最終更新:2025.03.21

膝の痛みと疲労を解消する:いますぐ取り入れられる膝によい環境づくりと膝に負担をかけないケアで効果的にアプローチ!

日常生活やスポーツを楽しむ中で、誰もが一度は経験する「膝の痛み」。膝は私たちの身体を支える大切な関節であり、その痛みは単なる不快感にとどまらず、生活の質全体に影響を与える可能性があります。

本記事では、膝にかかる負担や疲労のメカニズムを解明するとともに、痛みの原因や筋肉、関節、軟骨といった構造的要素にも焦点を当て、効果的な改善方法や予防策について詳しく解説していきます。


膝の構造とその重要な役割

膝痛 疲労

膝は、骨、軟骨、筋肉、靭帯、関節包など多くの組織から成り立っています。膝関節は、脚を前後に動かすだけでなく、体重を支え、歩行や階段の昇降、さらにはスポーツなどで激しい運動を行う際にも大きな役割を果たします。

  • 関節と関節軟骨
    膝関節は大腿骨と脛骨、そして膝蓋骨が接触する部分で構成され、関節軟骨は衝撃を吸収し、滑らかな動きをサポートします。関節軟骨は表面が白く滑らかで弾力性があります。体重の数倍の圧力を吸収することが可能で、半月板と同様に体重や膝の動きによる負担を和らげています。膝の曲げ伸ばしの際の、関節がこすれるときの摩擦をなくす働きもしています。厚さはわずか3~4ミリですが、わたしたちが飛んだり走ったりしても膝が柔軟に動けるのは、関節軟骨の働きのおかげなのです。軟骨に血管や神経が通っているわけではないため、多少すり減っても痛みを感じることはありません。しかし、再生能力のある骨と違い、一度摩耗した軟骨が元の状態に戻ることはありません。軟骨がすり減ると、骨同士が直接摩擦し、痛みや炎症を引き起こす可能性があるため、軟骨の健康は非常に大切です。
  • 筋肉と靭帯の役割
    膝を支える周囲の筋肉や靭帯は、動きを安定させるために不可欠です。筋肉は主に運動の駆動源として働き、特に大腿四頭筋やハムストリングスが膝の伸展や屈曲をコントロールし、動作時に関節周囲へ適切な力を加えることで安定性を補強します。さらに、筋肉は着地時の衝撃吸収や反射運動の調整にも寄与し、動的な安定性を実現しています。一方、靭帯は静的な安定性を保つための重要な構成要素です。前十字靭帯や後十字靭帯は前後方向の過剰な動きを防ぎ、内側側副靭帯や外側側副靭帯は内外方向の変位を制御することで、膝関節が過度に動くのを抑制します。これにより、走行やジャンプなどの激しい運動時でも骨と骨が適切に連結し、衝撃や外力に対して耐性を持つことが可能となります。総じて、筋肉と靭帯はそれぞれ動的および静的な側面から膝関節の安定性と機能性を維持し、互いに補完しながら日常生活からスポーツまで多様な動作を安全に行える基盤を形成しているのです。

このように、膝は多くの要素が連動して機能する複雑な構造物であり、一つの部位に異常が生じると、膝全体のバランスが崩れ、痛みや疲労が生じやすくなります。


膝の痛みの主な原因とそのメカニズム

膝痛 疲労

膝の痛みにはさまざまな原因があります。原因を正しく理解することは、適切な改善策や予防策を講じる上で非常に重要です。

1. 加齢と変形性膝関節症

年齢とともに、膝の軟骨は徐々に摩耗し、関節内のクッション機能が低下します。変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、骨同士が擦れ合うことで痛みが生じる病気です。

  • 症状と特徴
    膝の内側や外側に痛みが生じ、歩行時や階段の上り下りで痛みが強くなる傾向があります。また、膝の周囲に腫れが見られることもあり、これが筋肉や関節への負担をさらに増大させます。

2. 急激な負荷と半月板損傷

スポーツや日常生活の中で、急激な動きや無理な体重のかけ方により、膝に過度の負担がかかると、半月板や靭帯に損傷が生じる可能性があります。

  • スポーツ時の注意点
    急な方向転換やジャンプ動作は、膝に大きなストレスを与え、痛みの原因となります。特に激しい運動を行う場合は、事前の十分なウォーミングアップやストレッチが重要です。

