最終更新:2025.05.30

【2025年最新】変形性膝関節症に良い食べ物7選!専門家が推奨する栄養素と避けるべき食品を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症に良い食べ物をお探しの方へ。理学療法士の専門知見に基づき、膝の痛みを和らげ、症状の進行を遅らせる可能性がある7つの食べ物をご紹介します。オメガ3脂肪酸が豊富な魚類から抗酸化物質を含む野菜まで、変形性膝関節症に良い食べ物を日常的に摂取することで膝の健康をサポートできます。また、避けるべき食品についても詳しく解説し、効果的な食事療法のポイントをお伝えします。

目次

変形性膝関節症と食事の深い関係性とは?基礎知識を解説

変形性膝関節症 に良い食べ物

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接接触することで痛みや炎症が生じる疾患です。

この病気の進行において、食事が果たす役割は極めて重要です。適切な栄養摂取により、関節の炎症を抑制し、軟骨の健康を維持し、体重管理を通じて膝への負担を軽減できるからです。

足腰の衰えは健康寿命に直結します。理学療法士として多くの膝の痛みに悩む方々と接してきましたが、足が急激に衰えて痛みが生じ、歩けなくなった方には共通した習慣があります。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:42)

変形性膝関節症に良い食べ物による影響は、主に以下の3つのメカニズムで発現します:

作用メカニズム具体的な効果代表的な食品成分
抗炎症作用関節内の炎症性サイトカインを抑制し、痛みと腫れを軽減オメガ3脂肪酸、ポリフェノール
軟骨保護軟骨基質の合成促進と分解酵素の活性抑制グルコサミン、コンドロイチン、ビタミンC
体重管理膝関節への機械的負荷軽減(体重1kg減で膝負荷3kg軽減)食物繊維、良質なタンパク質

【厳選7選】変形性膝関節症に良い食べ物と効果的な栄養素

変形性膝関節症 に良い食べ物

1. 変形性膝関節症に良い食べ物:オメガ3脂肪酸豊富な魚類

EPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸は、関節の炎症を強力に抑制する作用があります。

推奨する魚類:

  • サバ: EPA 1,214mg/100g、DHA 970mg/100g含有
  • イワシ: 缶詰なら手軽に摂取可能、週3回の摂取が理想的
  • サーモン: アスタキサンチンも豊富で抗酸化作用も期待

2. 抗酸化物質が豊富な色鮮やかな野菜・果物

フリーラジカルによる軟骨組織の酸化ストレスを軽減し、変形性膝関節症の進行を遅らせる可能性があります。

特に効果的な食品:

  • ベリー類: アントシアニンが炎症性酵素COX-2を阻害
  • ブロッコリー: スルフォラファンが軟骨破壊酵素を抑制
  • ほうれん草: ルテインとβ-カロテンが関節組織を保護

3. 軟骨成分を含む粘性食品

軟骨の主要成分であるプロテオグリカンやコラーゲンの材料を直接供給します。

おすすめ食品:

  • 納豆: ムチンとイソフラボンが相乗効果を発揮
  • オクラ: ペクチンが腸内環境も改善
  • 山芋: ディオスゲニンが軟骨代謝を促進

4. 高品質タンパク質食品

軟骨のコラーゲン合成と膝周囲筋の維持に不可欠です。

  • 鶏むね肉: 必須アミノ酸バランスが優秀、脂質が少ない
  • 豆腐・納豆: 植物性タンパク質と大豆イソフラボンを同時摂取
  • 卵: アミノ酸スコア100の完全タンパク質

5. カルシウム・ビタミンD・ビタミンK含有食品

骨密度維持と軟骨下骨の健康に重要な役割を果たします。

特に不足しがちなのは、カルシウムやビタミンD、ビタミンKです。これらを積極的に摂取して骨を強くしていきましょう。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:13)

  • 小魚類: カルシウムとビタミンDを同時摂取可能
  • チーズ: カゼインが骨形成を促進
  • 緑黄色野菜: ビタミンKが骨質を改善

6. 生姜・スパイス類

ジンゲロールやクルクミンなどの生理活性成分が炎症経路を阻害します。

  • 生姜: 1日2-4gで有意な疼痛軽減効果
  • ターメリック: クルクミンがNF-κB経路を抑制
  • シナモン: プロアントシアニジンが抗炎症作用

7. 発酵食品

腸内細菌叢の改善により全身の炎症レベルを低下させます。

  • ヨーグルト: プロバイオティクスが免疫調節
  • キムチ: 乳酸菌と野菜の栄養素を同時摂取
  • 味噌: 大豆ペプチドが血圧も改善

要注意!変形性膝関節症を悪化させる可能性がある3つの食品群

変形性膝関節症 に良い食べ物

変形性膝関節症に良い食べ物がある一方で、症状を悪化させるリスクのある食品も存在します。

1. 炎症促進食品(オメガ6過多・トランス脂肪酸)

