腰痛とマットレスは関連性があり、身体に合っていなマットレスを使用していると、体圧が尻、腰や肩に集中してしまい腰痛の原因ともなります。マットレスが身体に合っていない場合には、腰の部分にタオルを入れたり、足枕や抱き枕を使うといった方法がありますが、マットレスを新たに購入するという方法もあります。
マットレスを購入する際には、種類、特性などに注意して身体に合うものを選ぶことが大事です。腰痛の人がマットレスを選ぶ際のポイントや人気のおすすめ製品を紹介します。
腰痛とマットレスの関連性
腰痛は様々な原因で生じます。マットレスやベッドが身体に合わないことで、腰痛が生じたり、既存の腰痛を悪化させたりする可能性があります。
腰痛のうちマットレスやベッドが何らかの影響を与えているものについて、その際の腰痛のメカニズムとマットレス等の状態を解説します。
腰痛のメカニズム
マットレスやベッドに寝ていて腰が痛くなるような場合の多くは、腰の筋肉が緊張することによります。
筋肉が緊張すると、筋線維やそれら間にある細動脈や毛細血管が圧迫を受け血行が悪くなります。そうなると、筋細胞に酸素の供給がされなくなり痛みを感じます。
筋肉の緊張は、動かさないことで生じる筋緊張、使い過ぎての疲労が原因しての緊張、長期間のストレスで自律神経中の交感神経が優位になっての緊張、などがあります。このように筋肉の緊張が原因の腰痛は、普段から腰の辺りを動かしていなかったり、逆に動かしすぎたりすると起こります。
マットレスやベッドに横になり、それが原因で腰が痛くなる場合は、マットレスやベッドの性質が腰に影響を与え筋肉を緊張させたということです。
腰痛に悪影響を与えるマットレス
腰に悪影響を与え筋肉を緊張させるマットレスとはどのようなものでしょうか。
マットレスに横になった場合、最も体重がかかるのが腰の部分です。マットレスが柔らかすぎると身体の他の部分よりも腰の辺りが沈んでしまいます。
また、マットレスが硬すぎても、体重がかかる腰の辺りだけで身体を支えることになります。マットレスは柔すぎても硬すぎても体重が腰の辺りに集中し、身体全体に分散されることはありません。
マットレスに横になっていて体重が腰の辺りに集中した状態が続くと、筋肉が緊張し、血行が悪くなり、痛みが生じます。柔すぎたり硬すぎたりするマットレスは、体重が腰に集中してしまい、分散させることができないので腰に悪影響を与え、快眠を妨げます。
マットレスが合わない場合の対処法
使用しているマットレスが身体に合わず、腰が痛くなるような場合にはどうしたらよいでしょうか。そのような場合の対処法について解説します。
腰とマットレスの間にタオルを敷く
マットレスが硬すぎる場合は、体重のほとんどを腰の辺りと肩の辺りで支えています。それにより腰や肩の筋肉が緊張し痛くなります。
このような場合には、体重を分散させるような工夫をすれば痛みを和らげることができます。硬いマットレスに横になっていると、腰の反っている部分に空間ができている場合があります。
この空間の部分にタオルを入れると、より体重の分散が図られるようになります。タオルは薄手のものをすると、高さを細かく調整することができ、通気性も良くなります。
敷きパッドやマットレストッパーを使う
敷きパッドは、ベッドの上に敷くことで寝心地を向上させるアイテムです。敷きパッドには、寝具全体のクッション性を高める役割があります。
適度なクッションがある敷きパッドを使用することで、体圧を分散し、腰への負担を軽減させることができます。敷きパッドの素材には、綿、ウール、合成繊維などがあります。
綿やウールは吸湿性に優れ、汗をかいても快適に保つことができます。合成繊維は耐久性があり手入れが簡単です。
敷きパッドの厚さは、薄手から厚手までさまざまです。腰痛に悩んでいる場合は、ある程度の厚みがあるものを選ぶと良いです。
厚手の敷きパッドは、体圧をより効果的に分散し、寝返りも打ちやすくなります。
マットレストッパーは、マットレスの上に敷いて使用するアイテムで、寝心地を改善する効果があります。マットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりする場合に調整をするのに有効です。
