすぐ伸ばす
  • 猫背にならないよう注意する
  • 腰と太もも、太ももと膝はほぼ直角を保つ

椅子の高さは高すぎても低すぎても腰にありません。足の裏全体が床につくよう、高さを調整しましょう。また長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張したままになるため、疲れや血行不良による腰痛が出やすくなります。

同じ姿勢が続く場合は、こまめに休息をとり、ストレッチをするなどして、からだをほぐす必要があります。

腰痛 × 座り方 × タオル Q&A

Q1. どんなタオルを選べばいい?

A1. フェイスタオルを丸め厚さ5〜7 cm程度のロールにすると骨盤が安定しやすいです。

Q2. 背もたれクッションと併用しても良い?

A2. 併用は OK。腰椎の自然な前弯を保てる厚みであればタオル+ランバーサポートのダブル使いが快適です。

Q3. 立ち上がる頻度は?

A3. 目安は30 分座ったら 30 秒〜1 分立ち上がり、伸びや軽い歩行で血流をリセットします。

Q4. それでも腰が痛い時は?

A4. 激しい痛み・坐骨神経症状が続く場合は、自己流をやめ専門医や整体院で画像診断と施術を受けましょう。

 

まとめ

腰痛 座り方 タオル

この記事を通じて、座り方が腰痛や他の健康問題にどのように影響を及ぼすか、そしてそれをどのように改善するかについて理解していただけましたか。特に、タオルを使った骨盤調整法は、自宅でも簡単に試すことができる方法で、日々の生活の中で腰痛予防に役立つ商品でしょう。

健康的な生活を送るためには、日常の小さな習慣が大きな違いを生むことを忘れないでください。今日からあなたも正しい座り方を意識して、腰痛予防に取り組んでみてはいかがでしょうか。


笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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