最終更新:2024.05.20

腰が痛くて起き上がれない!腰痛の症状、原因および対処法について解説

腰痛はほとんどの人が一生に一度は経験すると言われています。それほど多くの人を悩ませる腰痛ですが、痛みにはタイプがあり、それらによって痛みの原因を大まかに推測することができます。

 

腰痛の原因はいろいろありますが、原因によって痛みが生じるメカニズムも異なります。腰痛の原因やメカニズムを押さえた上での対処法や治療法を紹介します。

 

そして、整体で解決できる腰痛についても解説します。

腰痛とは

 

腰痛 起き上がれない

 

腰痛とは、腰部(背中の下からお尻のあたりまで)に生じる痛みや張り、だるさといった不快感の総称です。座骨神経痛のように腰から脚を下っていく痛みも含まれます。

 

腰痛は、安静にしたり、適切な治療を行うことで、ほとんどの場合は遅くても発症後6週間以内に痛みが気にならなくなります。しかし、中には慢性化したり、重症化する場合もあるので、適切な対処が必要です。

 

腰痛は、日常生活において誰もが経験しうる痛みです。

 

腰痛の主なタイプ

腰痛 起き上がれない

腰痛は、腰部に生じる不快感のことですが、さまざまなタイプがあります。腰痛の主なタイプについて解説します。

 

動くと腰が痛い

 

安静にしていると何ともないが動くと痛いというタイプがあります。このタイプは腰の筋肉や背骨を構成する椎骨の関節に原因があることが多いです。

 

具体的には、腰の筋肉や靭帯の損傷、ヘルニアなど腰椎間板の問題など、腰部にある構造体のどこかがダメージを受けているなどです。このような場合は自己治癒することも多いので、安静にしてしばらく様子を見るのが一般的です。

 

慢性的に腰が重くてだるい

 

安静にしていても重くてだるかったりする腰痛のタイプもあります。このタイプは内臓疾患や脊椎(背骨を構成する骨)の異常が原因であることが多いです。

 

このタイプも軽微であれば自然に治癒することもあります。しかし、特に内蔵が原因である場合には癌や解離性大動脈瘤など命にかかわる病気の可能性もありますので、慎重な対応が必要です。

 

このような重篤な病気の場合には、腰痛のレベルが高く、ほかに吐き気や腹痛など様々な症状も併発することが多いので、諸症状に注意することが大事です。

 

腰痛の主な原因とメカニズム

腰痛 起き上がれない

腰痛にはいくつかのタイプがあることを先に述べましたが、次に、腰痛の原因と痛みが生じるメカニズムについて解説します。

 

姿勢

 

腰痛の原因の一つに姿勢があります。姿勢が悪くて前かがみになると腰椎が後方に湾曲して腰部の筋肉にかかる圧力は増し、その結果、筋血流量が減少します。

 

腰部筋肉の血流量が少ない状態が長期間続くと、腰痛が発生します。日常の生活において姿勢が悪く前かがみであると、腰痛になる確率が高まります。

 

ストレス

 

ストレスのような心理的要因により腰痛が生じることがあります。心理的要因による腰痛のメカニズムは明らかになっていませんが、考えられているのは血行不良です。

 

ストレスにより腰の筋肉の血管が痙攣を起こして血流が悪くなり、腰痛が生じると考えられています。ストレスによる腰痛は、特定の動きをした場合に、痛みがあったり無かったりと症状に一貫性が見られないのが特徴です。

 

ストレスによる腰痛は、そのメカニズムが複雑であることから、整形外科、精神科、内科、リハビリテーション科など総合的な治療が推奨されています。とりあえずは、ペインクリニックや痛みの治療経験が豊富な整形外科などを受診するのをおすすめします。

 

ぎっくり腰

 

ぎっくり腰とは、急に起こった腰の強い痛みの総称です。物を持ち上げるなどの動作をした時に起こることが多いですが、何もしていないのに起こることもあります

 