マットレストッパーの素材には、低反発ウレタン、高反発ウレタン、ラテックス、フェザーなどがあります。低反発ウレタンは体の形に合わせて沈み込み、体圧を分散します。
高反発ウレタンやラテックスは、適度な反発力があり、寝返りを打ちやすいのが特徴です。
マットレストッパーの厚さや密度は様々ですが、腰痛対策としては5cm以上の厚さがあり、しっかりとした密度のあるものが適しています。密度が高いほど体圧分散効果が高まります。
マットレストッパーを長期間使用するためには、カバーを取り外して洗えるタイプを選ぶと、清潔に保つことができ長持ちします。
敷きパッドとマットレストッパーを併用することで、さらに効果的に腰痛を緩和することができます。まず、マットレストッパーを使用して寝具全体の硬さを調整し、その上に敷きパッドを敷くことで、快適さとサポート力を両立させることができます。
この二つを組み合わせにより、体圧を分散し、腰への負担を軽減することができるため、腰痛に悩む方にとって理想的な睡眠環境を整えることができます。
足枕、抱き枕を使う
腰痛対策には、足枕や抱き枕の使用も効果的です。これらのアイテムは、睡眠時の姿勢を改善し、腰への負担を軽減するためのサポートとして役立ちます。
足枕は、仰向けに寝た際に足を持ち上げるための枕です。足を持ち上げることで腰椎の自然なカーブを保ち腰への負担を軽減します。また、血液循環を促進し脚のむくみや疲れを軽減する効果もあります。
足枕を使用する際に高さは重要なポイントです。理想的な高さは、膝が心臓の高さより少し上になる程度です。
これにより、腰の負担を軽減し、リラックスした姿勢を保つことができます。足枕の素材には、低反発ウレタン、メモリーフォーム、ポリエステルなどがあります。低反発ウレタンやメモリーフォームは、体にフィットしやすく快適なサポートを提供します。
ポリエステルは軽量で扱いやすいですが、サポート力はやや劣る傾向があります。
抱き枕は、寝ている間に体を支えるための長い枕で、特に横向きで寝る人にとって有効です。抱き枕を抱くことで体全体のバランスを保ち、腰への負担を軽減します。
また、抱き枕は体を安定させるため、寝返りを打ちやすくし良質な睡眠を促進します。抱き枕には、U字型、C字型、I字型などさまざまな形状のものがあります。
腰痛対策としては、体全体をサポートできるU字型やC字型がおすすめです。これらの形状のものだと、頭、首、背中、腰、膝を同時にサポートすることができます。
抱き枕の素材には、低反発ウレタン、メモリーフォーム、綿、ポリエステルなどがあります。低反発ウレタンやメモリーフォームは体にフィットしやすく、サポート力が高いです。
綿やポリエステルは柔らかく軽量で扱いやすいですが、サポート力はやや劣る場合があります。
足枕と抱き枕を併用することで、さらに効果的に腰痛を緩和することが期待できます。仰向けで寝る場合は足枕を使い、横向きで寝る場合は抱き枕を使うことで、睡眠中の姿勢を最適化し、腰への負担を大幅に減らすことができます。
この組み合わせにより、腰痛の緩和だけでなく全身のリラクゼーションも促進され、より良い睡眠環境を整えることができます。
新しいマットレスを購入する
腰痛対策として新しいマットレスに買い替えることは、非常に効果的な手段で検討の一つです。適切なマットレスは、睡眠中の姿勢を改善し、腰への負担を軽減する役割を果たします。
腰痛対策として新しいマットレスを選ぶ際には、「硬さ」「素材」「サポート性」「通気性」などに注意するといいです。
マットレスの硬さは、硬すぎると体にフィットせず、柔らかすぎると腰が沈み込みすぎてしまいます。適度な硬さの中硬質のマットレスが、体全体を適切に支え、腰への負担を軽減します。
素材は、低反発ウレタンは体圧を分散し体の形にぴったりフィットするため、腰痛に効果的です。一方、高反発ウレタンやラテックスは、適度な反発力があり寝返りを打ちやすくします。
