最終更新:2025.05.11

椎間板ヘルニアはどこが痛い?痛みの特徴と場所別症状を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアの痛みは、ただの腰痛と思って放置していると深刻な症状に発展する可能性があります。主に腰から始まる痛みがお尻、太もも、下腿、足にかけての広い範囲で感じられるのが特徴です。どこが痛いのかによってヘルニアの場所が推測でき、特にお尻から太ももの裏側に現れる痛みは「坐骨神経痛」として知られています。このページでは、 椎間板ヘルニアはどこが痛い かについて、現れる場所や特徴、椎間板の位置による症状の違いについて詳しく解説します。

椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板の中央にある髄核がその周囲の線維輪の裂け目から飛び出し、神経を刺激して、腰や下肢に痛みや痺れを感じます。

笹川先生(動画 00:04:01)

椎間板ヘルニアの痛みはどこに出る?様々な部位に症状が広がる理由

椎間板ヘルニア 軽度

椎間板ヘルニアは、腰の椎骨と椎骨の間にあるクッションの役割をする椎間板の一部が飛び出す状態です。この椎間板の突出部分が神経を圧迫することで、様々な症状が引き起こされます。

腰椎は5つの椎体(L1〜L5)と仙骨(S)で構成されており、それぞれの間に椎間板があります。椎間板ヘルニアが発生すると、神経根が圧迫され、腰痛だけでなく、神経が通っている部位に沿って痛みやしびれが広がっていきます。特に、日常生活で負担がかかりやすいL4/5(第4腰椎と第5腰椎の間)やL5/S1(第5腰椎と仙骨の間)でヘルニアが発生することが多いのです。

腰椎椎間板ヘルニアの初期症状とは?

椎間板ヘルニアの初期症状として、まず腰の痛みが現れます。重い物を持ち上げたり、くしゃみをしたりした際に突然痛みが発生することもあります。

初期の腰痛症状では、前かがみの姿勢を取ると痛みが和らぎ、逆に腰を反らすと痛みが強くなる特徴があります。また、座っている時より立っている時の方が痛みを感じることが多いでしょう。

椎間板ヘルニアはどこが痛い ?痛みの場所と部位別症状

椎間板ヘルニア 軽度

椎間板ヘルニアの痛みやしびれは、ヘルニアの発生場所によって異なる部位に現れます。以下に主な症状部位を解説します。

1. 腰痛 – 椎間板ヘルニアの基本症状

ほとんどの椎間板ヘルニア患者さんは腰痛を経験します。特に急性期には、腰を動かすと痛みが強くなり、時には腰が曲がってしまう「疼痛性側弯」という状態になることもあります。

腰痛の特徴:

  • 腰を動かすと痛みが増す
  • 長時間同じ姿勢でいると痛みが強くなる
  • 朝起きた時や長時間安静にしていた後に痛みが強い
  • 咳やくしゃみで痛みが増す

2. 臀部(お尻)の痛み – 坐骨神経痛の特徴

腰椎椎間板ヘルニアでは、お尻の痛みも特徴的な症状です。これは坐骨神経が圧迫されることで生じる「坐骨神経痛」と呼ばれる症状です。

臀部痛の特徴:

  • 片側または両側のお尻に鈍い痛みが生じる
  • 座っていると痛みが強くなる
  • 歩いたり立ったりすると和らぐことがある

3. 太ももの痛み – 前部と後部の違い

太ももの裏側や太ももの前部分に痛みを感じることがあります。特に太ももの裏側(ハムストリングス)の痛みは、L5/S1のヘルニアに多く見られます。

太ももの痛みの特徴:

  • 太ももの裏側や外側にピリピリとした痛みやしびれ
  • 足を伸ばすと痛みが増す(ラセーグ徴候)
  • 長時間座っていると痛みが強まる
ヘルニアの位置主な痛みやしびれの部位特徴的な症状
L1/2腰の上あたり比較的症状が軽い
L2/3足の付け根、そけい部だるさ、しびれ
L3/4太ももの前部太ももの前面の痛み、膝の痛み
L4/5お尻、太ももの横、膝の下、外側のすね最も頻度が高い、足首が上がらなくなる場合も
L5/S1お尻の真ん中、太ももの裏、ふくらはぎ、かかと、足の裏、足の小指アキレス腱の反射低下、つま先歩きが困難

