最終更新:2024.05.20

妊娠初期の腰痛の原因は?妊娠中でもできる痛みの緩和法とともに解説

「妊娠したらなんだか腰が痛い…」

「まだお腹が大きくなっていないのに、なんで腰が痛くなるの?」

「つわりだけでもしんどいのに、腰痛で辛い…」

このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

腰痛は妊娠初期から出現し、つわりと同様に悩みの種になる症状のひとつです。

妊娠中の立ち仕事やデスクワークにおいて、思うように体を動かせずストレスを感じる女性も少なくないでしょう。

本記事では、妊娠初期の悩みのひとつである腰痛について、悪化させないための対策や妊娠中に自分でできる対策方法を解説していきます。

妊娠初期に腰痛になるのはなぜ?主な原因は6種類

腰痛 妊娠初期

妊娠初期の腰痛では、妊娠によって分泌されるホルモンが原因であるケースが多く見られます。

また、多胎(双子以上の)妊娠である場合には、妊娠初期から姿勢や体型変化が起こるため、通常の妊娠と比較して腰痛が強く出るという人もいます。

ほかにも、体型の変化や血行、ストレス等心理的影響なども腰痛の主な原因です。

ここからは、妊娠初期に起こる腰痛の主な原因についてひとつずつ紹介していきます。

①妊娠時に分泌されるホルモンの影響

・リラキシン

リラキシンとは、妊娠中に胎盤から分泌される女性ホルモンで、出産する際に赤ちゃんがスムーズに骨盤を通過できるよう骨盤の靭帯、関節、筋肉を柔らかくする働きをします。

リラキシンは、妊娠2ヶ月(6週頃)を目安に分泌が始まり、その分泌量は妊娠4ヶ月を目安にピークに達します。

これは分娩に必要なホルモンで、出産を迎えるまで分泌され続けます。

妊娠初期からリラキシンが分泌され始めるため、お腹が大きくなっていなくても腰が痛くなる場合があるのです。

 

・プロゲストロン

プロゲステロン(黄体ホルモン)とは、妊娠を維持するために分泌されるホルモンのひとつで、妊娠前の黄体期から分泌され、受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を維持を保つ働きを持つホルモンです。

プロゲステロンには食欲を増進させるだけでなく、体温を高く保ったり水分や栄養素を溜め込むといった働きがあります。

このプロゲステロンも、産道を作るために働くホルモンで、腰回りの筋肉等を柔らかくします。

その結果、腰への負担が増し、妊娠初期から腰が痛くなるのです。

②反り腰の姿勢になるため

反り腰とは、背骨のなかでも腰椎(腰の骨)が反り返った状態の姿勢のことをいいます。

妊娠中期(大体20週頃)になると、胎児の成長に伴ってお腹が前に出るため、身体の重心も前方向に傾きます。

重心が前に傾くことで、バランスをとるために自然と腰が反り返った姿勢となるため、結果として反り腰になってしまうのです。

特に妊娠中期には、ホルモンバランスの変化と反り腰が相まって、腰痛を引き起こす場合が非常に多く見られます。

特に、お腹が目立ってくると反り腰になり、常に腰が反った状態で立ったり座ったりの生活を余儀なくされます。

腰の筋肉や靭帯だけでなく足関節にも負担が増し、それが腰痛につながるのです。

③身体の冷え

妊娠に由来する身体の冷えも、腰痛の原因となります。

妊娠中に身体が冷える原因は主に血行不良と自律神経バランスの乱れです。

 

・血行不良

妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴い子宮が大きくなるため、妊娠していない時と比べ骨盤内の静脈が圧迫されやすくなります。

その結果、足元から心臓に向かう血流が悪くなってしまい、腰の周りを中心に冷えを感じやすくなるのです。

人間の身体は本来、歩行や運動による下半身の筋肉の収縮がポンプのような働きをすることによって、正常な血流を保っています。

しかし、妊娠すると活動量が低下したり、リラキシンなどのホルモンが分泌されたりという理由から筋肉が緩みやすく、心臓に戻ろうとする血液の流れを押し出す力が弱くなってしまうのです。

 

・自律神経バランスの乱れ

妊娠中は、内蔵の機能を調整する自律神経のバランスが乱れがちです。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、状況に応じてそれぞれが働き内蔵の働きを調整します。

