最終更新:2025.05.26

脊柱管狭窄症による足のしびれに効く薬とは?種類・効果・副作用を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症による足のしびれでお悩みではありませんか?この記事では、脊柱管狭窄症で起こる足のしびれに効果的な薬の種類と作用機序、期待できる効果、そして注意すべき副作用までを詳しく解説します。リマプロスト(オパルモン、プロレナール)やタリージェ、リリカなどの処方薬から市販薬、漢方薬まで網羅。薬物療法だけでなく、自宅でできる運動療法や専門医に相談すべきタイミングについても説明します。この記事を読めば、脊柱管狭窄症の足のしびれに対する適切な対処法がわかります。

脊柱管狭窄症で足がしびれる原因とメカニズムとは?

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脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなることで、神経が圧迫される疾患です。特に腰椎部分で起こるものを腰部脊柱管狭窄症と呼びます。

足のしびれが生じるメカニズムは主に以下の通りです:

原因メカニズム症状
神経の直接圧迫狭くなった脊柱管が神経根や馬尾を物理的に圧迫足のしびれ、痛み、歩行困難
血流障害神経への血流が悪化し、神経機能が低下長時間の歩行で症状悪化、休憩で改善
加齢による要因椎間板の変性、靭帯の肥厚、骨棘形成など徐々に進行する症状、高齢者に多い

寝たままできる腰に対するサボリ筋トレーニングは、お腹周りのインナーマッスルを働かせるものです。このインナーマッスルは天然のコルセットの役割をしていきますので、市販のコルセットなしでも生活できるようになっていきます。

理学療法士 笹川先生(動画 07:45)

脊柱管狭窄症による足のしびれは、特に歩行時に悪化する間欠性跛行(かんけつせいはこう)という特徴的な症状を示すことが多いです。これは歩くと足がしびれたり痛みが出てきて、しばらく休むと症状が和らぐというものです。この症状が出る根本的な原因は神経への圧迫と血流障害にあります。

脊柱管狭窄症の足のしびれに使われる薬の種類と効果は?

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脊柱管狭窄症による足のしびれに対しては、症状や原因に応じて様々な薬が処方されます。ここでは主な薬の種類と期待できる効果について説明します。

血流改善薬(プロスタグランジン製剤)

最も一般的に処方される薬の一つが血流改善薬です。特にリマプロスト(商品名:オパルモン、プロレナール)は脊柱管狭窄症の薬物療法において第一選択肢とされることが多い薬剤です。

リマプロストで期待される主な効果:

  • 神経への血流を改善する
  • 末梢血管を拡張する
  • 血小板凝集を抑制する
  • 下肢のしびれや痛みを和らげる

ただし、効果が現れるまでに約6週間程度かかることが多いため医学論文、即効性を期待する場合は他の薬剤と併用されることもあります。

神経障害性疼痛治療薬

神経そのものの過敏な反応を抑える薬として、以下のような薬剤が使用されます:

プレガバリン(リリカ)

プレガバリン(リリカ)は神経障害性疼痛に対応した薬剤で、神経の興奮を抑えることで痛みやしびれを軽減する可能性があります。近年、脊柱管狭窄症による神経症状に効果があるとして処方されることが増えています。

デュロキセチン(サインバルタ)

抗うつ薬としても使用されますが、神経の痛みを抑える作用もあります。慢性的な痛みを伴う場合に処方されることがあります。

ミロガバリン(タリージェ)

比較的新しい神経障害性疼痛治療薬で、神経の過剰な興奮を抑えることで痛みを軽減する可能性があります。副作用が比較的少ないとされていますが、眠気やふらつきなどの副作用が報告されています。

消炎鎮痛薬

炎症や痛みを抑える薬として、以下のような薬剤があります:

分類代表的な薬剤特徴
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)ロキソプロフェン、セレコキシブ、ジクロフェナクなど炎症と痛みを抑制するが、長期使用で胃腸障害のリスク
アセトアミノフェンカロナール、タイレノールなど胃腸への負担が少なく、高齢者や胃腸が弱い方に向いている
外用薬ロキソニンテープ、モーラステープなど局所的に作用し、全身への副作用リスクが低い

ビタミンB12製剤

神経の修復や機能改善を促進する目的で処方されることがあります。メコバラミンなどが代表的で、末梢神経の障害を改善する効果が期待できます。

筋弛緩薬

筋肉の緊張を緩和し、痛みの原因となる筋肉の緊張を和らげる効果があります。エペリゾン塩酸塩(ミオナール)などが使用されます。腰周辺の筋肉が緊張して二次的に痛みが生じている場合に効果的です。

