最終更新:2025.05.16

首痛にお灸は効果的?正しい使い方と効果的なツボ5選を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首痛にお悩みの方へ。お灸は首痛に効果が期待できる伝統療法です。特に「天柱(てんちゅう)」「肩井(けんせい)」「風池(ふうち)」などのツボへの施術で、血行促進や筋緊張の緩和が促され、痛みの軽減につながる可能性があります。ただし、熱傷リスクがあるため、正しい使用法の習得が重要です。この記事では、首痛に効くお灸の使い方やツボの位置、注意点などを詳しく解説します。

目次

そもそも首痛はなぜ起こる?お灸が効く仕組みとは

首痛 お灸

首痛は現代人に多い悩みの一つです。

長時間のデスクワークやスマホの使用による姿勢の悪さが大きな原因です。また、ストレスや寝違えなども首痛を引き起こします。特にパソコンやスマホを見る時間が長い方は要注意です。

首は常に頭の重さを支えているため、筋肉が緊張しやすく、血行も悪くなりがちです。この状態が続くと、慢性的な首痛につながります。

お灸はこうした首の不調に対して、以下のような効果が期待できます:

お灸の効果首痛への影響
血行促進首の筋肉への栄養・酸素供給が増え、疲労物質が排出されやすくなる
筋肉の緊張緩和凝り固まった筋肉がほぐれ、動きやすくなる
鎮痛作用痛みを感じにくくする物質の分泌を促進
自律神経の調整ストレスによる筋緊張を緩和

お灸の熱刺激は血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。首痛に対しては天柱や肩井といったツボが効果的ですが、正しい位置と安全な使い方を心がけることが重要です。

首痛に効く!厳選お灸ツボ5選とその探し方

首痛 お灸

首痛に効果が期待できるお灸のツボは複数あります。ここでは特に効果的な5つのツボとその位置、期待できる効果を紹介します。

天柱(てんちゅう)はどこにある?効果は?

天柱は首の後ろ側で、髪の生え際から指2本分外側にあるツボです。首の筋肉の緊張をほぐす効果が期待できます。肩こりからくる頭痛にも効果が期待できると言われています。

【探し方】首を少し前に倒し、後頭部の骨(後頭骨)の出っ張りの左右にある筋肉の溝に沿って、親指で軽く押して痛みや違和感を感じる場所を探します。

肩井(けんせい)はどこにある?効果は?

肩井は首の付け根と肩先を結ぶ線の中央に位置し、肩や首の筋肉の緊張をほぐす効果が期待できます。デスクワークでの肩こりや首痛に特に効果的とされています。

【探し方】首を横に傾けたとき、反対側の肩が上がる部分の一番高い所を探します。押すと心地よい痛みを感じる場所です。

風池(ふうち)はどこにある?効果は?

風池は首の付け根と肩甲骨の間にあるツボで、肩や首の筋肉の緊張をほぐす効果が期待できます。後頭部への血流を改善し、頭痛の緩和にも役立つ可能性があります。

【探し方】首の後ろの髪の生え際で、首の中心から左右に約3cm離れた場所にあります。耳の後ろの骨(乳様突起)の後ろ側のくぼみを探すと見つけやすいでしょう。

大椎(だいつい)はどこにある?効果は?

大椎は首の骨の出っ張りのすぐ下、指1本分くらいの場所にあるツボで、全身の血行を促進する効果が期待できます。免疫力向上や冷え性改善にも良いとされています。もぐさを使った温熱効果は、このツボで特に高い効果を発揮すると言われています。

【探し方】首を前に倒したとき、一番出っ張って見える骨(第7頸椎)の下のくぼみです。

完骨(かんこつ)はどこにある?効果は?

完骨は耳の後ろ下方にあるツボで、首の側面から後部の痛みに効果的です。頭痛や首のこりにも良いとされ、首の側面の血行を促進します。

【探し方】耳の後ろの出っ張った骨(乳様突起)の後ろの端を指で触れると、くぼみを感じる場所にあります。


首痛にお悩みの方はお灸で適切なツボを刺激することで、血行促進、筋肉の緊張緩和、自然治癒力の向上が期待でき、症状改善につながる可能性があります。

初心者でも安心!自宅でできるセルフお灸の正しい手順

首痛 お灸

お灸は自宅でも比較的簡単に行えますが、正しい方法で行うことが重要です。以下に、初心者向けのセルフお灸の手順を紹介します。

どんなお灸を選べばいい?初心者におすすめのタイプは?

