「リリカってよく効くけどどんな薬?」
「リリカとロキソニンってどう違うの?」
「リリカはドラッグストアで売ってるのかな?」
坐骨神経痛でお悩みの患者の人は、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。坐骨神経痛で病院を受診した人に、治療薬として出す薬にリリカがあります。服用方法などに決められたルールがあり、副作用もあるリリカですが、市販では売っておらず、処方薬として受け取れます。この記事では、リリカについてや、リリカ以外の飲み薬、坐骨神経痛の治療方法などをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
坐骨神経痛とは
坐骨神経とは、腰椎から足先にまで伸びている神経のことで、ボールペンや鉛筆ほどの太さがあり、人体で最も長い神経です。坐骨神経が何らかの影響で刺激や圧迫を受け、お尻や下肢などに、痛みやしびれなどの症状が現れることを坐骨神経痛といいます。坐骨神経痛は両側の足に現れるのではなく、左右どちらか片側にだけ症状が現れます。電気が走ったようなピリピリやビリビリとした痛み方で、人によっては立っていられなかったり、座っていられなかったりする程の痛みがあり、動きが抑制されます。他にも、腰を反ったり前かがみになったりすると痛むなど、人によって症状はさまざまです。
坐骨神経痛の症状が現れる主な腰痛の病気は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などです。それぞれ詳しく解説します。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎の骨と骨の間には椎間板があり、椎間板にはゼリー状の髄核とそれを覆う線維輪で構成されています。椎間板や髄核の一部が飛び出して、神経を圧迫したり刺激したりすることを腰椎椎間板ヘルニアといいます。椎間板ヘルニアの原因は、中腰での作業や長時間のデスクワークなどの、腰に負荷がかかる姿勢を取り続けていたことで発症します。
腰部脊柱管狭窄症
腰椎の間には神経が通る道の脊柱管があります。腰椎や椎間板が脊柱管を狭くして、神経を圧迫したり刺激したりすることを腰部脊柱管狭窄症といいます。脊柱管狭窄症の主な原因は、加齢で腰椎や椎間板が脆くなったことで発症します。脊柱管狭窄症の特有の症状に間欠性跛行があります。間欠性跛行とは、歩くと痛みが現れて休憩し、少し休むとまた歩き出せるといった症状です。
梨状筋症候群
梨状筋とは、お尻の深層にある筋肉のことで、足や股関節を動かす際に働いてくれる筋肉です。梨状筋の周辺には坐骨神経が通っており、梨状筋が硬くなることで、周辺を通る坐骨神経にまで影響を及ぼすことを梨状筋症候群といいます。梨状筋が硬くなる原因は、ランニングなどの足を使うスポーツや、長時間座っている車の運転やデスクワークです。梨状筋を過度に使用することや、圧迫されることで筋肉が硬くなり痛みを引き起こす原因になります。
リリカとは
リリカとは、何らかの影響で神経が損傷し、痛みやしびれなどが現れた際に有効な薬のことです。リリカのジェネリック薬品名のことをプレガバリンといいます。
痛み止めとして有名な薬に、ロキソニンやイブなどといった解熱鎮痛薬がありますが、これらは炎症が起こっている痛みには効果があります。しかし、炎症ではなく、神経からくる痛みには効果が無く、その場合はリリカを服用することで痛みが軽減します。リリカは神経障害性疼痛に有効な薬で、過剰に興奮した神経を抑える効果があります。また、リリカの市販薬はなく、病院での処方薬としてもらえます。
※神経障害性疼痛とは「体性感覚神経系の病変や疾患によって引き起こされる疼痛」と国際疼痛学会によって定義されています。
引用:神経障害性疼痛の概論
リリカの特徴
通常の薬は痛みが現れた際に服用し、服用してから数分後などに効果が現れますが、リリカは一定期間飲み続けることで効果が現れます。また、痛みの有無に関係なく、毎日服用することで効果が発揮されます。なお、服用を開始して痛みが治まってくると、薬の量を変更することがあります。
リリカの効能
リリカは坐骨神経痛の他に、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害、線維筋痛症などにも有効とされています。
リリカの服用方法
【神経障害性疼痛の場合】
通常、成人には初期用量として150㎎を1日2回服用し、その後一週間以上かけて1日の用量を300㎎まで増やしていきます。用量は年齢や症状によって適宜増減しますが、1日の最高用量は600㎎までとし、いずれの用量でも1日2回の服用になります。