ぎっくり腰の原因はさまざまですが、腰の関節や椎間板に力がかかって損傷(捻挫)したり、腰を支える腱や靭帯などが損傷したりして起こります。また、脚の方まで痛みやしびれがあったり、力が入らなかったりという症状の場合には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気の可能性もあります。

 

椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症

 

椎間板ヘルニアは、背骨の間のクッション材である椎間板が変形して飛び出し、神経を圧迫することを言います。腰や臀部が痛み、下肢が痺れたり足に力が入りにくくなったりします。

 

原因としては、重いものを持ったり、椅子に長く座るなど同じ姿勢を続けることで背骨に負荷がかかることがあります。また、水分の摂取不足による椎間板の乾燥や劣化が原因となるケースもあります。

 

水分が不足すると血液が濃くなって血行が悪くなり腰痛も増すので、水を十分摂ることは大切です。

 

脊柱管狭窄症は、腰椎において神経が入っている管(脊柱管)が、その周辺部にある黄色靭帯の肥厚により狭くなり中の神経が圧迫されることを言います。

 

症状としては、下肢のしびれ、疼痛、歩行障害などがあります。脊柱管狭窄症の原因は、腰を使う作業や肥満などで腰椎に負担がかかり、脊柱管の周辺にある黄色靭帯が肥厚することにあります。

 

どちらも放っておくと日常生活に支障をきたしますので、我慢せずに早めに整形外科にいくことをおすすめします。

 

妊娠、出産

 

妊娠、出産は腰痛の原因となります。妊娠が進むと、腰椎が後弯し骨盤が後傾することにより、脊柱安定化筋群および骨盤底筋群より構成される体幹支持機構が破綻しやすくなります。

 

体幹支持機構が破綻した状態では腰部の安定性を確保できず腰椎は過剰運動し、せん断などのメカニカルストレス(機械的刺激)が増えて痛みが生じます。妊娠や出産が原因の腰痛では、体を温めることで血流が良くなり痛みが緩和されます。 

 

女性の方は妊娠時や産後に腰部が痛く感じたら、お風呂にゆっくり浸かる、温かい食べ物や飲み物をとる、使い捨てカイロを使うなどして腰や身体を温めると良いです。痛みがひどい場合には我慢せず、まずは産婦人科の担当医に診断してもらい、必要なら整形外科を紹介してもらいましょう。

 

内臓病や癌

 

内臓病や癌が原因で腰痛になる場合があります。この場合は、安静時も動作時も痛みの強さが変わらない場合が多いです。

 

腰痛が生じる内臓病としては、癌などの悪性腫瘍、胆嚢炎、尿路結石、胆石、胃十二指腸潰瘍、子宮内膜症、子宮筋腫、月経痛、などありますが、その他多くの病気で腰痛が起こることがあります。

 

重篤な内臓病が原因の場合では、腰痛とともに頭痛や肩こり、悪心、嘔吐、発熱、排便障害などを伴う場合があります。腰だけでなく肩や膝など体の他の部分に痛みを感じる、時間が経過しても少しも症状の軽減がない場合には、一度、内科での診療、検査をおすすめします。

 

骨粗しょう症

 

骨粗しょう症とは、女性ホルモンの減少や加齢、栄養バランスの偏り、遺伝などにより骨量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。骨粗しょう症が進むと脊椎が弱くなり、少しの衝撃でも背骨がつぶれてしまうことがあり、これを圧迫骨折といいます。

 

腰椎(腰部の脊椎)が圧迫骨折を起こすと、腰椎の形が変形して神経が圧迫されるため、腰部が痛くなります。骨粗しょう症が原因の腰痛では、圧迫骨折が進まないように、まずはコルセットで腰を固定することで痛みを軽減し進行を止めます。

 

おおもとの原因である骨粗しょう症の治療は、カルシウムや薬物の摂取、骨を強くするためのウォーキングや筋トレといった生活習慣の改善が検討されます。骨粗しょう症の治療は、年単位の長い時間がかかります。

 

