最終更新:2025.02.27

足指がピリピリとしびれるのは外反母趾の影響?外反母趾によるしびれの原因と症状、負担のかからない正しい歩き方をご紹介!

「足指がピリピリとしびれるのは外反母趾だから?」

「しびれたり、むくんだり足のトラブルが尽きなくて悩んでいる」

外反母趾が原因で足のしびれを起こすことがあります。こわばった筋肉や変形を起こした部分が血管や神経を圧迫すると、しびれだけでなく、むくみやふくらはぎの張り、足指の冷えなども起こることがあります。今回は外反母趾によって起きるしびれについて、原因と症状、負担のかからない正しい歩き方について紹介します。ぜひ最後までごらんください。

外反母趾とは?

外反母趾 しびれ

外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がり、関節が突出してしまう状態を指します。多くの場合、靴の選び方や歩き方が影響し、特に女性に多く見られる症状です。初期症状では痛みを伴わないこともありますが、進行すると強い痛みやしびれを引き起こすことがあります。

外反母趾が原因でしびれが起こる理由

外反母趾 しびれ

以下3つの理由について詳しく解説します。

  • ・神経の圧迫
  • ・血流の悪化
  • ・筋肉バランスの崩れ

1. 神経の圧迫

外反母趾では、親指の付け根の関節(第一中足趾節関節, MTP関節)が外側に変形し、親指が人差し指の方向へ曲がります。この変形により、足の構造が崩れ、特定の神経が圧迫されることがあります。この圧迫により、足の指先にかけてしびれや感覚異常が生じることがあります。特に影響を受けるのは以下の神経です。

①内側足底神経(ないそくそくていしんけい)

  • 位置: 足の裏の内側を走る神経で、親指や足の裏の感覚を担当。
  • 圧迫の原因: 親指の付け根が突出することで靴に当たり、神経が圧迫される。
  • 症状: 親指や足の裏のしびれ、ピリピリした痛み、感覚の鈍さ。

 

②浅腓骨神経(せんひこつしんけい)

  • 位置: すねの外側から足の甲へと伸びる神経。
  • 圧迫の原因: 外反母趾により歩行バランスが崩れ、足の甲の負担が増える。
  • 症状: 足の甲や指のしびれ、違和感、圧迫された部位の感覚低下。

 

③モートン病(Morton’s Neuroma)との関連

  • 外反母趾により足の前方部(前足部)に負担が集中すると、中足骨間にある神経(足底趾神経)が圧迫される。
  • 症状: 足の指の間にしびれや痛みが生じる。

2. 血流の悪化

変形した関節や圧迫された神経の影響で血流が悪くなることも、しびれの原因の一つです。血行が悪化すると、足先が冷えやすくなり、しびれが慢性的に続く可能性があります。

①足の構造変化による血管の圧迫

外反母趾では、親指が内側に曲がるため、親指の付け根にある第一中足趾節関節(MTP関節)が通常よりも突出します。
この突出部分は、普段履く靴の中で圧迫されやすく、周囲の血管、特に足背動脈足底動脈に直接影響を及ぼします。

  • 血管への影響:
    圧迫されることで、これらの主要な血管が物理的に潰され、血液の流れが阻害されます。十分な血流が確保できなくなると、足先まで酸素や栄養分が十分に供給されず、その結果、しびれや冷えの症状が現れます。
  • 長期的な影響:
    継続的な圧迫により、局所的な血行不良が慢性化すると、組織の代謝が低下し、神経や軟部組織の状態がさらに悪化する可能性もあります。

②筋肉の緊張による血流の低下

外反母趾が進行すると、足の正常なアーチが崩れ、歩行バランスが乱れます。これにより、足底筋やふくらはぎの筋肉が補償的に過度な緊張状態となります。

  • 特に影響を受けるのは以下の血管:
  • ・後脛骨動脈(こうけいこつどうみゃく):ふくらはぎの後ろを通り、足裏へ血流を送る。
  • ・腓骨動脈(ひこつどうみゃく):ふくらはぎの外側を流れる。
  • 筋肉の過緊張:
    筋肉が常に緊張していると、その内部や周囲を通る血管が圧迫されやすくなります。たとえば、足底筋が固まると、足裏への血流が滞り、後脛骨動脈や腓骨動脈が圧迫されることで、足先に十分な血液が届かなくなります。
  • 歩行時の影響:
    歩行中、正常な足の動きが妨げられると、これらの血管にかかる負担はさらに大きくなり、結果として足先のしびれや冷え、さらにはむくみなどの症状が出ることがあります。

③長時間の圧迫(靴や歩行習慣)