【線維筋痛症の場合】
通常、成人には初期用量として150㎎を1日2回服用し、その後一週間以上かけて1日の用量を300㎎まで増やした後、300~450㎎で治療を継続します。用量は年齢や症状によって適宜増減しますが、1日の最高用量は450㎎までとし、いずれの用量でも1日2回の服用になります。
引用:医療用医薬品 : リリカ
リリカの副作用や注意点
リリカの副作用にめまいや傾眠、意識消失などがありますが、これらは頻度の高い副作用です。そのため、車の運転や危険を伴う機械の操作、高所での作業などは行わないようにしてください。また、高齢者は転倒の危険があります。
服用を辞めるときは、頭痛や下痢、不眠などの離脱症状が現れることがあります。服用を辞める場合は、急に中止するのではなく、一週間以上かけて、徐々に薬を減らさなければなりません。そのため、個人で判断するのではなく、医師に相談してから中止するようにしてください。
リリカの副作用には以下のものがあります。
- ・めまいや傾眠、意識消失
- ・心不全や肺水腫
- ・横紋筋融解症
- ・腎不全
- ・血管浮腫
- ・低血糖
- ・間質性肺炎
- ・アナフィラキシーショック
- ・皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑
- ・劇症肝炎、肝機能障害
坐骨神経痛に効くリリカ以外の市販薬
リリカ以外の坐骨神経痛に効く市販薬には、さまざまな種類のものがあります。ドラッグストアなどで気軽に購入できますが、副作用のリスクがあるので、薬剤師などからしっかりと説明を受けてから服用するようにしてください。また、市販薬には内服薬と外用薬があります。薬を飲むのに抵抗がある人は、外用薬を試してみるのも良いかもしれません。
市販薬には、非ステロイド性抗炎症薬であるNSAIDsと、そうでないものがあります。痛みや炎症を起こすとアラキドン酸とシクロオキシゲナーゼという成分から、プロスタグランジンという成分が作られます。プロスタグランジンは、熱を上げる働きや、痛みや炎症を強くする作用があります。これに対してNSAIDsは、シクロオキシゲナーゼの働きを阻害してプロスタグランジンの生成を止める効果があります。これらの効果により、NSAIDsは痛みや炎症を抑えることができます。
ロキソニン(NSAIDs)
ロキソニンは、ロキソプロフェンナトリウム中和物を主成分としている薬です。第一類医薬品なので、薬剤師の説明が必要となります。成人の人は、1日2回まで服用が可能ですが、服用間隔は4時間以上を空けるようにしてください。また、15歳未満の服用は禁止されています。
効能や効果
頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛など
主な副作用
発疹、発赤、かゆみ、腹痛、胃部不快感、食欲不振、吐き気、嘔吐、胸やけ、口内炎、消化不良、血圧上昇、動悸、眠気、しびれ、頭痛など
イブ(NSAIDs)
イブの主成分はイブプロフェンで、第二類医薬品です。成人は1日に3回まで服用可能で、服用間隔は4時間以上を空けることです。また、15歳未満は服用禁止の薬です。
効能や効果
月経痛(生理痛)・頭痛・歯痛・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛など
主な副作用
発疹、発赤、かゆみ、青あざ、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃痛、口内炎、胸やけ、胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便、めまい、動悸、息切れなど
バファリン(NSAIDs)
バファリンの主成分はアスピリンで、第二類医薬品です。成人は1日2回まで服用可能で、服用間隔は6時間以上を空けてください。また、15歳未満の服用は禁止です。
効能や効果
頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・ねんざ痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱など
主な副作用
発疹、発赤、かゆみ、青あざ、吐き気、嘔吐、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便、めまいなど
タイレノール
タイレノールの主成分はアセトアミノフェンで、1日3回まで服用可能となり、服用間隔は4時間以上空けてから服用してください。また、15歳未満の服用は禁止の薬です。
