最終更新:2024.06.19

ばね指の治し方|自宅でできる痛みをおさえる方法

「医療機関でばね指と診断されたけど、自分で治す方法はあるの?」

ばね指と診断されたばかりの方は、このような疑問を抱えているのではないでしょうか。

ばね指は、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなる状態で、ばね指と診断された多くの人が日常生活に支障を感じています。

そんなばね指は、自宅で痛みをやわらげることが可能です。

この記事では、自宅でできるばね指の治し方についてくわしく解説します。

医療機関での治療ではなく、セルフケアで痛みをやわらげる方法を知りたい方に最適です。

ストレッチやツボ押し、温罨法など、簡単にできる方法を紹介しています。

ばね指の症状をやわらげ、快適な生活を取り戻しましょう。

ばね指とは指の曲げ伸ばしがスムーズでなくなる状態

ばね指 治し方

ばね指とは、指の腱鞘(けんしょう)という部分に炎症が起こり、指の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなる状態を指します。

名前のとおり、指を曲げた時にカチッと音がしたり、引っかかったりすることが特徴です。

とくに朝起きたときや、長時間同じ姿勢で過ごした後に症状が強く出ることが多いです。

ばね指は、指を使う作業が多い人や、特定のスポーツをする人に多く見られます。

たとえば、パソコン作業やスマホの操作、楽器の演奏などが原因になることがあります。

また、糖尿病やリウマチなどの病気がある人もばね指を発症するリスクが高いです。

はじめは、軽い痛みや違和感から始まりますが、放っておくと症状が悪化し、指を完全に伸ばせなくなることもあります。

ばね指(バネ指)の重症ってどんな状態?

重症のばね指とは、指の曲げ伸ばしがほとんどできない状態です。

指が引っかかる感覚が常にあるため、曲げた指を自力で伸ばせません。

無理に伸ばそうとすると強い痛みが生じ、指がロックされたように感じる方が多いです。

このため、日常生活の中で物を持ったり、字を書いたり、ボタンを押したりなどの基本的な動作が困難になります。

また患部の腱鞘部分が腫れて、さわると痛みを感じることがあります。

このような状態では、指を動かさずに安静にしていても痛みが続くことが多く、夜間に痛みで目が覚めることもあるでしょう。

重症のばね指は、セルフケアだけでは改善が難しいことが多いため、医療機関での治療が必要になる場合もあります。

しかし、初期の段階で適切な対処をおこなうことで、重症化を防ぐことが可能です。

ばね指を自分で治す(痛みをやわらげる)方法

ばね指 治し方

ばね指による痛みをやわらげるには、以下の方法が効果的といわれています。

  • 1.ストレッチをする
  • 2.ツボをおさえる
  • 3.温罨法をする(あたためる)

それぞれの方法と注意点を説明します。

ばね指の治し方(1)ストレッチをする

ばね指に対するストレッチは、痛みがやわらいでからおこなうのが原則です。

なぜなら、痛みが強い時期は炎症が生じているため、無理なストレッチは逆効果になりかねないためです。

指の腱は手首を通過しているので、手首のストレッチが指の柔軟性の改善につながります。

指を動かすと痛みが出る場合でも、手首なら痛みなく動かせるようであれば、手首を手の甲側に曲げたり、手のひら側に曲げたりといったストレッチもおこなうとよいでしょう。

こちらの動画で、ばね指のストレッチをご紹介しています。

一度一緒にやってみましょう。

今回のストレッチでアプローチする筋肉は以下の2つです。

  • ①橈側手根屈筋(ひじの内側から親指にかけてつく筋肉)
  • ②指内在筋(親指と人さし指を支える筋肉)

この2つの筋肉を正しく動かすことで、ばね指の改善が期待できます。

動画を見られない方は以下を参考にしてください。

  • 【橈骨手根屈筋のストレッチ】
  • 1.肘を曲げます
  • 2.手のひらを下に向けましょう
  • 3.親指以外の指を曲げます
  • 4.親指を閉じて引っかけるようにします
  • 5.指先の方向に手首をぐっと曲げます
  • 6.10秒キープしましょう
  • 7.3回くり返します

 

