最終更新:2025.04.29

坐骨神経痛を悪化させる女性ホルモンとは?整体院が解説します!

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

「生理の時に腰じゃなくてお尻や足が痛い!」
「妊娠中に坐骨神経痛の症状が現れて辛い」
「女性ホルモンと坐骨神経痛って関係があるのかな?」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。女性ホルモンは、坐骨神経痛の症状を悪化させてしまうことがあります。女性ホルモンは卵巣から分泌されますが、女性ホルモンの働きによって骨盤内の血液循環を低下させることや、妊娠や出産などの影響で坐骨神経痛の症状が出やすい体となってしまいます。この記事では、女性ホルモンが坐骨神経痛を悪化させてしまう原因や対処法を解説します。ぜひ最後までお読みください。

女性ホルモンとは?

坐骨神経痛 女性ホルモン

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり、一か月の周期で卵巣から分泌されます。年齢や生理周期などによって、女性ホルモンの分泌量に変動があります。一般的に、女性ホルモンは8~9歳頃から分泌され始め、10~13歳に初めての生理を経験します。30代に女性ホルモンの分泌のピークを迎えて、40歳を過ぎる頃から分泌量が減って生理周期が不規則となり、やがて50歳前後で閉経を迎えます。

また、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量には違いがあります。エストロゲンは、生理期間中に増加し始めて、排卵日を前にピークを迎えて排卵後、分泌量が減少します。対してプロゲステロンは、排卵日が近づくに従って徐々に増えていき、排卵後、急激に分泌量が増え、その後すぐに減少します。

なお、男性は、精巣から分泌される男性ホルモンの一部がエストロゲンになります。

女性ホルモンが及ぼす坐骨神経痛への影響

坐骨神経痛 女性ホルモン

女性は、月経や妊娠・出産、閉経などのライフステージによって、ホルモンバランスが変化したり乱れたりして、さまざまな不調が起こります。頭痛や疲労、イライラなどは経験されたことがある人も多いのではないでしょうか。なぜこのような症状が起こるのか、この章では、女性ホルモンが及ぼす坐骨神経痛への影響について解説します。

月経

月経時には、プロスタグランジンという物質が生成されます。プロスタグランジンは、子宮内を収縮させて、経血の排出をスムーズにさせる働きがあります。女性にとって必要な物質ですが、問題は、同時に周辺の筋肉も収縮させてしまうことです。周辺の筋肉を収縮させてしまうため、骨盤内の血流が悪くなってしまいます。血液は、栄養や酸素を運び、不要な老廃物を回収してくれます。骨盤内の血流が悪くなることにより、腰回りや坐骨神経周辺に栄養や酸素が行き届かず老廃物が蓄積して痛みやしびれを悪化させてしまうでしょう。

妊娠や出産

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんの重みで自然と反り腰になり、腰痛を引き起こしてしまう人がいます。腰部脊柱管狭窄症の人は、腰を反ると痛みが現れるため、症状が悪化して坐骨神経痛を引き起こす可能性があります。

また、妊娠中はリラキシンという成分が分泌され、体に大きな負担がかかります。リラキシンは、体の筋肉や関節、靱帯や健などを緩める働きがあり、これは赤ちゃんが骨盤内の産道を通りやすくするための準備です。リラキシンは出産に向けて必要不可欠ですが、リラキシンの働きにより骨盤が開いている状態となり、周辺の坐骨神経が刺激されて痛み起きるでしょう。

更年期障害

閉経は人によって個人差がありますが、一般的に50歳前後で閉経し、閉経前後の5年間は更年期障害の対象年齢となっています。更年期障害の症状は、主に以下のものがあります。

  • ・ほてりや発汗
  • ・めまい
  • ・肩こり
  • ・腰痛
  • ・背中の痛み
  • ・不眠
  • ・イライラ
  • ・疲労感
  • ・動悸
  • ・うつ状態
  • ・五十肩

