最終更新:2025.06.20

【2025年最新】腱鞘炎とリウマチの違いとは?症状・原因・見分け方を専門家が徹底比較

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

手や指の痛みや動きの悪さを感じたとき、「これは腱鞘炎?それともリウマチ?」と不安になる方は少なくありません。実際、日本では腱鞘炎患者が年間約200万人、関節リウマチ患者が約70万人存在するとされており、どちらも手指に症状が現れる病気として多くの方が悩まれています。

しかし、腱鞘炎とリウマチは原因と症状の特徴が根本的に異なります。腱鞘炎は使いすぎや姿勢などが原因で特定の部位に炎症を起こしますが、関節リウマチは自己免疫疾患と考えられており、全身の関節に炎症を起こし、腱鞘炎も併発することがあります。適切な診断により、症状に応じた最適な治療を受けることが可能です。

腱鞘炎とリウマチ:基本的な違いを理解する

腱鞘炎 リウマチ

手指の痛みや腫れを感じた際、多くの方が最初に疑うのが腱鞘炎です。しかし、症状によっては関節リウマチの可能性も考慮する必要があります。両者を正しく理解することで、早期発見・早期治療につながる重要な知識を得ることができます。

腱鞘炎は主に指や手首の使いすぎによって起こる炎症で、特定の動作時に痛みが強くなる特徴があります。一方、関節リウマチは免疫システムの異常によって関節を攻撃する自己免疫疾患と考えられており、安静時でも痛みが続き、朝のこわばりが特徴的です。

腱鞘炎とリウマチの発症メカニズム

腱鞘炎は、骨と筋肉をつなぐ腱と、その腱を包む腱鞘に摩擦による炎症が起こる疾患です。反復的な動作により腱と腱鞘の間で摩擦が生じ、炎症反応が発生します。一方、関節リウマチは免疫システムが関節の滑膜を異物と認識し、攻撃することで慢性的な炎症が生じると考えられています。

腱鞘炎の症状と原因:詳細解説

腱鞘炎 リウマチ

腱鞘炎は手首や指に多く発症し、特に親指側の手首に起こるドケルバン病や、指に起こるばね指(弾発指)が代表的です。症状の特徴を正確に把握することで、適切な対処法を選択できます。

腱鞘炎の症状詳細・特徴発症頻度
動作時痛特定の動作で痛みが増強、安静時は軽減傾向95%以上
局所的腫れ患部周辺の限局的な腫脹、熱感を伴う場合あり80-90%
ばね現象指の屈伸時に引っかかり、弾くような動き30-40%
握力低下痛みによる二次的な筋力低下60-70%

腱鞘炎の主要な原因と危険因子

腱鞘炎の発症には複数の要因が関与しており、現代社会では特にデジタルデバイスの使用増加により発症率が上昇しています:

  • 反復的動作: パソコン作業、スマートフォン操作、楽器演奏など(全体の約60%)
  • 職業的要因: 美容師、料理人、建設作業員など手を酷使する職業(約25%)
  • ホルモン変化: 妊娠中・更年期の女性(女性の発症率は男性の3-4倍)
  • 加齢による変化: 腱の弾性低下、血流減少(50歳以上で発症率上昇)
  • 基礎疾患: 糖尿病、甲状腺疾患、関節リウマチなど

腱鞘炎の予防には、作業時間の管理と適切な手指のストレッチが効果的で、30分に1回の休憩が推奨されています。

関節リウマチの初期症状と診断基準

腱鞘炎 リウマチ

関節リウマチは早期診断が極めて重要な疾患です。発症から6ヶ月以内の治療開始で、関節破壊の進行を大幅に抑制できることが知られています。

リウマチの初期症状チェックポイント

以下の症状が複数該当する場合は、専門医への相談を強く推奨します:

症状特徴・詳細出現頻度
朝のこわばり起床時1時間以上続く関節の動かしにくさ85-90%
対称性関節痛左右同じ関節に同時に症状が現れる70-80%
持続する痛み安静時も続く鈍い痛み、夜間痛あり95%以上
関節腫脹関節周囲の明らかな腫れ、温感80-85%
全身症状倦怠感、微熱、食欲不振、体重減少60-70%

関節リウマチの診断に必要な検査

関節リウマチの診断には以下の検査が用いられ、総合的な判断が重要です:

  • 血液検査: リウマトイド因子(RF)、抗CCP抗体、炎症マーカー(CRP、ESR)
  • 画像検査: X線、MRI、超音波検査による関節の状態評価
  • 関節診察: 腫脹、圧痛、可動域制限の評価
  • 症状の持続期間: 6週間以上の症状継続が診断基準の一つ

