最終更新:2025.05.11

【動画まとめ】 椎間板ヘルニアに効くストレッチ動画 |自宅で簡単にできる改善法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアでお悩みですか?腰や足の痛み、しびれに効果的なストレッチ方法をご紹介します。本記事では、椎間板ヘルニアの症状を緩和するための自宅でできるストレッチ動画と、正しい姿勢や予防法について専門家の解説を交えてお伝えします。適切なストレッチを継続することで、痛みの軽減や再発防止につながりますので、ぜひ参考にしてください。NOBU先生と笹川先生の、 椎間板ヘルニアに効くストレッチ動画 も解説していきます。

ストレッチの前に運動っていうのも入れていただくとですねあのより効果が出るようになります。

理学療法士 笹川先生(動画 01:06)

椎間板ヘルニアとは?症状と原因を理解しよう

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割をする「椎間板」が何らかの原因で飛び出し、周囲の神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態です。特に腰椎椎間板ヘルニアの場合、腰痛だけでなく、お尻から足にかけての痛みやしびれが特徴的な症状となります。健康図書館ヘルニアデスクの資料でも同様の症状が解説されています。

主な原因としては、加齢による椎間板の変性や、重いものを持ち上げる際の不適切な姿勢、長時間の同じ姿勢の維持などが挙げられます。特に30代〜50代の方に多く見られ、日常生活での腰への負担が症状を悪化させることがあります。

腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛は日常生活に大きな支障をきたします。特に筋力低下や感覚異常がある場合は、医療機関での検査や診断を受けることが重要です。

椎間板ヘルニアの一般的な症状

  • 腰痛(特に前かがみになると痛みが強まる)
  • お尻から足にかけての痛みやしびれ
  • 足の感覚異常や筋力低下
  • 座っている時や立ち上がる時の痛み
  • 咳やくしゃみをすると痛みが増す

これらの症状がある場合は、椎間板ヘルニアの可能性があります。症状の程度は人によって異なりますが、適切なケアを行わないと悪化する恐れがあります。

なぜストレッチが椎間板ヘルニアに効果的なのか?

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

椎間板ヘルニアの治療において、適切なストレッチは非常に重要な役割を果たします。多くの場合、手術を行わなくても保存的治療で症状の改善が期待できる傾向にあります。医学研究によれば、椎間板ヘルニアの患者の約90%が非手術的治療で改善するとされています。

ストレッチの効果説明
筋肉の緊張緩和腰回りや太もも、お尻の筋肉の緊張を和らげ、神経への圧迫を軽減します
血行促進筋肉や神経への血流が改善され、痛みの緩和や治癒促進につながります
可動域の改善腰や股関節の動きが柔軟になり、日常生活での動作が楽になります
姿勢の改善正しい姿勢を維持するための筋力バランスが整います
再発予防定期的なストレッチにより、椎間板への負担が軽減され再発リスクが下がります

ただし、ストレッチを行う際には痛みを感じる範囲を超えないよう注意することが重要です。無理なストレッチは症状を悪化させる可能性があります。

椎間板ヘルニアに効く自宅でできるストレッチ動画

ここでは、自宅で簡単にできる椎間板ヘルニアに効果的なストレッチをご紹介します。これらのストレッチは、専門家が監修した安全で効果的な方法です。

大腿前面のストレッチ

このストレッチは、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)をほぐし、腰への負担を軽減します。

  1. 片脚を90°まげて立て膝にします
  2. 反対の足を後ろに引いて伸ばします
  3. 後ろに引いた足の付け根が伸びている感覚を意識しましょう
  4. 30〜40秒間保持し、左右交互に行います

初めは10秒間から始めて、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。お風呂上がりなど、体が温まっている時に行うとより効果的です。

体をひねるストレッチ

このストレッチは腰回りの筋肉をリラックスさせ、神経への圧迫を緩和するのに役立ちます。

  1. 仰向けに寝て、両膝を立てます
  2. 両肩が床から離れないようにして、両膝をゆっくり横に倒します
  3. 倒した状態で10秒程度静止します
  4. 左右それぞれ10回ずつ行います

このストレッチは、椎間板への圧力を分散させる効果があります。腰痛が強い時は無理をせず、痛みのない範囲で行いましょう。

足をかかえるストレッチ

このストレッチは腰やお尻の筋肉をほぐし、坐骨神経の圧迫を緩和します。

  1. 仰向けになって両膝を曲げます
  2. 両手でゆっくりと膝をかかえます
  3. 腰やお尻につっぱりや痛みを感じたところで止め、そのまま5秒間保ちます
  4. ゆっくりと元に戻し、5〜10回繰り返します