プロスタグランジンE2の産生を促進し、関節炎症を増悪させる可能性があります。

  • 揚げ物・ファストフード: リノール酸とトランス脂肪酸が高濃度
  • マーガリン・ショートニング: 部分水素添加油脂は特に有害
  • 加工肉製品: 硝酸塩と飽和脂肪酸の組合せリスク

2. 高血糖誘発食品(精製糖質・高GI食品)

AGEs(終末糖化産物)の蓄積により軟骨の変性を促進します。

肥満は膝の痛みや変形性膝関節症の大敵です。食事が終わったら、すぐに食器を片付けたり、少し散歩をしたり、体を軽く動かすことを心がけましょう。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:08)

  • 精白米・白パン: 血糖値スパイクが軟骨糖化を促進
  • 清涼飲料水・菓子類: 果糖ブドウ糖液糖が特に問題
  • アルコール: 過剰摂取は炎症性サイトカインを増加

3. 高ナトリウム食品

体液貯留により関節腫脹を悪化させ、血圧上昇も招きます。

  • 加工食品・インスタント食品: ナトリウム含有量が過剰
  • 漬物・塩蔵品: 1日塩分摂取量の調整が必要
  • 外食・惣菜: 隠れ塩分に注意が必要

実践!変形性膝関節症に効果的な食事療法5つのポイント

変形性膝関節症 に良い食べ物

ポイント1:地中海食パターンの採用

オリーブオイル、魚介類、野菜を中心とした地中海食は、変形性膝関節症の進行抑制に有効との研究結果があります。

  • 週3回以上の魚介類摂取
  • 毎食野菜150g以上
  • ナッツ類を間食に活用

ポイント2:抗炎症食材の組み合わせ摂取

変形性膝関節症に良い食べ物同士の相乗効果を最大化します。

  • 魚+野菜: オメガ3とポリフェノールの相乗効果
  • 大豆製品+海藻: イソフラボンとフコイダンの組合せ
  • 生姜+緑茶: ショウガオールとカテキンが協働

ポイント3:食事タイミングの最適化

栄養素の吸収効率と代謝リズムを考慮した摂取が重要です。

  • 朝食: タンパク質25g以上で筋合成を促進
  • 昼食: 抗酸化食材中心で午後の活動をサポート
  • 夕食: 軽めにして夜間の修復機能を重視

ポイント4:水分摂取の重要性

関節液の粘度維持と老廃物排出に必要不可欠です。

  • 1日1.5-2Lの水分摂取
  • カフェイン飲料は利尿作用に注意
  • 食事30分前の水分摂取で消化促進

ポイント5:調理法の工夫

栄養素の損失を最小限に抑制し、消化吸収を促進します。

  • 蒸し・茹で調理: 水溶性ビタミンの保持
  • 生食・軽い加熱: 酵素活性の維持
  • 発酵・熟成: 栄養価の向上と消化性改善

体重管理が最重要!変形性膝関節症と肥満の科学的関係

変形性膝関節症 に良い食べ物

変形性膝関節症において、体重管理は最も重要な治療戦略の一つです。

実は座りっぱなしの生活では、1日あたりの消費カロリーが400kcal少なくなるという研究もあります。そして歩くために必要な下半身の筋肉、腸腰筋や内転筋なども衰えてしまいます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:50)

体重と膝関節負荷の関係:

  • 歩行時:体重1kgにつき膝に3kg負荷
  • 階段昇降時:体重1kgにつき膝に7kg負荷
  • 5kg減量で膝負荷15-35kg軽減効果

変形性膝関節症に良い食べ物を選択し、適切な体重管理を行うことで、症状の大幅な改善が期待できます。

サプリメントvs食事療法:エビデンスに基づく正しい選択

変形性膝関節症 に良い食べ物

グルコサミン・コンドロイチンサプリメントに関する大規模臨床試験では、軽度から中等度の症例で限定的な効果が報告されています。

しかし、変形性膝関節症に良い食べ物からの栄養摂取には以下の優位性があります:

  • 生体利用率: 天然食品の方が吸収効率が高い
  • 相乗効果: 複数の栄養素が協働して作用
  • 安全性: 過剰摂取リスクが低い
  • 経済性: 長期継続しやすいコスト

サプリメント使用を検討する場合は、医師・薬剤師への相談を必ず行い、食事療法の補助として位置づけることが重要です。

専門家推奨:変形性膝関節症に良い食べ物を活用した1週間献立例

変形性膝関節症 に良い食べ物

理学療法士の知見を基に、変形性膝関節症に良い食べ物を効率的に摂取できる実践的な献立をご提案します。

月曜日(抗炎症重視):