【決定版】腱鞘炎とリウマチの症状比較・見分け方

腱鞘炎 リウマチ

両疾患の鑑別は、症状の詳細な観察と適切な知識により可能です。以下の比較表を参考に、症状の特徴を整理してみましょう。

比較項目腱鞘炎関節リウマチ
痛みのタイミング動作時に強くなる、安静で軽減安静時も持続、夜間痛あり
朝のこわばり短時間(5-30分)1時間以上持続
発症パターン特定部位に限定複数関節に対称的
全身への影響局所症状のみ倦怠感、微熱、食欲不振
症状の進行適切な治療で改善が期待できる進行性(治療により抑制可能)
発症年齢全年齢(30-50代に多い)40-60代の女性に多い

腱鞘炎とリウマチのセルフチェック方法

以下の質問に答えて、どちらの疾患の可能性が高いか確認してみましょう:

  1. 症状の持続時間: 朝起きた時の手のこわばりは1時間以上続きますか?
  2. 痛みの性質: 安静にしていても痛みが続きますか?
  3. 発症パターン: 複数の関節に同時に症状が現れていますか?
  4. 対称性: 左右対称に症状が現れていますか?
  5. 全身症状: 全身の倦怠感や微熱がありますか?
  6. 症状の変化: 症状は徐々に悪化していますか?

判定基準:

  • 0-2個該当: 腱鞘炎の可能性が高い
  • 3-4個該当: 関節リウマチの可能性を考慮、専門医相談推奨
  • 5-6個該当: 関節リウマチの可能性が高い、早急な受診を推奨

ただし、これはあくまで目安であり、症状が気になる場合は必ず医療機関を受診してください。

腱鞘炎とリウマチの治療法:最新アプローチ

腱鞘炎 リウマチ

両疾患の治療法は大きく異なりますが、いずれも早期診断・早期治療により良好な予後が期待できます

腱鞘炎の治療法とセルフケア

腱鞘炎の治療は段階的アプローチが基本で、軽症例では保存療法が効果的です:

治療段階治療法改善率
第1段階安静、冷却療法、NSAIDs内服60-70%
第2段階装具療法、理学療法、ステロイド外用75-85%
第3段階ステロイド注射、体外衝撃波療法85-95%
第4段階手術療法(腱鞘切開術など)90%以上

関節リウマチの最新治療法

関節リウマチの治療は飛躍的に進歩し、寛解達成率も大幅に向上しています。2025年現在、以下の治療戦略が標準的に用いられています:

  • メトトレキサート(MTX): 第一選択薬、寛解率約60-70%
  • 生物学的製剤: TNF阻害薬、IL-6阻害薬など、寛解率約70-80%
  • JAK阻害薬: 内服薬、寛解率約65-75%
  • 分子標的薬: 最新の治療選択肢、個別化医療に対応

治療選択は患者の病状、年齢、併存疾患などを総合的に評価して決定されます。日本リウマチ学会治療ガイドライン

受診すべき診療科と検査の流れ

腱鞘炎 リウマチ

適切な診療科の選択は、正確な診断と治療開始への重要なステップです。症状の特徴に応じた診療科選択により、診断までの期間を短縮できます。

症状別診療科の選び方

  • 整形外科: 特定部位の痛み、外傷歴がある場合、腱鞘炎が疑われる場合
  • リウマチ科・リウマチ内科: 複数関節の症状、朝のこわばり、全身症状がある場合
  • 内科: 全身症状が主体、他の疾患との鑑別が必要な場合
  • 手外科: 手指の専門的な診療が必要な場合

診察時に準備すべき情報

受診時に以下の情報を整理しておくと、診断がスムーズに進みます:

  • 症状の開始時期と経過(いつから、どのように変化したか)
  • 痛みの性質と部位(動作時痛か安静時痛か、場所の特定)
  • 朝のこわばりの有無と持続時間
  • 家族歴(リウマチ、自己免疫疾患の既往)
  • 職業や日常の手の使用状況
  • 現在服用中の薬剤

診断プロセスでは、問診、身体診察、血液検査、画像検査が段階的に行われます。

予防とセルフケア:腱鞘炎とリウマチ

腱鞘炎 リウマチ

腱鞘炎の予防法

腱鞘炎は生活習慣の改善により、予防効果が期待できます:

  • 作業環境の改善: 適切な机の高さ、椅子の調整
  • 定期的な休憩: 30-60分ごとに5-10分の休憩
  • ストレッチ: 手首・指の可動域訓練を1日3-4回
  • 姿勢の改善: 肩や首の負担を軽減する姿勢
  • 適切な道具の使用: エルゴノミクス対応のマウス、キーボード