初心者の方には、「せんねん灸」や「カイロのようなシール型お灸」など、火を使わないタイプのお灸がおすすめです。これらは温度調節が難しい従来のもぐさを使ったお灸に比べて、熱傷のリスクが低く、扱いやすいのが特徴です。

お灸のタイプ特徴初心者向け度
せんねん灸(台座型)もぐさを小さな台座に乗せたタイプ。温度調節がしやすい★★★★☆
シール型お灸貼るだけで使用できる。熱さを感じにくく、火も使わない★★★★★
棒灸もぐさを棒状にしたもの。ツボに近づけて温める★★★☆☆
もぐさ直接灸もぐさを直接皮膚の上で燃やす伝統的な方法★☆☆☆☆

セルフお灸の基本的な手順

以下に、初心者向けのセルフお灸の基本的な手順を紹介します:

  1. 準備する:お灸セット(せんねん灸やシール型お灸)、タオル、鏡(首の後ろのツボを確認するため)を用意します。
  2. リラックスする:静かな環境で、座るか横になり、リラックスした状態を作ります。
  3. ツボを探す:前述のツボの探し方を参考に、ツボの位置を確認します。鏡を使うと首の後ろのツボも見つけやすくなります。
  4. お灸をすえる
    ・せんねん灸の場合:台座をツボの上に置き、もぐさに火をつけます。
    ・シール型お灸の場合:保護シートをはがし、ツボの上に貼り付けます。
  5. 時間を守る:初めての方は5分程度から始め、慣れてきたら10〜15分程度に延ばしていきます。熱さを感じたらすぐに取り外してください。
  6. お灸後のケア:お灸をした後は、冷やしたり、湿布を貼ったりして、熱傷を予防します。

セルフケアでの鍼灸療法についてさらに詳しく知りたい方は、[[内部リンク_セルフケア 鍼灸]]をご覧ください。

初心者向けお灸の選び方とは?安全で効果的な商品紹介

首痛 お灸

お灸を始めるにあたって、どのような商品を選べば良いのか迷う方も多いでしょう。ここでは、初心者におすすめの市販お灸製品と選び方のポイントを紹介します。

市販お灸の種類と特徴

市販されているお灸には様々な種類があります。熱さの程度や使いやすさなどを考慮して選びましょう:

  • せんねん灸ソフト:初心者に最適な温度設計で、熱さを抑えつつ効果が得られるよう工夫されています。
  • 貼るタイプのお灸:熱源にカイロのような成分を使い、じんわりと温めるタイプ。熱傷の心配が少なく、就寝時にも使用できます。
  • 棒灸:もぐさを棒状に加工したもので、ツボから離して使うため熱さの調整がしやすいです。
  • 温灸器:電気で温める現代的なお灸。温度調節機能があり、安全に使用できます。

選ぶ際のポイント

初めてお灸を購入する際は、以下のポイントに注意して選びましょう:

  • 熱さの程度:「ソフト」「マイルド」などの表記があるものは、熱さが抑えられているため初心者向きです。
  • 使用時間:5分、10分、30分など、使用したい時間に合わせて選べます。
  • 付属品:ツボを探すためのツボ表や、使い方の説明書が付いているとより便利です。
  • 価格帯:まずは手頃な価格のものから試し、効果を実感してから本格的なものに移行するのもよいでしょう。

もぐさを使用した伝統的なお灸は、鍼灸院での専門的な施術でも用いられており、温熱効果によって首の深部までアプローチできます。しかし、初心者の方は火を使わないタイプから始めることをおすすめします。

お灸を安全に行うための重要ポイントと注意点

首痛 お灸

熱傷に注意!安全なお灸の使い方とは?

お灸は熱を持つため、皮膚を傷つけないように、皮膚に直接触れないようにしてください。特に初心者の方は、せんねん灸やシール型など、温度調整がしやすいタイプを選ぶことをおすすめします。

お灸をしてはいけない場所や状態とは?

首は神経や血管が集中しているため、お灸の刺激が強すぎると、吐き気やめまいなどの症状が出る可能性があります。特に以下の場所には注意が必要です:

  • 首の前面(喉の部分)
  • 大きな血管の上
  • 傷や湿疹がある部分
  • 皮膚が非常に薄い場所

体調に合わせたお灸の調整方法

体調が悪いときや、熱が出ているときはお灸をしないようにしてください。また、以下の方は特に注意が必要です:

  • 妊娠中の方
  • 高齢者や皮膚が弱い方
  • 感覚が鈍い部位や方
  • 糖尿病など末梢神経障害のある方

お灸後のケア方法

お灸をした後は、冷やしたり、湿布を貼ったりするとよいでしょう。熱傷を予防するためには、お灸後のケアも重要です。もし皮膚に異常が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