特に副交感神経には主にリラックスしている時に活発化し、全身の血流を促進する働きがあります。

妊娠中にはお腹の中で赤ちゃんを育てるために必要なホルモンが分泌されるため、妊娠していない時に比べてホルモンバランスが乱れがちです。

ホルモンバランスの乱れが自律神経にも影響を及ぼした結果、血行不良が起き、結果として妊娠中の身体の冷えにつながります。

⑤ストレスや不安の影響

妊娠中は、お腹の赤ちゃんの事や仕事、お金のことなど心配事が多く些細なことでストレスを感じたり、体調の変化に過敏に反応したりしてしまいます。

特に妊娠後期は大きくなったお腹に膀胱が圧迫されるため、頻尿、動悸や尿もれといった細かいトラブルにつらい思いをし、さらに出産への不安感も加わり体調を崩してしまうケースが見られます。

 

このような不安やストレスによって放出されるのが、コルチゾールというホルモンです。

実は、このコルチゾールは個人が痛みに耐えられるラインを引き下げるという特徴を持っています。

コルチゾールが分泌されると、平常時よりも痛みを感じやすくなってしまうのです。

さらに、不安やストレスは身体の中枢神経系を刺激するため、些細な刺激でも痛みを感じやすくするといった変化を引き起こします。

妊娠中の腰痛対策!負担をかけず痛みを和らげるには

腰痛 妊娠初期

では、妊娠中に起こる腰痛に対して、どのような対策をすれば痛みが和らぐのでしょうか。

本来であれば、腰痛があれば痛み止めを服用するなどして、簡単に対処することができます。

しかし妊娠中に服用できる薬は限られますし、薬が赤ちゃんに及ぼす影響も心配ですよね。

ここからは、妊娠中であっても使える腰痛対策を分かりやすく解説します。

①姿勢に気を付ける

反り腰による腰痛を防ぐためには、妊娠初期から姿勢を改善し、正しい姿勢を意識することが重要です。

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて身体の重心が前に傾きやすくなるため、反り腰の姿勢になりがちです。

反り腰の姿勢でいると、背中や腰の筋肉が常に緊張している状態になり、背中や腰周辺の血液の循環が悪くなるため腰痛を引き起こす場合があります。

 

背筋を真っ直ぐ伸ばし、頭頂部が吊られているような感覚を意識して顎を引き、肩の力を抜いてお尻を引き締めて歩くよう意識してみましょう。

正しい姿勢を保つにはある程度の筋力も必要となるため、体調の良いときに散歩をして足の筋肉を意識することも役立ちます。

②入浴などで身体を温める

身体を温めることで、腰痛を改善できる場合があります。

妊娠中に起こる腰痛の原因のひとつは血行不良です。

したがって、血行不良の改善が腰痛の軽減につながる場合があります。

 

身体が温まると、血管が拡張され血行が促進され、筋肉の緊張をほぐしリラックスできるという効果も得られます。

・日常的に膝掛けを使用する

ゆっくり湯船につかる

・半身浴をする

・温かい飲み物を飲む

・伸縮性が高くお腹を締め付けないタイプの腹巻きを使用する

このような行動を心掛け、下腹部から下半身にかけての血行を改善しましょう。

特に、妊娠中の腰痛を和らげたい場合には、背中を中心に温めるのが効果的です。

 

ただし、妊娠中は全身の血液量が増えるため、入浴するとのぼせやすくなります。

そのため、入浴する場合には38度前後のぬるま湯に浸かるようにし、10分以上かかる長湯は避けましょう。

③物を持ちあげるときには一度かがむ

妊娠中には5kg以上の重い物を持つのを避けましょう。

何かを持ち上げなくてはいけないときや、お子さんを抱っこしなくてはいけない場合には、一度かがんだり、対象となるものを一度椅子や台に置いたりしてから持ち上げるのがおすすめです。

スクワットのようにひざを曲げ、腰を落としてから持ち上げると、中腰や前屈に比べて腰への負担が減ります。

 

ただし、妊娠中に物を持ち上げる動作をすると、腰に負担をかけるだけではなくお腹に力が入ってしまいます。

お腹の筋肉に負担をかけると子宮が収縮しやすくなるため、無理は厳禁です。

ぐっと力を入れないと持ち上げられないような重さのものを持つのは注意しましょう。

④ゆっくり動くことを心がける

妊娠中は、基本的にゆっくり動くように心がけましょう。

歩いたり立ち上がる際に急に立ち上がったり、急に身体の向きを変えると腰やその周囲の負担が増え、腰痛のリスクが増すためです。

特に妊娠後期はお腹が大きくなるのに比例して体重も増えるため、お腹や体重そのものを支えるために膝や足首に負担がかかります。

 