関節リウマチのリスク軽減

関節リウマチの完全な予防は困難ですが、以下の対策でリスク軽減が期待できます:

  • 禁煙: 発症リスクを約2倍軽減
  • ストレス管理: 適度な運動、十分な睡眠
  • 感染症予防: 歯周病治療、手洗い・うがいの徹底
  • 栄養管理: オメガ3脂肪酸、ビタミンDの摂取

最新研究と将来の治療展望

2025年現在、腱鞘炎とリウマチの治療において、いくつかの革新的なアプローチが研究されています。再生医療、個別化医療、デジタルヘルスの分野で大きな進歩が期待されています。

関節リウマチの分野では、バイオマーカーを用いた早期診断法の精度向上や、患者個人の遺伝的背景に基づいた治療選択が実現しつつあります。また、腱鞘炎の治療では、体外衝撃波療法や再生医療の応用により、より効果的で低侵襲な治療法が開発されています。

厚生労働省リウマチ研究班では、最新の研究成果と治療ガイドラインが公開されています。

まとめ:適切な判断で健康な手指を維持

腱鞘炎 リウマチ

腱鞘炎と関節リウマチは、どちらも手指に症状を起こす疾患ですが、原因・症状・治療法は大きく異なります。正確な知識と早期の専門医相談により、適切な治療を受けることが症状改善の最重要ポイントです。

特に以下の症状がある場合は、迷わず専門医への相談をお勧めします:

  • 1時間以上続く朝のこわばり
  • 複数関節の対称的な腫れや痛み
  • 安静時も続く関節痛
  • 全身症状(倦怠感、微熱、食欲不振)
  • 症状の進行性悪化

現代の医療技術により、両疾患とも早期診断・早期治療により良好な予後が期待できます。症状でお悩みの方は、自己判断せず適切な医療機関を受診し、専門家の診断を受けることが大切です。

健康な手指機能を維持するため、日常的な予防策の実践と、症状に対する正しい知識を持つことで、より良い生活の質を保つことができるでしょう。

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腱鞘炎とリウマチに関するよくある質問

腱鞘炎 リウマチ

Q. 腱鞘炎とリウマチの決定的な違いは何ですか?

A. 最も重要な違いは、腱鞘炎が使いすぎによる局所的な炎症であるのに対し、関節リウマチは自己免疫疾患による全身性の関節炎である点です。腱鞘炎は安静により痛みが軽減しますが、リウマチは安静時も痛みが持続し、朝のこわばりが1時間以上続く特徴があります。

Q. 朝のこわばりで腱鞘炎とリウマチを見分けられますか?

A. はい、朝のこわばりの持続時間は重要な鑑別点です。腱鞘炎の場合は5-30分程度で改善しますが、関節リウマチでは1時間以上続くことが特徴的です。また、リウマチのこわばりは複数の関節に同時に現れ、対称的に発症することが多いです。

Q. 腱鞘炎からリウマチに発展することはありますか?

A. 腱鞘炎が関節リウマチに発展することはありませんが、関節リウマチ患者の30-50%に腱鞘炎が併発することがあります。これは、リウマチによる関節炎症が周囲の腱や腱鞘にも影響を与えるためです。両疾患は根本的に異なる病気です。

Q. どちらの疾患で何科を受診すべきですか?

A. 腱鞘炎が疑われる場合は整形外科、関節リウマチが疑われる場合はリウマチ科または内科を受診してください。複数関節の症状や全身症状がある場合は、リウマチ科での専門的な診察が適切です。迷う場合は、まず内科で相談することをお勧めします。

Q. 治療しないで放置するとどうなりますか?

A. 腱鞘炎は慢性化により機能障害が残る可能性があります。関節リウマチはより深刻で、放置すると関節破壊が進行し、変形や機能失調を引き起こします。特にリウマチは発症から2年以内の治療開始が重要で、早期治療により予後が大幅に改善します。

Q. 予防法はありますか?

A. 腱鞘炎は作業環境の改善、定期的な休憩、適切なストレッチにより予防可能です。関節リウマチの完全な予防は困難ですが、禁煙、ストレス管理、感染症予防により発症リスクを下げることができます。日常的な予防策の実践が重要です。

Q. 治療費はどの程度かかりますか?

A. 腱鞘炎の治療費は保存療法で月数千円程度、手術が必要な場合は数万円程度です。関節リウマチは慢性疾患のため継続的な治療が必要で、生物学的製剤使用時は月数万円かかる場合もありますが、医療費助成制度の活用により負担軽減が可能です。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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