首痛とお灸の使用については、個人差があることを理解しておくことが大切です。効果を感じない場合や、違和感がある場合は無理をせず、専門家に相談しましょう。

お灸と合わせて試したい!首痛を和らげるセルフケア

首痛 お灸

首のストレッチで緊張をほぐす方法

お灸と合わせて首のストレッチを行うことで、より効果的に首痛を和らげることができます。以下に簡単なストレッチを紹介します:

  1. 首の前後ストレッチ:あごを胸に近づけるようにゆっくりと首を前に倒し、5秒間保持。次に、顔を天井に向けるように首を後ろに倒し、5秒間保持。これを3回繰り返します。
  2. 首の左右ストレッチ:右の耳を右肩に近づけるように首を傾け、5秒間保持。次に、左の耳を左肩に近づけるように首を傾け、5秒間保持。これを3回繰り返します。
  3. 首の回転ストレッチ:ゆっくりと首を時計回りに3回、反時計回りに3回回します。

さらに詳しいストレッチ方法については、[[内部リンク_首 ストレッチ]]をご覧ください。

姿勢改善で首の負担を減らす方法

姿勢の改善も首痛の予防や改善に効果的です。以下のポイントに注意してください:

  • パソコンやスマホを使用する際は、目線が少し下がる程度の高さに調整する
  • 長時間同じ姿勢を続けず、定期的に休憩を取る
  • 背筋を伸ばし、あごを引いた姿勢を意識する
  • 適切な枕を使用し、睡眠時の首の負担を減らす

温熱療法と冷却療法の使い分け

症状に応じて温熱療法と冷却療法を使い分けることも効果的です:

  • 温熱療法(ホットタオルなど):慢性的な首痛や凝りに効果的。血行促進と筋肉の緊張緩和に役立ちます。
  • 冷却療法(アイスパックなど):急性の痛みや炎症がある場合に効果的。腫れや炎症を抑える働きがあります。

肩こりとお灸の関係についてもっと知りたい方は、[[内部リンク_肩こり お灸]]の記事も参考になります。

それでも改善しない場合は?専門家への相談のタイミング

首痛 お灸

お灸は、首痛を改善する効果が期待できる場合がありますが、自己判断でやるのは危険な場合もあります。専門医や鍼灸師に相談し、正しい方法でお灸をするようにしてください。特に以下のような症状がある場合は、早めに専門家に相談しましょう:

  • 痛みが2週間以上続く場合
  • 腕や手にしびれや痛みが広がる場合
  • 頭痛やめまいを伴う場合
  • 外傷後に症状が出現した場合
  • 高熱を伴う場合

また、お灸をする前に、専門医や鍼灸師に相談するようにしましょう。お灸の場所や刺激の強さを教えてもらうようにしましょう。お灸する際の注意点や、お灸後のケア方法を教えてもらうようにしましょう。

首痛対策にお灸を活用する際のよくある疑問と効果的な取り入れ方

首痛 お灸

お灸による首痛ケアを始めようとする方には、様々な疑問があるでしょう。ここでは、効果的なタイミングや長期的な取り入れ方について解説します。

どのようなタイミングでお灸をするのが効果的?

お灸は以下のようなタイミングで行うとより効果的です:

  • 入浴後30分以内:体が温まり血行が良い状態でお灸をすると、効果が高まります。
  • 就寝前:リラックスした状態でお灸をすることで、睡眠の質も向上する可能性があります。
  • 首痛を感じ始めた初期段階:症状が重くなる前の早い段階でケアを始めると、より効果的です。

ただし、空腹時や極度に疲労している時、飲酒後はお灸の効果が弱まったり、体調不良を引き起こしたりする可能性があるため避けましょう。

お灸と他の治療法の組み合わせ方

お灸は他の治療法と組み合わせることで、相乗効果が期待できます:

  • マッサージとの併用:お灸の前にマッサージを行うと、筋肉がほぐれ、お灸の効果が高まります。
  • ストレッチとの組み合わせ:お灸後にストレッチを行うと、血行促進効果がさらに高まります。
  • 温熱パックとの交互使用:お灸とホットパックを日替わりで使用することで、継続的な温熱効果が得られます。

首痛は多くの現代人が抱える悩みですが、適切なケアを継続することで、症状の改善や予防が可能です。お灸は副作用の少ない伝統的な療法として、日常のセルフケアに取り入れやすい方法の一つです。自分の体調や症状に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてください。

