最終更新:2024.06.26

【簡単】腰痛に効く足ツボマッサージを解説!足裏の意外な秘密とは?

「腰が痛くて歩くのがつらい」

「デスクワークで腰が痛くなる」

「朝起きると腰が重い」

このように腰の痛みに悩んでいませんか。

つらい腰痛を放っておくと、症状が悪化したり、膝や背中などにまで痛みが出たりするかもしれません。

今回は、腰痛に効く足ツボマッサージについて以下の項目ごとに詳しく解説します。

・腰痛に効く足のツボ9選

・足ツボマッサージのために準備すること

・実際に足ツボマッサージでセルフケアをする際のコツ

・足ツボマッサージをする際の注意点

足ツボマッサージを活かしたセルフケアによって腰痛を予防・緩和する効果が期待できます。ぜひ最後まで読み、参考にしてください。

目次

知識編!腰痛を足裏のツボで軽減! 不思議な関係性とは

腰痛 ツボ 足裏

腰痛に悩んでいる方には、足裏や足にあるツボを刺激するマッサージがおすすめです。足裏のツボは、腰をはじめとする全身の器官や臓器と繋がっています。ツボへの刺激が腰に作用したり、血行を促進したりすることで痛みの軽減に繋がる場合が多いのです。

腰痛に効く足裏のツボを知れば、腰痛を軽減するセルフケアが簡単にできます。まずはツボや足ツボマッサージ、リフレクソロジーとの違いについて詳しく解説します。

そもそも「ツボ」って何? 基本の知識

「ツボ」は人の全身に存在し、関連するポイントの刺激によって体の各部の不調を改善できる箇所のことです。東洋医学に基づくツボ療法はWHO(世界保健機関)にもその効果を認められています。

ツボの歴史は古く、なんと約5000年前のエジプトの壁画にもツボを押す人の絵が描かれています。日本には約1800年前の飛鳥時代に伝来してきて以来、ツボを刺激したり、温めた手を不調のある部位に当てたりといった健康法が現代まで続いてきました。

現在では、WHOがツボの位置と名称を系統立てて定めており、その数は全身361箇所にのぼります。そのうち足裏にただ一つ定められている「湧泉(ゆうせん)」というツボこそが、腰痛に効果のあるツボだと言われます。

ツボ療法が持つ力

WHOが統一して定める箇所以外にも、ツボは体中に存在します。それらのツボを適度な力で刺激するツボ療法の活用によって体の不調を改善できるのです。

ツボは「経穴(けいけつ)」とも呼ばれ、内側で全身の神経と繋がっている「経絡(けいらく)」というエネルギーの通り道に沿って並んでいます。ツボへの刺激が体のいたるところに伝わることによって、痛みなどの不調を取り除いていきます。足裏のツボを刺激して、離れた位置にある腰の痛みが軽減するのはこのためです。

ツボ療法には主に以下のような効果があります。

・痛み緩和

・不調改善

・血行促進

・睡眠の質向上

・冷え性の改善

・自律神経の調子を整える

中国を始め、多くの国でツボ療法、足ツボマッサージは取り入れられています。

リフレクソロジーとの共通点・違い

ツボというポイント(反射点)に刺激を与える足ツボマッサージに対し、エリア(反射区)を刺激して体や心の調子を整えるリフレクソロジーという健康法もあります。足ツボマッサージとリフレクソロジーの主な特徴は以下の通りです。

足ツボマッサージリフレクソロジー
場所ツボ(ポイント)エリア
強さ痛気持ちいい強さなでるように押す
効果体の不調改善

痛み軽減

血行促進

体の不調改善

リラックス効果

ストレス解消

体の不調を改善するという効果は、足ツボマッサージとリフレクソロジーに共通しています。一方で、刺激の強さや、付随する効果には違いがあります。つらい腰痛に悩んでいて体のケアに力を入れたい方には、血行促進効果のある足ツボマッサージがおすすめです。

腰痛に効く足のツボ9選

腰痛 ツボ 足裏

ここからは、つらい腰痛を軽減する効果があるおすすめの足のツボを9つ紹介します。

 ①湧泉(ゆうせん)

 ②失眠(しつみん)

 ③金門(きんもん)

 ④京骨(けいこつ)

 ⑤太衝(たいしょう)

 ⑥足臨泣(あしりんきゅう)

 ⑦崑崙(こんろん)

