最終更新:2025.06.01

重度の坐骨神経のケア方法とは?坐骨神経痛の痛みを伴う症状や原因、診断・検査治療法まで解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛は、腰からお尻、そして足にかけて広がるしびれや痛みが特徴的な症状です。多くの場合、腰やお尻の筋肉が坐骨神経を圧迫することで発症します。症状の程度は軽いものから日常生活に支障をきたす重いものまで幅広く、そのため治療方法も一人ひとりの状態に合わせて慎重に選ばれます。原因や具体的な症状に応じた適切な治療法の選択が、坐骨神経痛改善の鍵となります。今回は、特に見過ごされがちな「重度の坐骨神経痛」に焦点を当て、その原因、症状、一般的な治療法、そしてご自身で取り組めるセルフケア動画について詳しくご紹介します。

坐骨神経痛とは?その原因を解説

坐骨神経と腰椎のイラスト
坐骨神経の走行と圧迫のイメージ

坐骨神経は、人体で最も太く長い末梢神経で、腰椎下部から仙骨前面を通り、お尻の深部にある梨状筋の下を通過し、太ももの裏側、ふくらはぎ、そして足の指先まで伸びています。「坐骨神経痛」とは、この坐骨神経の走行に沿って現れる痛み、しびれ、麻痺などの症状の総称です。多くの場合、痛みはお尻から太ももの裏、ふくらはぎ、時には足先にまで放散します。

このつらい痛みやしびれの原因には、主に以下のようなものがあります。

  • 腰椎椎間板ヘルニア:背骨のクッションである椎間板の一部が突出し、神経根を圧迫します。
  • 腰部脊柱管狭窄症:加齢などにより神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経を圧迫します。
  • 梨状筋症候群:お尻の深部にある梨状筋の緊張が坐骨神経を圧迫します。
  • その他:腰椎すべり症、変形性腰椎症、外傷(怪我や骨折)、腫瘍(がんなど)、婦人科系疾患、まれにアルコールなどの中毒性疾患によっても坐骨神経が刺激されることがあります。

坐骨神経痛を引き起こす代表的な疾患

MRI画像で神経圧迫を確認する様子
MRI検査による神経圧迫の確認

坐骨神経痛は、単独の病名ではなく、様々な基礎疾患や状態によって引き起こされる症状群です。以下に代表的な原因疾患を紹介します。

婦人科疾患

女性の場合、骨盤内の臓器が坐骨神経痛の原因となることがあります。例えば、子宮内膜症では、子宮内膜に似た組織が子宮外(卵巣、腹膜など)で増殖し、炎症や癒着を引き起こすことで周囲の神経を圧迫し、痛みを発生させることがあります。また、大きな子宮筋腫や卵巣腫瘍なども、物理的に坐骨神経を圧迫する可能性があります。特に40歳以上の女性で原因不明の腰痛や下肢痛がある場合は、婦人科的な問題も考慮し、定期的な検診を受けることが推奨されます。

腰椎すべり症

腰椎すべり症は、腰椎(腰の骨)の一部が前後にずれてしまう状態を指し、このずれによって神経根が圧迫され、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。主に「変性すべり症」と「分離すべり症」の2種類に分けられます。

  • 腰椎変性すべり症:主に加齢による椎間板や靭帯の変性が原因で起こり、特に閉経後の女性に多く見られます。第4腰椎と第5腰椎の間で好発します。
  • 腰椎分離すべり症:腰椎の一部(椎弓)が疲労骨折などで分離し(腰椎分離症)、その結果として椎体がずれるものです。成長期のスポーツ選手など、腰に繰り返しの負担がかかる若い世代に多く見られます。

立ち上がり時や歩行時、長時間の立位で症状が悪化しやすいのが特徴です。

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

梨状筋症候群は、お尻の深層にある梨状筋という筋肉が過度に緊張したり、炎症を起こしたりすることで、そのすぐ下を通る坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす状態です。症状はお尻の外側から太ももの裏側にかけて現れることが多く、長時間の座位(デスクワーク、運転など)や特定のスポーツ(ランニングなど)で悪化する傾向があります。

