最終更新:2025.07.04

ばね指(ばねゆび)ってなに?診断されたばかりの方へ向けた完全ガイド

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

こちらの記事をお読みの方は「ばね指と診断されたけど、そもそもばね指ってなに?」と不安に思っていませんか?

仕事や育児、家事などで忙しい毎日を、痛みや不快感を抱えて過ごすのはとても大変ですよね。

そこで本記事では、ばね指の基本的な知識から日常生活での注意点までを解説します。

これからの生活を、少しでも快適にできるお手伝いができたら幸いです。

ばね指とは

ばね指

ばね指とは、手の指を動かすのに必要な腱鞘(けんしょう)と腱(けん)の間で炎症が起き、指の動きがスムーズでなくなる状態です。

手指を曲げたり伸ばしたりする際に違和感を感じるようになります。

指の動きに違和感を感じる理由は、炎症で腱鞘が太くなり、腱に引っかかるからです。

この引っかかりが強くなると、手の指を自由に曲げたり伸ばしたりするのが難しくなります。

ばね指の特徴は、急に指が伸びる現象が起こることです。

これを、ばね現象と呼びます。

ばね現象は、太くなった腱が突然引っかかりからはずれることで起こります。

ばね現象が出始めると、症状はある程度進行しています。

さらに進行すると、自分の力で手指を曲げ伸ばしすることができなくなり、日常生活に支障をきたすようになります。

ばね指は何科?

「ばね指かも」と思ったら、整形外科を受診しましょう。

先述したとおり、ばね指が進行すると日常生活に支障をきたします。

疑わしい症状がでているときは、早めに整形外科で診察を受けてください。

ばね指の原因

ばね指

ばね指の原因は以下のとおりです。

  • ・手指の使いすぎ
  • ・加齢
  • ・外傷やけがによる腱鞘の損傷
  • ・糖尿病や甲状腺機能低下症などの代謝性疾患
  • ・妊娠・出産や更年期による女性ホルモンのバランス変化
  • ・仕事やスポーツによる過剰な負荷
  • ・ビタミン不足

ばね指の原因の多くは、指の使いすぎです。

指をたくさん動かすと、そのたびに腱鞘と腱の摩擦がくり返され、炎症が進みやすくなります。

その結果、腱鞘が厚くなったり腱が太くなったりすることで通過障害を起こし、手指の動きがスムーズでなくなるのです。

指の使いすぎ以外にも、加齢にともなう腱鞘や腱の変性やホルモンバランスの変化なども原因となります。

とくに、女性は妊娠・出産や更年期の時期にホルモンバランスが変わりやすく、それがばね指の原因になることがあります。

ばね指の原因を詳しく知りたい方は、以下の記事を参照してください。

ばね指が起こる7つの原因を徹底解説

ばね指は女性に多い!|ばね指になりやすい方

ばね指

ばね指は、家事や育児などで指先を多く使う女性に多いとされています。

一般的に、ばね指になりやすい方は以下のとおりです。

  • ・指を使う機会が多い方
  • ・妊娠中・産後・更年期の女性
  • ・関節リウマチや糖尿病の既往のある方

それぞれの理由をくわしく解説します。

指を使う機会が多い方

指先を使うスポーツをする方や家事をすることの多い主婦など、手指を使う機会が多い方はばね指になりやすいです。

これは、指の使いすぎによって指の腱鞘や腱が変性し、動きのスムーズさがなくなるためです。

妊娠中・産後・更年期の女性

妊娠中・産後・更年期の女性は、女性ホルモンの変化により、ばね指を発症しやすくなります。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンが低下することで、腱や腱鞘が弱くなり、傷つきやすくなるためです。

エストロゲンは、腱や靭帯などのコラーゲン代謝を調節します。

そのエストロゲンの分泌が低下してしまうと、腱の代謝が悪くなり、腱の弾力性がなくなります。

さらに、妊娠中や産後、更年期の女性は血行不良になりやすく、それがばね指を発症するリスクを高めているといえるでしょう。

このように女性ホルモンの分泌低下による腱の弾力性の低下と血行不良が、妊娠中や産後、更年期の女性のばね指を発症しやすくするのです。

関節リウマチや糖尿病の既往がある、人工透析をしている方

関節リウマチや糖尿病などの既往がある方や人工透析をしている方は、指先の循環が悪くなりやすいため、ばね指を発症しやすいです。

また、これらの病気は一度炎症が起きると循環が悪いために治りにくく、重症化するケースもあります。

重症化を防ぐために、これらの病気をしっかりとコントロールすることが大切です。

ばね指の症状

ばね指

ばね指の主な症状は以下のとおりです。

  • ・指の付け根の痛みや腫れ、熱感がある
  • ・指の曲げ伸ばしがうまくいかない
  • ・指を曲げ伸ばしで引っかかる感じがある
  • ・指が動かしにくい、こわばっている
  • ・指が曲がったままで伸ばしにくい
  • ・指をまっすぐにしようとすると、ばねのように跳ねる(ばね現象)