 ⑧中封(ちゅうほう)

 ⑨照海(しょうかい)

名前は難しくて覚えにくいかもしれませんが、場所と効果を詳しく解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

①湧泉(ゆうせん)

場所:足裏の中央より少し指側

効果:腰痛緩和、全身の疲労回復、冷え性改善、ストレス緩和

湧泉は足の指をグーにしたときにできるくぼみのところにあります。足裏の中央より少し指側のあたりです。湧泉を刺激することで、腰痛だけでなく全身の疲労回復にも効果があります。

「万能のツボ」とも呼ばれる湧泉は、WHOが統一した361箇所のツボのうち、足裏にある唯一のツボです。湧泉を刺激することで多くの効果が期待されます。

・腰痛緩和

・疲労回復

・冷え性改善

・ストレス緩和

・更年期障害、生理痛の緩和

「湧泉」は、その名の通り体中のエネルギーが「湧き出る泉」のようなツボなのです。

②失眠(しつみん)

場所:かかとの足裏側中央にあるくぼみ

効果:睡眠の質の向上

腰痛の原因の一つである睡眠不足や不眠に効果があるツボが失眠です。かかとの足裏側、中心部に位置しています。失眠への刺激は、神経の緊張を和らげて、睡眠の質を高める効果があります。かかとを湯たんぽにのせて軽く温めるのもおすすめです。

③金門(きんもん)

場所:足の外側、出っ張った骨の後ろ側のくぼみ

効果:急激な痛みを和らげる

金門は急激な痛みの治療に用いられる「げき穴(けつ)」と呼ばれるツボのひとつです。主に下肢の症状に効果があり、腰痛や坐骨神経痛による痛みやしびれを和らげてくれるでしょう。また、足をつった時の改善にも効果を発揮します。

④京骨(けいこつ)

場所:足の外側、出っ張った骨の前側のくぼみ

効果:腰痛、膝の痛み、肩こり、頭痛、目まいなどの改善

京骨は「原穴(げんけつ)」と呼ばれる、高い効果を発揮するツボのひとつです。足や腰から頭にも繋がる経絡にあるため、腰痛以外にも、頭痛や目まいといった症状にも効果を発揮します。

この京骨と③の金門は近い位置にあります。足の外側で、小指とかかとの中間付近にある出っ張った骨の前側にあるのが京骨、後ろ側が金門です。

⑤太衝(たいしょう)

場所:足の甲、親指と人差し指の骨が交わる場所のくぼみ

効果:血流改善、体の冷えを改善、ストレス緩和

太衝は足の甲にあるツボです。足の親指と人差し指の間から、足首方向に指3本分ほどのぼり、骨がV字に交差している部分のくぼみにあります。太衝は血流を改善するツボで、腰痛の原因となる体の冷えに対して効果を発揮します。ストレス緩和にもおすすめのツボです。

⑥足臨泣(あしりんきゅう)

場所:足の甲、小指と薬指の骨が交わる場所のくぼみ

効果:腰痛・肩こり・頭痛の緩和、目まい改善

「泣」という名前のとおり、押すととても痛いと感じるツボです。足臨泣は下肢から脇腹、肩、頭まで繋がる経絡上にあり、腰痛や肩こり、頭痛を緩和させる働きをします。押したときの強い痛みを、眠気覚ましに活用するという人もいるそうです。

⑦崑崙(こんろん)

場所:外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ

効果:腰痛・坐骨神経痛を緩和、頭痛・目まい改善

崑崙はギックリ腰の急性期など腰痛の初期症状に効果があるツボとされています。外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにありますが、腰痛がひどい場合には崑崙自体が腫れることもあります。

また、足首に痛みを抱えている人が、不自然な姿勢をとった結果腰痛を引き起こす場合があります。「崑崙」は、そんな足首の痛みにも有効です。

⑧中封(ちゅうほう)

場所:内くるぶしと足首前面の太い腱の中間にあるくぼみ

効果:背中の痛みや腰痛を緩和

前屈したとき背中の真ん中あたりが痛む場合や、ギックリ腰になってしまった場合におすすめのツボが中封です。下腹部の痛みや血流改善にも有効なツボです。つま先を上に向けると、内くるぶしの前側に太い腱が見えます。この腱と内くるぶしの間のくぼみが、中封の位置です。

⑨照海(しょうかい)

