最終更新:2024.08.16

坐骨神経痛と首の痛みに関係が? 足・腰から首にかけて現れる症状の原因と治療法

 

仕事の大半はパソコンを使うデスクワーク…

 

公私に関わらずスマートフォンを利用する時間が増えた…

 

そんな現代人の中で、坐骨神経痛や首の痛みを訴える方は少なくありません。

 

坐骨神経痛は腰から足にかけての痛みやしびれを特徴とし、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気が疑われます。

 

首の痛みは長時間の不良姿勢やストレス、筋肉の緊張などでも起きますが、深刻な病変が潜んでいる可能性もあります。

 

当ページでは、坐骨神経痛と首の痛みの原因について広く考察し、相互の関連性や効果的な治療法・予防法について詳しく解説します。

坐骨神経痛の基礎知識

坐骨神経痛 首

 

坐骨神経は、脊髄の最下部から始まり、腰部を通過し、足の先まで伸びる体内最大の神経です。

 

坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫または損傷を受けた結果、発生する一連の症状を指します。

 

これには腰や臀部の痛み脚への放散痛(原因となる部位から離れた場所で感じる痛み)、足のしびれなどが含まれます。

坐骨神経痛の主な原因

坐骨神経痛の原因とされる病気はさまざまです。

 

ここでは代表的なものを3つ取り上げて説明します。

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の間にある椎間板が突出して神経を圧迫する状態です。

頭蓋骨から尾骨まで連なっている骨を椎骨といい、その中で首の部分を頚椎、背中の部分を胸椎、腰部を腰椎と呼びます。

 

これらの骨と骨の間には椎間板と呼ばれる軟骨があって、動きを滑らかにするクッションの役割を果たしています。

 

椎骨の後ろ側には脊柱管という管があり、その中を神経が通っているのですが、椎間板が突き出ることで神経が圧迫され、痛みやしびれが臀部や脚に現れるのです。

 

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、加齢によって骨や靭帯が分厚くなって脊柱管が狭くなる病変です。

これによって、腰椎部の脊柱管を通る神経組織が圧迫され、腰痛や足のしびれ、痛みを引き起こします。

 

脊髄腫瘍

脊髄腫瘍は、腰椎部の脊柱管内にできる腫瘍です。

これが神経組織を圧迫することで坐骨神経領域に痛みやしびれ、感覚障害を引き起こします。

 

その他にも、椎間孔狭窄、椎間板嚢腫、椎間関節嚢腫、事故や老化による椎骨の変形、臀部や腰部の筋肉の緊張やけいれんが原因となることもあります。

症状の特徴

痛み

痛みの程度や感じ方は一様ではありません。

急激なもの、燃えるような感じ、電撃のような鋭い痛みなどさまざまです。

痛みは腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて広がることが多く、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

 

しびれや感覚の低下

しびれは、足や足指、腰から足にかけての部分に感じるのが一般的です。

持続的なものから断続的なものまでさまざまで、感覚が鈍くなることもあります。

特に長時間座っていると、症状が悪化することが多いです。

 

筋力低下

重症の場合、足を上げるのが困難になることもあります。

筋力低下は、特に長期間にわたって神経が圧迫されている場合に顕著に現れ、歩行が不安定になったり、階段の上り下りが困難になることがあります。

 

首の痛みの原因とその影響

坐骨神経痛 首

 

首は多くの重要な血管と神経が集中しており、非常にデリケートな部位です。

 

従って、首の痛みを引き起こす原因は多岐にわたります。

首の痛みの主な原因

パソコンやスマートフォンの操作のために長時間同じ姿勢をとり続けたとき、不自然な態勢で寝てしまったとき、あるいは過労やストレス等によっても首周辺の筋肉痛や関節痛を引き起こします。

 

こうした一時的な筋肉痛や関節痛であれば、湿布等を貼るしばらく安静にするマッサージを施すなどの対処によって、おおむね快方に向かうでしょう。

 

しかし、いつまでも痛みが引かない、痛みが強くなるなどの場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。

 

たとえば次のようなものです。

 