ばね指では、これらの症状が朝に強く出やすいのが特徴です。

日中は使っているうちに指の動きがスムーズになり、痛みや腫れなどの症状が軽くなることもあります。

ばね指がある程度進行すると、ばね現象が起きます。

ばね指の症状が朝だけつらいのは、なぜ?

朝起きたときにばね指の症状が強いのは、指を曲げるための筋肉(屈筋腱:くっきんけん)がむくむためといわれています。

夜間寝ている間に指を動かさないと、屈筋腱がむくみやすくなります。

日中に症状が軽快するのも、指を動かすことで屈筋腱のむくみが軽減するためです。

この屈筋腱のむくみが、朝のばね指の症状を悪化させている可能性があります。

そのため、朝に指のストレッチを軽く行うと血行が改善され、早期の症状軽快が期待できるでしょう。

ばね指(バネ指)でやってはいけないこと

ばね指

ばね指と診断されたりその疑いが強い場合は、以下の3つは避けてください。

  • 1.放っておく
  • 2.指を無理に伸ばす
  • 3.痛いところをマッサージする

それぞれの理由をくわしく解説します。

1.放っておく

ばね指の症状が軽いからと放置するのは避けましょう。

なぜなら、ばね指を放っておくことで指の腱や腱鞘への負荷がかかりつづけ、症状が強くなる可能性があるためです。

ばね指の初期症状のひとつである指の引っかかり程度であれば、自然治癒も期待できます。

ただし、そのためには手指を安静にして負荷を取り除く必要があります。

こうしたことから、ばね指の疑いがある場合は早めに整形外科での診断を受けましょう。

正しい対処法をとることで症状の悪化を防ぎ、自然治癒を促すことにもつながります。

2.指を無理にのばす

指を無理に伸ばすことは炎症を強くさせる可能性があるため、やめましょう。

ばね指を改善するための軽いストレッチは確かに有効です。

しかし、指の腱と腱鞘に強い炎症が起きている状態のまま無理に行うと、さらに負荷がかかって炎症を強くしてしまいます。

そのため、痛みや腫れなどの炎症症状がある場合は、ストレッチよりも安静を優先させましょう。

3.痛いところをマッサージする

痛い部位をマッサージすることも炎症を強くさせる可能性が高いため、避けてください。

炎症が起きている部位をマッサージすると、炎症の範囲を広げてむしろ痛みが悪化するリスクがあります。

先述したように、痛みや腫れ、熱感などの炎症症状がある間は、余計な負荷はかけずに安静を保ちましょう。

ばね指の治療方法|保存療法と手術療法

ばね指

医療機関で行うばね指の治療方法は、保存療法と手術療法にわけられます。

ばね指の場合、手術療法が第一選択になることはほとんどありません。

保存療法で症状の改善を認めない場合にはじめて検討される傾向です。

それぞれの治療内容をくわしく解説します。

ばね指の治療①保存療法(安静、薬物療法、注射など)

保存療法として以下の治療がおこなわれます。

  • ・患部の安静(シーネ固定も含む)
  • ・薬物療法
  • ・ステロイド注射(特にトリアムシノロンは有効)
  • ・リハビリテーション

ばね指の治療は、まず保存療法を症状にあわせて行います。

ばね指の主な原因は指の使いすぎであるため、まずは安静を保つことが大切です。

それから、痛みや炎症が強ければ薬物療法やステロイド注射などを使用します。

リハビリテーションもばね指の治療には有効です。

リハビリテーションを行うことで腱と腱鞘がくっつかないようにしたり、安静によって固まりやすい関節や筋肉の動きを保つようにしたりします。

これによりばね指の症状緩和はもちろん、再発予防にも大きく貢献します。

このように、ばね指は侵襲の少ない保存療法をはじめに行うことが一般的です。

ばね指の治療②手術療法(腱鞘の切り離し)