場所:内くるぶしから指1本分下のくぼみ

効果:慢性化した腰痛の改善、月経不順の改善

照海は内くるぶしの真下にあるツボです。場所がわかりやすいためセルフケアにおすすめです。照海の刺激によって、慢性化した腰痛を改善する効果が期待できます。また、泌尿器・生殖器の不調にも有効であり、月経不順やむくみに悩む女性にもおすすめのツボです。

準備編!腰痛に効く足ツボマッサージの効果を上げる5つのポイント

腰痛 ツボ 足裏

ここからは腰痛に効く足ツボマッサージの効果を、さらに高めるポイントを5つご紹介します。

①体を温める

②マッサージ前に手を温める

③クリームやオイルで肌を守る

④手の爪を手入れする

⑤お好みでツボ押しグッズを揃える

すべてを実施する必要はありませんが、これらの準備をして足ツボマッサージをおこなえば、つらい腰痛をより効果的に改善することができるでしょう。

それぞれ詳しく解説します。

①身体を温める

足ツボマッサージを始める前に、身体を温めましょう。身体を温めると血行が良くなり、筋肉のコリも柔らかくなるからです。

マッサージ前にはゆっくり目の入浴がおすすめです。身体を温めるだけでなく、入浴自体のリラックス効果も期待できます。時間がない場合は、お湯を入れたペットボトルや足湯でツボ付近を温めるだけでも効果を得られます。

身体を温めると血行が促進され、足ツボの刺激が腰に伝わりやすくなります。心身ともにリラックスして、足ツボマッサージの効果を高めましょう。

②マッサージ前に手を温める

ツボを刺激する直前に、マッサージに使う手を温めるとより効果的です。温めた手がツボ付近の血行を促進するため、ツボから腰へとマッサージの効果をさらに高く伝えられます。

理想は少し熱めの42~43℃くらいのお湯で両手を温めることです。マッサージ直前に手を10分ほどつけておけば、十分に温まるでしょう。腰の痛みを感じたときには、休憩を兼ねて手を温めてからツボを押してみてください。気軽にマッサージの効果を高められるためおすすめです。

③クリームやオイルで肌を守る

ツボ押しマッサージをする前に、ボディクリームやオイルを塗って肌を守りましょう。すべりが良くなり、手指とツボ付近の肌の両方を保護できます。クリームやオイルには保湿成分が含まれていることも多く、肌を守るだけでなくその後の乾燥を防ぐのにも役立ちます。香りの好みがある方は、お気に入りの香りのものを用意すればリラックス効果も得られてなおよいでしょう。

この方法は肌のお手入れにもなるため、乾燥肌や肌荒れが気になる人に特におすすめです。

④手の爪を手入れする

足ツボマッサージの前には、手の爪を手入れすることが重要です。爪が長いままツボを刺激しようとすると、爪が当たって肌を傷つけたり、爪が割れたりする原因になります。

腰痛を改善しようとして、別の部分を傷つけてしまうのは避けたいところです。ピカピカに爪を磨く必要はありませんが、足ツボマッサージの前には必ず爪の長さを確認し、伸びていたらカットしましょう。

⑤お好みでツボ押しグッズを使う

お好みでツボ押しグッズを使ってみるのもおすすめです。ツボ押しを続けているうちに指や腕が疲れてしまう場合があります。そのようなときにはツボ押しグッズを使ってみましょう。

特に足裏のツボを刺激する際には、無理な姿勢になりがちです。普段腰痛に悩んでいる人にとって、グッズの活用はかなり有効だと言えます。

足ツボマッサージ専用グッズを揃えてもよいですし、身近な道具で代用してみてもかまいません。ツボ押しグッズを使うと、少ない力で楽にツボを刺激できます。あなた好みのツボ押しグッズを検索してみてください。