3. 筋肉の低下と不均衡

膝の痛みは、膝周りの筋肉の疲労や衰えによっても引き起こされます。筋力が低下すると、膝関節にかかる負担が増加し、正しい動作ができなくなります。

  • 筋トレとケアの必要性
    適切な筋力トレーニングにより、筋肉のバランスを整えることが、膝の痛み改善に大いに役立ちます。特に大腿部やふくらはぎの筋肉を鍛えることで、膝にかかる負担を軽減することが可能です。

~膝への負担を軽くして関節の安定性を高める~サポーターのメリット・デメリット、正しい選び方をご紹介

 


膝にかかる負担と疲労のメカニズム

膝痛 疲労

膝に蓄積する疲労は、日常生活での些細な動作の積み重ねによって生じます。普段の歩行、立ち仕事、さらには長時間同じ姿勢でいることが、膝関節やその周囲の筋肉に過度の負担を与えます。

1. 日常動作と負担のかかり方

普段の生活の中で、階段の昇り降りや長距離の歩行、さらには重い荷物の持ち運びなどが、膝に直接影響を与えます。

  • 歩行時の注意
    正しい歩行姿勢を保つことで、膝にかかる衝撃を和らげることができます。特に、内側や外側に偏った歩き方は、膝関節や軟骨に不均一な負担をかけ、痛みの原因となります。

2. 疲労の蓄積とその影響

長時間の立ち仕事や運動不足、または逆に過度な運動により、膝周辺の筋肉は酷使され、疲労が蓄積します。

  • 筋肉の疲労と関節への影響
    疲労が溜まると、筋肉のサポート力が低下し、膝関節そのものが安定性を失います。結果として、痛みや腫れ、さらには関節の変形といった症状が現れることがあります。

 膝の痛みを改善するための具体的な方法

膝痛 疲労

膝の痛みは、原因に応じた対処法を講じることで改善が期待できます。ここでは、家庭で行えるセルフケアから、専門医療での治療まで、さまざまな方法を紹介します。

1. セルフケアによる痛みの緩和

日常生活の中でできるセルフケアは、膝の痛み改善に非常に有効です。

  • ストレッチと柔軟性の向上
    膝周りの筋肉や太もも、ふくらはぎのストレッチは、血流を促進し、筋肉の硬直を緩和します。特に、膝関節を包む筋肉を伸ばすことは、痛み軽減に直結します。
  • セルフマッサージ
    軽いマッサージは、筋肉の疲労を和らげ、膝への負担を軽減する効果があります。痛みを感じる部位を優しく揉むことで、血流が改善され、炎症の抑制にもつながります。

2. 適切な運動療法と筋トレ

膝の痛み改善には、適切な運動療法が欠かせません。

  • 有酸素運動の取り入れ
    ウォーキングやサイクリングといった有酸素運動は、膝への過度な負荷を避けつつ、全身の血流を促進します。これにより、膝関節の周りの筋力を維持することができます。
  • 筋トレでの筋力強化
    大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズは、膝の安定性を高め、衝撃を吸収する役割を果たします。無理のない範囲で筋トレを継続することが、痛みの改善に直結します。

3. 医療機関での治療と専門家の相談

セルフケアだけで改善が見込めない場合は、専門の医療機関を受診することも重要です。

  • 画像診断や検査の活用
    X線、MRI、超音波検査などを用いて、膝関節や半月板、靭帯の状態を正確に把握することで、最適な治療法を選択できます。
  • 薬物療法と注射治療
    痛みの緩和を目的として、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用や、関節内注射などが行われる場合もあります。これらの治療法は、膝の痛みや炎症を迅速に改善するために有効です。
  • 専門的なリハビリテーション
    痛みが長引く場合、理学療法士によるリハビリテーションや、適切なトレーニング指導を受けることで、再発防止や改善効果が期待できます。