効能や効果
頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱など
主な副作用
発疹、発赤、かゆみ、吐き気、嘔吐、食欲不振、めまいなど
漢方やビタミンB12
これまで紹介してきた鎮痛剤と比較して、即効性はないものの、副作用のリスクが比較的抑えられて効果があるのが、漢方やビタミンです。神経痛が起こりやすい体質を改善したり、手足がこわばる人、身体を内側から温めたい人などは、漢方が使われることもあります。
ビタミンB12は末梢神経を修復して、痛みやしびれなどの神経痛を改善するのに有効とされています。ビタミンB12が多く含まれている食べ物は、サンマやイワシなどの青魚や、あさりやしじみに多く含まれています。ビタミンB12は食材から摂取したり、サプリメントを服用したりなどの選択ができます。
漢方やビタミンなどは、比較的副作用が少ないですが、副作用が全く無いわけではありません。担当の医師や薬剤師などの説明を受け、用法用量を守った上で服用してください。
外用薬
外用薬は、冷湿布や温湿布、ロキソニンテープやジェルなど、さまざまな商品があります。炎症を起こしている患部に直接貼ったり塗ったりすることで、皮膚から成分を吸収して痛みの軽減が可能となります。内服薬に比べて即効性があり、副作用が起こるリスクが少ないため、薬を飲むのに抵抗がある方におすすめです。また、内服薬と外用薬を併用することも可能です。ただし、外用薬にもNSAIDsと同じ成分を使用した商品があるので、副作用を確認のうえ、使用するようにしてください。
「坐骨神経痛は冷湿布と温湿布どっちが効果的?」の記事はこちら⇩
坐骨神経痛に効くリリカ以外の処方薬
市販薬に比べて薬の効果や副作用が強く、飲み方にも決まりがある坐骨神経痛の処方薬ですが、リリカ以外にも坐骨神経痛に効く薬があります。この章では、坐骨神経痛に効くリリカ以外の処方薬についてご紹介します。
タリージェ
タリージェの主成分はミロガバリンべシル酸塩で、リリカ同様で神経障害性疼痛に効果があります。即効性はありませんが、効果が現れるまである程度の時間が必要です。リリカとタリージェは似たような薬ですが、異なる点がいくつかあります。二つの薬の違いは、効能や効果、副作用や用量用法などです。
リリカは神経障害性疼痛や線維筋痛症に効果がありますが、タリージェは末梢性神経障害性疼痛に効果があります。用法用量が異なっており、リリカに対してタリージェの方が副作用が現れにくいことなどがあります。
成人は、初期用量1回1錠(ミロガバリンとして5㎎)を1日2回服用します。その後、1回1錠(5㎎)ずつ1週間以上の間隔をあけて増量し、1回3錠(15㎎)を1日2回服用します。年齢や症状により1回2~3錠(10~15㎎)の範囲で適宜増減し、1日2回服用します。
効能や効果
神経障害性疼痛
主な副作用
めまい、傾眠、意識消失、肝機能障害など
ボルタレン(NSAIDs)
ボルタレンの主成分はジクロフェナクナトリウムで、NSAIDsに分類されます。ボルタレンは市販薬でもありますが、ドラッグストアなどで購入できるのは、外用薬のローションやゲル、テープのみです。飲み薬は現在のところ、処方薬でしかありません。また、ボルタレンは1歳以上に使用できるボルタレンサポという、座薬も処方薬としてあります。
【鎮痛・消炎の場合の服用方法】
成人は、1日3~4錠(主成分として75~100㎎)を原則として3回に分けて服用します。頓用する場合は1回1~2錠(25~50㎎)を服用します。
【急性上気道炎の鎮痛・消炎の場合の服用方法】
成人は、1回1~2錠(主成分として25~50㎎)を頓用します。年齢や症状に応じて適宜増減されますが、原則として1日2回までの最大4錠(100㎎)を限度とされています。
※ 頓用とは、食前や食後、就寝前などの決められたタイミングに定期的に服用するのではなく、疼痛時や発作時などの症状が現れたときに飲むことをいいます。頓服ともいいます。
効能や効果
関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、腱鞘炎、頸肩腕症候群、神経痛、後陣痛、骨盤内炎症、月経困難症、膀胱炎、前眼部炎症、歯痛、抜歯後の鎮痛や消炎、急性上気道炎の解熱や消炎など
主な副作用
呼吸困難、意識障害、舌や唇・喉の腫れ、吐き気、腹痛、吐血、下血、発熱、皮膚の発疹、水泡、目の充血や唇・口内のあれ、尿量減少、むくみ、全身倦怠感、呼吸困難、息をすると喉がヒューヒュー鳴るなど
坐骨神経痛の飲み薬以外の治療法
