最終更新:2025.06.30

【専門家監修】変形性膝関節症に効く筋トレ5選|膝の痛みを和らげる自宅で簡単トレーニング法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症 筋トレでお悩みの方へ。変形性膝関節症の筋力トレーニングは、膝周囲の筋肉を鍛えることで膝の安定性を高め、痛みを和らげる効果が期待される可能性があります。大腿四頭筋、内転筋、中臀筋、ハムストリングスなどを鍛えることが重要です。

変形性膝関節症の改善には、正しい筋力トレーニングを継続することが最も大切です。本記事では、理学療法士が推奨する効果的な筋トレ方法を5つ厳選してご紹介します。

おすすめの筋力トレーニング:

  • 膝の曲げ伸ばし運動: 椅子に座り、2秒かけて膝を伸ばし、2秒かけて曲げる動作を繰り返します
  • タオル押しつけ運動: 膝の下にタオルを置き、両腕で上半身を支えながら、膝の裏でタオルを床に押しつけて5秒キープ
  • 内転筋を鍛える運動: 仰向けに寝て、膝と膝の間にボールやクッションを挟み、膝で押しつぶすように力を入れる
  • スクワット: 正しいフォームで行うことで、背中からお尻、太ももまで広範囲の筋肉を鍛えることができます

注意点:

  • 痛みが強い時は無理に運動せず、医師や理学療法士に相談してください
  • 急に負荷を上げるのではなく、徐々に負荷を上げていくのが理想的です
  • 膝がつま先より前に出ないように、正しいフォームを意識することが重要です

膝関節症の方には、ランニングなどの高負荷な運動は避け、日本整形外科学会認定の医師や理学療法士に相談して適切な運動を選びましょう。

変形性膝関節症の患者数は女性が男性の2倍近くいることがわかっています。なぜかというと、靭帯、骨、軟骨、筋肉を保つための重要なホルモンであるエストロゲンという女性ホルモンが関係しているからです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:02)

目次

変形性膝関節症とは?原因と症状を理解しよう

変形性膝関節症 筋トレ

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、関節に炎症や変形が起こる病気です。日本では推定で約1,000万人が罹患していると言われています。

50歳以上の女性は同年代の男性に比べてスネの骨で約4倍、膝のお皿で3倍のスピードで軟骨が摩耗するという報告があります。

主な原因

  • 加齢: 軟骨の水分が減少し、弾力性が失われる可能性があります
  • 肥満: 膝関節への負担が増加する傾向があります
  • 筋力低下: 膝を支える筋肉が衰える可能性があります
  • ホルモンの影響: 女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関係する可能性があります

典型的な症状

  • 膝の痛み(特に動き始め)
  • 膝の腫れや熱感
  • 膝の可動域制限
  • 歩行困難
  • 階段の上り下りが困難
進行段階症状運動療法の効果
初期起床時、歩き始めの痛み非常に有効
中期歩行時の痛み、階段昇降困難有効
末期安静時痛、著明な変形限定的(医師相談必須)

なぜ変形性膝関節症 筋トレが推奨されるのか?

変形性膝関節症 筋トレ

筋力トレーニングが変形性膝関節症に効果的な理由は、膝関節を支える筋肉を強化することで関節への負担を軽減できる可能性があるからです。

医学的な研究でも、適切な運動療法が症状の改善に有効であることが示されています。

運動療法の具体的な効果

  1. 痛みの軽減: 筋肉が膝関節を安定させ、痛みを和らげる効果が期待されます
  2. 可動域の改善: 関節の動きがスムーズになる可能性があります
  3. 日常生活動作の向上: 歩行や階段昇降が楽になる傾向があります
  4. 進行の抑制: 症状の悪化を遅らせる可能性があります

筋力の低下は40歳頃から始まると言われていますが、筋肉量が減ると体を動かすこと自体が億劫になっていきます。運動量が減ると基礎代謝も落ち、食欲も湧かなくなり、さらに筋力が低下して体の老化がどんどん進んでしまいます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:06)

変形性膝関節症 筋トレで重点的に鍛えるべき筋肉とは?

変形性膝関節症 筋トレ

従来は大腿四頭筋(太ももの前側)を鍛えることが推奨されていました。しかし、最新の研究では異なる見解が示されています。

膝の痛みを根本的に改善するには、膝のねじれを防ぐ筋肉を鍛えることが重要です。

優先して鍛えるべき4つの筋肉

  1. 内転筋(太ももの内側): 膝の内側への負担を軽減する効果が期待されます
  2. 内側ハムストリングス(太ももの裏側内側): 膝のねじれを防止する可能性があります
  3. 腸腰筋(股関節前面のインナーマッスル): 股関節の安定性を向上させる効果があります
  4. 多裂筋(腰部後面のインナーマッスル): 体幹と下肢の連携を改善する可能性があります

【5つのステップ】変形性膝関節症 筋トレの自宅実践法

変形性膝関節症 筋トレ

専門家が推奨する効果的な筋力トレーニングを、段階的に実践できるように5つのステップでご紹介します。各トレーニングは10秒程度の短時間で実施できるため、継続しやすい内容となっています。