このあたりですね まあ簡単にストレッチをしていくといいかなと

理学療法士 笹川先生(動画 04:17)

 

NOBU先生のストレッチ

  • 重要なポイント:
    • 腰痛の原因は、腰の筋肉を伸ばしたり揉んだりするだけでは改善しない。
    • 腰痛は、内側ハムストリングの筋肉の硬直が原因であることが多い。
    • 内側ハムストリングをケアすることで、腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、慢性腰痛を改善できる可能性がある。
  • 具体的な方法:
    1. 足を肩幅に開き、つま先をまっすぐ前に向ける。
    2. 膝に肘を置きながら前かがみになる。
    3. 膝をできるだけ伸ばす。
    4. 骨盤を上に突き出すようにして、内側ハムストリングを10秒間締め付ける。
    5. これを3セット行う。
  • 注意点:
    • 足の幅、つま先の向き、膝の伸ばし方、骨盤の突き出し方を正しく行うこと。
    • 腰に痛みを感じない範囲で行うこと。
  • その他の効果:
    • 腰椎と骨盤の歪みを調整し、姿勢を改善する。
    • 将来の腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を予防する。
  • おすすめのストレッチ:
    • 台に踵を乗せて、前かがみになり、内腿を伸ばす。

このセルフケアを毎日続けることで、腰痛の改善や予防につながります。

 

椎間板ヘルニア改善のための腹横筋トレーニング

椎間板ヘルニアは若い方から高齢者まで多くの方が悩む疾患です。この動画では、理学療法士の教える椎間板ヘルニアの原因と、効果的な「サボり筋トレーニング」について解説しています。

腰には骨がなく、筋肉だけで支えられている構造のため、腹横筋が弱ると立っているだけでも腰に負担がかかり、椎間板ヘルニアを引き起こします。特に腰が丸くなった時のストレスで発症しやすくなります。

腹横筋は体幹の最も深部にある筋肉で、コルセットのような役割を果たしています。この筋肉を鍛えることで、椎間板ヘルニアの改善や予防につながります。

特に腹横筋はコルセットのような働きをしていますので、腹横筋を重点的に鍛えることで椎間板ヘルニアの改善や予防につながっていきます。

理学療法士 笹川先生(動画 03:32)

動画では、腰に余計な負担をかけずに腹横筋をピンポイントで鍛えられる「サボり筋トレーニング」が紹介されています。このトレーニングは、肩甲骨を動かす準備体操、肩甲骨を内側に入れるエクササイズ、腹横筋トレーニング、そして腸腰筋トレーニングの4つで構成されています。

各トレーニングは10秒×3回または10回×1セットという短時間で、テレビを見ながらでも簡単に実施できます。継続することで徐々に筋力がつき、腰の安定化につながります。

椎間板ヘルニアの症状を悪化させる行動とは?

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

椎間板ヘルニアの症状改善には、ストレッチだけでなく、日常生活での注意点も重要です。以下の行動は症状を悪化させる可能性があるため、できるだけ避けるようにしましょう。

避けるべき行動

  • 重いものを持ち上げる(特に前かがみの姿勢で)
  • 長時間の同じ姿勢(特に座りっぱなし)
  • 腰に負担がかかるスポーツ(ゴルフ、テニスなど)
  • 急激な動き(ねじる動作や急な方向転換)
  • 硬すぎるマットレスでの就寝

これらの行動は椎間板への圧力を増加させ、症状を悪化させる原因となります。特に長時間の同じ姿勢は避け、1時間に一度は姿勢を変えたり、軽く体を動かしたりすることが重要です。

椎間板ヘルニアの再発予防に役立つ生活習慣

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

椎間板ヘルニアは、一度改善しても再発するリスクがあります。以下の生活習慣を取り入れることで、再発予防に役立ちます。

予防のポイント具体的な方法
正しい姿勢の維持背筋を伸ばし、猫背を避ける。長時間のデスクワークにはクッションや腰当てを使用する
適度な運動ウォーキングや水泳など、腰に負担が少ない運動を定期的に行う
体重管理過体重は腰への負担を増加させるため、適正体重を維持する
正しい持ち方重いものを持つ際は膝を曲げ、腰ではなく脚の力を使って持ち上げる
適切な睡眠環境硬すぎず柔らかすぎないマットレスを使用し、横向きで寝る場合は膝の間にクッションを挟む

