最終更新:2025.06.16

椎間板ヘルニアに効果的な体操6選|専門家推奨の安全な方法で症状緩和

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニア体操をお探しの方へ。腰の痛みや足のしびれでお悩みではありませんか?

適切な椎間板ヘルニア体操は症状の改善と再発予防に効果的です。理学療法士などの専門家が推奨する安全な体操方法を、動作のポイントや注意点とともに詳しく解説します。

体幹を鍛え、柔軟性を高めるエクササイズを継続することで、椎間板ヘルニアの症状軽減が期待できます。無理のない範囲で毎日少しずつでも継続することが重要です。

ストレッチだけで改善しようとするのは、あまり良くありません。硬くなった筋肉をストレッチすることは確かに大事ですが、その前に、働いていない筋肉を活性化させることがとても重要です。

理学療法士 笹川先生(動画 01:06)

目次

椎間板ヘルニアとは?基本的な症状と原因

椎間板ヘルニア 体操

椎間板ヘルニアは、腰椎の骨と骨の間にある椎間板が飛び出すことで発症します。神経を圧迫するため、痛みやしびれを引き起こします。

腰椎椎間板ヘルニアが最も多く見られます。足への放散痛や坐骨神経痛を伴うケースもあります。

主な症状は以下の通りです:

  • 腰部の痛み
  • 足やお尻への放散痛
  • 足のしびれや感覚障害
  • 筋力の低下
  • 姿勢の変化や動作時の痛み

原因として、加齢による椎間板の変性が挙げられます。重いものを持ち上げる動作や長時間の前屈姿勢も要因となります。

適切な治療と運動療法により、手術を行わずに症状の改善が期待できます。多くのケースで保存的治療が有効とされています。

椎間板ヘルニア体操とストレッチが効果的な理由

椎間板ヘルニア 体操

体操やストレッチが椎間板ヘルニアに効果的な理由は複数あります。これらの体操は、痛みや症状を軽減します。ヘルニアの悪化や再発を予防するのに役立ちます。

筋肉の柔軟性向上

硬くなった筋肉をほぐすことで、腰椎への負担を軽減します。股関節周りの筋肉の柔軟性を高めることが特に重要です。腰椎の過剰な動きを防ぐ効果があります。

体幹筋の強化

腹筋や背筋などの体幹筋を強化します。腰椎を安定化し、椎間板への負担を分散させる効果が期待できます。

血流の改善

適度な運動により患部周辺の血流が改善されます。組織の修復が促進される可能性があります。

姿勢の改善

正しい体操を継続することで、日常生活での姿勢が改善されます。椎間板への負担が軽減される傾向があります。

椎間板ヘルニア体操におすすめのストレッチ6選【症状別】

椎間板ヘルニア 体操

1. カエル足体操(腰痛・足のしびれ改善)

理学療法士が特に推奨する基本的な椎間板ヘルニア体操です。足のしびれや腰痛の軽減に効果が期待できます。

実施方法:

  1. 仰向けになり、膝を立てます
  2. 足の裏を合わせてカエル足の状態にします
  3. つま先を天井に向けます
  4. この状態で膝の曲げ伸ばしをゆっくり10回行います

重要なポイント:

  • 腰が床から浮かないよう注意します
  • すねの辺りに力を入れることを意識します
  • 痛みがある場合は片足ずつ行います

2. ドローイン体操

体幹の深層筋を鍛える基本的な体操です。様々な姿勢で行えるため、日常生活に取り入れやすい体操となっています。

実施方法:

  1. 立位、座位、仰向けなど様々な姿勢で行えます
  2. お腹をヘコませて息を吐き、数秒キープします
  3. ゆっくりと息を吸いながらお腹を戻します
  4. 10回×3セットを目安に行います

3. 猫ストレッチ

背骨の柔軟性を高めます。背中の筋肉をほぐす効果的なストレッチです。体幹の安定性向上にも役立ちます。

実施方法:

  1. 四つん這いになります
  2. 背中を反らせたり丸めたりします
  3. 10回程度行います
  4. 背中を丸める際に、お腹を意識的にへこませます

4. 膝抱えストレッチ

腰部の筋肉をリラックスさせます。椎間板への圧迫を軽減する効果が期待できます。痛みの緩和にも有効です。

実施方法:

  1. 仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せます
  2. 30秒程度保持します
  3. 呼吸を止めないように、リラックスして行います

5. お尻伸ばしストレッチ

股関節の柔軟性を向上させます。腰への負担を軽減します。坐骨神経痛の予防にも効果的です。

実施方法:

  1. 仰向けに寝て、片方の足を反対側の太ももに乗せます
  2. 30秒程度保持し、反対側も同様に行います

6. 腰をひねるストレッチ

腰椎の可動性を改善します。筋肉の緊張をほぐします。体幹の回旋動作の改善にも役立ちます。

実施方法:

  1. 仰向けになり、軽く足を開きます
  2. 右足を左側に倒し、10秒間保持します
  3. 左も同様に行います
体操名主な効果実施時間難易度
カエル足体操腰痛・足のしびれ改善10回×2セット★★☆
ドローイン体操体幹筋強化10回×3セット★☆☆
猫ストレッチ背骨の柔軟性向上10回程度★☆☆
膝抱えストレッチ腰部筋肉のリラックス30秒×2回★☆☆
お尻伸ばしストレッチ股関節柔軟性向上30秒×左右★★☆
腰をひねるストレッチ腰椎可動性改善10秒×左右★★☆

足の裏にタオルを使った椎間板ヘルニア体操の特別な方法

椎間板ヘルニア 体操

AI技術による最新の解析でも推奨されています。タオルを使った効果的なストレッチ方法をご紹介します。このストレッチは運動療法の一環としても推奨されています。

足の裏にタオルを通して引っ張るストレッチ

実施方法:

  1. 仰向けになり、両膝を立て、軽く開きます
  2. タオルを足の裏に通し、足を床から60度ほど角度に伸ばします
  3. 10秒間保持し、反対側も同様に行います

この方法は、ハムストリングス(太もも裏の筋肉)の柔軟性を高めます。腰椎への負担を軽減する効果が期待できます。リハビリテーションの初期段階でも安全に実施できます。

椎間板ヘルニア体操を行う際の重要な注意点とリスク管理

椎間板ヘルニア 体操

体操を安全に実施するために、以下の注意点を必ず守ってください。医師や専門家との相談も重要です。

絶対に避けるべき状況

  • 激しい痛みがある急性期
  • 発熱や感染症状がある時
  • 手術直後の回復期

腰を過剰に丸めるような動作は避ける必要があります。痛みが強い場合は、無理に行わないことが大切です。

体操時の基本原則

  • ゆっくりとした動作で実施します
  • 痛みが強くなるような動きは中止します
  • 無理な範囲での実施は避けます
  • 呼吸を止めないよう意識します
  • 毎日少しずつでも継続します

体操の効果を高める日常生活のポイントと姿勢改善

椎間板ヘルニア 体操

体操の効果を最大化するために、日常生活での姿勢や動作も重要です。長時間同じ姿勢をとらないよう注意します。休息を挟み、体を動かす習慣を身につけることも大切です。

正しい姿勢の維持

  • 長時間同じ姿勢を避けます
  • 重いものを持つ際は膝を曲げて持ち上げます
  • デスクワーク時の椅子の高さを調整します

生活習慣の改善

  • 適度な体重の維持
  • 禁煙(血流改善のため)
  • 十分な睡眠の確保
  • ストレス管理

補助的な運動

体幹トレーニング(腹筋や背筋などの筋肉を鍛える)も効果的です。ウォーキングや水泳などの有酸素運動もおすすめです。これらの運動は椎間板ヘルニアの予防と症状改善に役立つ可能性があります。

時期別の椎間板ヘルニア体操ガイドと運動療法

椎間板ヘルニア 体操

急性期(発症直後)