  • 朝食:サーモンアボカド丼、味噌汁(わかめ・豆腐)
  • 昼食:サバの竜田揚げ、ほうれん草ごま和え、玄米
  • 夕食:生姜焼き(豚肉)、納豆、キムチ

火曜日(軟骨保護重視):

  • 朝食:オクラ入り卵焼き、ヨーグルト(ベリー添え)
  • 昼食:チキンと野菜の蒸し物、山芋とろろ
  • 夕食:イワシの梅煮、ブロッコリーサラダ

変形性膝関節症に良い食べ物を意識的に組み合わせることで、美味しく効果的な食事療法が実現できます。

最新研究から見る変形性膝関節症の栄養療法トレンド

変形性膝関節症 に良い食べ物

2025年の最新研究では、以下の栄養素・食品成分が注目されています:

  • UC-II型コラーゲン: 軟骨特異的コラーゲンの経口摂取効果
  • レスベラトロール: 抗老化作用による軟骨保護
  • プロテオグリカン: 北海道産鮭軟骨由来成分
  • ケルセチン: 玉ねぎ由来フラボノイドの抗炎症効果

これらの成分も、変形性膝関節症に良い食べ物として今後さらに注目される可能性があります。

まとめ:変形性膝関節症に良い食べ物で膝の健康を総合的にサポート

変形性膝関節症 に良い食べ物

変形性膝関節症に良い食べ物として、オメガ3豊富な魚類、抗酸化野菜、粘性食品、良質タンパク質、骨強化食品、抗炎症スパイス、発酵食品の7つが特に重要です。

これらを日常的に摂取し、同時に炎症促進食品、高血糖誘発食品、高ナトリウム食品を制限することで、膝関節の健康維持が期待できます。

食事療法は運動療法・薬物療法と組み合わせることで、変形性膝関節症の症状改善と進行抑制により大きな効果を発揮します。

個人の症状や体質に応じた最適な食事プランについては、管理栄養士による専門相談をご活用ください。

参考文献:日本整形外科学会厚生労働省 健康づくり

変形性膝関節症に良い食べ物に関するよくある質問

変形性膝関節症 に良い食べ物

Q. 変形性膝関節症に最も効果的な食べ物は何ですか?

A. オメガ3脂肪酸が豊富なサバ、イワシ、サーモンなどの魚類が最も効果的です。EPA・DHAが関節の炎症を強力に抑制し、週3回以上の摂取で有意な症状改善が期待できます。抗酸化物質豊富なベリー類や緑黄色野菜と組み合わせることで、相乗効果がさらに高まります。

Q. 避けるべき食べ物にはどのようなものがありますか?

A. 揚げ物やファストフードなどの高脂肪食品、清涼飲料水や菓子類などの高糖質食品、加工食品やインスタント食品などの高ナトリウム食品は避けるべきです。これらは関節の炎症を促進し、体重増加を招き、症状を悪化させる可能性があります。

Q. 食事だけで変形性膝関節症は治りますか?

A. 食事療法単独での完治は困難ですが、適切な栄養摂取により症状の緩和と進行の遅延が十分期待できます。運動療法、薬物療法、理学療法と組み合わせた包括的アプローチが最も効果的とされています。食事療法は長期継続可能な基盤治療として重要な役割を果たします。

Q. サプリメントと食事のどちらを優先すべきですか?

A. 基本的には食事からの栄養摂取を優先してください。天然食品に含まれる栄養素は生体利用率が高く、複数の成分が相乗効果を発揮します。サプリメントは食事療法で不足する部分を補う補助的な位置づけとし、使用前には必ず医師や薬剤師にご相談ください。

Q. 体重管理と膝の健康にはどのような関係がありますか?

A. 体重と膝への負荷は直接的に関連しています。体重1kg増加で歩行時の膝負荷は3kg、階段昇降時は7kg増加します。5kgの減量により15-35kgの膝負荷軽減が可能で、これは症状の大幅な改善につながります。適切な食事選択による体重管理は最も重要な治療戦略です。

Q. 高齢者の場合、どの栄養素に特に注意すべきですか?

A. 60代以降では、カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、良質なタンパク質の不足に特に注意が必要です。食事量減少により骨や軟骨の健康に影響が出やすくなります。小魚類、乳製品、卵、大豆製品を意識的に摂取し、適度な日光浴でビタミンD合成も促進しましょう。

Q. 効果を実感するまでにどのくらいの期間が必要ですか?

A. 個人差がありますが、適切な食事療法を継続した場合、2-3ヶ月で炎症マーカーの改善、3-6ヶ月で痛みや可動域の改善を実感される方が多いです。ただし、軟骨組織の修復には12ヶ月以上の長期継続が必要とされています。焦らず継続することが重要です。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

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    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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