最終更新:2025.05.26

脊柱管狭窄症は整体で改善できる?効果とセルフケアを徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症でお悩みの方は、「整体で本当に良くなるの?」「どんなセルフケアが効果的?」と疑問をお持ちではないでしょうか。脊柱管狭窄症は歩行時の痛みやしびれが特徴的な症状で、年齢とともに発症リスクが高まります。

整体は、脊柱管狭窄症の根本的な原因である背骨の変形を完全に改善することは難しいとされていますが、筋肉の緊張緩和や血行促進によって症状を軽減する効果が期待できる可能性があります。ただし、効果には個人差があります。

この記事では、脊柱管狭窄症に対する整体の効果と限界、自宅でできるセルフケア方法を専門家の見解を交えて詳しく解説します。

「右の肩甲骨の脇の針がやっぱりなくなったっていうのが最初大きかった」「膝の痛みも普段の動きでは気にならなくなった」「腰も前よりは全然良くなってます」

セルフケア整体(動画 05:28)

脊柱管狭窄症とは?症状と主な原因

脊柱管狭窄症 整体

脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれが生じる病気です。高齢者に多い疾患ですが、40〜50代でも発症することがあります。

主な症状

脊柱管狭窄症の特徴的な症状には以下のようなものがあります:

症状特徴
間欠性跛行(かんけつせいはこう)歩くと足に痛みやしびれが出て、しばらく休むと楽になる症状
下肢のしびれや痛み臀部から足にかけて痺れや痛みが広がる
腰痛長時間立っていると腰に痛みが生じる
排尿・排便障害重症化すると、頻尿や残尿感などの症状が現れることも

脊柱管狭窄症の主な原因

脊柱管狭窄症が発症する主な原因は以下の通りです:

  • 加齢による変性:年齢を重ねると骨や椎間板の変性が起こり、脊柱管が狭くなります
  • 姿勢の悪さ:長時間のデスクワークや運動不足による不良姿勢
  • 黄色靭帯の肥厚:加齢や疲労により靭帯が厚くなり脊柱管を圧迫
  • 椎間板の変性:クッションの役割をする椎間板がすり減り、はみ出すことで神経を圧迫
  • 骨棘(こつきょく)の形成:背骨に余分な骨が成長して神経を圧迫

整体は脊柱管狭窄症に効果がある?期待できることと限界

脊柱管狭窄症 整体

脊柱管狭窄症に対する整体の効果について正しく理解しましょう。

整体で期待できる効果

整体は背骨や骨盤の歪みを調整し、筋肉の緊張を和らげることで、以下のような効果が期待できます:

  • 筋肉の緊張緩和:背骨周辺の緊張した筋肉をほぐし、神経への圧迫を軽減
  • 血行促進:血流が改善することで、痛みの原因となる炎症物質の排出を促進
  • 姿勢の改善:背骨や骨盤の位置を整えることで、神経への負担を軽減
  • 可動域の拡大:関節の動きを改善し、日常生活での動作がスムーズに

適切な整体施術を受けることで、痛みやしびれといった症状が和らぎ、歩行距離が伸びるなどの改善が見られるケースが多いです。

「上半身から始めてセルフケアをしていたが、最近下半身の方のセルフケアを取り入れたことで腰の状態が良くなった」

セルフケア整体(動画 06:36)

整体の限界と注意点

整体には以下のような限界があることを理解しておくことが重要です:

限界・注意点詳細
脊柱管狭窄症自体を改善するものではない整体は背骨の変形や狭窄した脊柱管そのものを元に戻すことはできません
効果には個人差がある症状の程度や体質によって、整体の効果には大きな個人差があります
施術者の技術による差整体は国家資格ではないため、施術者の知識や技術に差があります
重症の場合は効果が限定的症状が重度の場合は、整体だけでは十分な効果が得られないことがあります

病院の治療と整体の違いとは?メリット・デメリットを比較

脊柱管狭窄症 整体

脊柱管狭窄症の治療では、病院と整体でどのような違いがあるのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

病院での治療

脊柱管狭窄症について詳しくは日本整形外科学会の情報も参考になります。

メリット:

  • 専門医による正確な診断(レントゲン、MRIなどの検査が可能)
  • 症状に応じた薬物療法が受けられる
  • 重症の場合は手術などの根本的な治療が可能
  • 保険が適用される