激しい痛みがある時期は安静が基本です。医師の指導のもと、痛みが軽減してから軽い体操を開始します。この時期は無理をせず、症状の安定を待つことが重要です。

回復期(症状安定期)

痛みが和らいできた段階で、今回紹介した体操を段階的に開始します。最初は軽い強度から始めます。徐々に回数や時間を増やしていきます。この時期の適切な運動療法が、長期的な予防に重要な役割を果たします。

維持期(予防期)

症状が改善した後も、再発予防のために体操を継続します。より積極的な運動療法やスポーツ復帰も検討できる時期です。継続的な体操習慣が、椎間板ヘルニアの再発リスクを低減する可能性があります。

専門家への相談が必要なケースと診療のタイミング

椎間板ヘルニア 体操

以下のような場合は、専門家への相談が必要です。早期の適切な対応が、症状の悪化を防ぐ可能性があります。

症状が改善しない場合

  • 常時しびれが続く状態(神経の損傷が疑われる)
  • 体操を3ヶ月継続しても改善が見られない
  • 痛みが徐々に悪化している

専門家による総合的な治療アプローチ

  • 理学療法士によるリハビリテーション
  • 整形外科での画像診断(MRI検査など)
  • 必要に応じた薬物療法や注射療法
  • 重症例では手術療法の検討

医師や専門家と相談しながら実施することをおすすめします。個人の症状や状態に応じて、最適な治療計画を立てることが重要です。診療科の受診や相談により、より効果的な改善方法を見つけることができます。

椎間板ヘルニアに整体は効果ある?専門家が解説する治療法の違いと選び方

絶対にやってはいけない腰痛ストレッチとは

立ったままできるストレッチガイド完全版! 坐骨神経痛の原因と対策・予防策をプロが徹底解説

参考情報:日本整形外科学会 公式サイト

椎間板ヘルニア体操に関するよくある質問

椎間板ヘルニア 体操

Q. 椎間板ヘルニアに効果的な体操はどのようなものですか?

A. 体幹を鍛え、柔軟性を高めるエクササイズが効果的です。具体的には、ドローイン、猫ストレッチ、膝抱えストレッチ、お尻伸ばしストレッチなどが挙げられます。これらの体操は、痛みや症状を軽減し、ヘルニアの悪化や再発を予防するのに役立つ可能性があります。

Q. ドローイン体操はどのように行いますか?

A. 立位、座位、仰向けなど様々な姿勢で実施できます。お腹をヘコませて息を吐き、数秒キープした後、ゆっくりと息を吸いながらお腹を戻します。10回×3セットを目安に実施することが推奨されています。

Q. 猫ストレッチの正しいやり方は?

A. 四つん這いになり、背中を反らせたり丸めたりする動作を10回程度実施します。背中を丸める際に、お腹を意識的にへこませることがポイントです。ゆっくりとした動作で実施することが重要です。

Q. 膝抱えストレッチの注意点は?

A. 仰向けに寝て両膝を胸に引き寄せ、30秒程度保持します。呼吸を止めないように、リラックスして実施することが大切です。痛みが強い場合は無理をせず、医師や専門家に相談することをおすすめします。

Q. 腰をひねるストレッチは安全ですか?

A. 正しく実施すれば安全で効果的です。仰向けになり軽く足を開き、右足を左側に倒して10秒間保持し、左も同様に実施します。ただし、痛みがある場合は避け、ゆっくりとした動作で実施することが重要です。

Q. 足の裏にタオルを使ったストレッチの方法は?

A. 仰向けになり両膝を立て軽く開き、タオルを足の裏に通して足を床から60度ほどの角度に伸ばします。10秒間保持し、反対側も同様に実施します。ハムストリングスの柔軟性向上に効果的です。

Q. 体操を行う際の注意点は何ですか?

A. 腰を過剰に丸めるような動作は避け、痛みが強い場合は無理に実施しないことが大切です。ゆっくりとした動作で、呼吸を止めずに実施し、医師や専門家と相談しながら実施することをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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