  • 外反母趾の人は、足の親指付け根が突出しているため、通常の靴を履いた際に、特に前方部分で過剰な圧迫が発生しやすい状態になります。

    • 靴の影響:
      ヒールのある靴や、先の細いデザインの靴は、突出した親指部分に強い圧力を加えます。この圧迫が長時間続くと、局所の血流が阻害され、足先への酸素供給が不足するため、しびれや冷えが顕著になります。
    • 歩行習慣:
      長時間の歩行や、足の前部に負担がかかる歩行パターンも、血液循環の低下に寄与します。圧迫が持続することで、血行が滞り、結果的にしびれやむくみといった症状が出やすくなります。

 

血流の悪化は、単に血液が届かないというだけでなく、神経や軟部組織に対する慢性的なストレスを引き起こします。その結果、しびれや冷え、さらには痛みやむくみなどが複合的に現れるのです。
対策としては、適切な靴の選択(幅広で先が丸いもの、衝撃を吸収するインソールの使用など)や、足のストレッチ・マッサージ、場合によっては矯正治療や手術などが考えられます。これらは血流改善を促し、症状の緩和に役立つ可能性があります。


 

3. 筋肉バランスの崩れ

外反母趾によって歩行時のバランスが崩れると、足裏の筋肉が正常に機能しなくなり、負担がかかる部分とそうでない部分が偏ります。この影響で足の神経が過度に刺激され、しびれが生じることがあります。外反母趾は、親指が内側に曲がることで足全体のバランスが崩れ、歩き方や姿勢に影響が出ます。その結果、特定の筋肉が過度に使われたり、逆に機能低下を起こしてしまい、しびれの原因となります。

 


 

①足のアーチの崩れによる神経の圧迫

足の裏には「内側縦アーチ」「横アーチ」という構造があり、これが崩れると足裏の筋肉が過度に緊張し、神経が圧迫されます。特に、足底筋膜(そくていきんまく)や足底の小さな筋肉が硬くなることで、足底神経(そくていしんけい)が圧迫され、しびれが発生します。

アーチは、足全体の衝撃吸収や体重分散に重要な役割を果たしています。アーチが崩れると、足の構造全体のバランスが乱れ、内側に過度の負荷がかかるため、以下のような影響が出ます。

  • 体重分散の偏り
     本来は足全体に均等に分散される体重が、アーチ崩壊により内側(母趾側)に集中します。

  • 骨格の再配置
     内側にかかる過剰な圧力により、足の骨の配置が変化し、特に親指の付け根(第1中足趾関節)に負担が集中します。

  • 外反母趾の進行
     負担がかかることで、親指が外側に逸脱する外反母趾の変形が進行しやすくなります。

  • 神経の圧迫
     変形した関節部位で、周囲の細い神経が圧迫されると、しびれや違和感が生じるのです。

このように、足のアーチが崩れることにより、足全体のバイオメカニクスが乱れ、外反母趾の変形が進むことで神経が圧迫され、しびれが発生するメカニズムが働いています。


 

②親指の筋肉の弱化

  • **母趾外転筋(ぼしがいてんきん)**という親指を広げる筋肉が弱くなると、親指をまっすぐに保つ力が低下し、さらに外反母趾が悪化。
  • 親指が極端に曲がると、神経や血管を圧迫し、しびれが出やすくなります。

 


③ふくらはぎの筋肉が硬くなる

ふくらはぎの筋肉、特に腓腹筋やヒラメ筋が硬くなると、足首の動きが制限され、正常な歩行パターンが乱れます。足首の背屈(上に向かって曲げる動作)が十分にできなくなると、歩行時に足全体のバランスを保つため、自然と内側(足の内反)に体重がかかります。この内反傾向が進むと、母趾(親指)の付け根部分に過度な負担が集中し、外反母趾の変形が悪化します。

外反母趾の変形が進むと、突出した骨や変形した関節の周囲で、細い神経(例えば、皮膚の感覚を伝える神経)が圧迫されやすくなります。この神経圧迫が、しびれや違和感として現れるのです。

  • 足首の動きの制限:硬いふくらはぎが足首の可動域を狭める
  • 内反傾向の増加:補償的な内反により足の内側へ負担が集中
  • 神経の圧迫:外反母趾による変形部分が神経を圧迫し、しびれを引き起こす

このようなメカニズムから、ふくらはぎの筋肉が固くなることで、外反母趾の部位にしびれが生じると考えられます。適切なストレッチやケアを行うことで、筋肉の柔軟性を改善し、足全体のバイオメカニクスを整えることが、症状の緩和につながります。


 

④足指が正しく使えなくなる

足指は歩行時のバランスや体重の分散に大きな役割を担っています。足指がうまく機能しなくなると、以下のような影響が生じ、外反母趾のしびれが引き起こされる可能性があります。

  1. 体重分散の乱れ
     正常な歩行では、足指が地面をしっかりと捉えて体重を広く分散させています。しかし、足指の機能低下により、足全体での体重分散がうまく行われず、特に親指の付け根(第1中足趾関節)に過度な負担がかかります。

