最終更新:2025.06.10

五十肩は冷やす?温める?症状の時期で変わる正しい対処法を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩(肩関節周囲炎)の初期症状で痛みが強い急性期には、患部を冷やすことが一般的に推奨される傾向があります。しかし、痛みが軽減し慢性期に入ると、血行を良くするために温めることが効果的とされています。症状の時期を正しく見極めることで、適切な対処法を選択でき、早期回復が期待できます。この記事では、五十肩の冷やす・温めるタイミングと具体的な方法について、専門家の知見を交えて詳しく解説します。

目次

五十肩で冷やす・温める判断基準とは?急性期と慢性期の見分け方

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五十肩の治療において最も重要なのは、現在の症状がどの時期にあるかを正確に把握することです。五十肩は一般的に3つの期間に分けられます。

それぞれの時期で適切な対処法が大きく異なるため、症状の特徴を理解することが重要です。また、個人差があるため、迷った場合は医療機関での診断を受けることをお勧めします。

時期期間主な症状適切な対処法
急性期発症から2-3週間ズキズキとした激痛、夜間痛、炎症冷やす
慢性期3週間-6ヶ月動かす時の痛み、可動域制限温める
回復期6ヶ月-1年以上徐々に可動域が改善温める+運動療法

【急性期の五十肩】ズキズキ痛むなら「冷やす」で炎症を抑える方法

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急性期は五十肩の症状が最も激しい時期で、肩関節周囲の組織に炎症が起こっています。この時期の特徴的な症状として、安静にしていてもズキズキとした痛みが続きます。

また、特に夜間に痛みが増強することが挙げられます。この急性期には、適切な冷却療法が症状緩和に重要な役割を果たす可能性があります。

炎症を抑えるためには、患部を冷やすことが重要です。ただし、長時間の冷やしすぎは筋肉の硬直を招くため、注意が必要です。

急性期に冷やすべき理由と効果

炎症が起きている急性期に患部を冷やすことで、以下の効果が期待できる可能性があります。血管収縮による炎症の抑制効果が期待されます。

さらに、神経の感覚を鈍らせることによる鎮痛効果、組織の代謝を下げて損傷の拡大を防ぐ効果、筋肉の緊張を和らげる効果などが報告されています。

効果的な冷却方法と具体的な手順

急性期の五十肩に対する適切な冷却方法をご紹介します。正しい方法で行うことで、安全かつ効果的な症状緩和が期待できます。

冷却方法推奨時間重要な注意点期待される効果
アイシング(氷嚢)15-20分タオルで包んで直接肌に当てない急速な鎮痛・炎症抑制
冷湿布使用時間に従うかぶれに注意、長時間貼りっぱなし避ける持続的な冷却・薬効成分
冷却ジェル適宜使用清潔な手で適量を塗布手軽な局所冷却
冷水シャワー2-3分患部のみに当て、全身冷却は避ける広範囲の冷却効果

【慢性期の五十肩】痛みが和らいだら「温める」で血行促進とケア

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急性期を過ぎて慢性期に入ると、激しい痛みは和らぎますが、肩の可動域制限や動かす時の痛みが主な症状となります。この時期になったら、温めることで血行を促進し、筋肉や関節の柔軟性を回復させることが重要です。

さらに、温熱療法は心理的なリラックス効果も期待でき、総合的な症状改善に寄与する可能性があります。

慢性期に温めるべき理由と効果

慢性期の五十肩に対して温熱療法が効果的とされる理由は以下の通りです。血行促進により栄養と酸素の供給が改善される可能性があります。

また、筋肉の緊張やこわばりの緩和が期待でき、関節包や靭帯の柔軟性向上に寄与する可能性、痛みを感じる神経の感受性低下、リラックス効果による心理的な安らぎなどが報告されています。

効果的な温熱方法と実践のコツ

慢性期の五十肩に推奨される温熱療法をご紹介します。各方法の特徴を理解し、自分に合った方法を選択することが大切です。

温熱方法温度・時間期待される効果実施のポイント
入浴・シャワー38-40℃、10-15分全身の血行促進、リラックス効果肩まで浸かり、ゆっくりと温める
ホットパック20-30分患部の集中的な温熱効果タオルで包み、適度な温度を保つ
カイロ日中適宜手軽で持続的な温熱効果衣服の上から貼り、低温やけど注意
温湿布使用方法に従う局所的な温熱と薬効成分皮膚の状態を定期的にチェック

血行を良くし、筋肉の柔軟性を高めるために温めることで、筋肉の緊張がほぐれ、関節の可動域が広がる可能性があります。

温冷療法と合わせて行いたい!五十肩のセルフケアと運動療法

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五十肩の症状改善には、温冷療法と併用できる効果的なセルフケアがあります。適切な運動やストレッチを組み合わせることで、回復促進が期待できます。

しかし、無理な運動は症状悪化の原因となるため、段階的に進めることが重要です。また、痛みを感じない範囲で行うことを基本とします。

急性期におすすめのセルフケア

急性期は炎症が強い時期のため、基本的には安静を保ちながら以下のケアを心がけます。適切な安静の保持では、無理な動きは避け、肩に負担をかけない姿勢を維持します。

正しい姿勢の維持では、猫背を避け、肩の位置を正常に保つよう意識することが大切です。睡眠環境の改善では、痛い方を下にして寝ない、枕の高さを適切に調整することが重要です。