薬物療法の注意点と副作用

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脊柱管狭窄症の治療に使用される薬には、それぞれ注意すべき副作用があります。ここでは主な薬の副作用と注意点を解説します。

リマプロスト(オパルモン・プロレナール)の副作用

  • 頭痛
  • 顔のほてり
  • 胃部不快感
  • 下痢

効果が現れるまでに時間がかかるため、継続的な服用が必要です。

神経障害性疼痛治療薬の副作用

リリカ(プレガバリン)

  • めまい
  • 眠気
  • 浮腫(むくみ)
  • 体重増加

タリージェ(ミロガバリン)

  • 眠気
  • ふらつき
  • めまい

痛みがあって辛い時は市販のコルセットに頼ることもお勧めします。ただ常時コルセットに頼り切ってしまうのは腹筋が徐々に弱くなっていくので、痛みがない時は外した方がいいです。

理学療法士 笹川先生(動画 07:45)

消炎鎮痛薬の副作用

  • 胃腸障害(胃痛、胃潰瘍、消化不良)
  • 腎機能障害
  • 肝機能障害
  • 浮腫
  • 高血圧

特にNSAIDsは長期使用によって胃腸への負担が大きくなるため、胃薬と併用されることが多いです。また高齢者や腎機能に問題がある方は注意が必要です。

薬を服用する際は必ず医師の指示に従い、気になる症状があれば速やかに相談しましょう。自己判断での用量調整や中止は危険です。

これらの副作用は全ての人に現れるわけではありませんが、薬を服用する際は医師と相談しながら、体調の変化に注意することが大切です。特に高齢者や他の疾患を抱えている方は、薬の相互作用についても医師に確認しておきましょう。

市販薬や漢方薬は脊柱管狭窄症の足のしびれに効く?

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処方薬だけでなく、市販薬や漢方薬も脊柱管狭窄症の症状緩和に役立つ可能性があります。ただし、これらは対症療法として一時的な緩和を目的としており、根本的な治療にはならないことを理解しておきましょう。

市販薬について

脊柱管狭窄症専用の市販薬はありませんが、症状を和らげるのに役立つものとしては以下があります:

  • 鎮痛消炎剤(バファリン、ロキソニンSなど)
  • 外用消炎鎮痛剤(ボルタレンEXテープ、フェイタスなど)
  • ビタミンB群含有サプリメント

市販薬は一時的な痛みの緩和に役立つことがありますが、症状が続く場合は必ず医師の診察を受けてください。

漢方薬の可能性

漢方薬では以下のようなものが足のしびれや腰痛に用いられることがあります:

  • 牛車腎気丸:腰痛や下肢痛に適応があり、頻尿やむくみといった加齢に伴う症状にも効果が期待できます。
  • 八味地黄丸:腰や膝の冷えや痛みに使用されます。
  • 疎経活血湯:血行を改善し、痛みを和らげる効果が期待できます。

漢方薬は体質や症状に合わせて処方される必要があり、漢方専門医や漢方薬の知識を持つ医師に相談することをお勧めします。自己判断での服用は避けましょう。

薬以外の治療法とセルフケア

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脊柱管狭窄症の治療は薬物療法だけでなく、様々な方法を組み合わせることで効果が高まります。以下に薬以外の治療法とセルフケアについて説明します。

運動療法・リハビリテーション

適切な運動は脊柱管狭窄症の症状改善に重要な役割を果たします:

  • 腰部の安定化エクササイズ
  • ストレッチング
  • 水中運動(水中歩行など)
  • サボリ筋トレーニング(腹部のインナーマッスルを鍛える)

首から腕の神経の痛みと手足のしびれについて

動画で紹介されているような寝たままできるサボリ筋トレーニングは、腰への負担が少なく安全に行えるため、症状がひどい方にもおすすめです。

物理療法

  • 温熱療法(温シップ、温浴など)
  • 牽引療法
  • 電気刺激療法

日常生活での注意点

  • 長時間同じ姿勢でいるのを避ける
  • 重いものを持たない
  • 腰に負担のかかる動作を控える
  • 正しい姿勢を心がける
  • 適度な休息をとる

運動療法や理学療法と併用することで、薬物療法の効果を高め、症状の改善に繋がる可能性が高まります。

専門医への相談タイミングと診断の流れ

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脊柱管狭窄症は適切な診断と治療が重要です。以下のような症状がある場合は、早めに専門医整形外科相談や脊椎専門医)に相談しましょう

  • 歩行で増悪する足のしびれや痛みがある
  • 休息しても症状が改善しない
  • 急速に症状が悪化している
  • 排尿や排便に問題が生じている
  • 足に力が入りにくい

