最終更新:2025.05.29

ぎっくり腰でも歩けるけど痛い?原因と正しい対処法【完全ガイド】

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰を起こしたけれど、なんとか歩ける状態…でも痛みがある。この状況は軽度から中等度のぎっくり腰に分類され、適切な対処により早期の回復が期待できます。しかし、間違った対応をすると症状が悪化するリスクもあります。本記事では、歩けるけれど痛いぎっくり腰の原因、症状レベル別の対処法、注意点を専門的な視点から詳しく解説し、あなたの不安を解消いたします。

ぎっくり腰は人によって症状が様々で、歩けなくなる方もいれば、痛みが出たけれどもなんとか歩ける方もいます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:30)

目次

「ぎっくり腰なのに歩ける」状態とは?症状レベルと原因の特定

ぎっくり腰 歩ける

ぎっくり腰は急性腰痛の一種で、症状の重さによって軽度・中等度・重度に分類されます。歩ける状態のぎっくり腰は、主に軽度から中等度に該当し、以下のような症状が現れることが一般的です。痛みの程度によって日常生活への影響が大きく異なるため、正確な状態の把握が重要になります。

症状レベル歩行能力痛みの特徴対処の優先度
軽度歩行可能だが、腰が反れない、前屈みがしづらい動作時のみ痛み安静と短時間のウォーキング
中等度なんとか歩ける、動ける状態じっとしていてもズキズキ痛む無理をせず安静第一
重度身動きが取れない、はって歩く状態激痛で動けない医療機関での適切な処置が必要

筋肉の炎症と負担が主な原因

歩けるけれど痛いぎっくり腰の状態では、筋肉に炎症が起こっている可能性があるか筋肉や関節に傷が入ってしまっている可能性があります。この状態では腰の筋肉が緊張し、正常な動きが制限されています。炎症による痛みが主要な症状として現れ、適切な初期対応が回復の鍵となります。

なぜ起こる?ぎっくり腰の主な原因とメカニズム

ぎっくり腰 歩ける

ぎっくり腰が発症する主な原因には以下のようなものがあります。これらの要因が重なることで、急性の腰痛が引き起こされる可能性が高まります。原因を理解することで、効果的な予防策を講じることができます。

筋肉の疲労と負担の蓄積

  • 長時間の同じ姿勢の維持による筋肉への負担
  • 日常生活での無理な動作の繰り返し
  • 運動不足による筋力の低下と柔軟性の減少
  • ストレッチ不足による筋肉の硬直化

突然の過負荷による発症パターン

  • 重いものを持ち上げる際の不適切な姿勢
  • 急激な体の動きや捻り動作
  • スポーツでの無理な動作や準備運動不足
  • 咳やくしゃみなどの突然の腹圧上昇

骨格の歪みと身体バランスの崩れ

  • 長期間の悪い姿勢による骨格の歪み
  • 左右の筋力バランスの偏り
  • 背中や膝の関節の問題による代償動作
  • 足首の硬さや骨盤の傾きによる影響

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ぎっくり腰で歩けるけど痛い…今すぐできる応急処置とNG行動

ぎっくり腰 歩ける

痛くて腰を触せない方でも、寝ていても座っていても手首と肩甲骨のエクササイズができます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:06)

初期対応として推奨される方法

発症直後の適切なアイシングと安静が最も重要です。48時間以内は炎症を抑えるため冷却し、無理な動作は避けましょう。正しい初期対応により、症状の悪化を防ぎ、早期回復を促進できます。

  • アイシング:患部を冷やし、炎症を抑えます(15-20分間、2-3時間おき)
  • コルセット:腰をサポートし、痛みを軽減します
  • 適切な姿勢の維持:背筋を伸ばし、猫背にならないよう注意します
  • 安静:無理に動かず、体を休ませます(完全な安静は2-3日まで)

やってはいけないNG行動

症状を悪化させる可能性のある行動を避けることが重要です。以下の行動は炎症を悪化させたり、筋肉に追加の負担をかける危険性があります:

