最終更新:2025.05.21

ヘルニアが悪化すると危険な症状が現れる!原因と対処法を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ヘルニアを放置すると、腰痛だけでなく足のしびれや麻痺、さらには排尿・排便障害といった深刻な症状を引き起こす可能性があります。特に腰椎椎間板ヘルニアでは、神経圧迫が強くなると日常生活に大きな支障をきたします。本記事では、ヘルニアが悪化するとどのような症状が出るのか、悪化させないためにはどうすれば良いのかについて、医師の見解をもとに詳しく解説します。悪化する前に正しい知識を身につけ、適切な対策を取りましょう。

腰椎椎間板ヘルニアって腰が痛くなるだけだと思われがちなんですけども、足首が上がらなくなったりとか感覚なくなったりとか、結構実際そうなると本当にビックリするような症状出てきます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:08)

ヘルニアとは?悪化するとどうなるのか

ヘルニア 悪化

ヘルニアとは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割をする「椎間板」が飛び出してしまう状態です。特に腰椎椎間板ヘルニアは30〜40代の働き盛りの世代に多く発症する疾患で、初期は腰痛などの比較的軽い症状から始まります。しかし、放置すると次第に症状が神経を圧迫して深刻な状態へと悪化する可能性があります

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ヘルニアの種類によって異なる悪化症状

ヘルニアには発症する部位によって、「腰椎椎間板ヘルニア」「頚椎椎間板ヘルニア」「鼠径ヘルニア」などがあります。部位によって悪化した際の症状も異なります。

ヘルニアの種類悪化した場合の主な症状危険度
腰椎椎間板ヘルニア足のしびれ・麻痺、歩行困難、排尿・排便障害
頚椎椎間板ヘルニア首の痛み、手足のしびれ・麻痺、運動障害、耳鳴り
鼠径ヘルニア嵌頓(腸が出たまま戻らない)、腸管壊死、腹膜炎非常に高

なぜヘルニアは悪化するのか?主な原因と悪化のメカニズム

ヘルニア 悪化

ヘルニアが悪化する原因は様々ですが、主に以下のような要因が考えられます。これらの原因を理解し、日常生活での対策を講じることが重要です。

悪い姿勢の継続が椎間板への負担を増加させる

猫背や前かがみの姿勢を長時間続けると、背骨にかかる負担が不均等になり、椎間板への圧力が増加します。特にデスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けることは、椎間板へのクッション性を低下させ、ヘルニアを悪化させる大きな要因となります

重い物の持ち上げによる急激な負荷

正しい姿勢で持ち上げないと、腰椎に過度な負担がかかります。特に中腰での作業や重いものの持ち上げは、椎間板に強い圧力をかけ、既存のヘルニアを悪化させる可能性が高まります。

筋力低下による脊椎の不安定化

背筋や腹筋の筋力が低下すると、脊椎を支える力が弱まり、椎間板への負担が増加します。加齢とともに筋力が低下すると、ヘルニアの症状が悪化しやすくなります。

季節の変化による影響

冬の寒い時期は、血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉の柔軟性が低下します。そのため、冬季はヘルニアの症状が悪化しやすいことが患者調査からも明らかになっています。

ヘルニアが悪化するとどのような症状が出るのか?

ヘルニア 悪化

ヘルニアが悪化すると、椎間板の飛び出しが大きくなります。これにより神経への圧迫が強くなります。その結果、以下のような症状が現れることがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの悪化症状

後ろにあるんですね神経を傷つけちゃったりとかするんですね。そうするとまぁ結構大変な症状が出るということなんですね。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:07)

腰椎椎間板ヘルニアが悪化すると、以下のような症状が現れる可能性があります:

  • 足のしびれや麻痺:神経が圧迫されることで、足の感覚異常や麻痺が起こります。
  • 歩行困難:足首が上がらなくなる「下垂足」になると、つまずきやすくなり歩行に支障をきたします。
  • 排尿・排便障害重度に悪化すると、膀胱直腸障害と呼ばれる排尿・排便の機能障害が現れることがあります