ステップ1: 腸腰筋強化トレーニング(股関節インナーマッスル)

実施方法:

  1. 仰向けに寝て、股関節を開いてつま先を天井に向けます
  2. この状態で膝の曲げ伸ばしを10回行います
  3. つま先が下に下がらないよう、膝も上に立たないよう注意します

重要なポイント: つま先は常に天井を向け、膝は寝かしたまま行うことが効果的

ステップ2: 内側ハムストリングス強化トレーニング

実施方法:

  1. 膝を立ててつま先を内側に向けます
  2. かかとを真下にぐっと押しつけるように10秒間力を入れます
  3. 痛い場合は膝を少し伸ばして調整します

注意点: 太ももの裏側に力が入ることを確認しながら行います。痛みがある場合は無理をしないことが大切です。

ステップ3: 多裂筋強化トレーニング(体幹安定化)

実施方法:

  1. 手のひらを前に向けて横になります
  2. 片側のお尻を浮かせ、同じ側の肩を下げます
  3. 脇腹を強く引き締めるように10秒間キープします

期待される効果: 腰部の筋肉を強化し、膝への負担を軽減する可能性があります。

ステップ4: 内転筋強化トレーニング

実施方法:

  1. 仰向けで両膝を立て、つま先を内側に向けます
  2. 膝と膝の間を拳2つ分開けます
  3. お尻を浮かせて体幹と太ももが一直線になるまで上げます
  4. 10秒間キープします

注意点: かかとが床から浮かないよう、親指とかかとは床につけたまま行うことが重要です。

ステップ5: サルコペニアチェック付き筋力確認法

トレーニング効果を確認するため、筋力チェックも併せて行いましょう。

ふくらはぎ測定法:

  1. ふくらはぎの一番太い部分を両手で囲みます
  2. 指と指の間が大きく開く → 筋肉量充分
  3. 指と指がちょうど付く → 正常範囲
  4. 指と指の間に隙間ができる → サルコペニア(筋力低下)の可能性があります

このチェック方法は東京大学で誰でも簡単にチェックできる方法として開発され、何千人という単位で実施されたテストです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:10)

効果を高める!膝のストレッチ方法

変形性膝関節症 筋トレ

筋力トレーニングと合わせて行うストレッチは、筋肉の柔軟性を保ち、関節の可動域改善に役立つ可能性があります。

適切なストレッチを行うことで、筋トレの効果をより高めることが期待できます。

基本的なストレッチ法

  • 太もも前面のストレッチ: 壁に手をついて、足首を持ち上げる
  • 太もも後面のストレッチ: 椅子に足を乗せ、ゆっくり前屈する
  • ふくらはぎのストレッチ: 壁に手をつき、足を前後に開く

実施頻度の目安: 1日1回、各ストレッチ30秒間キープを目安に行います。無理をせず、心地よい程度の伸びを感じる範囲で実施しましょう。

変形性膝関節症 筋トレを行う上での注意点

変形性膝関節症 筋トレ

安全で効果的な筋力トレーニングを行うために、以下の注意点を必ず守りましょう。

避けるべき運動・動作

  1. 激しい動きのスポーツ: サッカー、バスケットボールなどの急激な方向転換を伴う運動
  2. 日本式生活スタイル: 正座、深いしゃがみ込みなどの膝に負担をかける姿勢
  3. 高負荷な運動: 重いウェイトを使ったスクワットなどの過度な負荷
  4. 痛みを我慢しての運動: 無理は禁物です

安全に行うためのポイント

  • 段階的な負荷増加: 徐々に運動強度を上げることが大切です
  • 適度な頻度: 週3回程度から開始し、体調に合わせて調整します
  • 正しいフォーム: 見よう見まねではなく、専門家の指導を受けることをお勧めします
  • 体調管理: 痛みが強い日は休息を取ります

膝の状態によって適切な運動が異なるため、運動開始前には必ず医師の診断を受けることが大切です。

専門家の見解:実際の改善事例

変形性膝関節症 筋トレ

61歳の片桐さんは、変形性膝関節症でほぼ末期の状態でした。しかし、専門的なセルフケア指導を6回受けることで劇的な改善を見せています。

この事例は、適切な指導のもとで継続的に取り組むことの重要性を示しています。

改善前の状態

  • 膝を90°までしか曲げることができない状態
  • 歩行時に足を引きずる状態
  • 階段の昇降が困難
  • しゃがむことが不可能

改善後の変化

  • スタスタと歩けるようになった
  • 階段の昇降が可能になった
  • 歩幅が広がり、上半身の横揺れが改善
  • 手術を回避できる状態まで回復

6回目が終わった頃には、スタスタと歩けるようになりました。膝が悪くなる前の状態ほどには戻ってはいませんが、少なくともここに来る前よりは全然良くなっているのが自分でも分かりましたし、足を引きずりながら歩くということがもうほとんどなくなりました。

セルフケア整体(動画 00:09:51)