  • 無理に動くと症状が悪化する可能性があります
  • 痛みが強い場合は、無理に動かず、安静を保つことが大切です
  • 自己判断でマッサージやストレッチをすると、症状が悪化する可能性があります
  • 温める行為(入浴、温湿布など)は初期段階では炎症を悪化させます
  • 痛みが長引く場合は、整形外科を受診しましょう

安静にするべき?動いた方がいい?ぎっくり腰の正しい過ごし方

ぎっくり腰 歩ける

ぎっくり腰の回復においては、適度な運動・痛みが和らいできたら、軽いウォーキングやストレッチを取り入れますことが推奨されています。完全な安静よりも、段階的な活動再開の方が回復を促進することが医学的に証明されています。

段階的な活動再開の重要性

現代の医学では、長期間の安静は筋力低下や関節の硬直を招くため推奨されていません。症状に応じた段階的なアプローチが最も効果的です。

  1. 急性期(発症~48時間):安静を保ち、炎症を抑制する期間
  2. 亜急性期(3日~1週間):痛みの程度に応じて徐々に活動を開始
  3. 回復期(1週間以降):腹筋や背筋を鍛える適切な運動の導入
  4. 予防期(2週間以降):再発防止のための継続的なセルフケア

こんな場合は要注意!医療機関を受診すべき症状とは

ぎっくり腰 歩ける

以下の症状がある場合は、早急に医療機関での診察を受けることが重要です。専門医による適切な診断と治療が必要な状態といえます。自己判断による放置は、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

緊急性の高い症状(レッドフラッグサイン)

  • 下肢のしびれや麻痺がある場合(神経根症状の疑い)
  • 膀胱や直腸の機能に異常がある場合(馬尾症候群の疑い)
  • 歩行が全く不可能な状態が3日以上続く
  • 痛みが3日以上続き、改善の兆しが全くない場合
  • 発熱を伴う腰痛(感染症の可能性)

専門家の見解セクション

理学療法士 笹川先生によると、ぎっくり腰で腰を直接触れない状態でも、手首と肩甲骨のエクササイズを行うことで症状の改善が期待できるとのことです。これは腰の筋肉を間接的に緩める効果があり、寝た状態や座った状態でも実践可能な方法として推奨されています。重要なのは無理をせず、痛みの範囲内で継続的に行うことです。また、セルフケア整体の実例では、長年の腰痛と肩こりに悩んでいた患者様が、適切なセルフケアの継続により大幅な改善を実現しました。電車での立ちっぱなしが困難だった状態から、3回目の施術頃には症状が大きく軽減し、最終的には日常生活に支障がない状態まで回復されています。

病院?整骨院?ぎっくり腰の治療法と回復までの期間

ぎっくり腰 歩ける

医療機関での治療選択は症状の重度によって決定されます。適切な診断を受けることで、最も効果的な治療方針を決定できます。治療法の選択肢を理解し、自分の症状に最適なアプローチを選ぶことが重要です。

医療機関での治療方法

治療法内容効果期間目安
物理療法電気刺激、温熱療法、超音波筋肉の緊張緩和、血行促進1-2週間
薬物療法消炎鎮痛剤、筋弛緩剤炎症と痛みの軽減3-7日
運動療法ストレッチ、筋力強化、姿勢指導再発予防と機能改善2-4週間
装具療法コルセット装着、テーピング腰部の安定化、動作制限1-3週間
手技療法施術、関節可動域改善筋肉の柔軟性向上2-3週間

回復までの期間の目安

一般的に、ぎっくり腰の回復には以下の期間が必要とされています。ただし、個人差があるため目安として参考にしてください。早期の適切な対処により、回復期間を短縮できる可能性があります。

  • 軽度:3~7日程度で日常生活に復帰可能
  • 中等度:1~2週間で症状の改善が期待できる
  • 重度:2~4週間の治療期間が必要な場合もある
  • 慢性化予防:3ヶ月以内の完全回復を目指す

[[外部リンク_日本整形外科学会]]の腰痛診療ガイドラインも参考になります。

もう繰り返さない!ぎっくり腰の再発を予防する生活習慣とセルフケア

ぎっくり腰 歩ける

ぎっくり腰の予防には、日常生活での姿勢改善と筋力強化が重要です。継続的なセルフケアにより、再発リスクを大幅に軽減できます。予防は治療に勝るという観点から、日常的な取り組みが極めて重要になります。