低反発と高反発とでは、自身の好みや体質に合わせて選ぶと良いでしょう。
サポート性は、体の自然なカーブをしっかりとサポートするマットレスが必要です。特に腰椎の部分を支えるデザインのものを選ぶと腰痛の軽減に役立ちます。
通気性は、湿気を逃がしやすいものが良く、特に夏場や湿度の高い地域では重要なポイントです。
以上のほか、購入前に実際にマットレスに横になってみることも重要です。自分の体に合った硬さやフィット感であるかを確認しましょう。
マットレスはけっして安いものではありませんので、返品保証があるかどうかを確認することも大切です。使ってみて合わなかった場合に返品できると安心です。
マットレスの種類と特性
マットレスの種類は多くありますが、主流となっている「ウレタン」「コイル」「高反発ファイバー」のものについて特性等を解説します。
ウレタン
ウレタンマットレスは、その特性から多くの人に愛用されています。ウレタンマットレスの特性の一つに、優れた体圧分散性があります。
特に低反発マットレス(メモリーフォーム)は体の形に沿って沈み込み、体重がかかる部分をしっかり支えるため、腰痛や肩こりの軽減に役立ちます。一方、高反発のウレタンマットレスは、適度な反発力があるため寝返りを打ちやすくします。
寝返りが打ちやすければ、体を自然な姿勢に保ちやすくなり、腰への負担も軽減します。マットレスでは汗や湿気を逃がすために、通気性も重要です。
通気孔や特殊な構造を持つウレタンマットレスは、湿気がこもりにくく、快適な睡眠環境を維持するのに適しています。ウレタンマットレスは、耐久性が高いのも特徴です。
長期間使用してもへたりにくく、形状やサポート力を保つことができます。また、防ダニ・抗菌仕様のものが多く、アレルギー体質の人にも適しています。
コイル
コイル式マットレスは、内部に配置されたスプリングコイルによって構成され、その特性から多くの人に選ばれています。コイルマットレスの特性の一つに、サポート力と耐久性があります。
マットレス内部のスプリングコイルによってしっかりとしたサポート力を提供し、体全体を均等に支え、腰や背中にかかる圧力を効果的に分散します。高品質のコイルマットレスだと耐久性も高く、長期間使用してもへたりにくくなっています。
コイルマットレスは、内部に空気の流れを確保するスペースがあるため、通気性が良いです。これにより、寝ている間の体温や湿気を効率的に逃がすことができ、快適な睡眠環境を保つのに適しています。
特に、夏や湿度の高い季節には通気性の良さが大きなメリットとなります。
コイルマットレスのスプリングの構造には、各コイルが個別に動く独立型コイル(ポケットコイル)のものがあります。このタイプは、寝返りを打っても振動が広がりにくく、パートナーの動きが気になりません。
また、しっかりとした反発力があるため、寝返りがしやすく、自然な寝姿勢を維持しやすいです。コイルマットレスは、手頃な価格から高級品まで、幅広い価格帯で提供されており、選びやすいのが特徴です。
コイルマットレスには、このポケットコイルのほかにもボンネルコイル、連続スプリングなどがあります。ボンネルコイルマットレスは広範囲で体を支えるため、硬めの寝心地を好む人に向いています。
連続スプリングは、1台のマットレスのスプリングを1本の鋼線で編み上げたもので、通気性、耐久性に優れ、適度な硬さで理想の寝姿勢をつくります
高反発ファイバーマットレス
高反発ファイバーマットレスは、独自の素材と構造により、多くの特性を持ち合わせています。強い反発力を持つ素材で構成されていることから寝返りが打ちやすく、睡眠中の自然な動きを妨げません。
腰痛の人にとっては、寝返りが打ちやすいことで腰への負担が軽減されるので、快適な睡眠環境が得られます。また、繊維が絡み合った構造であることから空気の流れが確保され、湿気や熱がこもりにくいです。
ファイバーマットレスは、ホコリやダニが発生しにくい素材でできており、防ダニ・抗菌加工が施されているものも多いです。アレルギー体質の人にとっても安心して使用できますし、マットレスを洗えるタイプもあるので清潔さを維持しやすいです。