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアは、坐骨神経痛の項で解説した腰椎椎間板ヘルニアと同様の症状が、頚椎に現れた病変です。

椎間板が突き出ることで神経が圧迫され、首や腕に痛みやしびれが出ます。

 

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症は、加齢によって椎間板が変性し、骨棘というトゲのような突起が形成されることで神経組織が圧迫される状態です。

片側の腕や手、肩にしびれや痛みが現れます。

特に40代以上の中高年に多く見られます。

なお、神経根とは脊髄から枝分かれする神経の根元部分です。

 

頚椎症性脊髄症

頸症性脊髄症は、前述のような椎間板の変性や靭帯が肥大することが原因で、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫される状態です。

四肢の感覚異常や運動障害、歩行障害、膀胱や直腸の機能障害が生じることがあります。

 

これらの病変は、医院等での早期の診断と適切な治療が重要です。

 

速やかに専門医へ連絡・予約のうえ診察を受けていただくことをお勧めします。

痛みの影響

日常活動の制限

痛みにより首を動かすことが困難になり、運転や仕事、日常生活に支障をきたしかねません。

 

睡眠障害

首の痛みは睡眠の質を低下させる原因となり、疲労感を増加させることがあります。

 

集中力の低下

慢性的な痛みはどうしても集中力や記憶力に影響を与えますから、多くの場合、仕事の効率は下がるでしょう。

 

情緒的な影響

継続的な痛みは不安やうつ病を引き起こすリスクを高めることが指摘されています。

坐骨神経痛と首の痛みの関連性

坐骨神経痛 首

 

坐骨神経痛と首の痛みは、異なる部位の痛みであるにもかかわらず、身体の構造と機能の観点から見ると、互いに影響を及ぼし合うことがあります。

 

これは主に、身体の一部に生じた問題が全体のバランスや姿勢に影響を与えるためです。

姿勢の連鎖反応

首の痛みがあると、自然と体は痛みを避けるために姿勢を変えます。

 

このような姿勢の変化は腰や背中に余計な負担をかけることがあり、これが坐骨神経痛の発生や悪化につながることがあるのです。

 

逆に坐骨神経痛がある場合、歩行や立ち姿勢が変わり、それが首や上部背中に負担をかけ、首の痛みを引き起こすこともあります。

神経の連結

脊髄は首から腰まで伸びています。

 

前述のように、脊髄から枝分かれする神経の根元部分を神経根といいますが、体のどこかで生じた異常がこれらの神経根を刺激する場合があります。

 

特に首の問題があると、その影響が脊髄を通じて下部にも波及し、坐骨神経に影響を与える可能性があるのです。

生理学的ストレスと炎症

坐骨神経痛や首の痛みにはさまざまなパターンが存在しますが、腫れたり赤くなったり熱を持ったりなど炎症を伴うケースも少なくありません。

 

この炎症は局所的に始まることが多いのですが、慢性化すると全身に広がることがあり、他の部位の痛みを引き起こし得るわけです。

 

これが首と坐骨神経の痛みの相互作用を説明する一要因とされています。

効果的な治療法と予防策

坐骨神経痛 首

 

効果的な治療と予防には、症状の根本的な原因を理解し、それに対応するアプローチを取る必要があります。

 

坐骨神経痛や首の痛みを治療する際、前述した相互関係を理解しておくことは重要です。

 

例えば、姿勢の改善は両方の痛みに良い影響を与える可能性がありますし、筋肉を強化し柔軟性を高める運動は、首と腰部の両方のサポートに役立つでしょう。

 

慢性的な痛みを管理し、再発を防ぐためには、医療的介入だけでなく、生活習慣の改善が重要です。

坐骨神経痛や首の痛みに対する診断

共通的な診断

問診

痛みの場所、種類、始まった時期、引き起こす要因などを詳しく質問します。

また、生活習慣職業過去の病歴なども確認事項です。

 

視診・触診・打診

患者の姿勢や動き、皮膚の異常を観察し、触診や打診で異常を確認します。

 

神経学的検査

神経の圧迫や損傷を確認するためのテストです。

反射検査や徒手筋力検査、知覚検査などが含まれます。

 