 膝の痛み予防と日常生活でのケア方法

膝痛 疲労

膝の健康を維持するためには、日々の生活の中で予防策を講じることが最も大切です。以下に、膝の痛みを未然に防ぐための具体的なポイントを紹介します。

1. 正しい姿勢と歩行フォームの重要性

日常生活において、正しい姿勢を保つことは膝への負担を軽減するための基本です。

  • 歩行時の注意点
    内側や外側に偏らない自然な歩行フォームを心がけ、足裏全体で体重をしっかりと支えることが必要です。正しい歩行姿勢は、膝関節の安定性を保つうえで非常に効果的です。
  • 立ち姿勢の改善
    長時間同じ姿勢で立ち続ける場合は、定期的に軽いストレッチや足踏み運動を行い、膝周囲の筋肉に余計な負担がかからないよう注意しましょう。

2. 体重管理とバランスの取れた食事

体重が増加すると、膝にかかる負担が著しく増えます。

  • 適正体重の維持
    バランスの取れた食事と適度な運動により、体重管理を行うことは、膝の健康維持に直結します。
  • 栄養バランスの重要性
    筋肉や軟骨の維持に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルを十分に摂取することで、膝へのダメージを抑え、早期の回復を促進することが期待されます。

3. 定期的なセルフチェックと早期対処

膝の痛みは初期の段階で対処することが、長期的な改善への鍵となります。

  • 自己診断と症状チェック
    膝に異常な痛みや腫れ、違和感がある場合は、早めにセルフチェックを行い、原因を見極めることが大切です。
  • 専門家への相談
    自己判断が難しい場合は、専門医や整形外科、整体、接骨院などの医療機関を訪れ、適切な診断と治療を受けるよう心がけましょう。

膝の痛みには安静は必要なし

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膝が痛い時には不安になりますし、安静にしていた方が膝にもよいのではと思えるかもしれません。休んでいれば、痛みは軽減しますし、膝に負担もかかりません。しかし、安静にばかりしていると、下半身の筋肉を使う機会が減るため膝を支えている太ももの筋肉も衰えてしまいます。膝をかばうことで、関節の動かせる範囲が狭くなっていき、曲がりにくく、伸ばしにくい膝になっていきます。膝にとっては、安静にしておくことはメリットよりもデメリットが多くなりますので、できるだけ避けたいものです。

関節というものは動かすためにあるものです。かばったりして、動かさないようにしてしまうと、かえって悪くなってしまうことを理解し、できる範囲で今まで通りに行うようにしましょう。多少の痛みでしたら、動かした方が膝にとってはよいことです。

ただ、膝への負担が大きくかかるような動作については、見直す必要があります。少しの工夫で、いつもの家事や仕事を膝の負担を軽くして行うことができます。生活の中でできないことが増えると、気持ちまで暗くなってしまいます。いつもより時間はかかっても、自分のペースでいつも通りに日々のことを行ってみてください。


生活に取り入れる膝を労わる環境づくり

膝痛 疲労

膝の健康は、日々の習慣の積み重ねで大きく左右されます。ここでは、膝にやさしい生活習慣とケア方法をいくつかご紹介します。

1. あちこちに椅子を配置する

畳の部屋などで、床に座る生活の方は、膝をつき、深く曲げることで、常に膝には大きな負担がかかっています。これを機会に、床の生活から、椅子に座る生活に変えてみましょう。生活の中での動作がずっと楽になります。

  • 休憩用の椅子を置く
    玄関に椅子があれば、外出先から帰ってすぐに荷物を置いたり、腰かけて痛んだ膝を休ませることができます。靴を履いたり脱いだりという時にも椅子があると便利です。立ち仕事が多くなるキッチンやベランダにも椅子を置きます。座ってできる作業は座ってしましょう。椅子は、持ち運びしやすい軽いものがよいでしょう。
  • 踏み台や手すりを利用する
    玄関の上り口が高い場合は、半分くらいの高さの踏み台を置くことで、膝の負担を減らします。手すりがあるとなおよいでしょう。身体が沈み込むタイプのソファでは、立つときに膝に大きな負担がかかります。痛みの軽い方の脚側の手置きにつかまり立ち上がることで、膝への負担を軽減させましょう。
  • 他にもできる工夫...
  • 布団からベッドに変える
  • 脱衣所に椅子を置き、服の脱ぎ着を楽にする
  • お風呂場に座面が高めの椅子を置く

2. 起きてすぐ膝の準備運動をする

朝目覚めたとき、膝が固まっている感じで動かしにくく、痛みを感じる方は多くいます。急に起き上がり動こうとすると、固まった関節を無理やり伸ばすこととなるため、痛みが強くなってしまいます。動き出しは、いつもゆっくりとを意識しておいてください。