4. 下腿(すね)の痛み – 外側と内側の症状

腓腹筋(ふくらはぎ)や下腿の外側などに痛みを感じることがあります。これはL5/S1のヘルニアで多く見られる症状です。

下腿の痛みの特徴:

  • ふくらはぎや外側のすねにピリピリした痛み
  • 歩行時に痛みが増す
  • 長時間立っていると痛みが強まる

5. 足の痛み – 足底から指先まで

足の甲や足裏、足の指に痛みやしびれを感じることがあります。特にL5/S1のヘルニアでは、かかとから足の裏、足の小指にかけての痛みやしびれが特徴的です。

足の痛みの特徴:

  • 足の指や足の裏にしびれや痛み
  • 歩行時のつまずきやすさ
  • 足首が上がりにくい(下垂足)

椎間板ヘルニアでどんな危険な症状が出る可能性があるのか?

椎間板ヘルニア 軽度

椎間板ヘルニアの症状は、単なる痛みやしびれだけではなく、重症化すると以下のような深刻な症状が現れることがあります。

神経の役割というのは運動する役割もあります。ここまでくると足首を動かしたりとか歩いたりする筋肉にも影響するわけです。そうすると足首が上がらなくなったりとかするんですよね。

笹川先生(動画 00:02:38)

危険性の高い症状3つと対処法

以下の症状が出た場合は、すぐに整形外科を受診しましょう。これらは神経が強く圧迫され、損傷している可能性を示す危険信号です。

  1. 運動麻痺: 足首が上がらなくなる(下垂足)、足に力が入らないなどの症状。つまずきやすくなり、高齢者では転倒のリスクが高まります。
  2. 強いしびれ: 触っている感覚がなくなるほどの強いしびれは神経損傷の可能性があります。
  3. 膀胱直腸障害: おしっこが出にくい、残尿感がある、排便コントロールが難しいなどの症状。

椎間板ヘルニアの危険な症状として、運動麻痺(足に力が入らない、足首が上がらないなど)、強いしびれ(触っている感覚がなくなるほどのしびれ)、膀胱直腸障害(おしっこが出にくい、残尿感がある、排便コントロールが難しいなど)の3つが挙げられます。これらの症状は神経が強く圧迫されている、または傷ついている可能性を示しており、この場合、早急に医療機関を受診する必要があります。特に膀胱直腸障害は緊急性が高く、手術が必要になることもあります。

椎間板ヘルニアの位置による痛みの違い

椎間板ヘルニア 軽度

椎間板ヘルニアの発生位置によって、痛みやしびれが出現する部位は異なります。腰椎は5つの椎骨(L1〜L5)と仙骨(S)で構成されており、それぞれの間に椎間板があります。

L4/5椎間板ヘルニアの症状

L4/5(第4腰椎と第5腰椎の間)のヘルニアは最も頻度が高く、以下のような症状が特徴的です:

  • お尻から太ももの横側に痛み
  • 膝の下や外側のすねにしびれや痛み
  • 足首を上げる動作が困難になる場合がある

L4/5のヘルニアは日常生活での負担が大きい部分であり、腰を曲げる動作で痛みが増します。

L5/S1椎間板ヘルニアの症状

L5/S1(第5腰椎と仙骨の間)のヘルニアは次に多く、以下のような症状が見られます:

  • お尻の真ん中あたりの痛み
  • 太ももの裏側からふくらはぎにかけての痛み
  • かかと、足の裏、足の小指のしびれや痛み
  • アキレス腱反射の低下
  • つま先立ちが困難になる場合がある

専門家の見解: 椎間板ヘルニアの症状と対処法

椎間板ヘルニアの症状は、単なる腰痛として見過ごされがちです。しかし、神経症状を伴う場合は適切な診断と治療が必要です。笹川先生によると、椎間板ヘルニアは椎間板の中央にある髄核が線維輪の裂け目から飛び出し、神経を圧迫することで様々な症状を引き起こします。

治療法としては、症状の程度によって異なるアプローチが取られます。軽度の場合は運動療法や薬物療法などの保存的治療が効果的ですが、運動麻痺やしびれ、膀胱直腸障害などの神経症状がある場合は、手術が必要になることもあります。

手術後は適切なリハビリテーションが重要です。腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)によると、特に腰を安定させる筋肉(腹横筋や多裂筋など)を段階的に鍛えていくことで、再発リスクを減らすことができます。

