最終更新:2025.07.02

腱鞘炎のステロイド注射|効果・副作用・回数を専門家が解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

腱鞘炎のステロイド注射は、炎症を抑え、痛みや腫れを軽減させることが期待できる治療法の一つです。注射によって、炎症を起こしている腱鞘に直接ステロイド剤を注入し、短期間で症状改善が期待できます。手や指の腱鞘炎(ばね指、ドケルバン病)でお悩みの方に向けて、腱鞘炎のステロイド注射の効果、副作用、回数の目安について、最新の医学的知見を基に詳しく解説します。本記事では、ステロイド注射の具体的な有効率、持続期間、費用目安まで、患者さんが知りたい情報を網羅的にお伝えします。

目次

腱鞘炎とは?症状と原因を理解する

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎は、手や指の腱を包む腱鞘に炎症が生じる疾患です。主にばね指(弾発指)やドケルバン病として知られており、特に女性に多い傾向があります。妊娠・出産期や更年期の女性、パソコン作業を長時間行う人に発症しやすいとされています。

腱鞘炎の主な症状

腱鞘炎の典型的な症状には以下のようなものがあります:

  • 手首や指の付け根の強い痛み
  • 指を曲げ伸ばしする際のこわばりや引っかかり感
  • 患部の腫れやしびれ
  • 朝起きた時の症状の悪化傾向
  • 物を握る際の痛みの増強

腱鞘炎の主な原因

腱鞘炎の発症には、以下のような要因が関与していると考えられています:

  • 反復的な手の動作(パソコン作業、手工芸など)
  • ホルモンの変化(妊娠、出産、更年期)
  • 手の使いすぎや過度な負荷
  • 関節リウマチなどの全身疾患

腱鞘炎は特に女性の妊娠・出産期に多く見られる疾患で、ホルモンバランスの変化が大きく関与しています。

腱鞘炎のステロイド注射の効果と持続期間

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎におけるステロイド注射は、高い有効率が報告されている保存療法として知られています。多くの臨床研究で、その効果が実証されています。

期待できる効果と有効率

疾患タイプ期待できる改善有効率効果持続期間
ばね指指のこわばりや引っかかりの改善70~80%3~6ヶ月
ドケルバン病親指や手首の痛み・腫れの軽減70~90%3~6ヶ月
効果発現症状の軽減・消失2~3週間以内

腱鞘炎のステロイド注射によるメリット

短期間で効果が期待できる:
腱鞘炎のステロイド注射後、2~3週間程度で症状が改善する可能性があり、効果は3ヶ月から半年ほど持続することが多いとされています。内服薬と比較して、局所への直接的な効果が期待できます。

強い痛みや腫れを抑制:
日常生活に大きな影響を与える強い痛みや腫れがある場合、腱鞘炎のステロイド注射で症状を効果的に抑制することが期待できます。炎症の根本的な抑制により、症状の改善が図られます。

内服薬や安静で改善しない場合に有効:
保存療法で改善しない場合や、急性の強い症状がある場合に特に有効である可能性があります。手術を避けたい患者さんにとって重要な選択肢となります。

腱鞘の動きをスムーズに改善:
炎症が抑制されることで、腱と腱鞘の間の摩擦が軽減し、動きがスムーズになることが期待されます。

腱鞘炎のステロイド注射の副作用とリスク

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎のステロイド注射には、注意すべき副作用やリスクがあります。医師との十分な相談と説明の上で治療を受けることが重要です。

主な副作用とリスク

皮膚の萎縮や色素変化:
ステロイド注射により、注射部位の皮膚が薄くなったり、色素沈着や脱色が起こる可能性があります。多くの場合は一時的ですが、稀に永続的な変化を来すことがあります。

感染リスク:
注射による治療では、細菌感染のリスクがわずかながら存在します。清潔な環境での施行と、術後の適切な管理が重要です。

腱断裂のリスク:
極めて稀ですが、ステロイド注射により腱が弱くなり、断裂を起こす可能性があります。このため、頻回の注射は避けるべきとされています。

再発の可能性:
注射で症状が改善しても、根本的な原因が解決されない限り、数ヶ月後に再発する場合があります。

特に注意が必要な方

以下の方は、特に慎重な検討が必要です:

  • 糖尿病患者:血糖値の一時的な上昇の可能性
  • 免疫抑制状態の方:感染リスクの増大
  • 抗凝固薬服用中の方:出血リスクの増大
  • 妊娠中・授乳中の女性:安全性の確認が必要