高反発ファイバーマットレスは、比較的軽いため取り扱いが簡単という特徴もあります。これにより、移動や掃除がしやすく家庭内でメンテナンスをしていただけます。
ファイバー素材は、へたが少なく耐久性が高いため、長期間にわたって使用できます。
腰痛におすすめのマットレスとは
マットレスの種類と特性について述べてきましたが、次に腰痛におすすめのマットレスについて解説します。
硬め
腰痛持ちの方には適度な硬さのマットレスが推奨されます。硬めのマットレスは、体全体をしっかりと支えるため、特に腰や背中へのサポートに優れており、寝起き時の痛みを防止します。
体が沈み込みすぎないため、自然な姿勢を保ちやすく、腰椎が適切な位置に維持されます。これにより、腰への過度な圧力や負担を軽減し、腰痛の予防や軽減に効果的です。
マットレスが硬めだと、体重を均等に分散する特性があります。これにより、特定の部位にかかる圧力が減少し、腰や肩への負担が軽くなります。
体圧が分散されることで、血行が良くなり、筋肉の緊張や痛みを和らげる効果も期待できます。また、適度な反発力があるため寝返りを打ちやすいです。
寝返りは、睡眠中に体の同じ部分に圧力がかかり続けるのを防ぎ、血流を促進するために重要です。寝返りがしやすいことで、体全体のバランスが保たれ、腰への負担が軽減されます。
マットレスが硬めだと、正しい姿勢が維持しやすいです。背骨の自然なS字カーブを維持しやすく、背骨の正しいアライメントが保たれることで、筋肉や関節のストレスが減少します。
特に仰向けで寝る際に、背骨のラインが真っ直ぐになりやすく、腰椎に過度な負担がかかりにくくなります。
高密度
高密度マットレスは、優れたサポート力と耐久性から腰痛にお勧めです。マットレス内に素材が詰まっているため、体全体をしっかりと支えることができ、腰や背中にかかる体重を均等に分散してくれます。
また、体の自然なカーブを維持することができるため腰への負担が軽減され、腰椎の位置も適切に保たれ腰痛予防に効果的です。高密度マットレスは、高い反発力を持つため、寝返りがしやすいのも特徴です。
寝返りを打ちやすいと一晩中同じ姿勢で寝続けることがなく、体の一部に過度な圧力がかかることもありません。これにより、血行が良くなり、筋肉の緊張や痛みを和らげる効果も期待できます。
高密度素材は、へたりにくく、長期間使用しても形状やサポート力を維持しやすいのも特徴です。長く使えるのでコストパフォーマンスも高いです。
高密度マットレスの中には、通気性や温度調節機能があるものもあります。これにより、寝ている間に快適な温度が保たれ、質の高い睡眠をサポートしてくれます。
多重構造
多重構造マットレスが腰痛におすすめの理由は、複数の層が組み合わさることで優れたサポート力、快適性、圧力分散能力が提供されるからです。多重構造マットレスは、異なる素材や密度の層が組み合わされたもので、体の各部位に対して最適なサポートを提供します。
例えば、上層には柔らかい素材を使用し、下層にはしっかりとしたサポート力を持つ高密度素材を配置することで、体全体を均等に支え、腰への負担を軽減します。各層の素材が異なるため体圧が効果的に分散され、腰や肩など特定の部位に過度な圧力がかかるのを防ぎます。
上層のメモリーフォームやジェルフォームといった素材は、体の形状にフィットし圧力を吸収します。下層の高密度フォームやコイルはしっかりとした反発力を提供し、寝返りを打ちやすくします。
これらにより、一晩中同じ姿勢で寝ることを防ぎ、血流を促進し、腰への負担を軽減します。
多重構造マットレスには、通気性の良い素材や温度調節機能が備わっているものが多く、寝ている間に快適な温度を保つので、暑い季節でも快適な睡眠環境を提供してくれます。
サイズ
マットレスのサイズについては、シングルベッドからキングサイズまで、利用する人数や部屋の広さに応じて選べます。セミダブルやクイーンサイズも人気です。
その他
フランスベッドなどの有名メーカーや、口コミ評価が高いブランドをチェックしましょう。メーカーウェブサイトの詳細な情報や特集記事が役立ちます。