女性ホルモンは、脳から卵巣へ指令が伝えられて分泌されますが、この時に自律神経もコントロールします。女性ホルモンの分泌が減ることにより、同時に自律神経も乱れてしまいます。自律神経の乱れにより、肩こりや腰痛、背中の痛みなどの症状が現れます。

また、女性ホルモンが減少すると骨密度も減少し、骨粗鬆症のリスクが高まります。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの人は、骨の密度が減少することで、ぎっくり腰や背骨が曲がって姿勢が悪くなることなどで、坐骨神経痛の症状を悪化させてしまうでしょう。

坐骨神経痛の症状が現れるその他の原因

坐骨神経痛 女性ホルモン

坐骨神経痛は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などの腰痛の疾患だけでなく、女性ホルモンのバランスが乱れることで体にさまざまな影響を及ぼします。この章では、坐骨神経痛の症状が現れる、別の原因について解説します。症状がある人は、婦人科で検査をするようにしてください。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮内にできる筋腫のことでがんではありません。卵巣から分泌される女性ホルモンによって大きくなりますが、閉経すると筋腫は小さくなっていきます。子宮筋腫の症状は、月経時以外の出血、腰痛や頻尿などです。また、妊娠がしづらいや、流産しやすいなどの症状が起こることがあります。子宮筋腫ができる部位や大きさによっては、周辺の組織を圧迫して坐骨神経に圧迫し、坐骨神経痛の症状が現れることがあります。子宮筋腫が発見された場合、緊急で治療が必要という訳ではなく、経過観察を定期的に行うのが一般的です。

卵巣腫瘍

卵巣は左右に一つずつありますが、卵巣内にできる腫瘍のことを卵巣腫瘍といいます。卵巣腫瘍の多くは良性と言われていますが、稀に悪性の場合があり、悪性腫瘍は、お腹の中の臓器に転移しやすいのが特徴です。下腹部の痛みや張り、腰痛などがあります。卵巣腫瘍は大きいもので30㎝を超える場合があり、腫瘍が大きくなると他の臓器や坐骨神経を圧迫することで坐骨神経痛の症状が現れる可能性があります。

女性ホルモンの影響で坐骨神経痛が悪化したときの対処法

坐骨神経痛 女性ホルモン

女性ホルモンのバランスが崩れると、体にさまざまな影響を及ぼします。不安になったりイライラしたり、辛い思いをしている中で、坐骨神経痛の症状まで現れてしまうと更に気分が下がってしまうでしょう。この章では、坐骨神経痛が悪化したときの対処法を解説します。ぜひお試しください。

身体を温める

身体が冷えていると、腰痛や坐骨神経痛の痛みが強くなります。身体が冷えると、体温を下げないために血管が収縮して血液の流れが悪くなります。血液は栄養や酸素を運び、不要な老廃物を回収してくれる役割があります。血管が収縮すると、腰回りの栄養や酸素が行き届かずに不要な老廃物が溜まり、痛みの原因になります。月経時などは特に、プロスタグランジンの影響で骨盤内の血行が悪くなっているので、下腹部や腰周りを温めるようにしてください。

リラックスをする

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、内臓の働きにも影響があります。交感神経は、日中などの活動が活発なときに優位となり、副交感神経はリラックスしているときに優位となります。イライラや不安感などがあるときは、交感神経が優位になって身体が緊張しているので、できるだけストレスを溜めないように、リラックスするようにしてください。

リラックス方法はさまざまですが、時間をかけて入る半身浴がおすすめです。半身浴は身体が温まる上に、リラックス効果があります。また、入浴の際は睡眠時間の2~3時間前が良いでしょう。入浴で一時的に体温が上がり、下がってきたタイミングで就寝することで、質の高い睡眠がとれます。