腰部脊柱側弯症(ようぶせきちゅうそくわんしょう)

脊柱側弯症は、背骨が左右に弯曲する状態で、弯曲が腰椎部で起こると腰部脊柱側弯症と呼ばれます。この弯曲やそれに伴う脊椎のねじれが神経根を圧迫し、坐骨神経痛様の症状を引き起こすことがあります。痛みやしびれに加え、熱感や冷感、チクチクとした感覚異常を伴うこともあります。小児期に発症する特発性側弯症のほか、加齢に伴う脊椎の変形(変形性脊椎症)や圧迫骨折などが原因で成人期に側弯が進行することもあります。

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

腰部脊柱管狭窄症は、主に加齢による脊椎や椎間板、靭帯の変性によって、神経が通る管である脊柱管が狭くなり、中の神経(馬尾神経や神経根)が圧迫される疾患です。高齢者に多く見られ、特徴的な症状として「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」があります。これは、しばらく歩くと足にしびれや痛みが生じて歩けなくなるが、少し前かがみになって休むと症状が和らぎ、また歩けるようになる状態を指します。

がんなどの悪性腫瘍

頻度は低いものの、骨盤内や脊椎・脊髄に発生した悪性腫瘍(がん)が大きくなることで坐骨神経や神経根を直接圧迫したり、浸潤したりして坐骨神経痛を引き起こすことがあります。この場合の痛みは安静時にも強く、急速に悪化する傾向があり、体重減少や発熱など、他の全身症状を伴うことが多いのが特徴です。疑わしい場合は速やかな医療機関の受診が必要です。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、比較的若い世代にも見られる坐骨神経痛の代表的な原因疾患です。背骨の骨と骨の間でクッションの役割を果たす椎間板の内部にある髄核という組織が、外側の線維輪を破って突出し、脊柱管内の神経根を圧迫します。急な腰への負担(重い物を持ち上げる、不用意なひねり動作など)がきっかけで発症することが多く、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて放散するような鋭い痛みやしびれが特徴です。

アルコールなどの中毒性疾患

長期間にわたる過度のアルコール摂取は、末梢神経障害を引き起こすことがあり、これが坐骨神経痛様の症状として現れることがあります(アルコール性ニューロパチー)。また、その他の薬物や化学物質による中毒でも神経障害が起こりえます。これらの場合、神経の機能自体が障害されるため、痛みやしびれが両側性であったり、他の神経症状を伴ったりすることがあります。

軽度・重度の坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状に悩む人物
坐骨神経痛の症状の程度による違い

坐骨神経痛の症状は、その原因や圧迫の程度によって、軽いものから日常生活に大きな支障をきたす重いものまで様々です。ご自身の症状がどの程度かを知ることは、適切な対処や医療機関受診の判断に役立ちます。ただし、自己判断せずに、症状が続く場合は専門医の診断を受けることが最も重要です。

軽度の坐骨神経痛の症状

症状が比較的軽い場合の坐骨神経痛では、以下のような感覚が現れることがあります。

  • お尻や腰、太ももの裏側などに時折感じる軽い痛みやジンジンするしびれ
  • ふくらはぎやすね、足先にかけての違和感や軽い脱力感
  • 長時間同じ姿勢(特に座位)をとった後や、特定の動作(前かがみなど)の際に一時的に感じる痛み
  • 歩行中に軽い痛みやしびれを感じるが、少し休むと和らぐ

軽度であっても、これらの症状が続くと日常生活の質が低下したり、無意識にかばう動作をすることで他の部位に負担がかかったりすることがあります。症状が軽いうちに原因を特定し、適切な対策や治療を開始することが、重症化を防ぐ上で大切です。

重度の坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状が進行し、重度化すると、生活に大きな影響を及ぼす以下のような強い症状が現れることがあります。