痛みが消えた、なかなか骨密度が上がらないといって、自己判断で治療や服薬を止めると元に戻ってしまうことが多いです。あせらず、じっくりと治療を続け、良くなってからも定期的な検査を行うなど慎重な対応が大事です。

 

腰痛の対処法と治療法

腰痛 起き上がれない

腰痛の原因とメカニズムについて述べてきましたので、次に腰痛の対処法について解説します。

 

腰の痛みが急に来た時の対処法

 

腰痛が急に来た時のとりあえずの対処法としては、まずは安静にして、起き上がらず腰を軽く曲げて横向きに寝るなど腰に負担がかからない楽な姿勢をとるとよいです。また、患部に冷却パックをあてて冷やすことにより、炎症が収まり痛みが和らぐことが期待できます。

 

炎症を抑えるには市販の消炎鎮痛薬もおすすめです。湿布や塗り薬などの外用薬と痛み止めの内服薬があります。

 

また、コルセットやサポーターを腰に巻いて動きを制限することで、痛みを緩和する方法も効果的です。 こういった対処をして痛みが軽減するようでしたら、しばらく安静を続けて様子を見ます。

 

対処をしても痛みが軽減しない、あるいは痛みがひどい場合には、整形外科で診てもらうと良いです。

 

治療法

 

腰痛には様々な原因がありますが、大きく、腰部の筋肉や腰椎の損傷によるもの血行障害によるもの内臓疾患によるものに分けられます。筋肉や腰椎の損傷による腰痛では、整形外科的、理学療法的な治療が一般的です。

 

損傷した筋肉や腰椎をマッサージや電気刺激などの物理的手段により回復させます。血行障害による腰痛では神経ブロック療法など薬物療法が主になります。

 

投薬や注射により痛みが伝わる神経経路をブロックして痛みをなくします。痛みがなくなると血行が促進し、血行障害が改善します。

 

内臓疾患による腰痛では当該内臓を治療することになります。腰痛が生じる内臓疾患には、たとえば、大動脈瘤や尿路結石などがあります。

 

大動脈瘤であれば血管外科での投薬やカテーテル治療、尿路結石であれば泌尿器科での投薬や手術での治療となります。

 

整体で解決できる腰痛

腰痛 起き上がれない

腰痛の場合に比較的手軽に利用されているのが整体です。整体は、指圧とかカイロプラクティックとか呼ばれる場合もありますが、手技による療法です。

 

民間療法であり法律上は医療行為とされてはいませんが、古くから主に脊椎を矯正する目的で行われてきています。腰痛の場合にも整体はよく利用されており、手技を用いて腰や脚などの筋肉をほぐし、 腰椎と骨盤を中心にして骨格の歪みを整えて痛みを抑えます

 

腰痛は筋肉や股関節の硬さと関連があります。筋肉や股関節が緊張して硬いと、腰の動きが制限され、無理がかかると痛みが生じます。

 

筋肉や股関節が硬い場合はストレッチが有効ですが、意外に難しく、特にすでに体に痛みがある時のストレッチは注意が必要です。ストレッチは整骨院や整体院でやってくれる場合もありますので、予約の際に相談してみることをおすすめします。

 

やり方がわかったなら、生活の中で、一人でストレッチに取り組むことができます。

 

整体院での施術は、患者の身体の状態にマッチしたきめ細かな対応を行い、全身のバランスにも着目しますので、身体のコンディショニングケアにも役立ちます。

 

整体では、主に、筋肉や腰椎、血行障害が原因の腰痛に対応することができ、また、筋肉や股関節の柔軟化による腰痛の解消や予防も可能です。

 

まとめ

 

ほとんどの人が一生に一度は経験する腰痛について、痛みのタイプや原因、メカニズムについて解説してきました。また、腰痛の対処法や治療法、腰痛のうち整体で解決できるものについても述べてきました。

 

腰痛は日常生活において、いつでも生じる可能性があります。腰痛の基本的な知識を持っていれば、いざという時に適切な対応ができます。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

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    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

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    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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