最終更新:2025.04.30

腸の疾患と腰痛の因果関係は?症状や治療法についても解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

腸の疾患が原因で腰痛につながるケースがあります。

腸が拡張して周囲の神経や血管を圧迫すると、腰痛や背部痛を引き起こすケースがあり、腰痛が長引き体重減少なども見受けられると、大腸がんの可能性もまで。

この記事では、腸の疾患が原因で腰痛を起こしたり、腰痛を悪化させたりする症状や治療法法などについても解説します。ぜひ最後までご覧ください。

腰痛と腸との因果関係

腰痛 腸

腸が拡張して周囲の神経や血管を圧迫すると腰痛や背部痛を引き起こすケースがあります

また、長時間同じ姿勢を取り続ける作業が多い場合や無理な体勢での仕事を多く続ける場合は、背骨や骨盤などに身体の歪みが生じ、腸につながる神経を圧迫し腰痛につながるでしょう。

腰痛は、大腸がんや大腸憩室炎、胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎などの消化器系の疾患、乳がんや子宮がん、卵巣がんなどの女性特有のがんが進行すると、腰部に痛みを感じてしまいます。

腰痛や背中に痛みがある場合は、まずは整形外科を受診しましょう。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください

腰痛と大腸がん

腰痛 腸

腰痛を起こすケースとして大腸がんが原因となる場合があります。日本整形外科学会によると腰痛を経験した割合は、20代から70代では過半数以上の方が、経験があるとの回答です。必ずしも腰痛が出たからといって、大腸がんの兆候があるとはいい切れません。

大腸がんが発症した場所次第では、腰痛として痛みの症状が出ることもあります。大腸がんの症状が腰痛として表れるケースは多くはないものの、長く続く腰痛には注意が必要です。

内臓疾患が原因で腰痛になる場合もあるため、詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

腰痛の原因のひとつに内臓の疾患が関係しているのをご存知でしょうか?

大腸がんが原因で腰痛となる症状 

日常生活のなかで腰痛は、多くの方が経験しますが、以下のような症状がある場合は、通常の腰痛ではない可能性があります。できるだけ早めに専門の医療機関を受診しましょう

 【常に腰痛がある状態】

体を動かしたときだけ痛かったり、同じ姿勢をしていると痛みが強くなったりするなど、痛みの強弱がある場合では、大腸がんである可能性は低いといえます。一方、動作や姿勢に関係なく常に腰痛がある場合では、内臓に問題がある場合もあるため注意が必要です。

 【腰痛のほかに体重減少がみられる】

腰痛のほかに体重減少がみられる場合は、内臓に何かしら問題があり疾患を発症している可能性があります。腰痛に加えて体重減少もみられる場合は、何かしら疾患が発症しているケースもあるため早めに治療しましょう。

あわせて読みたい】腰痛の症状が起こる盲腸や大腸がんについて原因を解説します。

腰痛の症状が起こる盲腸や大腸がんについて原因を解説します。

大腸がんの診断

がんのなかでも大腸がんは、罹患率がもっとも高いがんです。男性の11人に1人、女性の13人に1人が生涯のうちに大腸がんと診断されています。

大腸がんとして発症するのは、S状結腸や直腸が多いです。大腸がんの多くは、ポリープから発生するため、初期の段階でポリープを除去し、早めの予防ができます。

大腸がんの原因は、「飲酒」「喫煙」「肥満」などで、生活習慣を見直すことにより、予防対策も可能です。また、腰痛が長く続いたり、大腸がんの疑いがあったりしたら、なるべく早めに医療機関で受診し検査しましょう。

大腸がんの治療法

大腸がんの疑いがある場合は、早めに専門の医療機関を受診し、検査を行い治療しましょう

検査方法は、以下の通りです。

  • ・便潜血検査
  • ・大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
  • ・大腸CT検査(CTコロノグラフィー)

大腸がんの症状が進行すると、血便や腹痛などの症状もみられます。また、普段と様子が違う腰痛の場合も早めに受診しましょう。

腰痛と仙腸関節障害

腰痛 腸

仙腸関節障害(せんちょうかんせつしょうがい)で発症する腰痛の部位は、脊椎の根元に位置した仙腸関節を中心とした痛みが一般的です。そのほか、臀部や鼠径部、下肢などにも痛みを生じるケースがあります。