椎間板ヘルニアを予防する方法と痛みを和らげる対処法

椎間板ヘルニア 軽度

椎間板ヘルニアを予防するためには、腰周りの筋肉を強化することが重要です。腰は周囲に骨がないため、筋肉で支える必要があります。

家でできる簡単なエクササイズ

  • お尻上げ体操: 仰向けで膝を軽く曲げ、お尻から上体をゆっくり持ち上げる運動
  • 腹筋強化: 腹部の筋肉を鍛えることで腰への負担を減らす
  • ストレッチ: 腰周りの筋肉を柔軟に保つためのストレッチ

痛みが強い場合は、以下が効果的です:

  • 急性期は安静にし、腰への負担を減らす
  • 医師の処方による痛み止めや炎症を抑える薬
  • ブロック注射(神経の近くに炎症を抑える薬を注射)
  • 症状が改善しない場合は、医師と相談の上で手術を検討

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椎間板ヘルニアの痛みはどこに出る?よくある質問

椎間板ヘルニア 軽度

Q. 椎間板ヘルニアはどんな病気ですか?

A. 椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割をする椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれなどの症状を引き起こす病気です。腰椎は5つの椎体と仙骨で構成されており、椎間板の突出部分が神経根を圧迫することで様々な症状が現れます。日常生活での負担が大きいL4/5やL5/S1の部位に多く発生します。

Q. 椎間板ヘルニアで足が動かなくなることがありますか?

A. はい、椎間板ヘルニアが重症化すると足が動かなくなる「運動麻痺」が起こる可能性があります。特に足首が上がらなくなる「下垂足」の症状が現れることがあり、これは神経が強く圧迫されていることを示す危険信号です。そのほか、足にうまく力が入らない、つまずきやすくなるなどの症状も見られます。このような症状が出た場合は、すぐに整形外科を受診してください。

Q. 椎間板ヘルニアの痛みはどこに出るのですか?

A. 椎間板ヘルニアの痛みは、腰だけでなく様々な部位に現れます。主な症状は、腰痛、お尻の痛み(坐骨神経痛)、太ももの痛み(前部や裏側)、下腿(すね)の痛み、足の痛みやしびれなどです。どの部位に症状が出るかは、ヘルニアの発生場所によって異なります。例えば、L4/5のヘルニアではお尻から太ももの横側、膝の下、外側のすねに痛みが出やすく、L5/S1のヘルニアではお尻の真ん中、太ももの裏側、ふくらはぎ、足の裏にかけて症状が現れやすくなります。

Q. 椎間板ヘルニアのやばい症状とは何ですか?

A. 椎間板ヘルニアの危険な症状として、運動麻痺(足に力が入らない、足首が上がらないなど)、強いしびれ(触っている感覚がなくなるほどのしびれ)、膀胱直腸障害(おしっこが出にくい、残尿感がある、排便コントロールが難しいなど)の3つが挙げられます。これらの症状は神経が強く圧迫されている、または傷ついている可能性を示しており、早急に医療機関を受診する必要があります。特に膀胱直腸障害は緊急性が高く、手術が必要になることもあります。

Q. 椎間板ヘルニアの手術後の回復はどのくらい時間がかかりますか?

A. 椎間板ヘルニアの手術後の回復期間は症状や手術の種類によって異なります。運動麻痺がある場合、筋力の回復には時間がかかることがあります。一度落ちた筋力は自分で運動して鍛え直す必要があるためです。しびれについては、単なる圧迫による症状なら手術で改善することが多いですが、神経が傷ついている場合は完全に回復しないこともあります。手術後は必ずリハビリテーションを行い、腰を安定させる筋肉をしっかり鍛えることが再発防止につながります。

Q. 椎間板ヘルニアはどうやって予防できますか?

A. 椎間板ヘルニアの予防には、腰周りの筋肉を強化することが重要です。腰は周囲に骨がなく筋肉で支える必要があるため、腹部の筋肉(腹横筋など)や背中の筋肉(多裂筋など)を鍛えることが効果的です。日常生活では正しい姿勢を保ち、重い物を持つときは膝を曲げて持ち上げる、長時間同じ姿勢を避けるなどの工夫も大切です。また、適度な運動やストレッチを行い、体重管理も予防には重要です。すでに腰痛がある場合は、医師に相談しながら適切な運動を行うことをお勧めします。


笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

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    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

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    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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