デメリット:

  • 待ち時間が長いことが多い
  • 診察時間が短く、十分な説明を受けられないことも
  • 薬物療法が中心で、根本的な改善につながらないケースも
  • 手術にはリスクが伴う

整体での施術

適切な運動療法が症状改善に効果的とされています。

メリット:

  • 全身のバランスを考慮した施術が受けられる
  • 薬を使わずに症状の緩和が期待できる
  • 個別のセルフケアの指導が受けられることが多い
  • 比較的予約が取りやすく、施術時間も長め

デメリット:

  • 保険適用外で費用が高くなることがある
  • 整体師の技術や知識に差がある
  • 重症の場合は効果が限定的
  • 検査機器がないため詳細な診断ができない

脊柱管狭窄症の効果的な治療のためには、病院での適切な診断を受けた上で、状況に応じて整体を併用するのが理想的です。特に症状が重い場合や、整体を受けても改善が見られない場合は、必ず医療機関を受診しましょう。

日常生活でできる脊柱管狭窄症のセルフケア

脊柱管狭窄症 整体

脊柱管狭窄症の症状緩和には、整体の施術だけでなく、日常的なセルフケアが重要です。

脊柱管狭窄症のセルフケアは継続することで効果を実感できる方が多いことがわかっています。日常的な取り組みが症状改善の鍵となります。

以下に効果的なセルフケア方法をご紹介します。

基本的なストレッチ

脊柱管狭窄症に効果的なストレッチとして、以下のようなものがあります:

  • 膝抱えストレッチ:仰向けになり、膝を胸に引き寄せて腰の筋肉を伸ばす
  • 腹横筋トレーニング:仰向けになり、お腹をへこませて腹部の深層筋を鍛える
  • 骨盤回しストレッチ:四つん這いになり、骨盤をゆっくり回す

注意点:過度に腰を反らすストレッチは避け、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。

姿勢改善

日常生活での姿勢改善は、脊柱管狭窄症の症状軽減に大きく貢献します:

  • 座り姿勢:骨盤を立てた姿勢で座り、長時間の同じ姿勢を避ける
  • 立ち姿勢:重心を均等に分散させ、猫背にならないよう意識する
  • 寝姿勢:仰向けで寝る場合は膝の下に枕を置くと腰への負担が軽減

生活習慣の改善

以下のような生活習慣の改善も症状緩和に効果的です:

  • 体重管理:適正体重を維持し、腰への負担を減らす
  • 適度な運動:水中ウォーキングや自転車などの低負荷の運動を取り入れる
  • 入浴習慣:温かいお風呂に浸かり、筋肉の緊張を和らげる
  • 休息:疲れを感じたら無理せず適切に休息を取る

腰痛の場所によって疾患や原因が異なります。腰のどこから痛みが生じていますか?

脊柱管狭窄症の方が整体を受ける際の注意点と選び方のポイント

脊柱管狭窄症 整体

脊柱管狭窄症で整体を受ける際は、適切な整体院を選ぶことが重要です。以下のポイントに注意しましょう。

整体院選びの重要ポイント

選び方のポイント詳細
脊柱管狭窄症の施術経験脊柱管狭窄症の施術経験が豊富な整体院を選ぶ
施術内容の説明施術内容や効果について丁寧に説明してくれる
資格や知識柔道整復師や鍼灸師などの国家資格を持っている
セルフケア指導自宅でのセルフケア方法を丁寧に指導してくれる
口コミや評判実際に通院した患者からの良い評判がある

施術前に伝えるべきこと

整体を受ける前に、以下の点を必ず施術者に伝えましょう:

  • 医師の診断結果(脊柱管狭窄症の診断を受けているか)
  • 現在の症状の詳細(痛みやしびれの場所、程度など)
  • 服用している薬がある場合はその内容
  • 過去の手術歴や既往症
  • 痛みを感じやすい部位や施術の強さの希望