足ツボマッサージ専用グッズ一覧

代表的な足ツボマッサージ専用グッズを3つ紹介します。

・足ツボマット

板に足裏のツボの位置に合わせた突起物がついていて、その上に体重をかけて足裏のツボを刺激します。

中にはツボや反射区の位置が書いてある商品もあります。

左右の足裏全体を一度に刺激できるため、手軽に足ツボマッサージをしたい方におすすめです。

・足ツボローラー

突起がついた円筒形のローラーに足を乗せて、前後にコロコロ転がしながら足裏のツボを刺激します。

ピンポイントで狙ったツボを刺激するのは難しいですが、テレビを見たり、デスクワークをしたりしながら流れ作業で手軽にセルフケアができるのが特徴です。

・足裏マッサージ棒

ピンポイントでツボを刺激できるグッズで、細長い棒状のものや、T字型で持ちやすくなっているものなどさまざまな形状の商品があります。

足裏だけでなく膝裏やふくらはぎのツボを押すのにも役立ちます。コンパクトなので持ち運びも可能です。

身近な道具を代用してもOK

専用のグッズを揃えなくても、身近な道具での代用もできます。

・ペン

ペン先でツボを押してみましょう。指で押すよりも少ない力で楽にツボを刺激できます。仕事や家事のすき間時間でサッと足ツボマッサージを行いたい方におすすめです。

・ゴルフボール

ゴルフボールの上に足を乗せて、心地良いポイントを探しながら転がしてつぼを刺激する方法もあります。ストッキングに入れるなど、ボールが遠くに転がっていかないように工夫するとよいでしょう。

・お湯を入れたペットボトル

ペットボトルも利用できます。ツボ周辺に当てて温めるだけでも効果があります。ただし、ヤケドには気をつけましょう。

実践編! 足ツボマッサージで腰痛のセルフケアをする5ステップ

腰痛 ツボ 足裏

いよいよ足ツボマッサージの実践に挑戦してみましょう。腰痛のセルフケアをするための5つのステップをご紹介します。

①入浴後や寝る前のリラックスタイムにおこなう

②ツボの位置を探す

③親指の腹を使って垂直に押す

④「痛気持ちいい」程度の力で押す

⑤マッサージ後には水分補給をする

難しそうに思うかもしれませんが、意外と簡単に自分でもできるのが、足ツボマッサージのいいところです。ぜひ以下の手順でセルフケアに挑戦してみてください。

①入浴後などのリラックスタイムにおこなう

足ツボマッサージによるセルフケアにおすすめのタイミングは、入浴後や帰宅後のリラックスタイムです。リラックスした状態だと、筋肉が緩み、血行が良くなるため、ツボへの刺激の効果が最大限に引き出されます。

ゆっくりお風呂に入り、一日の疲れを取った後におこなうと良いでしょう。身体を温められることによる相乗効果もあります。

足ツボマッサージは睡眠の質を高める効果も期待できますが、一方で身体から老廃物を排出しようとする働きもあります。そのため、夜中にトイレに行きたくなり起きてしまう人もいるようです。足ツボマッサージは寝る直前ではなく、就寝2時間前までにするのがおすすめです。

リラックスして足ツボマッサージをする際には、心地良い音楽やアロマテラピーを取り入れるとより効果がアップします。

②ツボの位置を探す

マッサージで刺激するツボの位置を指や手のひらで探してみましょう。ツボは骨や筋肉、腱の周りにあるくぼみにあります。見た目ではわからなくても、押してみるとへこんだり、圧迫感や痛みがあったりする箇所がツボの位置です。

この記事でも腰痛に効くおすすめ足ツボの情報を9つ紹介していますが、実際の場所には個人差があります。同じ人であってもその日の体調によってツボの位置は変わることがあります。

足ツボマッサージをする際にはよく見て、触って、痛みを感じるツボの位置を確かめてみてください。

なお、ツボの位置がピンポイントでわからなくても安心してください。押してみて心地良いポイントを目安にして周辺を刺激するだけでも効果は期待できます。

③親指の腹を使って垂直に押す

ツボの位置を見つけたら、親指の腹を使って垂直に押しましょう。垂直に押すのは、ツボを奥深くまで刺激できることや、指の圧力が均等にかかるため痛みを感じにくくなることなどの利点があるからです。

5秒ほどかけて息をゆっくり吐きながら、ツボを押しましょう。息を吐くと余分な力が抜け、適度な力で刺激しやすくなります。ツボの周りを円を描くように刺激するのもおすすめです。