  • 耐え難いほどの激しい腰痛、臀部痛、下肢痛(電気が走るような、焼けるような痛みなど)
  • 足の筋力低下が著しく、つま先立ちやかかと立ちができない、スリッパが脱げやすい
  • 感覚の麻痺が進み、触っても感覚が鈍い、または全く感じない
  • 排尿や排便のコントロールが難しくなる(尿失禁、便失禁、残尿感、頻尿など) ※これは緊急性の高い危険なサインです
  • 長時間立っていることや座っていることが困難で、歩行も数分で限界に達する
  • 夜間に痛みが強くて眠れない

特に、足の麻痺が進行する場合や、排尿・排便障害が現れた場合は、馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)という緊急手術が必要となる可能性のある重篤な状態を示唆しているため、直ちに医療機関を受診する必要があります。重度の坐骨神経痛は、放置すると回復が難しくなったり、後遺症が残ったりするリスクがあるため、早期の適切な診断と治療が不可欠です。

坐骨神経痛の診断・検査方法

医師による坐骨神経痛の診察風景
医師による問診と各種検査

坐骨神経痛が疑われる場合、医療機関(主に整形外科)では以下のような手順で診断が進められます。

  • 問診:いつから、どこが、どの程度痛むか、どのような時に症状が悪化・軽減するか、過去の病歴や怪我の有無、生活習慣などを詳しく聴取します。
  • 身体診察:
    • 視診・触診:腰部や臀部、下肢の状態(姿勢、変形、圧痛点など)を確認します。
    • 神経学的テスト:
      • SLRテスト(下肢伸展挙上テスト):仰向けで膝を伸ばしたまま脚を持ち上げ、坐骨神経の伸張による痛みの誘発を見ます。
      • FNSテスト(大腿神経伸展テスト):うつ伏せで膝を曲げ、股関節を反らせることで大腿神経の刺激症状を見ます。
      • 感覚検査:皮膚の触覚、痛覚、温度覚などを調べ、感覚障害の範囲や程度を評価します。
      • 筋力検査:特定の筋肉の筋力を評価し、麻痺の有無や程度を確認します。
      • 腱反射検査:膝蓋腱反射やアキレス腱反射などを確認し、神経障害のレベルを推定します。
  • 画像診断:
    • X線(レントゲン)検査:主に骨の変形、すべり症、不安定性、骨折の有無などを評価します。椎間板や神経は直接写りません。
    • MRI検査:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腫瘍など、神経や椎間板、軟部組織の状態を詳細に評価するのに最も有用な検査です。
    • CTスキャン:骨の形状をより詳細に見るのに適しており、脊柱管の骨性の狭窄や骨折などを評価します。MRIが撮影できない場合に補助的に用いられることもあります。
  • その他の検査:
    • 神経伝導速度検査・筋電図検査:末梢神経の機能障害の程度や部位を客観的に評価するために行われることがあります。
    • 血液検査:炎症反応や、糖尿病、感染症、リウマチ性疾患など他の疾患を除外するために行われることがあります。

これらの検査結果を総合的に判断し、坐骨神経痛の原因となっている疾患を特定し、適切な治療方針を決定します。

坐骨神経痛の主な治療方法

坐骨神経痛の治療を受けているイメージ
坐骨神経痛に対する様々な治療アプローチ

坐骨神経痛の治療は、原因となっている疾患や症状の重症度に応じて多岐にわたります。多くの場合、まずは保存療法から開始され、改善が見られない場合や重症例では手術が検討されます。

薬物療法

薬物療法は、痛みの軽減や炎症の抑制を目的として行われます。症状や原因に応じて以下のような薬剤が用いられます。

  • 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs):ロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン®)、ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン®など)、セレコキシブ(セレコックス®)など。炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。胃腸障害などの副作用に注意が必要です。
  • アセトアミノフェン:比較的副作用が少なく、軽度から中等度の痛みに用いられます。
  • 神経障害性疼痛治療薬:プレガバリン(リリカ®)、ミロガバリン(タリージェ®)など。神経の過敏性を抑え、しびれや神経由来の痛みを和らげます。めまいや眠気などの副作用が出ることがあります。
  • 筋弛緩薬:エペリゾン(ミオナール®)など。筋肉の緊張を和らげ、血行を改善することで痛みを軽減する効果が期待できます。
  • プロスタグランジンE1製剤:リマプロスト アルファデクス(オパルモン®、プロレナール®など)。腰部脊柱管狭窄症による血行障害を改善し、神経への栄養供給を促すことで症状を緩和します。
  • その他:ビタミンB12製剤(メコバラミンなど)が末梢神経障害の回復を助けるために処方されることがあります。症状が強い場合には、短期間ステロイド(プレドニゾロンなど)が用いられることもあります。