慢性期におすすめのセルフケアと運動

慢性期に入ったら、段階的に肩の可動域を広げる運動を取り入れます。ただし、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。

振り子運動(コッドマン体操)では、机に手をついて、痛い方の腕を前後左右に振ります。壁押し運動では、壁に向かって手をつき、腕の力で体を軽く押す動作を行います。タオル体操では、タオルを両手で持ち、痛みのない範囲で上下に動かします。

これはNG!五十肩で冷やす・温める際のやってはいけない注意点

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五十肩の対処において、誤った方法は症状の悪化や回復の遅れを招く可能性があります。以下の注意点を必ず確認し、安全で効果的なケアを心がけてください。

また、個人差があるため、違和感を感じた場合は直ちに中止することが重要です。症状の変化に注意しながら対処法を選択しましょう。

冷やす際の重要な注意点

冷却療法を行う際は、以下のポイントに注意して安全に実施しましょう。長時間の冷却は禁物で、30分以上の連続冷却は組織損傷のリスクがあるため避けます。

直接氷を当てない点も重要で、凍傷のリスクがあるため必ずタオルで包んで使用します。慢性期での過度な冷却は血行を悪化させ回復を妨げる可能性があります。

温める際の重要な注意点

温熱療法を行う際は、以下の点に特に注意が必要です。急性期での温熱療法は避け、炎症を悪化させる可能性があるため急性期は冷却を優先します。

高温での加熱は危険で、やけどのリスクがあるため、推奨温度を厳守します。長時間の温熱にも注意し、のぼせや脱水症状を避けるため適度な時間で区切ります。

症状が改善しない場合は医療機関への相談を検討しましょう

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適切な温冷療法やセルフケアを行っても症状が改善しない場合は、専門家による診断と治療が必要な可能性があります。以下のような状況では、早めに医療機関を受診することが重要です。

また、自己判断での対処には限界があるため、医療機関での専門的な評価を受けることをお勧めします。詳しい情報については、厚生労働省の公式サイトもご確認ください。

受診を検討すべき症状と目安

以下の症状が見られる場合は、医療機関での診察を受けることが推奨されます。激痛が2週間以上続く場合、夜間痛で睡眠が困難な状態が継続している場合です。

腕や手にしびれが生じている、日常生活に著しい支障をきたしている、症状が徐々に悪化している傾向がある、発熱や全身症状を伴う場合も受診が必要です。

医療機関で受けられる治療オプション

医療機関では、患者の症状や時期に応じて以下のような治療が提供される可能性があります。詳細な治療方針については、専門家にご相談ください。

治療法適用時期期待される効果治療の特徴
薬物療法急性期消炎鎮痛、炎症抑制内服薬や外用薬による治療
注射療法急性期〜慢性期直接的な炎症抑制、鎮痛関節内注射やトリガーポイント注射
理学療法慢性期〜回復期可動域改善、筋力回復専門的な物理療法や手技療法
運動療法回復期機能回復、再発予防段階的なリハビリテーション

なお、五十肩に関する詳しい情報は、日本整形外科学会のガイドラインもご参照ください。

五十肩の冷やす・温めるに関するよくある質問

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Q. 五十肩の初期症状は冷やすべきですか、温めるべきですか?

A. 五十肩の初期症状で炎症が強く、ズキズキとした痛みがある急性期には冷やすことが一般的に推奨されます。炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できる可能性があります。

Q. 痛みが軽減した慢性期には温めても大丈夫ですか?

A. はい、痛みが軽減し慢性期に入ったら温めることが効果的とされています。血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことで関節の可動域改善に役立つ可能性があります。

Q. 冷やす時間はどのくらいが適切ですか?

A. アイシングの場合は15-20分程度が適切とされています。30分以上の連続冷却は避け、必ずタオルで包んで直接肌に氷を当てないよう注意してください。

Q. 入浴で温めるのは効果的ですか?

A. 慢性期であれば、38-40℃のお湯で10-15分程度の入浴は効果的とされています。全身の血行促進とリラックス効果が期待できます。

Q. 湿布は冷湿布と温湿布のどちらを使うべきですか?

A. 急性期には冷湿布、慢性期には温湿布が一般的に推奨される傾向があります。ただし、症状や個人差があるため、医療機関で相談することをお勧めします。

Q. 症状が改善しない場合はどうすべきですか?

A. 適切な温冷療法を2-3週間続けても症状が改善しない、または悪化する場合は、整形外科などの医療機関を受診し、専門家の診断を受けることが重要です。

Q. 五十肩の予防方法はありますか?

A. 日頃から肩周りのストレッチや適度な運動を行い、正しい姿勢を心がけることが予防に役立つ可能性があります。また、肩に負担をかけすぎないよう注意することも大切です。

まとめ:五十肩は時期に合わせた正しいケアで早期回復を目指そう

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五十肩の対処法は症状の時期によって大きく異なることが重要なポイントです。急性期には冷やして炎症を抑制し、慢性期には温めて血行を促進することが基本原則とされています。

さらに、適切な温冷療法と併用して、症状に応じたストレッチや運動を取り入れることで、五十肩の症状改善と早期回復が期待できる可能性があります。ただし、症状が長期間続く場合や悪化する場合は、必ず医療機関を受診し、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。

五十肩は適切なケアと時間をかけることで改善される可能性のある疾患です。焦らず、症状の時期を正しく見極めて、適切な対処法を継続することが回復への近道となります。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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