最終更新:2025.08.27

脊柱管狭窄症の正しい座り方|痛みを軽減する姿勢と悪化させるNG習慣5選

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症でお悩みの方は、座っているだけで腰痛やしびれが強くなることがあります。実は正しい座り方を意識することで症状が楽になる可能性があると言われています。本記事では、脊柱管狭窄症の方におすすめの座り方と避けるべき姿勢について、専門家の見解を交えながら詳しく解説します。骨盤の位置や背筋の使い方など、すぐに実践できるポイントを押さえて、日常生活の負担を軽減しましょう。

「腰に負担がかかることをやっちゃいけないということなんですね。そのポイントというのは3つあります」

理学療法士 笹川先生(動画 01:07)

目次

脊柱管狭窄症とは?症状と座り方が重要な理由

脊柱管狭窄症 座り方

脊柱管狭窄症は、腰椎の変形によって神経が通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される状態です。主な症状としては以下のようなものがあります:

  • 腰痛
  • 足のしびれや痛み
  • 間欠性跛行(歩くと足に痛みやしびれが出て、休むと楽になる症状)
  • 長時間の立ち座りで症状が悪化する

脊柱管狭窄症の方にとって座り方が特に重要なのは、不適切な姿勢によって腰椎への負担が増加し、症状を悪化させる可能性があるためです。逆に言えば、正しい座り方を心がけることで腰への負担を減らし、症状の改善や進行予防につながる可能性があります

やってはいけない!脊柱管狭窄症を悪化させる3つのNG座り方

脊柱管狭窄症 座り方

笹川先生の動画によると、脊柱管狭窄症を悪化させる習慣として、以下の3つのポイントが挙げられています:

1. 同じ姿勢を長時間続ける

良い姿勢であっても、同じ姿勢を長時間続けることは腰に大きな負担をかけます。これは筋肉が同じ状態で緊張し続けることで疲労し、腰への負担が増大するためです。

「良い姿勢であっても2時間ずっと同じ姿勢をとってくださいと言われると めちゃくちゃ腰に負担がかかっているんですね」

理学療法士 笹川先生(動画 01:30)

2. 猫背や前かがみの姿勢でいる

猫背や前かがみの姿勢は、科学的にも腰に最も負担がかかるとされています。このような姿勢では、上半身の重心が前にかかり、それを支えるために背中や腰の筋肉に大きな負荷がかかります。

特に腰が丸くなるような座り方は、重心が体幹と太腿の間あたりに移動し、背中の筋肉が過剰に働かなければならない状態になるため、脊柱管狭窄症には非常に良くありません。

3. 腰をかがめる姿勢を繰り返す作業

台所に立って作業したり、畑仕事をしたりと、腰をかがめる姿勢を何度も繰り返す作業は脊柱管狭窄症を悪化させやすいです。このような作業を多く行う職業の方は特に注意が必要です。

NG習慣身体への影響改善策
長時間同じ姿勢筋肉の疲労、腰部への持続的負担30分〜1時間ごとに姿勢を変える、立ち上がる
猫背・前かがみ姿勢背中の筋肉に過剰な負荷、腰椎への圧迫背もたれのある椅子を使用、骨盤を立てる
腰をかがめる作業の繰り返し腰部への反復的な負担、神経の圧迫膝を使って物を持ち上げる、高さ調整可能な作業台の利用

専門家が推奨!脊柱管狭窄症でも楽になる正しい座り方のポイント

脊柱管狭窄症 座り方

脊柱管狭窄症の方が症状を和らげるために意識したい、正しい座り方のポイントを解説します。

骨盤を立てて座る

脊柱管狭窄症の方にとって最も重要な座り方のポイントは「骨盤を立てる」ことです。骨盤が前にも後ろにも傾かず、床と垂直になるように座ることで、腰椎への負担を軽減できます。

骨盤が前に傾くと背中が反り、脊柱管狭窄症の人は痛みが強く出る可能性があります。また、骨盤が後ろに傾くと猫背になりやすく、これも腰に負担をかけます。

背もたれを適切に使う

笹川先生によると、背中全体を支えるような背もたれのある椅子を使うことが推奨されています。

「背もたれがちゃんとあることで支えてくれるところの面積が増えるんですね。支えてくれるところが増えると背中の筋肉は働かなくてもいい状態になってくるので、たったそれだけでも腰の負担が減っていくんですよね」