首痛とお灸に関するよくある質問

首痛 お灸

Q. 首痛にお灸を使うとどのくらいで効果が出ますか?

A. 効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には定期的なお灸の使用で2〜3週間程度で効果を感じる方が多いようです。軽度の首痛であれば、1回の施術でも血行が促進され、一時的な痛みの緩和を感じる場合もあります。ただし、慢性的な首痛の場合は、週2〜3回程度の定期的な施術を1ヶ月程度続けることで、徐々に効果が現れてくることが期待できます。症状や体質によって効果の現れ方が異なるため、焦らず継続することが大切です。

Q. 首痛に効くツボはどこにありますか?

A. 首痛に効果が期待できるツボとしては、「天柱(てんちゅう)」「肩井(けんせい)」「風池(ふうち)」「大椎(だいつい)」「完骨(かんこつ)」などがあります。天柱は首の後ろ側、髪の生え際から指2本分外側、肩井は首の付け根と肩先を結ぶ線の中央、風池は首の付け根と肩甲骨の間、大椎は首の骨の出っ張りのすぐ下、完骨は耳の後ろ下方にあります。これらのツボにお灸をすることで、首の筋肉の緊張緩和や血行促進効果が期待できます。ツボの正確な位置は個人差があるため、痛みや違和感を感じる場所を目安に探すとよいでしょう。

Q. 初心者でも自宅でお灸はできますか?

A. はい、初心者でも自宅で安全にお灸をすることは可能です。特に「せんねん灸」や「シール型お灸」など、火を使わないタイプのお灸は扱いやすく、熱傷のリスクも低いため初心者におすすめです。まずは市販の初心者向けキットを使い、説明書をよく読んで使用することをおすすめします。ただし、正しいツボの位置を確認し、使用方法や注意点をしっかり理解してから行うことが重要です。不安がある場合は、まず専門家に相談するか、指導を受けることをおすすめします。

Q. お灸をする際の注意点は何ですか?

A. お灸をする際の主な注意点は以下の通りです:1) 熱傷に注意し、皮膚に直接触れないようにする、2) 体調が悪いときや熱がある時は避ける、3) 首の前面など神経や血管が集中している場所には注意する、4) 妊娠中、高齢者、皮膚が弱い方は特に注意が必要、5) 初めは短時間から始め、徐々に慣らしていく、6) お灸後はしっかりとケアをする。これらの点に注意して、安全にお灸を行いましょう。また、お灸の施術前後は水分をしっかり摂り、過度の運動や入浴は避けることも大切です。

Q. どのくらいの頻度でお灸をするのがよいですか?

A. お灸の適切な頻度は、個人の体質や症状によって異なりますが、一般的には週に2〜3回程度が目安です。初めての方は、最初は週1回から始めて、体の反応を見ながら徐々に増やしていくことをおすすめします。また、1日に同じツボに対して複数回行うことは避け、1日1回を目安にしましょう。継続することで効果が出てくるため、無理のない範囲で定期的に行うことが大切です。症状が強い場合や不安がある場合は、専門家に相談してください。お灸は即効性よりも、継続による慢性的な症状の改善に効果が期待できる療法です。

Q. お灸と併用して効果的な首痛対策はありますか?

A. お灸と併用して効果的な首痛対策としては、1) 首のストレッチ(前後・左右・回転)、2) 姿勢改善(デスクワークやスマホ使用時の姿勢に注意)、3) 適度な運動(水泳やウォーキングなど)、4) 温熱療法や冷却療法の適切な使い分け、5) 適切な枕や寝具の使用、6) ストレス管理(リラクゼーション方法の実践)などがあります。また、長時間のパソコン作業やスマホ使用時は、定期的に休憩を取り、目と首の疲れをほぐすことも重要です。これらを組み合わせて総合的にケアすることで、より効果的に首痛を改善・予防できます。

Q. どんな場合に専門家に相談すべきですか?

A. 以下のような場合には、自己判断でのお灸を避け、専門家(医師や鍼灸師)に相談することをおすすめします:1) 痛みが2週間以上続く場合、2) 腕や手にしびれや痛みが広がる場合、3) 頭痛やめまいを伴う場合、4) 外傷後に症状が出現した場合、5) 高熱を伴う場合、6) お灸をしても症状が悪化する場合、7) 持病がある場合。特に、急性の強い痛みや、動かすと激痛が走る場合は、まず医療機関を受診し、適切な診断を受けることが重要です。専門家の判断に基づいた適切な治療を受けることで、より安全かつ効果的に症状を改善することができます。

関連記事

手のひらのツボ押しで痛みを改善?腰痛予防に効果的な方法を解説!ツボ押しの注意点も紹介

筋肉の緊張がほぐれ血行がよくなるツボ押し~肩こり改善に効くツボと効果的なセルフケアのすすめ~

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する