ばね指の手術療法は、腱鞘切開手術(けんしょうせいっかいしゅじゅつ)です。

ばね指の手術は、腱鞘を切開してその一部を切り離すことで、つらい症状を改善させます。

手術自体は15分程度で1㎝程度の切開で済みます。

手術時間の短さから、日帰りで行うことが可能です。

ただし、最低術後1週間は、手を濡らさないようにしなければなりません。 

手術療法のメリットは、再発リスクが大幅に下がることです。

ただし、手術後に安静にしすぎると屈筋腱の動きが悪くなり、ばね指様の症状があらわれてしまうことがあります。

そのため、手術後もリハビリテーションを通して屈筋の動きをなめらかにしておくことが大切です。

ばね指の治療はどのくらいかかる?早期治療の重要性や治療期間を解説

ばね指を自分で治す(痛みをやわらげる)方法

ばね指

ばね指の症状が軽い場合、自分で痛みをやわらげられます。

その方法は以下のとおりです。

  • ・ばね指のストレッチ
  • ・ばね指を治す(やわらげる)ツボ
  • ・温罨法(あたためる)

ばね指のストレッチは、症状緩和だけでなく再発予防にも有効です。

正しい方法を学んでストレッチを行うようにしましょう。

また、ばね指の症状に効くとされるツボを押したり、痛みのある部位を温めたりすることも痛みをやわらげるのに有効です。

それぞれのくわしい方法は以下の記事で解説しています。

痛みを自分で治したい方はぜひ参考にしてください。

ばね指の治し方|自宅でできる痛みをおさえる方法

ばね指の予防方法

ばね指

ばね指は症状が改善したあとも、再発を予防することがとても重要です。

以下にその方法をご紹介します。

  • 軽い運動をする
  • 指に負担をかけすぎない
  • バランスのよい食事をとる
  • 指のこわばりがある場合は温める
  • 痛みと熱をもっている場合は指を冷やす

ばね指は、保存療法で改善されても腱と腱鞘の柔軟性を保てていなければ再発するリスクがあります。

また、ばね指が親指や中指に発症しやすいとはいえ、すべての指にばね指発症の可能性はあります。

再発を予防するためにも発症していない指を守るためにも、正しい予防方法を知り実践しましょう。

ばね指を知って悪化を防ごう!

ばね指

ばね指は、指の腱と腱鞘の間に炎症が起きることで指の動きにスムーズさがなくなり、痛みや腫れなどの症状があらわれる病気です。

ばね指の多くの原因は指の使いすぎであるため、まず安静にすることが大切です。

ストレッチやリハビリテーションなどがばね指の症状緩和や再発予防に有効ですが、炎症を悪化させないためにも痛みがなくなったら行いましょう。

ただし、ストレッチやリハビリテーションは正しい方法でなければ、逆にばね指の症状を悪化させてしまうこともあります。

そのため、からだのプロに正しい方法を教わることが、安全といえるでしょう。

セルフケア整体では、ばね指でお困りの方の相談を受けつけています。

「正しいストレッチの方法を知りたい」

「ばね指が起きた原因である自分の動きのくせを知りたい」

このようにお悩みの方は、セルフケア整体にご相談ください。

あなた専用のメニューで根本改善を目指します。

【セルフケア整体の基本情報はこちら】

【アクセス方法の動画はこちら】

【予約はこちら】

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セルフケア整体 新宿本店

・電話

新宿本店:03-6825-0540

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セルフケア整体 新宿本店

ばね指に関するよくある質問

ばね指

ばね指に関する質問にお答えします。

ばね指は自然に(ほっといても)治りますか?

ばね指は、放っておくことで自然治癒することはほとんどありません。

ただし、安静や正しいストレッチなどをおこなえば、症状の軽減が期待できます。

ばね指の症状が日常生活に支障がないからと普段通りの生活をつづけてしまうと、炎症が強くなり症状が悪化するリスクが高まります。

そのため、違和感を感じたら放置せずに整形外科で診断を受け、安静やストレッチなどの正しい対処法をとることが重要です。

指がカクカクするけど痛くないです。ばね指でしょうか?

指がカクカクする場合、痛みがなくてもばね指の可能性があります。

というのも、ばね指の初期段階では痛みを感じないこともめずらしいことではないためです。

ばね指は、指の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなることが特徴です。

ばね指の初期段階では指の曲げ伸ばしに違和感がある程度で、ばね指と気づかない方もいらっしゃいます。

こうしたことから、痛みがなくても指がカクカクする場合はばね指の可能性があるといえます。

早めに整形外科を受診し、早期治療に取り組むことで症状の悪化を防げるでしょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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