日常生活での予防策

  • 正しい姿勢の維持:デスクワーク時の適切な座り方と定期的な立ち上がり
  • 定期的なストレッチ:腰や背中の筋肉の柔軟性向上(朝晩各10分)
  • 適度な運動:ウォーキングや軽い筋トレの習慣化(週3回以上)
  • 重量物の持ち方:膝を曲げて腰への負担を軽減する正しい持ち上げ方法
  • 睡眠環境の改善:適切なマットレスと枕の選択

効果的なセルフケア方法の実証例

セルフケア整体の実例によると、適切なセルフケアの継続により長年の悩みも解決できることが実証されています。実際の患者様では、肩こりがほぼなくなり、周りの人に伝えたいほどの改善効果を実感されています。重要なのは正しい方法を学び、継続することです。

セルフケアの具体的な実践方法

  • 手首のエクササイズ:腰の筋肉を動かしやすくする効果
  • 肩甲骨の運動:腰の筋肉を緩ませる作用
  • 足指の筋肉強化:全身のバランス改善
  • 呼吸法の改善:コアマッスルの活性化

ぎっくり腰と間違えやすい他の腰の病気

ぎっくり腰 歩ける

腰の痛みには、ぎっくり腰以外にも以下のような疾患があります。適切な診断により、最適な治療法を選択することが可能です。症状の特徴を理解し、必要に応じて専門医の診察を受けることが重要です。

主な腰部疾患の特徴と鑑別点

  • 腰椎椎間板ヘルニア:下肢のしびれを伴う場合が多く、前屈で悪化
  • 腰部脊柱管狭窄症:歩行時の下肢症状が特徴的、前屈で軽快
  • 腰椎圧迫骨折:高齢者に多く見られ、安静時痛が持続
  • 筋筋膜性腰痛:慢性的な痛みが持続、筋肉の硬結を触知
  • 仙腸関節障害:お尻の痛みを伴い、片側性が多い

[[内部リンク_腰痛の種類]]について詳しく知りたい方は、こちらもご参照ください。

ぎっくり腰に関するよくある質問

ぎっくり腰 歩ける

Q. ぎっくり腰で歩ける場合、軽度から中等度の症状によって日常生活への影響が大きく異なりますか?

A. はい、症状の程度によって日常生活への影響は大きく変わります。軽度の場合でも、早期に適切な対処をすることで、症状を悪化させずに済む場合があります。痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

Q. 放置すると悪化するリスクがありますか?

A. 初期対応としては、アイシング、コルセットの着用、そして適切な姿勢の維持が重要です。痛みが3日以上続く場合や、神経症状がある場合は整形外科を受診しましょう。

Q. ぎっくり腰の初期対応で最も重要なことは何ですか?

A. 発症直後の適切なアイシングと安静が最も重要です。48時間以内は炎症を抑えるため冷却し、無理な動作は避けましょう。コルセットの装着も痛みの軽減に効果的です。

Q. どのくらいの期間で回復しますか?

A. 軽度の場合は3~7日、中等度で1~2週間程度で改善することが一般的です。ただし、個人差があるため、症状が長引く場合は専門医に相談することをお勧めします。

Q. 再発を予防するにはどうすればよいですか?

A. 日常的な正しい姿勢の維持、定期的なストレッチ、適度な運動が重要です。腹筋や背筋を鍛えることで腰部の安定性が向上し、再発リスクを軽減できます。

Q. 病院と整骨院、どちらを受診すべきですか?

A. 下肢のしびれや麻痺、歩行困難などの神経症状がある場合は整形外科を受診してください。軽度の症状で保存的治療を希望する場合は、整骨院でも適切な施術を受けることができます。

Q. セルフケアで症状を改善することは可能ですか?

A. 軽度の症状であれば、適切なセルフケアで改善が期待できます。ただし、自己判断でのマッサージやストレッチは症状を悪化させる可能性があるため、専門家の指導を受けることをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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