理学療法士 笹川先生(動画 03:45)

椅子に深く座る

椅子に座る際は、浅く座るのではなく、お尻を背もたれにつけて深く座ることが大切です。これにより体重が座骨にしっかりとかかり、安定した姿勢を保つことができます。

足の位置を意識する

両足の膝から下を前後に開き、特に痛みやしびれが強い方の足を後ろに引くと楽になることがあります。また、足の裏全体が床にしっかりとつくよう、椅子の高さを調整するのも効果的です。

膝を使って物を持ち上げる

物を持ち上げる際は、腰を曲げるのではなく膝を使って持ち上げるようにしましょう。これにより腰への負担が軽減される可能性があります。ただし、個人差がありますので、痛みを感じる場合は無理をしないようにしましょう。

座り方だけじゃない!日常生活でできる脊柱管狭窄症対策

脊柱管狭窄症 座り方

正しい座り方に加えて、日常生活での対策も脊柱管狭窄症の症状改善には重要です。

定期的に姿勢を変える

長時間同じ姿勢でいることを避け、30分〜1時間ごとに立ち上がって軽く腰を動かすことが大切です。これにより、筋肉の疲労を防ぎ、血行を促進することができます。

適度な運動とストレッチ

脊柱管狭窄症の方にも適した運動として、ウォーキングや自転車漕ぎなどの有酸素運動が推奨されています。また、腰や背中の筋肉をほぐすストレッチも効果的です。

ただし、腰を反らすようなストレッチや動きは避ける必要があります。無理のない範囲で、専門家の指導のもと行うのが安全です。

クッションの活用

特に長時間座る必要がある場合は、適切なクッションを使用することで腰への負担を軽減できます。骨盤の位置を正しく保てるタイプのクッションが効果的です。

実際に患者さんの体験談としても、セルフケア教室に通った60歳の藤井さんは、腰痛と共に脊柱管狭窄症で悩まれていましたが、適切な姿勢やセルフケアにより症状が改善したと語っています。

「腰の痛みは最初の頃来る前よりは全然良くなっているんです」

セルフケア整体(動画 06:45)

脊柱管狭窄症の方におすすめの椅子・クッショングッズの選び方

脊柱管狭窄症 座り方

脊柱管狭窄症の症状を和らげるためには、適切な椅子やクッションを選ぶことも重要です。

理想的な椅子の条件

  • 背もたれが腰から背中全体をサポートするもの
  • 座面の硬さが適度で、長時間座っても疲れにくいもの
  • 高さ調整ができ、足の裏全体が床につく姿勢が取れるもの
  • アームレストがあり、肩や首への負担も軽減できるもの

おすすめのクッション

腰痛や脊柱管狭窄症の方には、以下のようなクッションが特におすすめです:

  • 骨盤サポートクッション(骨盤の傾きを防ぎ、正しい姿勢をサポート)
  • 低反発クッション(体圧を分散し、座骨への負担を軽減)
  • ランバーサポートクッション(腰椎の自然なカーブをサポート)

クッション選びで大切なのは、実際に座って試すことです。自分の体型や症状に合ったものを選ぶようにしましょう。最新の研究でも、適切なサポートが症状改善に効果的であると報告されています。

それでも辛い場合は?医療機関での相談や治療について

脊柱管狭窄症 座り方

正しい座り方や日常生活の工夫をしても症状が改善しない場合は、専門医への相談が必要です。脊柱管狭窄症の治療法としては、以下のようなものがあります:

保存的治療

  • 薬物療法(消炎鎮痛剤など)
  • リハビリテーション
  • ブロック注射
  • 装具療法

手術療法

保存的治療で効果が見られない場合や、症状が重い場合には手術が検討されます。手術の方法には様々なものがありますが、基本的には神経の圧迫を取り除くことを目的としています。