専門医での診断は以下のような流れで進みます:

診断ステップ内容
問診症状の詳細、発症時期、悪化因子、緩和因子などの聞き取り
身体診察神経学的検査、筋力、反射、感覚検査など
画像検査X線、MRI、CT検査など、脊柱管の狭窄の程度や場所を特定
治療計画症状の程度、患者の年齢や生活状況などを考慮した治療方針の決定

安静にしていても痛みが良くならない、悪化する、熱が出ている、足が痺れたり力が入らない、尿漏れがするといった場合は早めに専門医の受診をお勧めします。

理学療法士 笹川先生(動画 01:06)

まとめ:脊柱管狭窄症の足のしびれと薬物治療

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脊柱管狭窄症による足のしびれは、適切な薬物療法と生活習慣の改善、運動療法などを組み合わせることで症状を軽減できる可能性があります。

主な治療薬としては:

  • リマプロスト(オパルモン、プロレナール)などの血流改善薬
  • リリカ(プレガバリン)やタリージェ(ミロガバリン)などの神経障害性疼痛治療薬
  • 各種消炎鎮痛薬
  • ビタミンB12製剤
  • 筋弛緩薬
  • 漢方薬(牛車腎気丸、八味地黄丸など)

薬物療法は症状を和らげる効果がありますが、根本的な治療ではないことを理解し、運動療法や日常生活の改善と併用することが大切です。症状が悪化したり、日常生活に支障をきたす場合は、早めに専門医を受診しましょう。

脊柱管狭窄症に関するよくある質問

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Q. 脊柱管狭窄症による足のしびれには、どんな薬が用いられる?

A. 脊柱管狭窄症による足のしびれには、リマプロスト(オパルモン、プロレナール)などの血流改善薬、リリカ(プレガバリン)やタリージェ(ミロガバリン)などの神経障害性疼痛治療薬、消炎鎮痛薬、ビタミンB12製剤、筋弛緩薬などが用いられます。症状や個人の状態によって最適な薬が異なるため、医師の診断と処方に従うことが重要です。

Q. リマプロストはどのような効果がある?

A. リマプロスト(オパルモン、プロレナール)は、神経の血流を改善し、下肢のしびれや痛みを和らげる効果があります。腰部脊柱管狭窄症の薬物療法では第一選択肢とされることが多いですが、効果が現れるまでに約6週間程度かかることがあります。

Q. 脊柱管狭窄症の薬にはどんな副作用がある?

A. 脊柱管狭窄症の治療薬にはそれぞれ副作用があります。リマプロストでは頭痛や顔のほてり、胃部不快感、リリカやタリージェでは眠気やめまい、ふらつき、NSAIDsなどの消炎鎮痛薬では胃腸障害や腎機能障害などが報告されています。副作用が気になる場合は医師に相談することが重要です。

Q. 市販薬は脊柱管狭窄症に効果がある?

A. 脊柱管狭窄症専用の市販薬はありませんが、痛みを一時的に和らげるための鎮痛消炎剤(バファリン、ロキソニンSなど)や外用消炎鎮痛剤(ボルタレンEXテープなど)、ビタミンB群のサプリメントなどが症状緩和に役立つことがあります。ただし、これらは根本的な治療にはならないため、症状が続く場合は専門医を受診してください。

Q. 漢方薬は脊柱管狭窄症に効く?

A. 漢方薬の中には、脊柱管狭窄症の症状緩和に役立つものがあります。特に牛車腎気丸や八味地黄丸は腰痛や下肢痛、疎経活血湯は血行改善と痛みの緩和に効果が期待できます。ただし、漢方薬は体質や症状に合わせて処方される必要があるため、漢方専門医や知識を持つ医師に相談することをお勧めします。

Q. 脊柱管狭窄症で手術が必要になる場合は?

A. 一般的に、保存的治療(薬物療法、運動療法など)で十分な効果が得られない場合や、症状が重度で日常生活に著しい支障がある場合、膀胱直腸障害(排尿・排便障害)がある場合などは手術が検討される可能性があります。手術の適応は個人の状態により異なります。

Q. 脊柱管狭窄症に効く運動はある?

A. 脊柱管狭窄症に効果的な運動として、腰部の安定化エクササイズ、ストレッチング、水中運動、インナーマッスルを鍛えるサボリ筋トレーニングなどがあります。動画で紹介されているような寝たままできるトレーニングは、腰への負担が少なく安全に行えるため、症状がひどい方にも適しています。運動を始める前に医師や理学療法士に相談することをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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