ステロイド注射は効果的な治療法ですが、適応を慎重に判断し、患者さんに十分説明した上で行うことが大切です。

腱鞘炎のステロイド注射は何回まで?回数制限と間隔

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎のステロイド注射の回数について、患者さんからよく質問を受けます。多くの医療機関では「3回まで」と説明されることが多いですが、医学的に明確な回数制限はありません

回数制限に関する考え方

一般的な目安:
多くの専門医は、同一部位への注射を年間3-4回程度までとすることが多いです。これは、副作用のリスクを最小限に抑えながら、効果を維持するための目安です。

効果持続期間との関係:
腱鞘炎のステロイド注射の効果持続期間は3-4ヶ月程度とされているため、年間3-4回程度の間隔であれば、適切な治療頻度と考えられています。

個別判断の重要性:
患者さんの症状の程度、改善度、副作用の有無、生活への影響度などを総合的に判断して、医師が個別に決定します。

注射間隔の目安

注射回数推奨間隔注意点
初回効果判定まで2-3週間観察
2回目3-4ヶ月後初回効果を評価してから
3回目以降3-4ヶ月後副作用とリスクを慎重に評価

腱鞘炎のステロイド注射の費用と保険適用

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎のステロイド注射は保険適用の治療であり、患者さんの負担は比較的軽微です。ただし、医療機関や地域によって多少の差があります。

治療費用の詳細

保険適用での自己負担額(3割負担の場合):

  • 注射手技料:約800~1,200円
  • 薬剤費:約200~500円
  • 合計:約1,000~3,000円程度

その他の費用:

  • 初診料:約900円(3割負担)
  • 再診料:約230円(3割負担)
  • 画像検査(必要時):約1,500~3,000円

高額療養費制度の対象外:
一般的に、腱鞘炎のステロイド注射単独では高額療養費制度の対象となる金額には達しません。

注射以外の腱鞘炎治療法と手術適応

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎のステロイド注射以外にも、多様な治療選択肢があります。症状の程度や患者さんの希望に応じて、最適な治療法を選択することが重要です。

保存療法の選択肢

安静・装具療法:
患部の安静を保ち、サポーターや装具で手首や指の動きを制限します。軽症例では、この方法だけで改善する場合もあります。

薬物療法:
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の内服や外用薬により、炎症と痛みの軽減を図ります。胃腸障害などの副作用に注意が必要です。

理学療法:
ストレッチや筋力強化、超音波療法などにより、症状の改善と再発予防を目指します。

生活指導:
作業環境の改善、適切な休憩の取り方、予防的なストレッチの指導を行います。

手術療法の検討

保存療法で十分な効果が得られない場合、手術療法が検討される可能性があります:

  • 腱鞘切開術:狭くなった腱鞘を切開し、腱の通り道を拡げる
  • 腱鞘滑膜切除術:炎症を起こした滑膜を除去する
  • 腱移行術:重症例で腱の機能再建を行う

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腱鞘炎の予防と再発防止の重要性

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎の治療と同じく重要なのが、予防と再発防止です。適切な予防策により、腱鞘炎の発症リスクを大幅に軽減できる可能性があります。

日常生活での予防ポイント

作業環境の最適化:

  • キーボードやマウスの高さを適切に調整
  • 手首を自然な位置に保つ
  • 作業台の高さを肘の角度が90度になるよう調整

適切な休憩とストレッチ:

  • 30分~1時間ごとに5分程度の休憩
  • 手首・指の伸展ストレッチを定期的に実施
  • 握力を使う作業の前後でのウォーミングアップ

生活習慣の改善:

  • 十分な睡眠と栄養バランスの良い食事
  • 適度な全身運動による血流改善
  • ストレス管理とリラクゼーション

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専門家による治療選択のガイドライン

腱鞘炎 ステロイド注射

整形外科専門医は、以下の要因を総合的に評価して、腱鞘炎のステロイド注射の適応を決定します。

治療選択の判断基準

症状の重症度:
痛みの程度、機能障害の程度、日常生活への影響度を詳細に評価します。VAS(Visual Analog Scale)などの客観的指標も活用されます。