親指の腹で押しづらい場合は下記のやり方も試してみましょう。

・人差し指や中指で押す

・もう片方の手で裏側から支える

自分の押しやすいやり方で、気持ちいいと感じる部分を押すように意識してみてください。

④「痛気持ちいい」程度の力で押す

足ツボマッサージでは「痛気持ちいい」程度の強さで押すのが理想です。いちがいに強ければいいというものではありません。

弱すぎると効果を感じられず、強すぎるとただ痛いだけですぐにやめたくなってしまうでしょう。いずれにせよ十分な効果を得られなくなってしまうのです。

腰痛に効くツボ付近がかたいと感じる場合は、1回3〜5秒で何度か押してみて、コリをほぐしてみましょう。

ポイントは適切な力でマッサージを行うことです。強く押せば効果があるわけではありません。力が強すぎるともみ返しが起こり、かえって痛む部分を増やしてしまいます。押す力を少しずつ強めていき、痛みを感じるけれど気持ちいい程度の「痛気持ちいい」強さで足ツボを押しましょう。

押しているときに感じる痛みは、足ツボマッサージが終わると、腰痛とともに軽くなります。何度かマッサージをおこない、最も効果的な力の強さを把握していきましょう。

⑤マッサージ後には水分補給をする

足ツボマッサージが終わったら、必ず水分補給をしましょう。マッサージ後は代謝が促進されて、老廃物が汗や尿として排出されやすくなるからです。

摂取する水分としては、人肌ほどの温度の白湯やハーブティーがおすすめです。温かい飲み物は血行を促進させ、マッサージの効果をより高めてくれます。

用意がなければ常温の水を飲んでもかまいません。冷たい飲み物は体を冷やし、消化機能を低下させてしまうので避けてください。

マッサージ後にはゆっくりと時間をかけて水分補給し、溜まっていた老廃物を排出しましょう。温かい飲み物を摂取することで、足ツボマッサージ後のリラックス効果もより長く持続できるでしょう。

腰痛に効く足ツボマッサージをおこなう際の注意点

腰痛 ツボ 足裏

腰痛に効く足ツボマッサージをおこなう際は下記のポイントに注意しましょう。

・心疾患・脳血管疾患・腎臓疾患がある人はNG

・満腹時・極度の空腹時・飲酒後は避ける

・体調不良時にはおこなわない

・妊娠中の足ツボマッサージは危険

・力を入れ過ぎない

・一度に長時間やり過ぎない

・足を怪我している時にはおこなわない

・激しい痛みや長期的な痛みは我慢せずプロに頼る

それぞれ詳細に解説します。

・心疾患・脳血管疾患・腎臓疾患がある人はNG

心疾患や脳血管疾患、腎臓疾患がある人は、足ツボマッサージをおこなわないでください。足ツボマッサージは血行を促進させるため、症状を悪化させてしまうリスクがあるからです。

そのため過去に診断を受けた方や、病気の恐れがある方は、足ツボマッサージは避けましょう。どうしても足ツボマッサージに興味がある場合は、自己判断ではおこなわず、必ずかかりつけの先生のアドバイスを受けるようにしてください。

・満腹時・極度の空腹時・飲酒後は避ける

満腹時や極度の空腹時、飲酒後には足ツボマッサージは避けましょう。ツボへの刺激は全身の血行を促進するため、満腹時や空腹時におこなうと、消化不良や低血糖といった健康トラブルを引き起こす危険性があります。

また、飲酒後に刺激すると酔いがまわってしまい、予期せぬ影響がでてしまうこともあるでしょう。

食後は消化器官の働きを妨げないように、30分以上は時間を空けるのがおすすめです。足ツボマッサージは気軽に実施できる腰痛対策ではありますが、適切なタイミングにしっかりおこなうことが大切です。

・体調不良時にはおこなわない

風邪や発熱といった体調不良の時には足ツボマッサージをおこなわないようにしましょう。体調不良から回復しようと、体力が消耗しているからです。

体調不良時には免疫力が低下していることが多く、足ツボマッサージの刺激によって身体に余計な負担をかけると回復が遅くなる場合があります。また、発熱時に血行が促進されると、体温がさらに上昇してしまうため症状の悪化や不快感の増加を招く恐れもあります。

体調不良の時は足ツボマッサージを控え、身体が十分に回復するまで休息を取ることを最優先にしましょう。

・妊娠中の足ツボマッサージは危険

妊娠中の足ツボマッサージはたいへん危険ですので避けてください。足裏には生殖器に繋がるツボもあり、刺激が伝わって体調が悪化する場合があるためです。強い刺激が子宮収縮を引き起こす恐れもあり、流産や早産のリスクが高まる危険性も考えられます。