  • 【指内在筋のストレッチ】
  • 1.手のひらを上に向けます
  • 2.手首をからだと反対の方向にぐっと向けます
  • 3.反対の手を手のひらにのせ、ぐっと握ります
  • 4.10秒キープしましょう
  • 5.3回くり返します

ばね指の治し方(2)ツボをおさえる

ばね指に効果があるとされるツボは以下のとおりです。

  • 1.魚際(ぎょさい)
  • 2.膈兪(かくゆ)
  • 3.缺盆(けつぼん)
  • 4.頚根(けいこん)
  • 5.労宮(ろうきゅう)
  • 6.大陵(だいりょう)
  • 7.陽谿(ようけい)

ただし、ツボをおさえることの効果は個人差が大きく、効果を確約するものではありません。

また、ツボを強く押すことはせず、軽くおさえる程度でおこないましょう。

ばね指の治し方(3)温罨法をする(あたためる)

からだをあたためることで、ばね指による症状の改善が期待できます。

筋緊張が和らぎ、血流が改善して早期回復につながるためです。

温め方の例としては、温かいタオルを患部に当てたり、温かいお湯に手を浸す方法があります。

温める時間は10分程度を目安に、毎日続けることが大切です。

痛みがやわらぐ時期には、患部を温めるようにしましょう。

ばね指の治し方【部位別】

ばね指 治し方

部位別のばね指の治し方を紹介します。

紹介するストレッチは、ばね指の症状を和らげるだけでなく、再発を防ぐためにも効果的です。

つづけておこなうことで、指の柔軟性と強さを取り戻しましょう。

ばね指の治し方‐腱鞘編‐

このストレッチは、腱鞘部分をやわらかくし、炎症をおさえるのに役立ちます。

痛みのない範囲で、無理なくおこなうことが大切です。

  • 1.手首を手の甲側に軽く曲げます
  • 2.親指の付け根と親指の腹でリモコンや小箱など四角いものをはさみます
  • 3.このとき、親指の付け根とその隣の関節は直角になるようにします
  • 4.指の付け根がしっかり縮むように四角いものを押し合うようにしましょう

ばね指の治し方-親指編-

この方法で親指の腱鞘を強化し、痛みを軽減します。

抵抗をかける際は、痛みを感じない範囲でおこないましょう。

  • 1.手首を手の甲側に軽く曲げます
  • 2.親指の付け根をできる限り曲げましょう
  • 3.反対の手の親指で親指を伸ばすように抵抗をかけます
  • 4.ストレッチしている親指は抵抗に対して負けないように力を入れて押し合いましょう

ばね指の治し方-中指、薬指編、小指編-

それぞれの指でこのストレッチをおこないましょう。

指を伸ばす際に痛みがない範囲でゆっくりおこなうことが大切です。

  • 1.手首を手の甲側に軽く曲げます
  • 2.指をできるだけ伸ばしましょう
  • 3.反対側の手でさらに指を伸ばします

ばね指の治し方【患者別】

ばね指 治し方

ばね指は、年齢や状況によって治し方が異なります。

ここでは、子供や産後の女性に特有のばね指の治し方を紹介します。

それぞれのケースに合わせた方法で、症状の改善を目指しましょう。

子供のばね指の治し方

子供のばね指は、自然治癒することが多いです。

とくに親指に多く見られ、「強剛母指(きょうごうぼし)」とよばれます。

大人と異なり、腱鞘ではなく腱自体が太くなっているために起こります。

生まれつきではないとされていますが、発症の原因は不明です。

子供のばね指の場合、5〜6歳までは自然治癒の可能性があるため、半年から1年ごとに診察しながら様子を見ていきます。

小学校入学前までに指の曲がりが改善しない場合、手術となることがあります。

親指以外の指もばね指になることがまれにあります。

こちらは自然治癒せず、腱を一部切除する手術となるケースが多いです。

大人とは異なり、腱鞘の切開だけでは再発したり、よくならないことが多いためです。

子供の指がおかしいなと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

産後のばね指の治し方

産後のばね指は、ホルモンバランスを整えることが有効です。

というのも、産後はホルモンバランスが崩れやすく、一般の方よりばね指になりやすいからです。

先ほど紹介したばね指のストレッチだけでなく、とくにホルモンバランスを整えるよう意識しましょう。

ホルモンバランスを整えるには以下の方法があります。

  • 十分な睡眠をとる
  • 適度な運動をする
  • 規則正しい生活リズムを保つ
  • 栄養バランスのよい食事を心がける
  • ストレスをためないようにリラックスする時間を持つ