物理療法・運動療法(理学療法)

物理療法や運動療法(リハビリテーション)は、痛みやしびれの軽減、機能回復、再発予防を目的として行われます。

  • 温熱療法:患部を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。ホットパック、超音波療法、マイクロ波療法などがあります。急性期で炎症が強い場合は避けることがあります。
  • 牽引療法:腰椎を牽引することで椎間板への圧力を軽減し、神経根への圧迫を和らげることを目的とします。効果については議論があり、全てのケースで有効とは限りません。
  • マッサージ療法・ストレッチ:硬くなった筋肉(特に梨状筋や腰部、臀部の筋肉)をほぐし、柔軟性を高めることで、神経への圧迫を軽減し、血行を改善します。
  • 筋力トレーニング・体幹トレーニング:腹筋や背筋、骨盤周りの筋肉を強化し、脊椎の安定性を高め、正しい姿勢を維持しやすくすることで、腰への負担を軽減します。
  • 運動療法:ウォーキング、水中運動、自転車エルゴメーターなど、症状に合わせて無理のない範囲で全身運動を行い、体力維持や血行促進を図ります。

これらの療法は、理学療法士などの専門家の指導のもと、個々の状態に合わせてプログラムが組まれます。

注射療法(ブロック注射)

保存療法で痛みが十分にコントロールできない場合や、痛みが非常に強い場合に、神経ブロック注射が行われることがあります。これは、痛みを感じている神経の周囲や、痛みの伝達経路に局所麻酔薬やステロイド薬などを注入し、神経の興奮を抑えて痛みを遮断(ブロック)する治療法です。ペインクリニックなどで専門的に行われます。

  • 硬膜外ブロック:脊髄を覆う硬膜の外側の空間(硬膜外腔)に薬剤を注入し、複数の神経根に作用させます。
  • 神経根ブロック:レントゲン透視下で、圧迫されている特定の神経根の周囲に直接薬剤を注入します。診断的意味合いも持ちます。
  • トリガーポイント注射:痛みの引き金となっている筋肉の硬結(トリガーポイント)に局所麻酔薬などを注入し、筋肉の緊張を和らげ痛みを軽減します。

効果には個人差があり、一時的な場合もあれば、数回の注射で症状が大幅に改善することもあります。

手術療法

保存療法を3ヶ月程度行っても効果がない場合、麻痺が進行する場合、排尿・排便障害が出現した場合(馬尾症候群)、日常生活に大きな支障が出ている重症例などでは、手術が検討されます。原因疾患に応じて手術方法は異なります。

  • 腰椎椎間板ヘルニアの場合:ヘルニア摘出術(Love法、MED法:内視鏡下椎間板摘出術など)
  • 腰部脊柱管狭窄症の場合:椎弓切除術、開窓術、脊椎固定術など

手術にはリスクも伴うため、医師と十分に相談し、メリット・デメリットを理解した上で決定することが重要です。

坐骨神経痛の悪化を防ぐ!日常生活での予防方法

日常生活での坐骨神経痛予防の工夫
日常生活でできる坐骨神経痛の予防

坐骨神経痛の症状を悪化させないため、また再発を予防するためには、日常生活での注意点がいくつかあります。

寒さを避け、身体を温める

身体、特に下半身の冷えは血行を悪化させ、筋肉の緊張を招き、神経痛の症状を増悪させる可能性があります。適切な衣服を選び、特に冬場や冷房の効いた環境では腰やお尻、足元を冷やさないようにしましょう。温かいお風呂にゆっくり浸かる、カイロや蒸しタオルで腰部を温めるなども効果的です。就寝時も、寝具を工夫して保温に努めましょう。