医療機関を選ぶ際は、整形外科や脊椎専門クリニックなど、脊柱管狭窄症の治療に精通した医師がいる施設を選ぶことをおすすめします。

脊柱管狭窄症の座り方に関するよくある質問

脊柱管狭窄症 座り方

Q. 脊柱管狭窄症の人は正座をしても大丈夫ですか?

A. 脊柱管狭窄症の方にとって正座は、腰椎に過度な負担をかける可能性があるため、長時間の正座は避けた方が無難です。どうしても正座が必要な場合は、クッションや座布団を使って膝や腰への負担を軽減し、定期的に姿勢を変えることをおすすめします。症状には個人差がありますので、痛みやしびれを感じる場合はすぐに中止しましょう。

Q. 脊柱管狭窄症で椅子に座ると痛いのですが、どうすれば楽になりますか?

A. 椅子に座ると痛みが出る場合は、骨盤を立てて深く座り、背もたれをしっかり使って背中全体をサポートすることが重要です。また、専用のクッションを使用したり、30分ごとに立ち上がって軽く腰を動かしたりすることで症状が軽減することがあります。それでも痛みが続く場合は、医師や理学療法士に相談し、適切な座り方の指導を受けることをおすすめします。

Q. デスクワークが多いですが、脊柱管狭窄症にならないための予防法はありますか?

A. デスクワークでの予防には、正しい姿勢で座ることが最も重要です。骨盤を立て、背筋を伸ばし、モニターは目線と同じ高さに調整しましょう。また、1時間に一度は立ち上がって軽いストレッチをすることで、筋肉の緊張をほぐし血行を促進できます。適切な椅子やクッションの使用、定期的な運動習慣も予防に効果的です。腰や背中の筋力を維持することで、脊柱をサポートする筋肉が強化され、脊柱管狭窄症の発症リスクを下げられる可能性があります。

Q. 脊柱管狭窄症に悪い座り方を続けるとどうなりますか?

A. 不適切な座り方を続けると、脊柱管狭窄症の症状が悪化する可能性があります。猫背や前かがみの姿勢は腰椎への負担を増加させ、神経の圧迫を強めることで、腰痛や下肢のしびれ、間欠性跛行などの症状が強くなることがあります。さらに、症状の進行により日常生活の活動範囲が狭まり、QOL(生活の質)の低下を招くこともあります。早期から正しい姿勢を意識し、必要に応じて専門家の指導を受けることが重要です。

Q. 脊柱管狭窄症の方は座り仕事と立ち仕事、どちらが良いのでしょうか?

A. 脊柱管狭窄症の方にとって、座り仕事と立ち仕事のどちらが良いかは一概に言えません。重要なのは、同じ姿勢を長時間続けないことです。座り仕事の場合は正しい姿勢で座り、定期的に立ち上がって体を動かすこと。立ち仕事の場合は、適宜休憩を取り、足の負担を軽減するための工夫(クッション性のある靴やマットの使用など)が必要です。理想的には、座位と立位を適度に組み合わせられる環境が最も良いとされています。個人の症状や仕事内容に合わせて、専門家と相談しながら最適な対策を見つけることをおすすめします。

Q. 脊柱管狭窄症と診断されましたが、車の運転はできますか?

A. 脊柱管狭窄症があっても、症状の程度によっては車の運転は可能です。ただし、長時間の運転は腰への負担が大きいため、以下の点に注意が必要です:
1. 座席の位置を適切に調整し、背もたれを使って腰をしっかりサポートする
2. ランバーサポートクッションなどを使用して、腰椎の自然なカーブを維持する
3. 1時間程度の運転ごとに休憩を取り、軽いストレッチを行う
4. 急ブレーキや急な操作を避け、スムーズな運転を心がける
症状が強い場合や、運転中に足のしびれや痛みが出る場合は、安全のため医師に相談し、必要に応じて運転を控えることも検討しましょう。

Q. 脊柱管狭窄症にはどんな椅子が最適ですか?

A. 脊柱管狭窄症に最適な椅子は、次の特徴を備えたものです:1. 腰椎サポート機能があり、背中の自然なカーブを維持できる 2. 座面の硬さが適度で、長時間座っても体圧が分散される 3. 高さやリクライニングの調整が可能で、自分の体型に合わせられる 4. アームレストがあり、上半身の重さを分散できる。人間工学に基づいたオフィスチェアや、医療用に設計された特殊なクッションを組み合わせた椅子が効果的といわれています。予算や使用環境に応じて、専門家に相談しながら選ぶことをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する