保存療法の効果:
安静、装具、内服薬などの保存療法を十分に試行し、その効果を評価します。通常、4-6週間程度の保存療法を行います。

患者背景の考慮:
年齢、職業、基礎疾患、妊娠の有無、薬剤アレルギーなどを総合的に評価します。

患者の希望:
治療に対する患者さんの希望や不安、ライフスタイルへの影響を十分に聞き取ります。

治療選択では、医学的な適応だけでなく、患者さんの生活背景や希望を十分に考慮することが重要です。

整形外科受診のタイミングと準備

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎の症状が疑われる場合、適切なタイミングで整形外科を受診することが重要です。早期診断・治療により、症状の悪化や慢性化を防ぐことができる可能性があります。

受診を検討すべき症状

  • 手首や指の痛みが1週間以上続いている
  • 日常動作(物を握る、ペンを持つなど)に支障がある
  • 朝のこわばりが30分以上続く
  • 指が引っかかって伸びない
  • 痛み止めを飲んでも症状が改善しない

受診前の準備

症状の記録:

  • いつから症状が始まったか
  • 痛みの程度と変化
  • 症状が悪化する動作や時間帯
  • これまでに試した治療法とその効果

質問事項の整理:

  • 治療選択肢について
  • 治療期間の見込み
  • 仕事や日常生活への影響
  • 費用に関する質問

信頼できる医療機関の検索は、日本整形外科学会厚生労働省医療機能情報提供制度をご活用ください。

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腱鞘炎のステロイド注射に関するよくある質問

腱鞘炎 ステロイド注射

Q. 腱鞘炎のステロイド注射の効果はどのくらい持続しますか?

A. 腱鞘炎のステロイド注射の効果は一般的に3~6ヶ月程度持続するとされています。注射後2~3週間以内に症状の改善が期待でき、多くの患者さんが痛みや腫れの軽減を実感されています。ただし、効果の持続期間には個人差があります。

Q. 腱鞘炎のステロイド注射は何回まで受けられますか?

A. 医学的に明確な回数制限はありませんが、多くの医療機関では年間3~4回程度を目安とすることが多いです。患者さんの症状や効果、副作用のリスクを総合的に評価して、医師が個別に判断します。

Q. 腱鞘炎のステロイド注射に副作用はありますか?

A. 主な副作用として皮膚の萎縮や色素変化、まれに感染や腱断裂のリスクがあります。糖尿病の方は血糖値への影響にも注意が必要です。事前に医師とリスクについて十分相談し、納得した上で治療を受けることが大切です。

Q. 腱鞘炎のステロイド注射の費用はどの程度かかりますか?

A. 保険適用で3割負担の場合、一回あたり約1,000~3,000円程度です。初診料や診察料、必要に応じて画像検査費用が別途かかります。医療機関によって多少の差がありますので、事前に確認されることをお勧めします。

Q. 腱鞘炎のステロイド注射で改善しない場合はどうなりますか?

A. ステロイド注射で十分な効果が得られない場合、理学療法の強化、装具療法の見直し、場合によっては腱鞘切開術などの手術療法が検討される可能性があります。医師と相談して、患者さんに最適な治療法を選択します。

Q. 妊娠中でも腱鞘炎のステロイド注射は受けられますか?

A. 妊娠中の腱鞘炎は比較的多く見られますが、ステロイド注射の実施については慎重な検討が必要です。まずは安静や装具療法を試行し、それでも改善しない場合に、産婦人科医と整形外科医の両方に相談して安全性を確認することが重要です。

Q. 腱鞘炎のステロイド注射後の注意点はありますか?

A. 注射後は患部を清潔に保ち、24~48時間は激しい運動や重労働を避けてください。入浴は当日から可能ですが、注射部位を強くこすらないよう注意が必要です。異常な痛みや腫れ、発熱などの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談しましょう。

まとめ:腱鞘炎のステロイド注射治療について

腱鞘炎 ステロイド注射

腱鞘炎のステロイド注射は、高い有効率が報告されている効果的な治療選択肢の一つです。ばね指で70~80%、ドケルバン病で70~90%という高い有効率が報告されており、多くの患者さんが短期間での症状改善を実感しています。

ただし、皮膚の変化や感染リスクなどの副作用もあるため、整形外科専門医との十分な相談と説明の上で治療を受けることが重要です。また、注射だけでなく、予防と再発防止のための生活習慣の改善も同様に大切です。

症状の程度や患者さんの生活スタイル、希望に応じて、保存療法から手術療法まで幅広い治療選択肢があります。腱鞘炎の症状でお悩みの方は、早めに整形外科を受診し、専門医と相談して最適な治療法を選択されることをお勧めします。

適切な治療により、多くの患者さんが症状の改善と生活の質の向上を実現できる可能性があります。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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