禁煙を心がける

喫煙は、ニコチンの作用により血管を収縮させ、全身の血行を悪化させます。神経への血流も低下し、神経の回復を妨げたり、痛みを増強させたりする可能性があります。坐骨神経痛の症状改善や予防のためには、禁煙することが強く推奨されます。禁煙外来などを利用するのも良いでしょう。

靴の選び方と正しい姿勢

不安定な靴やヒールの高い靴は、姿勢を崩しやすく、腰への負担を増加させます。これは坐骨神経への圧迫につながり、症状を悪化させる可能性があります。できるだけヒールが低く、足にフィットし、クッション性のある安定した靴(紐で調節できるスニーカーなど)を選びましょう。また、正しい姿勢(立っている時も座っている時も、背筋を伸ばし、骨盤を立てる意識)を保つことも重要です。

長時間同じ姿勢を避ける

長時間のデスクワークや立ち仕事、車の運転など、同じ姿勢を続けることは、特定の筋肉に持続的な負担をかけ、血行不良や筋肉の緊張を引き起こし、坐骨神経痛を誘発・悪化させる原因となります。少なくとも30分~1時間に一度は休憩を取り、軽いストレッチや体操を行ったり、少し歩いたりして姿勢を変えるように心がけましょう。座る際には、背もたれのある椅子を選び、深く腰掛け、必要であればクッションなどで腰をサポートするのも有効です。

適度な運動とストレッチ

日頃から適度な運動を行い、腰回りや体幹の筋力を維持し、股関節や腰部の柔軟性を保つことが坐骨神経痛の予防には不可欠です。ウォーキング、水泳、ヨガ、ピラティスなどがおすすめです。ただし、痛みが強い時は無理せず、医師や理学療法士に相談しながら行うようにしましょう。

効果あり!nobu先生直伝「重度の坐骨神経痛」に効果的なセルフケア動画3選

nobu先生の坐骨神経痛セルフケア動画紹介
nobu先生による坐骨神経痛セルフケア動画

つらい坐骨神経痛の症状緩和や根本改善を目指すなら、専門家によるセルフケア指導が効果的です。ここでは、YouTubeチャンネル「セルフケア教室 – nobu先生 / 格闘家整体師」から、特に坐骨神経痛に悩む方におすすめの動画を3本ご紹介します。nobu先生の分かりやすい解説と実演で、ご自宅で簡単に取り組めるセルフケアを学びましょう。

nobu先生とは?

nobu先生(森下信英先生)は、学生時代に相撲に打ち込み、プロのスカウトも受けるほどの高い実力をお持ちでしたが、膝の靭帯の怪我により選手としての道を断念されました。そのご経験をバネに、柔道整復師および鍼灸師の国家資格を取得。現在は「セルフケア整体」の院長として多くの患者様の施術にあたる傍ら、「日本の健康寿命をのばす!」をモットーに、YouTubeや各種SNSを通じて誰でも簡単に実践できるセルフケア方法を精力的に発信されています。その的確な指導と親しみやすいキャラクターで、YouTubeチャンネル登録者数は145万人超(2025年5月時点)を誇り、多くの方から絶大な支持を集めています。

最新のセルフケア情報や腰痛に関するお役立ち情報は、X(旧Twitter)やInstagramでも発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。

坐骨神経痛に効果的!nobu先生おすすめセルフケア動画3選

1. 【坐骨神経痛の解消法】9割の坐骨神経痛は足指はがしで解消!

動画のポイント:坐骨神経痛の隠れた原因となりやすい「足指」と「足裏のアーチ」に着目。この動画では、簡単な「足指はがし」テクニックと足首のエクササイズを紹介。これにより、後脛骨筋や母趾内転筋といった、普段意識しにくい筋肉を効果的に刺激します。結果として、足元からの歪みが整い、内股やX脚の改善、さらには外反母趾の予防にも繋がり、坐骨神経への負担を軽減します。nobu先生ご自身も腰のヘルニアからくる坐骨神経痛に長年悩まれた経験をお持ちのため、その実体験に基づいたアドバイスは非常に説得力があります。
この動画をYouTubeで見る

2. 【坐骨神経痛】たった30回!足を動かすだけ坐骨神経痛を解消するセルフ整体ストレッチ方法!