ただし、炎症が起こっている人は、身体を温めることで痛みを強くしてしまう可能性があります。炎症がある場合は、患部を冷やすようにしてください。

適度な運動

日常に運動を取り入れることで、ストレス発散や睡眠の質が向上します。運動は、体重管理にも適しているので、生活習慣病の予防にもなります。腰回りや上半身に脂肪が多いと、上半身を支える腰椎に過度な負荷がかかって痛みを発症してしまうでしょう。また、肥満は糖尿病や高血圧といった生活習慣のリスクがあがります。運動を行い、体重管理に気を使うことで、生活習慣の予防になるでしょう。

特に更年期障害などで坐骨神経痛の症状がある人は、運動をするようにしてください。運動は比較的、体に負荷がかからない有酸素運動である、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングは、免疫力や骨密度の向上に効果があり、血行が良くなることで健康に良く、腰痛予防にもなります。

引用:更年期の運動の効果

食事の改善

女性ホルモンに良い食事は以下のものがあります。

  • ・大豆食品
  • ・肉、魚、卵、乳製品
  • ・ツナ缶、青魚、レバー、ナッツ類

これらを積極的に摂取し、バランスのとれた食事を摂るようにしてください。他にも、キノコ類や海藻類など、栄養をまんべんなく摂取すると良いでしょう。

暴飲暴食や、自分の好きな物だけを食べるといった偏食は、ホルモンバランスが崩れるだけでなく、病気の原因にもなります。また、朝食を抜いたり過度なダイエットをしたりすることは、自律神経が乱れる原因になります。1日3食バランスの良い食事をするように心掛けてください。

産後は骨盤矯正をする

出産のために開いた骨盤は、数か月かけて徐々に元の位置に戻っていきますが、産後も腰痛や坐骨神経痛が続きます。また、骨盤が開いた状態で赤ちゃんを抱っこすると、骨盤が左右どちらかに傾いたり歪んだりする可能性があります。片側に歪んだり開いた骨盤を放置すると、骨盤内の臓器が下垂してしまうことや、骨盤底筋の筋力がなく、尿漏れの原因になってしまいます。

最近ではネットで気軽に購入できる、骨盤ベルトやコルセットなどを使用することも良いですが、産後の骨盤矯正を施術してくれる整体院や整骨院などを受診することを強くおすすめします。グッズなどは補助的なイメージで使用し、定期的に整体院や整骨院に通って骨盤の歪みを調節をしてもらうようにしてください。人によって骨盤の状態が違うので、体の仕組みに詳しいプロが、患者様別の施術を行ってくれるでしょう。

まとめ

坐骨神経痛 女性ホルモン

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。脳からの指令で卵巣から分泌される女性ホルモンは、人生のライフステージによって分泌量に変動があり、分泌量の変動によって体にさまざまな影響を及ぼします。坐骨神経は骨盤周辺を通っているため、月経や閉経、妊娠や出産などに大きく影響します。

女性ホルモンは必要不可欠なので、ホルモンバランスを整えて上手く付き合っていく必要があります。それは体を温めることやリラックスすること、適度な運動やバランスの摂れた食事を意識することです。特に、半身浴やウォーキングを日常生活に取り入れると良いでしょう。半身浴はウォーキングは、ストレス発散やリラックス効果、血行が促進されて痛みやしぶれを緩和してくれる効果があります。

また、産後の腰痛や坐骨神経痛でお困りの人は「セルフケア整体」へ起こしください。当院は西武新宿駅から徒歩7分とアクセスしやすい場所にあり、院長をはじめとする優秀なスタッフが多数在籍しているため、安心して施術を受けることができます。患者様一人ひとりの症状を詳しく診て、全体のバランスを整えて痛みや不調のない体作りを目指せます。詳しい施術の詳細や料金など、ご不明な点がございましたら、お電話でも受付ております。坐骨神経痛だけでなく、首や肩、膝などのお体にお悩みの人は、ぜひ一度、ご予約お待ちしております。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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