  2. 歩行パターンの変化
     足指の働きが低下すると、歩行時に足の推進力やバランスが崩れ、補償動作として足が内側に傾くことがあります。この内反の動きは、外反母趾の進行を促し、親指が横にずれる原因となります。

  3. 神経の圧迫
     外反母趾が進行すると、変形した関節部分により、周囲の神経(皮膚の感覚を伝える神経など)が圧迫されやすくなります。この神経圧迫がしびれや違和感として現れるのです。

このように、足指の機能低下が足全体のバイオメカニクスに影響を与え、結果として外反母趾部分の神経圧迫としびれを引き起こすと考えられます。予防や改善のためには、足指のリハビリやストレッチ、適切なフットケアが重要となります。

外反母趾が原因でしびれを感じる場所

外反母趾によるしびれは、主に足に現れますが、症状が進行すると、しびれが足以外の部位にも広がることがあります。
足以外の場所がしびれることについて、直接的な関連性は少ないですが、間接的な影響で感じることがあります。 外反母趾が起こる足の変形や歩行のバランスの乱れが、体の上部まで影響を与える可能性があるからです。外反母趾により足のアーチが崩れることがありますが、歩行の際に足の使い方が不自然になり、膝や腰、首の筋肉に過剰な負担がかかる場合があります。この負担が続くと、様々な筋肉に疲労や緊張が生じ、しびれを感じるようです。

1.足の指や足の甲

  • 外反母趾の影響で足の指が曲がったり、足のアーチが崩れたりすることがあります。この変化が神経を圧迫し、足の指や甲にしびれを感じることがよくあります。

2.足の裏

  • 歩行の際に足の裏にかかる圧力が不自然になると、足底が圧迫されることがあります。この神経圧迫が続くと、足の裏全体にしびれを感じます

3.膝周り

  • 外反母趾が原因で歩き方が変わることで、過剰な捻じれが起き、膝の関節に余計な負担がかかります。これにより膝周囲の筋肉や神経が影響を受け、しびれとして感じることがあります

4.太もも

  • 歩行バランスが崩れると、人によっては中殿筋を過剰に働かせて歩くようになります。中殿筋の過緊張が続くと神経を圧迫するため、太腿の裏から足にかけて痺れを感じることがあります。これは、坐骨神経痛ととてもよく似ていて間違えやすいです。

5.腰部

  • 外反母趾による歩行バランスの乱れから、背骨に過剰なストレスがかかり続け、痺れを感じることがあります。この場合、腰部の筋肉が弱いといったことではなく、足の機能低下が原因のため起こるものです。

このように、足から離れた場所でも症状が起きるため、足の機能低下は無視できない問題だということがよく分かります。腰に症状があるからといって腰の手術をしたり、腹筋背筋を鍛えたとしても歩行バランスは変わらないため改善しない可能性が高いのです。どこが原因なのかを見定めることが重要です。

神経や筋肉への負担により起こる症状

外反母趾 しびれ

神経の圧迫・血流の悪化・筋肉バランスの崩れでは、しびれだけでなく以下のような様々な症状を感じることがあります。

足のしびれ

  • 足の親指や足の裏、足先全体にピリピリした感覚。
  • しばらくすると感覚が鈍くなる。
  • 長時間立っていると症状が悪化する。

足の冷え

外反母趾になると足が冷える理由は、主に血行不良と神経の圧迫が関係しています。外反母趾は、親指の骨が異常に外向きに曲がることで、足の構造に変化が生じ、歩行時のバランスが崩れます。この状態が血液循環が悪影響を与え、足の冷えの原因となります。 通常、足のアーチは歩行時に衝撃を吸収し、体重を分散させますが、外反母趾によってその機能が失われると、足の一部に過大度な負担がかかり、血液の流れが悪くなります。 特に、親指周辺や足の甲に圧力が強くかかると、足の血管が圧迫され、血液が効率よく流れにくくなります。

  • つま先が冷たく感じる。
  • 靴を脱いでも温まりにくい。
  • 冬場だけでなく、夏でも冷えを感じることがある。

 むくみ

外反母趾により足の構造が変形すると、足の血管に圧力がかかり血液がかかり、循環が不安定になります。 特に、足の指の関節や足の甲に負担がかかると、血液が心臓に戻りにくくなり、足首や足の甲に血液が滞ることがあります。

  • 足の甲や足首が腫れる。
  • 靴がきつく感じる。
  • 夕方になるとむくみが強くなる。

 疲れやすい

外反母趾になると足が疲れやすくなる理由は、主に足の構造の変化とそれに伴って歩行や体重の負担の不均衡化が関係しています。 外反母趾は親指が外向きに曲がることによって足のアーチが崩れ、足裏にかかる圧力が偏りやすくなります。 これにより、歩行時に足底の一部に長い負担がかかり、足全体の筋肉や関節だけに負担がかかることになります。