  • 起きてすぐのストレッチ
    寝たまま行う、寝ぼけたままできる簡単ストレッチです。膝をスムーズに動かせるように起き上がる前に取り入れてください。
  • ➀布団のなかで両手両足を伸ばし、大きく伸びをする
  • ②あおむけ寝の状態で、片方の膝をゆっくりと立てていく。
  • ③そのまま踵をゆっくり引き寄せて元に戻す。×10回。反対側もおこなう。
  • 立ち上がる時の負担を軽くする
    座りっぱなしやのあと動き始めるときに痛みが起こりやすいです。すこし、膝を動かしてからゆっくり立つようにしましょう。
  • 立ち上がる前に膝を曲げ伸ばししておく。
  • 床から立ち上がるときは、床や机に手をついてゆっくりとおこなう。
  • 椅子から立つときには、肘かけにつかまり踵で床を押しながらゆっくりと立つ。

膝の健康管理における今後の展望とまとめ

膝痛 疲労

膝の痛みや疲労は、生活習慣の改善と適切なケアにより、十分に改善することが可能です。現代社会では、運動不足や過度な負担による膝のトラブルが増加傾向にありますが、正しい知識と対策をもってすれば、膝の健康を長期間にわたり維持できるでしょう。

1. 今後の治療法やリハビリテーションの進化

医療技術の進展に伴い、膝の治療やリハビリテーション方法も多様化しています。

  • 再生医療の可能性
    再生医療や細胞治療など、最新の治療法は、軟骨の再生や筋肉の回復を促進することが期待され、膝の痛みの根本改善に繋がる可能性があります。
  • 個別化されたリハビリプログラム
    一人ひとりの症状や体力に合わせたリハビリプログラムが普及し、無理のない運動療法が提案されることで、膝の健康維持がより効果的に行えるようになるでしょう。

2. まとめ:膝の痛み改善に向けて

膝は、私たちの生活において非常に大切な部位です。膝の痛みの原因は多岐にわたり、変形性膝関節症、半月板損傷、筋肉の低下や疲労などが挙げられますが、正しい知識をもって原因に応じた対処法を講じることで、症状は改善されます。日常生活における適切なケア、定期的なストレッチと運動、体重管理、そして必要に応じた専門医の受診が、膝の痛み緩和と健康維持のカギとなります。

膝にかかる負担を軽減し、快適な生活を取り戻すために、まずは自分自身の生活習慣や動作を見直すことが大切です。たとえ些細な改善であっても、継続することで必ず効果が現れます。膝の痛みが続く場合は、早期の対処と専門家への相談をお勧めします。これにより、痛みの進行を防ぎ、将来的な関節の変形や慢性的な症状の発生を抑えることが可能となります。

最後に、膝の健康は単に痛みを解消するだけでなく、日々の生活の質を向上させるためにも重要です。健康な膝は、活動的なライフスタイルの基盤であり、趣味やスポーツ、仕事においても大きな影響を与えます。正しいケアと予防策を実践し、膝の痛みを改善することで、より充実した生活を手に入れましょう。


おわりに

膝痛 疲労

本記事では、膝の痛みや疲労の原因、膝にかかる負担のメカニズム、そして具体的な改善方法と予防策について詳しく解説しました。膝の健康を守るためには、関節や軟骨、筋肉の役割を正しく理解し、日々のケアや適切な運動を心がけることが必要です。膝の痛みがある場合、まずは自己管理を徹底し、症状が改善しない場合は医療機関での検査や治療を受けることをお勧めします。

健康な膝を保つことは、快適な日常生活やスポーツ、さらには趣味においても大切な要素です。皆さまが今回ご紹介した方法を実践し、痛みの少ない毎日を送れることを願っています。日々の生活の中で、膝のケアと適切な運動、そして栄養バランスの取れた食事を心がけ、元気な身体を維持していきましょう。

膝の痛みや原因、そして改善策についての知識は、将来的な健康リスクを軽減するための重要な情報です。今後も自身の身体と向き合い、無理のない範囲でのケアを続けることが、より良い生活への第一歩となります。ぜひ、本記事を参考に、膝の健康管理に役立ててください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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