妊娠後期にはリラキシンの影響によって骨盤周囲の靭帯や関節などが緩く、出産に備えて骨盤も動きやすい状態です。

妊娠中に急に動くと腰への負担が増してしまいますので、日常生活から意識して少しゆっくり行動しましょう。

⑤ローヒールの靴を選ぶ

妊娠中は、お腹が目立っていない初期の段階であってもスニーカーやローヒールの靴を選択しましょう。

パンプスなどのヒールが付いた靴はつまずいたり、段差などで転倒したりする原因となるからです。

ヒールが付いた靴を長時間履いていると、体重が一点に集中し、その部分の筋肉が張ってしまいます。

そのため足が疲れてしまい、転倒の危険性が上がってしまいます。

 

足元が不安定になり体重をしっかり支えることができなくなると、身体の他の部分でも体重を支えようと全身の筋肉を使ってしまい、疲労の原因になりかねません。

身体に負担をかける靴を選んでしまうと腰痛を悪化させるだけでなく、腰周囲の筋肉や関節、靭帯への負担となってしまいます。

妊娠初期の段階から履き慣れた靴を履くのがおすすめです。

⑥横向きに寝る

寝るときには、仰向けよりも横向きで寝た方が腰への負担が軽減されます。

特に妊娠後期には子宮が大きくなります。

そのため、仰向けで寝ると腰への負担をかけるだけではなく、下大静脈という太い血管が圧迫され、血流そのものも悪くなってしまうのです。

 

人間の身体は、右側に静脈、左側に動脈が位置しています。

右側を下にして寝る(右側臥位)の姿勢で横になると静脈が圧迫され、心臓に戻るための血流が阻害されやすくなります。

血流が阻害された結果、下肢の冷えから腰が痛くなってしまうのです。

 

腰が痛いときには、抱き枕などを利用し、左側臥位(左向きの姿勢)で寝ることで、痛みの緩和を期待できます。

下肢から心臓に向かう血流がスムーズになるため、楽に寝ることができるでしょう。

⑦適度な運動やストレッチをする

妊娠中の適度な運動には、血行を良くするだけでなく下肢の筋力を保つ効果が期待されます。

運動で血行が改善すると腰痛も改善するという点においては、妊婦さん自身が簡単にできるストレッチやウォーキングといった軽い運動がオススメです。

ただし切迫流産や切迫早産と診断されている場合は運動が許可されない場合もあります。

そういった場合には、運動を行う際には必ず医師の判断に従いましょう。

安静が必須と判断され歩行ができなくても、ベッド上で足首の上下運動や座ったままの足踏みといったごく軽い運動をすることで血行を促進できます。

対策グッズも有効!妊婦用の便利アイテムを紹介

腰痛 妊娠初期

ここからは、腰痛で悩んでいる妊婦さんに向けた便利アイテムをご紹介します。

通販はもちろん、ドラッグストアやベビー用品店などで気軽に入手できるため経済的な面からもオススメのアイテムばかりです。

腰の痛みに悩まされている妊婦さんは、ぜひチェックしてみてください。

マタニティ腹巻き

妊婦さん専用の腹巻きは、妊婦特有の腰痛対策に効果的です。

通常の腹巻きとの違いは、大きくなったお腹もカバーすることができるように伸縮性に富んでいるという点です。

「腹帯」は昔からありますが、これはお腹を支えるために用いるのが目的だったので、お腹や腰を温めることを目的とはしていませんでした。

一方でマタニティ腹巻きはお腹を温める目的から使用するものであるため、妊娠期間を通してずっと着用できるうえに、お腹と腰回りを冷えから守り血行を促進する非常に有用なアイテムです。

マタニティ抱き枕

マタニティ抱き枕も、妊婦さんにおすすめのアイテムです。

マタニティ抱き枕を利用するメリットは「シムス位」という体勢になりやすく、より楽な姿勢を取ることが可能という点です。

シムス位とは左側を下にして、ややうつ伏せぎみに左側臥位の体勢を取ることです。

シムス位を取るとお腹の重さを感じにくいだけでなく脊柱(背中の骨)の右側を通っている下大静脈を圧迫せずに済みます。

そのため、横になっているときの血圧低下を防ぐといという効果が期待できます。

 