  • 少し歩いただけで足が重だるくなり疲れる。
  • ふくらはぎが張った感じがする。
  • 立ち仕事や歩行で足が重く感じる。

足裏や甲のつっぱり感

足のアーチ機能が低下すると、足指に力が入りずらい状態になり、歩行時に指が地面から浮いたまま指の付け根と踵の2点のみで歩くようになります。荷重ストレスが偏ってしまい、足裏の筋肉が緊張していきます。酷くなると足底筋膜炎を起こすこともあります。

  • 足裏の筋肉が緊張しているような感じ。
  • 甲の筋肉も引っ張られるような違和感がある。
  • 寝ている間に足がつることがある。

外反母趾のズキズキする痛みを和らげる。どんな時でも安心で効果的な応急処置と予防法。

 

外反母趾によるしびれを改善する方法

外反母趾 しびれ

1. 適切な靴を選ぶ

外反母趾の進行を防ぐためには、足に合った靴を履くことが重要です。以下のポイントを押さえた靴を選びましょう。

  • つま先にゆとりがあり、足指を自由に動かせる
  • クッション性が高く、衝撃を吸収する
  • ヒールが低く、安定した歩行ができる

2. テーピングやインソールの活用

テーピングやインソールを使用すると、足のアーチを正常な状態に保ちやすくなります。専用テープでテーピングをすれば、シャワー程度であれば付け替えせず2~3日はもちます。濡れた場合はドライヤーで乾かすとよいです。テーピングは上手くいくと、貼った瞬間から痛みが和らぎ、自然と安心感が得られます。しかし、アレルギーや水虫などの皮膚疾患がある方は、テーピング以外の方法を選択した方がよいでしょう。また、医療用インソールは、歩行時の負担を軽減し、しびれの改善に役立ちます。自分に合ったものを見つけて、足の負担を軽減してください。

外反母趾用サポーター

外反母趾専用テープ

3. ストレッチとマッサージ

外反母趾によるしびれを和らげるには、足の血流を促進するストレッチやマッサージが効果的です。

簡単にできるストレッチ

  • 足指グーパー運動:足の指を大きく開いたり閉じたりすることで、足裏の筋肉を活性化。指が重なってうまくできない場合、手を使って補助しながらしっかり関節を動かします。
  • タオルギャザー運動:床にタオルを敷き、足の指だけでたぐり寄せる。
  • テニスボールマッサージ:足裏でテニスボールを転がして血流を促進。

4. 施術を受ける

症状がひどく、日常生活に支障をきたす場合は、専門の治療を受けるのも選択肢です。

  • 整体や接骨院での施術:骨格や筋肉のバランスを整えることで、痛みやしびれを軽減。
  • 物理療法(ハイボルト療法など):電気刺激を用いて神経や筋肉の緊張をほぐす。

外反母趾を予防するための正しい歩き方

外反母趾 しびれ

足に負担をかけない歩き方をすることで、外反母趾の症状を緩和し、指の付け根の変形を防ぐことができます。毎日3分でも意識することの積み重ねで正しい歩き方を身に付けていきましょう。

1.脚を柔らかく、踵・指・指付け根を着地させて歩く

足指が地面に着かないと、指の付け根に負担がかかってしまいます。踵・指の付け根・足指がほぼ同時に地面に接地することを意識することで、かかと前後のバランスを整えて、足の機能が働くようにしていきます。

2. 歩幅は無理に大きくせず、自分に合った歩幅を維持

左右のバランスを整えていきます。歩幅を大きくすると、変に負担がかかってしまいますので気をつけましょう。また、歩くスピードは速くすることも過剰な衝撃が患部にかかりやすいため止めてください。自然に歩けるリズムを保ちましょう。

3. 膝を普段より1センチ高く上げ、足指を地面に着地させる

膝を伸ばしきって歩く人が多いですが、実際は軽く膝が曲がった状態で足が地面に着くことで衝撃を緩和してくれます。

4.外反母趾があればテーピングで矯正し、自分に合った靴を履いて歩くこと

足の裏に異常がある場合では、なかなか正しい歩き方は身につきません。指が変形して曲がった状態で歩けば、偏った筋肉の使い方しかできず、ますます症状が悪化してしまいます。テーピングまたは、専用の靴下で足のアーチ機能を再生させてから歩きましょう。

まとめ

外反母趾 しびれ

外反母趾によるしびれは、神経の圧迫や血流の悪化が原因で起こります。しかし、適切な靴選び、ストレッチやマッサージ、正しい歩行習慣を取り入れることで、症状の緩和や予防が可能です。もししびれや痛みが続く場合は、早めに専門家に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

 

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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