これまで、リリカを始めとする飲み薬についてご紹介しましたが、坐骨神経痛の治療法はさまざまなものがあります。この章では、坐骨神経痛の飲み薬以外の治療法についてご紹介します。
安静にする
坐骨神経痛の症状が現れた場合は、無理に身体を動かさずにまずは安静にしてください。患部が炎症を起こしている場合は、患部を冷やすと痛みが軽減されます。炎症が無く、慢性化している人は患部を温めると良いです。自宅に鎮痛剤などがある場合は、服用すると良いでしょう。ただし、副作用のリスクがあるので、添付文書を確認してから服用してください。
痛みがマシになって徐々に身体を動かせるようになると、注意しながらまずは整形外科などを受診して、坐骨神経痛の原因を突き止めるようにしてください。原因が分からないまま、痛みがマシになったからと言って放置してしまうと、重症化する可能性があります。必ず、整形外科などを受診して診察してもらいましょう。
理学療法(リハビリ)
理学療法とは、障害や怪我などで運動機能が低下した人に、基本的動作能力の回復を図るためのものです。赤外線や電気などで身体を温めて、血行を促進させて痛みを緩和するものや、刺激を加えて神経の働きを抑えるものなどがあります。また、手技で関節や筋肉、血液やリンパなどの調節を行い、自然治癒力を高める方法などがあります。坐骨神経痛の痛みが軽減された場合でもも、引き続きリハビリなどを行うことで、坐骨神経痛や腰痛の対策となるでしょう。
神経ブロック療法(注射)
神経ブロック注射は大きく分けて「ブロック注射」と「トリガーポイント注射」があります。ブロック注射は、痛みの原因となっている関連する神経の周辺に、局所麻酔薬や薬剤などを注射し、一時的に感覚を麻痺させて神経を落ち着かせることです。種類が多く、痛みの部位によって使用する注射が異なり、浅いところで深さ2㎝、深いところで8㎝程の深さに注射します。
「ブロック注射」についての記事はこちら⇩
トリガーポイント注射は、トリガーポイント「押すと痛みがある部位」のおよそ1㎝ほどの深さに、局所麻酔薬や薬剤などを注射をします。トリガーポイント注射の目的は、神経を休ませて脳に痛みが伝わることを遮ることです。どちらの注射も即効性があるので、大切な予定の前などに施術を受けると良いでしょう。
「トリガーポイント注射」についての記事はこちら⇩
外科的療法(手術)
手術と言っても、症状によってさまざまですが、最近では傷口が小さく、数時間で手術が終わって日帰りで帰宅できるものや、10日間ほどの入院が必要なケースなどがあります。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、全身麻酔を必要として背部を16㎜ほど切開して行うものや、1㎜以下の細い針を使ってレーザーで手術を行う方法(日帰り手術)などがあります。
腰部脊柱管狭窄症の場合は、背部を2~3㎝ほど切開して内視鏡を用いて行う方法や、ボルトで背骨を固定する方法などがあります。
ここでご紹介した手術方法はごく一部ですが、坐骨神経痛の手術方法は多岐にわたり、原因や病状によって手術方法が適応されます。
まとめ
リリカとは神経障害性疼痛に有効な薬で、即効性はありませんが、一定期間飲み続けることで効果が発揮されます。鎮痛剤で代表的なロキソニンなどは、炎症を起こしている痛みに対して効果があるのに対し、リリカは神経が過剰に興奮しているのを抑えるのに有効です。また、ロキソニンなどは痛みがあるときに服用しますが、リリカは痛みがない場合でも継続して服用することで効果があります、服用を中止するときは自己判断せずに、離脱症状が生じる可能性があるので、急に中止をするのではなく、一週間以上をかけて徐々に薬の量を減らして行かなけらばなりません。帯状疱疹などにも効くリリカは、坐骨神経痛に有効な薬ですが、処方箋しかなく、ドラッグストアなどでの販売はありません。薬の服用方法などの決められた細かいルールがあるので、説明をしっかり聞いて用法用量を守って服用する必要があります。また、高齢者はめまいやふらつきなどの症状があるため転倒しやすくなり、注意が必要です。
リリカの特徴や効能、副作用などについて解説してきましたが、坐骨神経痛の症状があった場合は、まずは安静にしてください。痛い思いをしながら無理に体を動かすと、悪化する恐れがあります。炎症を起こしている場合は冷やし、慢性的な痛みは温めるようにすると良いでしょう。痛みが和らいで動けるようになると、すぐに整形外科などを受診するようにしてください。痛みがマシになったからといって放置すると、重症化する可能性があります。診察をして、坐骨神経痛の原因を突き止めて治療をすることが重要です。