これらの習慣は、椎間板への負担を軽減し、再発予防に効果的である可能性があります。特に定期的なストレッチと適度な運動の組み合わせが最も効果的とされています。

ストレッチだけでは改善しない場合の対処法

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

ストレッチや生活習慣の改善を継続しても症状が改善しない場合は、医療機関での診察が必要です。以下のような症状がある場合は、早めに専門医に相談しましょう。

  • 安静にしていても痛みが強い
  • 足の感覚がなくなったり、筋力が低下したりする
  • 排尿や排便に問題がある
  • 発熱や体重減少を伴う腰痛がある

医療機関では、状態に応じて以下のような治療法が提案されることがあります。

  • 理学療法(専門家による運動療法)
  • 薬物療法(消炎鎮痛剤など)
  • 神経ブロック注射
  • 手術療法(保存的治療で改善しない重症例)

症状の程度や生活への影響を考慮して、適切な治療法を選択することが重要です。治療においては、専門医との相談のもと進めていくことをおすすめします。

椎間板ヘルニアのストレッチを行う際の注意点

効果的なストレッチを行うためには、以下の点に注意して行いましょう。

  1. 痛みのない範囲で行う:ストレッチ中に強い痛みを感じる場合は中止しましょう
  2. ゆっくりと行う:急な動きは避け、ゆっくりと呼吸をしながら行いましょう
  3. 無理な姿勢をとらない:自分の柔軟性に合わせて無理のない範囲で行いましょう
  4. 継続して行う:効果を実感するためには定期的な継続が重要です
  5. 体が温まった状態で行う:お風呂上がりや軽い運動後などが効果的です

また、急性期(発症直後や痛みが強い時期)には、ストレッチよりも安静にすることが優先される場合があります。症状が落ち着いてから始めることをおすすめします。

まとめ:椎間板ヘルニアの症状改善と再発予防のために

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

椎間板ヘルニアの症状改善には、適切なストレッチと生活習慣の改善が効果的です。本記事でご紹介したストレッチを継続して行うことで、多くの方が症状の軽減を実感しています。

重要なポイントをまとめると:

  • 痛みのない範囲で無理せずストレッチを行うこと
  • 日常生活での腰への負担を減らすこと
  • 定期的な運動と適切な姿勢を維持すること
  • 症状が改善しない場合は専門医に相談すること

椎間板ヘルニアは完全に治すことが難しい疾患ですが、適切なケアを継続することで症状を管理し、日常生活の質を向上させることができます。ぜひ本記事で紹介したストレッチを取り入れて、症状の改善に役立ててください。

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椎間板ヘルニアに関するよくある質問

椎間板ヘルニア ストレッチ 動画

Q. 椎間板ヘルニアのストレッチはいつ行うのが効果的ですか?

A. 椎間板ヘルニアのストレッチは、体が温まっている時に行うと効果的です。お風呂上がりや軽い運動後、また朝起きた時と就寝前の1日2回行うのがおすすめです。ただし、急性期(発症直後や痛みが強い時期)は安静にし、症状が落ち着いてから始めることをおすすめします。

Q. 椎間板ヘルニアは完全に治りますか?

A. 椎間板ヘルニアは、時間の経過とともに自然に症状が改善するケースもあります。実際、ヘルニアが体内で吸収され、MRI検査で確認できなくなることもあります。ただし、完全に元の状態に戻るわけではなく、再発のリスクも考慮して、適切なケアを継続することが重要です。

Q. 椎間板ヘルニアでストレッチをする際に避けるべき動きはありますか?

A. 椎間板ヘルニアの方は、腰を強く曲げる動き(前屈)や、腰をひねる動き、急激な動きは避けるべきです。特に腰椎椎間板ヘルニアの場合、これらの動きは症状を悪化させる可能性があります。また、ジャンプや高負荷の運動も避けるのが無難です。ストレッチは必ず痛みのない範囲で行いましょう。

Q. 椎間板ヘルニアの症状が出た場合、すぐにストレッチを始めるべきですか?

A. 椎間板ヘルニアの急性期(発症直後や痛みが強い時期)には、まず安静にすることが重要です。強い痛みがある間はストレッチを控え、医師に相談することをおすすめします。症状が落ち着いてきた段階で、痛みのない範囲でのストレッチや軽い運動を徐々に取り入れていくのが適切です。

Q. 椎間板ヘルニアの予防に効果的な運動はありますか?

A. 椎間板ヘルニアの予防には、腹筋や背筋などのコア筋肉を強化する運動が効果的です。特に水泳やウォーキングなど、腰に負担をかけず全身を動かせる有酸素運動がおすすめです。また、日常的なストレッチで柔軟性を維持することも重要です。ただし、急激な運動や高負荷の筋トレは避け、徐々に強度を上げていくようにしましょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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