適切な整体院を選び、自分の状態を正確に伝えることで、より効果的な施術を受けることができます。

【体験談】整体で脊柱管狭窄症の悩みが改善した事例

脊柱管狭窄症 整体

実際に整体とセルフケアで脊柱管狭窄症の症状が改善した方の体験談をご紹介します。

脊柱管狭窄症は年齢とともに発症リスクが高まります。加齢により背骨や椎間板に変化が生じるためです。

症状としては、歩行時の痛みやしびれが特徴的です。長時間歩くと症状が悪化し、休むと改善することが多いでしょう。

整体施術では、筋肉の緊張を緩和し血行を促進します。これにより神経への圧迫が軽減され、痛みやしびれの改善が期待できます。

藤井よし子さん(60歳)は、右肩の痛み、左膝の痛み、そして脊柱管狭窄症による腰痛に悩んでいました。病院でのリハビリを2ヶ月ほど続けましたが、あまり効果を感じられませんでした。そこで整体でのセルフケア指導を受け、上半身と下半身のセルフケアを続けたところ、右肩の痛みが大幅に軽減し、膝の痛みも日常生活では気にならなくなったといいます。特に腰の症状も改善され、起床時の痛みが軽減されました。

藤井さんは「セルフケアは時間が空いた時にやれる時間でやる」という方法で継続し、効果を実感されています。特に体の使い方や正しいセルフケアの方法を学ぶことで、効果的な改善につながったとのことです。

まとめ:脊柱管狭窄症と上手く付き合うために

脊柱管狭窄症 整体

脊柱管狭窄症と整体について、主なポイントをまとめます:

  • 脊柱管狭窄症は加齢や姿勢不良などにより脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される状態
  • 整体は脊柱管狭窄症自体を治すことはできないが、筋肉の緊張緩和や血行促進により症状を軽減できる可能性がある
  • 症状の程度によっては、整体と医療機関の治療を併用することが効果的
  • 日常的なセルフケア(適切なストレッチ、姿勢改善、生活習慣の見直し)が重要
  • 整体院選びでは、脊柱管狭窄症の施術経験が豊富で、セルフケア指導も行っている所がおすすめ

脊柱管狭窄症は完全に治すことが難しい疾患ですが、適切な整体施術とセルフケアを組み合わせることで、症状を和らげ、快適な日常生活を送ることが可能です。ご自身の症状や体調に合わせて、医療機関での診察も受けながら、上手に付き合っていきましょう。

脊柱管狭窄症と整体に関するよくある質問

脊柱管狭窄症 整体

Q. 整体は脊柱管狭窄症の症状緩和にどのような効果がありますか?

A. 整体は、筋肉の緊張緩和や血行促進によって神経への圧迫を軽減し、痛みやしびれといった症状を和らげる効果があります。背骨や骨盤の歪みを調整することで姿勢も改善され、神経への負担が減少します。ただし、脊柱管狭窄症自体を完全に治すことはできません。

Q. 脊柱管狭窄症でやってはいけないことは何ですか?

A. 脊柱管狭窄症では、腰を反らせる動作や姿勢、長時間の立ち仕事や歩行、重い物の持ち上げなどは避けるべきです。また、過度なストレッチや腰に負担のかかる激しい運動も症状を悪化させる可能性があります。痛みを感じる動作は無理せず、適切な休息を取ることが大切です。

Q. 整体とセルフケアを組み合わせるとどのような効果がありますか?

A. 整体とセルフケアを組み合わせることで、施術効果の持続時間が長くなり、症状の改善スピードも早まる傾向があります。整体で緩めた筋肉をセルフケアで維持し、適切な姿勢や動作を日常生活に取り入れることで、より効果的に症状を管理できます。継続的なセルフケアは再発予防にも繋がります。

Q. 脊柱管狭窄症に効果的なセルフケアの頻度はどのくらいですか?

A. セルフケアは毎日続けることが理想的ですが、無理のない範囲で行うことが重要です。ストレッチや軽い運動は1日1〜2回、各5〜10分程度から始めるとよいでしょう。朝起きた時と寝る前の時間を活用すると習慣化しやすくなります。体調に合わせて徐々に頻度や時間を増やしていくことをおすすめします。

Q. 脊柱管狭窄症の手術と整体治療はどう使い分けるべきですか?

A. 脊柱管狭窄症の症状が軽度から中等度の場合は、まず整体や保存的治療(薬物療法、リハビリなど)を試みることが一般的です。これらの治療で改善が見られず、日常生活に著しい支障がある場合や、排尿・排便障害などの重篤な症状がある場合には手術を検討する必要があります。医師と相談しながら、自分の症状や生活スタイルに合った治療法を選択することが大切です。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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