マタニティ抱き枕を利用すると、枕がお腹からの体圧を程よく分散してくれ、お腹に程よくフィットします。

結果的に、直接マットレスに横になるのに比べてシムス位の体勢を維持しやすく、睡眠時も楽な姿勢を維持できるのです。

特にマタニティ抱き枕は、妊婦さん特有の体型に応じて使用できるようになっています。

安定した抱き心地も得られ、妊娠後期にも安心して使用できるアイテムです。

骨盤ベルト

骨盤ベルトを使う目的は、本来産後の骨盤の歪みを改善させることにあります。

しかし、実は骨盤ベルトは妊娠中にも効果を発揮してくれるアイテムなのです。

 

妊娠中にはホルモンの影響を受けて骨盤周辺の関節や靭帯が緩みやすく、骨盤周囲が不安定になる傾向にあります。

しかし骨盤ベルトでしっかり骨盤を支えてあげると、腰はもちろん背中の筋肉全体の負担が軽減される効果を期待できるのです。

結果として腰痛の改善はもちろん、腰痛の予防にもつながるという効果が得られます。

そのため、出産時点の準備で購入し、ホルモンが分泌され始める妊娠初期から使用するのがおすすめです。

 

骨盤ベルトは、さまざまな素材やサイズが豊富に揃えられています。

手頃な価格で入手できるものも多いため、家計への負担を心配せずに安心して購入できるでしょう。

適切な医療機関を活用しよう

腰痛 妊娠初期

腰の痛みが強すぎたり長引きすぎたりする場合には、病院を受診し適切な診断をしてもらいましょう。

腰痛は、妊娠によってのみ引き起こされるとは限りません。

妊娠中であっても、椎間板ヘルニアなどの腰周辺のトラブルが起こる可能性はあります。

妊娠中のトラブルでは、対応法は妊婦さんひとりひとりに合わせて異なります。

医師や助産師、看護師に相談し、適切な処置を受けることが重要です。

湿布の使用は医師の判断にしたがう

湿布を使用したい場合には、産婦人科だけではなくかかりつけの整形外科も受診し、医師から適切な処方をしてもらいましょう。

特に妊娠前から椎間板ヘルニアなど何かしらの疾患を抱えている妊婦さんの場合、両方の医師から診察を受ける必要があります。

これは整形外科医が良しとした処方薬であっても、産婦人科で妊娠中の経過などを総合的に判断した結果、その薬の服用を良しとしないケースもあるためです。

湿布に限らず、鎮痛剤などの医薬品にも同じことが言えます。

自己判断で市販薬を使うのではなく、専門的な医師から処方された適切な医薬品の使用をおすすめします。

マッサージチェアは基本的にNG

妊娠中のマッサージチェア等の使用は控えましょう。

特に妊娠初期は、胎盤が作られ始める時期であり、マッサージチェアの使用はおなかの赤ちゃんに影響を及ぼすおそれがあります。

妊娠中は血栓(血の塊)が体に出来やすい状態です。電気マッサージ機等を使用すると、血栓が肺などの血管に詰まってしまうといった危険性もあります。

血栓症の恐いところは、血栓がどこかの血管を塞がない限り全く症状が現れないケースが多い点です。

マッサージチェアだけでなく、首や足などに用いる電気マッサージ機の使用も控えましょう。

整体やマッサージは妊婦に詳しいクリニックで受ける

整体やマッサージをしてもらいたい場合は、妊婦に詳しい整体やマッサージが可能な場所に行くのがおすすめです。

これらの施術メニューにはアロマや足ツボへの刺激といった内容もありますが、中には「妊娠中はNG」とされている香りや施術箇所があります。

妊婦へのマッサージに詳しくないクリニックで施術を受けると、腰痛の悪化を招くだけでなく施術そのものが体に合わない可能性もあります。

クリニックを検討する際には、妊婦への施術例が報告されている経験豊富な先生がいるかどうか確認しましょう。

最近は、助産師や看護師によるアロママッサージなどを提供している産婦人科クリニックもあり、積極的に情報発信しています。

興味のある方はぜひ医師監修のサイトをチェックしたり、「ママ歓迎」の特徴を掲げるクリニックを調べたりしてみましょう。

まとめ

腰痛 妊娠初期

妊娠中の身体には、お腹で赤ちゃんを育てていくために様々な変化が起こります。

腰痛やつわりといった妊娠中の悩みはホルモンの分泌等による身体の変化に基づくものとされますが、症状の不快さから仕事に打ち込めない方や、不安な気持ちになる方も多いです。

妊娠中の身体のトラブルには、ちょっとした対策を取り、上手に向き合っていくことが大切です。

妊娠時の悩みや身体の変化に関しての不安、産後の心配事などはかかりつけ医に相談し、安心できるマタニティライフを送りましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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