筋トレと合わせて行いたい!変形性膝関節症の進行を予防する日常生活のポイント

変形性膝関節症 筋トレ

筋力トレーニングの効果をより高めるために、日常生活での工夫も重要です。

体重管理の重要性

  • 理想体重の維持: BMI 25未満を目標とすることが推奨されています
  • 膝への負担軽減: 体重1kg減で膝への負担は3-4kg軽減される可能性があります

歩き方の改善

  • 正しい歩行姿勢: 背筋を伸ばし、かかとから着地することが大切です
  • 適度な歩幅: 無理のない範囲で歩幅を保ちます
  • 靴選び: クッション性の良い靴を選択することをお勧めします

日常動作の工夫

  • 椅子生活の推奨: 床座りから椅子座りへの変更を検討しましょう
  • 手すりの活用: 階段や浴室での安全確保が重要です
  • 荷物の軽量化: 重い荷物の持ち運びを避けることが大切です

痛みが強い・改善しない場合の治療選択肢

変形性膝関節症 筋トレ

筋力トレーニングや生活習慣の改善で効果が見られない場合は、医療機関での治療を検討する必要があります。

保存療法

  • 薬物療法: 消炎鎮痛剤、湿布薬の使用
  • 注射療法: ヒアルロン酸注射、PRP療法
  • 装具療法: サポーター、足底板の使用

手術療法

  • 関節鏡視下手術: 軽度から中等度の場合に適応される可能性があります
  • 高位脛骨骨切り術: 比較的若い患者に適応される場合があります
  • 人工膝関節置換術: 重度の場合の最終選択肢として検討されます

医療機関受診の目安:

  • 3ヶ月以上続く膝の痛み
  • 日常生活に著しい支障がある場合
  • セルフケアで改善が見られない場合

詳しい治療法についてはPubMed医学文献データベースで最新の研究結果をご確認いただくことをお勧めします。

変形性膝関節症の筋トレに関するよくある質問

変形性膝関節症 筋トレ

Q. 変形性膝関節症の筋力トレーニングはどのくらいの頻度で行えばよいですか?

A. 初めは毎日軽めの運動から始め、慣れてきたら2-3日に1回の頻度で行うことが推奨されます。1週間から10日程度で筋肉がついた感覚を掴めるようになる可能性があります。

Q. 膝に痛みがある時も筋トレを続けて大丈夫ですか?

A. 痛みが強い時は無理に運動せず、医師や理学療法士に相談してください。急に負荷を上げるのではなく、徐々に負荷を上げていくのが理想的です。

Q. どのような筋肉を重点的に鍛えるべきですか?

A. 大腿四頭筋、内転筋、中臀筋、ハムストリングスなどを鍛えることが重要です。特に膝のねじれを防ぐ内転筋と内側ハムストリングスの強化が効果的とされています。

Q. 筋トレの効果はどのくらいで現れますか?

A. 適切な筋トレを継続することで、1-2週間程度で筋力の改善を実感でき、トレーニング前後で片足立ちや膝の曲げ伸ばしの安定感に変化を感じられる場合があります。

Q. スクワットは変形性膝関節症に効果的ですか?

A. 正しいフォームで行うスクワットは効果的とされていますが、膝がつま先より前に出ないように注意が必要です。痛みがある場合は、より安全な椅子を使った運動から始めることをお勧めします。

Q. 筋トレ以外にも注意すべきことはありますか?

A. 適度な体重管理、正しい歩き方、膝に負担をかけない日常動作の工夫が重要です。また、膝関節症の方にはランニングなどの高負荷な運動は避けることが推奨されています。

Q. 筋力の低下をチェックする簡単な方法はありますか?

A. ふくらはぎの一番太い部分を両手で囲んで、指と指の間に隙間ができる場合はサルコペニア(筋力低下)の可能性があります。この方法は東京大学で実施された検査法です。

まとめ:継続が鍵となる筋力トレーニング

変形性膝関節症 筋トレ

変形性膝関節症の改善には、適切な筋力トレーニングを継続することが最も重要です。

特に以下の4つの筋肉を重点的に鍛えることで、膝の安定性を向上させ、痛みの軽減が期待できます。

今日から始められる3つのステップ

  1. 筋力チェック: ふくらはぎ測定でサルコペニアを確認します
  2. 基本運動の開始: 紹介した5つのトレーニングから2-3種目を選択します
  3. 継続的な実践: 週3回程度、無理のない範囲で継続します

重要なポイント:

  • 筋肉は70代80代になっても増やすことができる可能性があります
  • 正しいフォームでの実施が効果を左右します
  • 痛みがある場合は医師への相談を優先します

変形性膝関節症の改善事例が示すように、適切な指導のもとで継続的に取り組むことで、手術を回避できるほどの改善も期待できます。

まずは今日から、無理のない範囲で筋力トレーニングを始めてみましょう。継続することで、きっと膝の健康状態の改善を実感できるはずです。


本記事の内容は医学的助言に代わるものではありません。症状が続く場合や悪化する場合は、必ず医師にご相談ください。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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