また、急性腰痛であるぎっくり腰は、仙腸関節の捻挫が原因と考えられ、ねじれが解除されないまま継続すると慢性腰痛の原因にもなるでしょう。

仙腸関節障害の症状

仙腸関節障害の症状は、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアによる神経症状の痛みと似ているため、注意が必要です。下肢の痛みは仙腸関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯が刺激され痛みを発症し、一般的に坐骨神経痛と呼ばれます。

具体的には、長時間椅子に座れかったり、仰向けに寝れなかったり痛いほうを下にして寝れないなどという状態が特徴的です。

また、腰椎と仙腸関節は近くにあるため、腰椎の病気に合併するケースもあり、注意が必要といえます。

仙腸関節障害の診断

仙腸関節障害の診断は、触診で診断するのが重要です。診断には、人差し指で痛い部分を指さしてもらったときに上後腸骨棘という部分に指が向かうワンフィンガーテストが有効です。

障害を起こしている仙腸関節を圧迫すると捻じれが増強し痛みも強くでるため、診断しやすくなりますが、骨盤の前方部分を圧迫し痛みが誘発されるケースもあります。

仙腸関節障害は、レントゲンやCT、MRIなどの画像検査で診断することは困難です。画像検査上、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどと診断されても症状と一致しない場合もあるため注意して受診しましょう。

仙腸関節障害の治療法

仙腸関節障害の治療法は、骨盤ゴムベルトを使用して、前締めや後締めを試して痛みを軽減される方を選択し治療します

骨盤ゴムベルトで改善されない場合、ブロック注射によって痛みが軽減され回復。これらの治療を行っても非常に稀ですが、日常生活に支障をきたす痛みが続く場合、仙腸関節の微小な動きを止める仙腸関節固定術(手術)が行われます。

また、エクササイズとして、仙腸関節と股関節の動きをよくすることで、腰痛改善を促します。股関節は小さく動かすのがポイントです。急に動かすとさらに痛めてしまう恐れがあります。片足上げのストレッチは、ふとももの裏側の柔軟性を高めるストレッチです。さらに体感も鍛えながら下腹部と足の付け根も鍛えるため、腸の動きの改善の効果も期待できるでしょう。

骨盤タイプの腰痛には、座って行うお尻のストレッチが有効的です。

腰痛と腸腰筋

腰痛 腸

腸腰筋が腰痛を引き起こす要因は、指圧刺激で身体の深部に感じる痛みを発する「トリガーポイント」という筋肉内のシコリができている状態で、腰に痛みを与えます。腸腰筋とは、背骨の下の方と骨盤から股関節の内側についている筋肉です。

血管から酸素や栄養素をもらった筋肉は、伸びたり縮んだりしますが、筋肉に負担がかかり続けると筋肉は力こぶを入れたような太くて硬い状態。長く続くことで筋肉内にトリガーポイントを発生させます。

トリガーポイントが発生した部分は、痛みを発生させることはもちろん、関連痛により発生したポイント以外にも痛みやしびれなどの症状も現れる恐れもあるでしょう。

腸腰筋の症状

腸腰筋の腰痛の特徴として、トリガーポイントが発症している腰部からやや外側までに痛みが出現。強い痛みだと臀部や太もものあたりまで、痛みやだるさのような症状が現れるケースもあります。

また、腸腰筋の痛みは深部の方に感じる場合が多く、最も辛いのは立っているときで、横になると楽になるというのが特徴です。

腸腰筋の診断

腸腰筋に負担をかけトリガーポイントを発生やすい状況は、座っている姿勢が長時間続く座位や車の運転でアクセル・ブレーキを踏む動作などが挙げられます。そのほかにも、ボールを蹴る動作やランニングでは足を前に出す際に股関節を曲げる動作などです。

良い姿勢である胸を張る姿勢を長時間続けても、腰痛の原因になる腸腰筋へ日常的にストレスがかかります。

また、腸腰筋の施術は、仰向けで行うケースが多く、お腹側からアプローチし熟練した触診技術がないと触ることすらできません。腰痛を感じたらクリニックや専門家などに早めに相談した方がよいでしょう。