画像検査

X線CTMRIなどを使用して、骨や筋肉、神経の状態を詳しく調べます。

 

血液検査

感染症やリウマチ、癌など、筋骨格系の損傷以外の原因を特定するために行われる検査です。

 

電気生理学的検査

神経伝導検査や筋電図検査を行い、神経や筋肉の機能を評価します。

坐骨神経痛固有の診断

ラセーグテスト

仰向けに寝た状態で足を持ち上げ、痛みが出るかを確認します。腰椎椎間板ヘルニアの疑いがある場合に行われます。

 

FNSテスト

うつぶせに寝た状態で膝を曲げ、太ももを持ち上げて痛みが出るかを確認するテストです。

 

ケンプテスト

立った状態で体を回旋させ、痛みが出るかを確認します。

首の痛み固有の診断

スパーリングテスト

頭を側屈させ、圧迫を加えることで神経根への影響の有無を確認するテストです。

治療法の選択

坐骨神経痛や首の痛みに限らずですが、すべての治療はその原因と症状の重さに応じて適した方法が取られます。

以下のような治療法が一般的です。

 

物理療法

ストレッチや筋力トレーニングを通じて痛みやしびれを緩和します。

筋肉の緊張をほぐし、神経への圧迫を軽減することが目的です。

首の柔軟性と筋力を改善するためのエクササイズも行われます。

 

薬物療法

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛剤が用いられ、炎症と痛みを管理します。

プレガバリンやロキソニンなどが一般的です。

 

ブロック注射

痛みを感じている神経の周辺に局所麻酔薬抗炎症薬を注射し、神経の情報伝達を抑えることで痛みやしびれを緩和します。

 

リハビリ治療

頚椎のけん引温熱療法などが行われます。

 

手術

これらの治療法で効果が見られない場合は、手術が考慮されます。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などであれば、神経を圧迫している原因を取り除きます。

予防策

坐骨神経痛 首

 

坐骨神経痛や首の痛みの発生を予防するためには、日常生活が重要です。

 

具体的には、以下に挙げる予防策をしっかり行うことで、リスクを減らすことができます。

 

適切な姿勢の維持

日常生活における姿勢を意識することが重要です。

長時間同じ姿勢でいることを避け、定期的に体勢を変えることが推奨されます。

 

定期的な運動

身体の柔軟性と筋力を向上させることで、姿勢をサポートし、痛みのリスクを減らすことができます。

水泳やヨガ、ピラティスが特に効果的だと言われますが、ウォーキングでもジョギングでもスクワットでも続けられそうなものであれば何でもいいです。

普段運動不足の方は、今日から取りかかることをお勧めします。

 

エルゴノミクス(人間工学)による改善

エルゴノミクスとは、人間の身体や心理の特性を考慮して、作業環境や道具を設計する学問分野です。

エルゴノミクスを応用して職場や家庭での作業環境を改善することで、首や背中への負担を軽減することができます。

例えば、コンピューターのモニターの位置を調整し、適切な椅子を使用するなどです。

 

ストレス管理

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、痛みを悪化させる可能性があります。

リラクゼーション技法を学び、ストレスを効果的に管理することが推奨されます。

まとめ

当ページでは、主に現代の生活習慣が引き起こす坐骨神経痛と首の痛みについて、みなさんが気になるところを解説してきましたが、いかがでしたか。

 

デスクワークやスマートフォン利用の増加により、最近これらの痛みを経験する人が増えています。

 

特にリモートワークが普及したことも影響しているでしょう。

 

坐骨神経痛は何らかの病気によって腰から足にかけての痛みやしびれが現れるのが特徴です。

 

また、首の痛みは、病変以外に不良姿勢やストレスが原因であることも多いです。

 

効果的な治療法と予防策についても詳しく説明し、適切な姿勢を意識することや、適度な運動等生活習慣の改善が重要であることを強調しました。

 

ここまで説明してきた内容を正しく理解し、ご自身に合った予防策を実践できれば、より健康的な生活を送ることができるはずです。

 

ただし、もし何らかの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談し受診してください。

 

みなさんの健康と幸福を心から祈っております。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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