通販サイトでの注文時には、設置サービスや返品交換の条件も確認しておくと安心です。
腰痛におすすめのマットレス9選
多くの人に支持されており腰痛の方にもおすすめのマットレスを参考に紹介します。
モットン
・次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」・ソフト(140N)、レギュラー(170N)、ハード(280N)の3つの硬さ |
一般に、日本人は欧米人より筋力が弱いとされていますが、モットンは自然な寝返りが打ちやすいよう反発力にこだわっています。往来の高反発マットレスを使用した場合の1回寝返りする際のエネルギー消費量を100だとすると、モットンに採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」でのエネルギー消費量は約80ですみます。
その為、モットンでは筋肉が衰えても自然な寝返りを実現する事が出来ます。また、マットレスは長期間使用するとへたってうまく体圧分散できなくなりますが、モットンのマットレスは耐久性が証明されています。
1日20回の寝返りを打つことを仮定した耐久性試験では、11年間使用しても3.9%へたる程度ということになりました。通常、寝具業界的には敷布団は5年と言われておりますが、モットンは、その倍以上の耐久性を誇る結果となりました。
モットンに採用されている次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」は、発泡する泡の大きさを調整する事で高い通気性を実現し、快適な寝心地となっています。さらに、モットンは汗と空気が上から下へと流れやすい先進的な構造となっている為、湿気がたまりにくく、ムレにくいです。
モットンに採用されているウレタンフォームは、木綿や羊毛、羽毛と違い、ダニや害虫が住みつくことはほとんどなく、ホコリも出ないので衛生的。外カバーは取り外しも可能なので、洗って清潔を保つことができます。
通常、高反発マットレスは敷布団やベットマットレスの上に置く事を想定して4cm厚で設計されています。しかし、モットンは厚みを10cmにする事で、敷布団を必要とせず畳や床に直接置いて使用することができます。
もちろん、敷布団やベットマットレスの上に置いて使う事も可能となっていますので、ベッドマットレスの買い替えで購入されても大丈夫です。
人それぞれ体型が違うように、マットレスの最適な硬さも違います。その観点から各体重別に体圧分散測定を行い、そのデータを基にソフト(140ニュートン(N))、レギュラー(170N)、ハード(280N)の3つの硬さが用意されています。
体重が45kg以下の方はソフト(140N)、46〜80kgの方はレギュラー(170N)、81kg 以上の方はハード(280N)がおススメです。
西川エアーマットレス
・UPPERの凹凸で体圧を分散し、BASEでしっかり全身を支える・優れたデザイン性 |
西川エアーマットレスは、UPPER(上層部)の凹凸で体圧を分散し、BASE(ベース部)でしっかり全身を支えることによりバランスのよい寝姿勢を保持します。それにより血行が滞るようなことはなく、身体への負担が軽減します。
また、マットレスに使われているウレタンは通気を促進する構造となっており、湿気や汗を拡散・放湿します。
高い機能性のほかに優れたデザイン性を有しており、国内外で高い評価を受け、さまざまなデザイン賞を受賞しています。
眠りを深くさせる特殊立体波形凸凹構造の「エアー01」。快適な睡眠へと導く波形プロファイル構造を進化させ、クッション性や通気性をより高めた次世代モデル「エアー03」。
日々のセルフケアのために開発された特殊立体クロススリット構造の「エアーSI」。相反する柔軟性と弾力性を叶えるハイブリッド4層構造「エアーSX」。
エアーシリーズは多くのバリエーションから選んるマットで、サイズもシングル(幅、長さ~97×195 cm)、セミダブル(120×195 cm)、ダブル(140×195 cm)などがあり体格に合わせられます。