腸腰筋の治療法 

腸腰筋を緩めるには手技の施術でも可能ですが、針治療や高電圧の電流を身体の深部に流す電気療法であるハイボルト治療という治療が有効となります。

腸腰筋が原因の腰痛を改選するには、ストレッチも一つの方法としてあり、方法は以下の2通りです。

  • ・太ももストレッチ
  • ・大腰筋ストレッチ

太ももストレッチでは、太ももの前側の大腿四頭筋という筋肉のストレッチから始めるとより効果的です。

まずは、床に座った状態で片脚の膝を曲げてから、体を少しずつ後ろへ倒していきましょう。このストレッチは立った状態でもできるので、時間のあるときに気軽にできるおすすめのストレッチです。

次に、大腰筋ストレッチでは、深い場所にある筋肉であるため、ストレッチを行うことが困難な筋肉のひとつ。正しストレッチを行なって、確実に腰痛を改善しましょう。

  • ・椅子やベッドの上に片膝をついた状態
  • ・伸びる部分は股関節の前あたりを意識
  • ・逆足は地面についた状態
  • ・上半身はストレッチをかける足とは逆へ傾ける
  • ・ベッドについた方の足は膝は自然な状態でキープ
  • ・手は体勢をキープするために壁などについて体重を支える

この体勢で約15秒両足行うことで、腸腰筋が原因の腰痛を改選します。

腰痛と便秘・痔 

腰痛 腸

日常生活から、無理な体勢での仕事や長時間同じ姿勢を続ける生活習慣のある方は、背骨や骨盤などに身体の歪みが生じやすくなります

そのため、腸に繋がる神経を圧迫し腰痛につながり、腰回りの硬くなった筋肉の影響で便秘を引き起こすといえるでしょう。この状態を長引かせると便秘が慢性的なものとなり、腰痛を長引かせるという悪循環になります。

さらに、便秘がきっかけとなり「きれ痔」や「いぼ痔」「痔ろう」になるケースもあるため注意が必要です。

便秘と腰痛の解消 

普段から、便秘と腰痛の解消につなげるためには、柔軟体操や腰回りの筋肉の緊張をほぐすことを意識して生活しましょう。身体が硬くなり筋肉が弱くなると腸を動かす筋力も低下してしまいます。

また、身体の冷えることで腰痛から便秘になるケースもあるため、内臓が冷えないような食べ物や飲み物を摂取することも、心がけましょう。

便秘が原因となる病気も 

便秘の症状が長引くことで、腹部の膨満感や痛みが継続するため、便秘がストレスの原因にもつながり悪循環を引き起こしかねません

便秘が関係する病気の一例は、以下の通りです。

  • ・大腸がん
  • ・卵巣嚢腫
  • ・卵巣がん
  • ・腎がん
  • ・椎間板ヘルニア
  • ・子宮筋腫
  • ・腸閉塞(イレウス)

また、さまざまな病気を引き起こす原因になるため、早めに対処し酷い場合は病院やクリニックでしっかりと受診しましょう。

腸内改善で解消できるセルフケア方法を紹介したYoutubの動画もありますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。

【セルフケア教室 nobu先生 /格闘家整体師】

【腸内の毒だし69kg→53kg】寝ながら3分!腸内改善でオナラ臭い・便秘・軟便・ガス溜まり・内臓脂肪・中性脂肪・肌荒れ・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節/膝関節症も解消し若返るセルフケア方法

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まとめ 

腰痛 腸

腸が拡張して周囲の神経や血管を圧迫すると、腰痛や背部痛を引き起こすケースがありります。

腸の疾患が原因で腰痛につながるケースは、以下の通りです。

  • 腰痛と大腸がん
  • 腰痛と仙腸関節障害
  • 腰痛と腸腰筋
  • 腰痛と便秘・痔

単なる腰痛を放置すると大きな病気につながることもあるため注意が必要。腰痛が長引いたり、体重が減少したりするなどの症状も見受けられたら早めに専門の医療機関やクリニックで相談してください。まずは、腰痛だと感じたらそのまま放置せずに早めの受診と治療を行いましょう。

株式会社セルケア整体

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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