動画のポイント:「梨状筋が硬くなるのは、そもそも別の筋肉がサボっているから」というnobu先生独自の理論に基づき、坐骨神経痛の根本原因となりやすい「腸腰筋」に効果的にアプローチするセルフケア方法です。足を特定の方向にわずか30回動かすだけの簡単な3ステップで、腸腰筋を活性化。これにより、間接的に梨状筋の過度な緊張が和らぎ、坐骨神経への圧迫を軽減することを目指します。反り腰や骨盤の歪み、内股といった姿勢の問題にも効果が期待できる内容となっています。
この動画をYouTubeで見る

3. 【30秒立つだけ】坐骨神経痛・ふくらはぎを細くして巻き爪・外反母趾足を解消!

動画のポイント:「30秒立つだけ」という非常に手軽なエクササイズでありながら、多くの効果が期待できるセルフケアです。この動画では、足首から下の「腓骨筋(ひこつきん)」や「後脛骨筋(こうけいこつきん)」といった、いわゆる「ズボラ筋(働きが弱くなりがちな筋肉)」を的確に刺激します。これらの筋肉が正しく働くことで足裏のアーチが整い、体重のかかり方が改善。その結果、ふくらはぎのラインがスッキリしたり、巻き爪や外反母趾といった足先のトラブル、さらには坐骨神経痛の軽減にも繋がるという、包括的なアプローチが紹介されています。
この動画をYouTubeで見る

nobu先生のセルフケア動画は、専門知識がない方でもわかりやすく、安全に実践できるよう工夫されています。ご自身のペースで、動画を見ながら一緒に試してみてください。コメント欄には多くの方から効果を実感する声が寄せられており、その人気の高さがうかがえます。

坐骨神経痛と間違えやすい疾患

坐骨神経痛の症状は、他の疾患と似ていることがあるため、自己判断は禁物です。特に注意が必要な疾患をいくつかご紹介します。

糖尿病性神経障害

糖尿病の合併症として末梢神経が障害されると、足や腰にしびれや痛みが生じることがあります。坐骨神経痛と異なる点として、糖尿病性神経障害の症状は多くの場合、足の指先など末端から左右対称に現れ、徐々に進行する傾向があります。また、血糖コントロールの状態と症状が連動することがあります。坐骨神経痛は片側に出ることが多く、原因によっては突然発症することもあります。

梨状筋症候群

これは坐骨神経痛の原因の一つでもありますが、他の腰椎疾患(ヘルニアや狭窄症など)が原因の坐骨神経痛と区別する必要があります。梨状筋症候群は、主にお尻の梨状筋が坐骨神経を圧迫することで症状が出ます。長時間の座位や特定の動作で症状が悪化しやすいのが特徴です。診断には専門的な診察や検査が必要となります。

まとめ:重度の坐骨神経痛は放置せず、専門家の診断と適切なケアを

坐骨神経痛は、腰から足にかけての痛みやしびれを引き起こし、その原因は腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群など多岐にわたります。軽度の場合は違和感程度でも、重度化すると激しい痛みや麻痺、排尿障害など日常生活に深刻な影響を及ぼすことがあります。

特に症状が重い場合や、糖尿病、梨状筋症候群など他の疾患との鑑別が必要な場合は、自己判断せずに早期に整形外科などの専門医を受診し、MRIなどの適切な検査を受けることが重要です。その上で、薬物療法、理学療法、注射療法、場合によっては手術といった治療法が選択されます。

治療と並行して、日常生活での予防策(正しい姿勢、適度な運動、体を冷やさないなど)を心がけることも大切です。今回ご紹介したnobu先生のセルフケア動画も参考に、無理のない範囲で日々のケアに取り入れてみてください。

当院「セルフケア整体」では、坐骨神経痛でお悩みの方に対し、一人ひとりの原因に合わせたオーダーメイドの施術と、再発を防ぐための効果的なセルフケア指導を行っています。LINEでの無料相談も承っておりますので、つらい症状でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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