これらの方法を実践することで、産後のばね指の症状を和らげ、早期回復を目指しましょう。

ばね指を悪化させないために日常生活で気をつける5つのこと

ばね指 治し方

患部以外の指がばね指を発症しないよう、予防方法を知っておくことも大切です。

今回は、ばね指を悪化させないために日常生活で気をつけてほしい5つのことを解説します。

軽い運動をする

毎日ウォーキングやヨガなどの軽い運動をするのがおすすめです。

とくにホルモンバランスのくずれやすい女性は、女性ホルモンの分泌を整えるのに有効です。

運動をするとからだの血行やつくりだすホルモンのバランスが改善され、ばね指の症状がやわらぐことが期待できます。

また、適度な疲労で良質な睡眠もとれるので、自律神経の働きが整いやすいでしょう。

指に負担をかけすぎない

ばね指の原因の多くは、指の使いすぎです。

そのため、日常生活でも指に負担がかかる行為はひかえましょう。

たとえば、裁縫や編み物、ラケットスポーツなどは避けたほうがよいでしょう。

家事や仕事で指を使うときは、サポーターやテーピングで指を保護し、休憩をこまめに取りながら無理のない範囲で作業することを心がけてください。

バランスのよい食事をとる

たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、栄養バランスのとれた食事を心がけることで、ばね指の症状がやわらぐことが期待できます。

というのも、バランスのよい食事はホルモンバランスを整えやすくします。

ばね指は、更年期や妊娠・出産後のホルモンバランスの乱れと関係があります。

したがってホルモンバランスを整えることで、ばね指の症状の改善が期待できるでしょう。する場合があります。

指のこわばりがある場合は温める

手の指がこわばって痛む場合は、温めることで血行が改善し、痛みが軽減します。

とくに指のこわばりを感じやすい朝は、冷やさずに温めたほうが血行が改善しやすく痛みがやわらぐでしょう。

痛みと熱をもっている場合は指を冷やす

ばね指によって指が腫れたり熱を持っていたりするときは、炎症症状が強い可能性が高いです。

炎症症状が強いときは、アイシングで患部を冷やすことで炎症がおさえられるため、痛みがやわらぐでしょう。

ばね指の治し方に関するQ&A

ばね指 治し方

ばね指の治し方に関するよくある質問にお答えします。

バネ指は自然に治るのでしょうか?

ばね指は自然に完治することはほとんどありません。

適切な対処法をすれば、一時的に症状が和らぐこともありますが、根本的な解決にはなりません。

ばね指の原因は腱鞘や腱の炎症にあります。

この炎症を放置すると、次第に症状が悪化していきます。

安静保持や冷・温罨法などで症状をやわらげることはできても、炎症そのものを治療しないと根本的な改善はありません。

つまり、ばね指を放っておけば自然に治ることはほとんどなく、かえって症状が進行する恐れがあります。

適切な治療を受けて炎症を治すことが、ばね指の完治につながるでしょう。

バネ指になったらやってはいけないことは?

ばね指と診断されたら以下の行為は避けましょう。

  • 1.放っておく
  • 2.指を無理に伸ばす
  • 3.痛いところをマッサージする

これらはすべて、ばね指による炎症を悪化させる行為です。

そのため、指に負担のかかるこれらの行動は避けるべきでしょう。

ばね指で避けるべき行動をくわしく知りたい方は以下の記事を参照してください。

ばね指(ばねゆび)ってなに?診断されたばかりの方へ向けた完全ガイド

ばね指の治し方のポイントはやりすぎないこと!ばね指のご相談はセルフケア整体へ

ばね指 治し方

ばね指による症状をやわらげるために、ストレッチやツボ押し、温罨法などを無理せず続けることが重要です。

過度な負担は症状を悪化させるため、適度におこなうよう心がけましょう。

症状が改善しない場合は、専門の整体師に相談することをおすすめします。

セルフケア整体では、ばね指を引き起こす根本原因と突き止め、再発予防のための専用セルフケアトレーニングを指導します。

専門的なアドバイスを受けて、早期回復を目指しましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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