妊娠中はホルモンバランスの変化や体重の増加、免疫力の低下など母体に多くの負担がかかっているので、足ツボマッサージが逆に悪影響を与えるかもしれません。

妊娠中はアロマテラピーなどを活用し、リラックスして安静に過ごしましょう。足ツボマッサージは避けるべきですが、どうしてもマッサージを受けたい場合は、医師に相談し監修を受けてください。

・力を入れ過ぎない

足つぼマッサージをおこなう際には、力の入れ過ぎに注意が必要です。強すぎる刺激によって皮膚や筋肉などの組織を傷つけたり、もみ返しを起こしたりと逆効果になることもあるからです。

ツボへのマッサージに限らず「痛いほうが効いている」と考えるのは誤りです。あまりに強すぎる刺激は、ひどい場合だと神経にダメージを与えてしまい、かえって腰痛を悪化させる恐れもあります。

足ツボマッサージをするときには、様子を見ながら過度に力を入れ過ぎないように気を付けてください。理想は「痛気持ちいい」と感じる程度の強さです。自分なりの「痛気持ちいい」強さを見つけてツボを刺激できれば、リラックス効果も高まるでしょう。

・一度に長時間やり過ぎない

足ツボマッサージが心地良いからといって、一度に長時間やり過ぎないように注意しましょう。長時間力をかけ続けると、筋肉や神経に過度な負担がかかり、痛みを増してしまう原因になります。1箇所を集中して刺激し続けるとあざになったり、炎症を起こしたりする場合もあります。

足ツボマッサージは1日5分ほどの短時間でも効果が得られるセルフケアです。休憩中や入浴後などすき間時間にツボを押すとよいでしょう。継続しておこなえばより腰の痛みが軽減しやすくなります。

1つのツボを刺激する時間は3~5分程度が目安です。いくつかの腰痛に効くツボを少しずつ刺激するなど、セルフケアをおこなう際には長時間やり過ぎないように注意してください。

・足を怪我している時にはおこなわない

足を怪我しているときの足ツボマッサージは避けましょう。怪我の部分や周辺を刺激すると、血行が促進されて痛みが増したり、怪我による炎症を悪化させたりする恐れがあるからです。

見た目では怪我をしていないように見えても注意が必要です。軽く押すだけでも強い痛みを感じる場合や、押す前から痛みを感じる場合は、炎症を起こしている恐れがあるため、足ツボマッサージは控えた方が無難です。

足を怪我している場合には、まず回復させるために適切な治療と安静が必要です。まずは怪我を治してから、心置きなく足ツボマッサージをしましょう。

・激しい痛みや長期的な痛みは我慢せずプロに頼る

激しい痛みや長期的な痛みがある場合、ぎっくり腰や骨盤のトラブルなど疾患の可能性があります。セルフケアで軽減しようとしたり我慢したりせずに、病院や整体院、鍼灸院などの予約をしましょう。

このような痛みはすぐに治療をしたほうがよい危険な状態のサインです。足ツボマッサージでは症状が改善しないばかりか、症状を大きく悪化させてしまうかもしれません。

医師や整体師、鍼灸師といった専門家に委ねれば、腰痛になる原因や理由を特定して、最適な治療法を見つけられます。また、正しいストレッチ法や運動などのセルフケアも学べて、長期的な健康維持にも役立つでしょう。

セルフケア整体院では腰痛を改善する施術を行うだけでなく、施術後も腰痛で悩まずに過ごせるセルフケアの方法をお客さま一人ひとりにお伝えしています。ぜひサイトからご連絡ください。

足ツボマッサージを行っても症状が改善しない場合や、痛みが長く続く場合は専門機関に相談して適切な診断と処置を受けてください。

まとめ:足ツボマッサージを活用して腰痛に悩まされない生活を

腰痛 ツボ 足裏

腰痛を改善する手軽なセルフケアとして、足ツボマッサージは効果的です。この記事では、腰痛に効く足のツボ9選と、足ツボマッサージによるセルフケアの準備とやり方、注意点について解説しました。

足ツボマッサージでツボを刺激することで下記のようなさまざまな効果を得られます。

・腰痛緩和

・血行促進

・睡眠の質向上

・ストレスの緩和

ただし、症状が改善しなかったり、強い痛みがあったりする場合には専門的な診断を受けたほうがよいので、我慢せずに医療機関や整体院などに相談してください。

腰の痛みが気になる方はこの記事の内容を参考に、セルフケアに足ツボマッサージを活用して、腰痛の悩みから解放されましょう。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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