特に「膀胱直腸障害」は、おしっこをしてもすっきりした感じがしない「残尿感」や、排尿困難などの症状として現れます。この状態になると、緊急で手術が必要になる可能性があるため、注意が必要です。

頚椎椎間板ヘルニアの悪化症状

頚椎椎間板ヘルニアが悪化すると、次のような症状が現れることがあります:

  • 首から肩にかけての強い痛み:神経が圧迫されることで、首から肩、時には腕にかけて痛みが放散します。
  • 手指のしびれや筋力低下:物を落としやすくなったり、細かい作業がしづらくなったりします。
  • 歩行のぎこちなさ:重度の場合、足にも症状が現れ、歩行がぎこちなくなることがあります。
  • 耳鳴りやめまい:頚椎の神経圧迫により、平衡感覚に影響が出ることがあります。

鼠径ヘルニアの悪化症状

鼠径ヘルニアが悪化すると、特に危険な状態になる可能性があります:

  • 嵌頓(かんとん):脱出した腸管が戻らなくなり、強い痛みを伴います。
  • 腸管壊死:嵌頓により血流が遮断され、腸管が壊死することがあります。
  • 腹膜炎:壊死した腸管から腹腔内に細菌が漏れ出し、腹膜炎を引き起こすことがあります。

これらの症状は命に関わる可能性もあるため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は早めに医療機関を受診することが重要です。

【右側腰痛と下腹部の痛み】女性特有の原因と受診すべき医療機関を専門家が徹底解説!

ヘルニアが悪化する前に!効果的な予防法と対策

ヘルニア 悪化

ヘルニアの悪化を防ぐためには、日常生活での注意点と適切なケアが重要です。以下に効果的な予防法と対策をご紹介します。

正しい姿勢を心がける

長時間のデスクワークや前かがみの姿勢は椎間板への負担を増加させます。以下のポイントを意識しましょう:

  • 背筋を伸ばし、猫背を避ける
  • 長時間同じ姿勢を続けず、定期的に姿勢を変える
  • モニターやスマートフォンの画面は目線と同じ高さに調整する

重いものの持ち上げ方に注意

重いものを持ち上げる際は、腰に負担をかけない方法を心がけましょう:

  • 中腰での持ち上げを避け、膝を曲げてしゃがんで持ち上げる
  • 物を体から離して持たず、なるべく体に近づけて持つ
  • 無理に重いものを持たず、必要に応じて台車などを使用する

適度な運動でコアマッスルを強化

背骨を支える筋肉(コアマッスル)を強化することで、椎間板への負担を軽減できる可能性があります

  • 腹筋や背筋などのコアマッスルを鍛えるエクササイズ
  • ウォーキングや水泳などの低負荷の有酸素運動
  • ストレッチによる柔軟性の維持

【完全版】プロが教える腰痛改善に効果的なジムでの筋トレ方法と予防策

禁煙

喫煙は椎間板への血流を悪くし、栄養が届きにくくなります。椎間板の健康維持のためにも禁煙が推奨されます。

適切な体重の維持

過度な体重は腰椎への負担を増加させるため、適切な体重を維持することが重要です。バランスの良い食生活と適度な運動を心がけましょう。

ヘルニアが悪化したら?適切な治療法

ヘルニア 悪化

ヘルニアの症状が悪化した場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。症状の程度によって、以下のような治療法が考えられます。[[外部リンク_日本整形外科学会]]

保存療法

多くの場合、まずは以下のような保存療法が試みられます:

  • 薬物療法:消炎鎮痛剤などで痛みを抑える
  • 物理療法:温熱療法や電気療法で筋肉の緊張をほぐす
  • 注射療法:神経ブロック注射や硬膜外ステロイド注射など
  • 理学療法:専門家による適切なリハビリテーション

手術療法

保存療法で改善が見られない場合や、以下のような深刻な症状がある場合は手術が検討される可能性があります:

  • 強い神経症状(麻痺など)がある
  • 膀胱直腸障害がある
  • 日常生活に著しい支障をきたしている

特におしっこの出にくさや残尿感などの膀胱直腸障害がある場合は、緊急で手術が必要になる可能性が高いため、すぐに医療機関を受診しましょう

ヘルニアの悪化に関するよくある質問

ヘルニア 悪化

Q. ヘルニアを放置するとどうなりますか?

A. ヘルニアを放置すると、初期の腰痛だけでなく、足のしびれや麻痺、歩行困難などの運動障害が現れることがあります。さらに悪化すると、おしっこの出にくさや残尿感といった膀胱直腸障害が起こり、緊急手術が必要になる場合もあります。症状が出始めたら早めに医療機関を受診することが重要です。

Q. ヘルニアが悪化したときの危険な症状とは?

A. ヘルニアが悪化すると、足の感覚がなくなる、足首が上がらなくなる(下垂足)、歩行困難、膀胱直腸障害(おしっこの出にくさや残尿感)などの症状が現れます。特に膀胱直腸障害は危険な状態で、すぐに手術が必要となることがあります。これらの症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。

Q. ヘルニアが悪化しやすい季節はありますか?

A. 調査によると、約2人に1人が「冬の寒い時期」にヘルニアの症状が悪化すると回答しています。寒さにより血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉の柔軟性が低下するためと考えられます。冬季は特に保温に気を付け、急な動作を避けるなどの対策が重要です。

Q. ヘルニアの悪化を防ぐための日常生活での注意点は?

A. ヘルニアの悪化を防ぐためには、正しい姿勢を保つ、重いものを持ち上げる際は膝を曲げて腰に負担をかけない、長時間同じ姿勢を続けない、適度な運動でコアマッスルを強化する、禁煙する、適切な体重を維持するなどが重要です。また、冬場は特に体を冷やさないよう注意しましょう。

Q. ヘルニアが悪化したら安静にするべき?それとも動いた方がいい?

A. 急性期(強い痛みがある時期)は短期間の安静が必要な場合もありますが、長期間の安静は筋力低下を招き、かえって症状を悪化させる可能性があります。痛みが強くない場合は、日常生活の範囲内で適度に動くことが推奨されています。具体的な活動レベルについては、個人の症状に合わせて医師に相談することが重要です。

Q. ヘルニアの悪化に効果的なストレッチはありますか?

A. ヘルニアの症状緩和や悪化予防に効果的なストレッチとしては、膝を胸に引き寄せるストレッチ、骨盤の傾きを調整するストレッチ、猫のポーズなどがあります。ただし、痛みを感じるようなストレッチは避け、無理のない範囲で行うことが重要です。具体的なストレッチ方法については、理学療法士や医師に相談するのが安全です。

まとめ:ヘルニアの悪化を防ぐために今すぐできること

ヘルニア 悪化

ヘルニアは進行すると、単なる痛みだけでなく、神経症状や膀胱直腸障害など重篤な症状を引き起こす可能性があります。悪化を防ぐためには、以下のポイントを意識した生活を心がけましょう:

  • 正しい姿勢を保ち、長時間同じ姿勢を続けない
  • 重いものを持ち上げる際は腰に負担をかけない方法を実践する
  • 適度な運動でコアマッスルを強化する
  • 禁煙と適切な体重維持で椎間板の健康をサポートする
  • 症状の悪化が見られたら早めに医療機関を受診する

特に、足のしびれや麻痺、排尿障害などの症状が現れた場合は、速やかに専門医に相談することが重要です。正しい知識と適切な対策で、ヘルニアの悪化を防ぎ、健康的な生活を送りましょう。

椎間板ヘルニアでもウォーキングは効果的?医師が教える正しい歩き方と注意点

ヘルニアでお悩みの方は、適切な医療機関で診断を受け、専門家のアドバイスに従うことをおすすめします。早期発見・早期治療が、より深刻な症状の予防につながります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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