アイリスオオヤマのエアリーマットレス
・3次元スプリングで効果的に体圧を分散・高反発の東洋紡エアロキューブ |
マットレスや敷き布団が柔らかすぎると、腰部と胸部が深く沈み込んでしまい、腰痛の原因になります。逆に硬すぎると骨が当たって痛みを感じたり、血流が滞って熟睡を妨げる原因となります。
アイリスオオヤマのエアリーマットレスは、3次元スプリングを採用することで、身体の沈み込みをあらゆる方向から支え、効果的に体圧を分散し、理想的な寝姿勢を保ちます。スタンダードタイプは、厚さ5cmの東洋紡エアロキューブをメッシュ生地で包み込んでおり、高反発効果を直に感じられます。
また、三つ折りタイプでコンパクトに収納、持ち運びができます。
ボリュームタイプは、芯材のエアロキューブRは、厚み約9cmと満足のボリューム感で、寝返り、通気性、体圧分散性において非常に優れています。
エアロキューブを包むカバーにはメッシュ生地とニット生地があり、季節に合わせて変え、使い分けることができます。
株式会社イッティ雲のやすらぎプレミアム
・体圧分散を実現する高反発ウレタンマット・17cmの極厚マットレス |
雲のやすらぎプレミアムには、4つのこだわりがあります。
1つ目は、体圧分散を実現する高反発ウレタンマットです。これは、体の動きにしなやかに対応し身体を持ち上げるように支えるので腰がラクです。
2つ目は、17cmの厚さです。極厚マットレスは、表面から、中わた、凹凸プロファイルマット、高反発ウレタンマット、凹凸ファイルマット、中わたの5重構造となっているので、収縮して厚さが小さくなりにくく、ふかふか弾力を実現します。
3つ目は、体圧分散性をシーツ表面にも求めた新クロスクラウド製法の採用です。背中・腰部、頭・足部の縫い目を異なるウェーブ加工に仕上げています。
4つ目は、クッション性と通気性が抜群の凹凸プロファイルマットの採用です。凹凸のマットが体を面ではなく点で支え、体圧を分散します。吸音・遮音性や柔軟性にも優れています。
スリープマジック
・高反発マットレスのデザインカットはウェーブタイプとたまご型タイプの2種類・厚さは、14cm、9cm、7cm、4cm、ハイブリッド8cmの5種類が用意 |
スリープマジックは、高密度ウレタンを特殊構造にデザインカットした硬質高反発マットレスです。独自のウェーブ形状が全身をサポートして健康睡眠へと導いてくれます。
デザインカットはウェーブタイプとたまご型タイプの2種類が用意されており、それぞれに特徴があります。
ウェーブタイプは、線でなめらかに支えるもので、固過ぎず柔らかすぎない高反発マットです。高反発が初めての方や固すぎるのは好まない方に向いています。
たまご型タイプは、点で指圧のように支えるもので、高反発マットレスの中では一番柔らかめです。高反発が初めての方や柔らかめがお好きな方に向いています。
厚さは、14cm、9cm、7cm、4cm、ハイブリッド8cmの厚型から薄型まで5種類が用意されており、お好みに合わせて選べます。
スリープマジックは、ウレタンの密度を高め、長い期間の使用にもへたりにくい優れた耐久性を実現しています。JIS規格に基づいた8万回もの圧縮ひずみ試験で98.2%の復元率を実証しており、品質が落ちることはありません。
専用のカバーは、抗菌防臭加工がされており、表面は通気性と速乾性に優れたソフトメッシュ、裏地は吸水速乾加工のハニカムメッシュを採用。汗をかいて起きた後も快適で、洗濯機で丸洗いできますので便利です。
テンピュール折りたたみマットレス
・テンピュールの低反発素材はNASAが認定・振動伝達率はわずか2%未満 |
テンピュールの低反発素材は、NASAの認定を受け米国宇宙財団の認証を受けた唯一のマットレスです。テンピュールという名前は温度(temperature)に敏感であるという素材特性に由来しており、その素材は粘性と弾性の両方を併せ持つユニークな素材です。
テンピュールの低反発素材は、何十億個もの超高感度セルが体形、体重、体温に合わせて沿うことで、他にはない優れた寝ごこちを実現します。一般的な低反発素材に比べ動きの伝達を最大10倍遮断し、振動伝達率はわずか2%未満です。
ですから、パートナーが寝返りを打っても動きが気になることはなく、2人で寝ていても平気です。
低反発素材のマットレスは、長年使用しているとへたりが生じサポート力が失われることがあります。テンピュール素材はいつでも元の形状に戻り、身体をサポートし続けます。
トゥルースリーパー
・低反発素材「ウルトラ ヴィスコエラスティック」を採用・60日間の返品保証がついている |
トゥルースリーパーは、適度な弾力とゆっくり戻る復元性を兼ね備えた低反発素材「ウルトラ ヴィスコエラスティック」を採用しています。体の凹凸に合わせて自在に変形し体全体を優しく包み込むようにフィットし自然な寝姿勢をサポートします。
トゥルースリーパーには、オーバーレイマットレス、ベッドマットレス、敷布団の3タイプがあります。
オーバーレイマットレスは、今使っている布団やベッドに敷くだけでワンランク上の寝心地が得られるものです。低反発から高反発のものまで5種類あり、厚みも3.5cm、5cm、10cmのものがあります。
ベッドマットレスは、プレミアベッドマットレスの1種類があり、これも低反発のものと高反発のものがあります。厚さは15cmの5層構造で3分割マットレスだからカスタム自由となっています。
敷布団は、床や畳の上に直接敷いて使います。低反発のものと高反発ものがあり、どちらも厚さは7cmで、三つ折りタイプなので収納もコンパクトで、持ち運びも簡単です。
トゥルースリーパーは、本体やカバーが抗菌や防ダニ仕様となっており、肌にも心地よいです。60日間の返品保証付きで、試して商品に満足できなければ返品が可能です。
エアウィーヴ
・独自の技術で作られたエアファイバーで構成・エアファイバーは体積の90%以上が空気のため通気性が抜群 |
エアウィーヴは独自の技術で作られたエアファイバーで構成されています。極細繊維のエアファイバーをまるで空気を編むように絡み合わせて仕上げています。
エアファイバーは復元性が高いので、身体の動きにスムーズに反応して身体を押し返します。そのため、睡眠中の自然な寝返りを妨げず、朝まで熟睡をサポートします。
三次元状に絡み合ったエアファイバーはあらゆる方向から身体を支え、均等に体圧を分散します。エアファイバーは体積の90%以上が空気のため通気性が抜群で蒸れにくく、湿気がこもらないためカビ・ダニの心配も要りません。
万が一汚れてもカバーは洗濯することができ、中材も水洗いができ、ずっと清潔です。
エアウィーヴには、ベッドマットレス、マットレスパッド、敷布団、折りたたみマットレスがあります。
ポケットコイルマットレス
・コイルが独立しているので、寝返りの振動が伝わりにくい。 |
ニトリのポケットコイルマットレスは、ひとつひとつのコイルが独立することで、寝姿勢にそった抜群のフィット感が特徴です。また、コイルが独立していることにより、動いても横揺れしにくく寝返りをうっても振動が周りに伝わりにくいので、隣に眠る人の邪魔をすることはありません。
ニトリではポケットコイルマットレスが付いたベッド・フレームもあり、また、お買い上げ金額11,000円(税込)以上で、配送が無料となります。
まとめ
腰痛とマットレスは関連性があります。マットレスが身体に合っていないと、体圧が腰や肩に集中してしまい痛みが生じます。
マットレスが身体に合っていない場合には、腰の部分にタオルを入れたり、足枕や抱き枕を使うといった方法がありますが、マットレスを新たに購入する方法もあります。
マットレスには、ウレタン製、コイル製、ファイバー製などがありますが、腰痛におすすめなのは、硬め、高密度、多重構造のものです。製品としては多くのマットレスが販売されていますが、人気がありおすすめの製品を紹介しました。
腰痛に悩んでいる人は、身体に合ったマットレスを使用して腰痛の改善を図りましょう。また、各社のカタログやオンライン広告を利用して、2024年の最新情報を探し、十分に比較してから判断を行いましょう。