最終更新:2025.07.02

五十肩は冷やす?温める?症状の時期で変わる正しい対処法を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩(肩関節周囲炎)の初期症状で痛みが強い急性期には、患部を冷やすことが一般的に推奨される傾向があります。しかし、痛みが軽減し慢性期に入ると、血行を良くするために温めることが効果的とされています。症状の時期を正しく見極めることで、適切な対処法を選択でき、早期回復が期待できます。この記事では、五十肩の冷やす・温めるタイミングと具体的な方法について、専門家の知見を交えて詳しく解説します。

目次

五十肩で冷やす・温める判断基準とは?急性期と慢性期の見分け方

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五十肩の治療において最も重要なのは、現在の症状がどの時期にあるかを正確に把握することです。五十肩は一般的に3つの期間に分けられます。

それぞれの時期で適切な対処法が大きく異なるため、症状の特徴を理解することが重要です。また、個人差があるため、迷った場合は医療機関での診断を受けることをお勧めします。

時期期間主な症状適切な対処法
急性期発症から2-3週間ズキズキとした激痛、夜間痛、炎症冷やす
慢性期3週間-6ヶ月動かす時の痛み、可動域制限温める
回復期6ヶ月-1年以上徐々に可動域が改善温める+運動療法

【急性期の五十肩】ズキズキ痛むなら「冷やす」で炎症を抑える方法

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急性期は五十肩の症状が最も激しい時期で、肩関節周囲の組織に炎症が起こっています。この時期の特徴的な症状として、安静にしていてもズキズキとした痛みが続きます。

また、特に夜間に痛みが増強することが挙げられます。この急性期には、適切な冷却療法が症状緩和に重要な役割を果たす可能性があります。

炎症を抑えるためには、患部を冷やすことが重要です。ただし、長時間の冷やしすぎは筋肉の硬直を招くため、注意が必要です。

急性期に冷やすべき理由と効果

炎症が起きている急性期に患部を冷やすことで、以下の効果が期待できる可能性があります。血管収縮による炎症の抑制効果が期待されます。

さらに、神経の感覚を鈍らせることによる鎮痛効果、組織の代謝を下げて損傷の拡大を防ぐ効果、筋肉の緊張を和らげる効果などが報告されています。

効果的な冷却方法と具体的な手順

急性期の五十肩に対する適切な冷却方法をご紹介します。正しい方法で行うことで、安全かつ効果的な症状緩和が期待できます。

冷却方法推奨時間重要な注意点期待される効果
アイシング(氷嚢)15-20分タオルで包んで直接肌に当てない急速な鎮痛・炎症抑制
冷湿布使用時間に従うかぶれに注意、長時間貼りっぱなし避ける持続的な冷却・薬効成分
冷却ジェル適宜使用清潔な手で適量を塗布手軽な局所冷却
冷水シャワー2-3分患部のみに当て、全身冷却は避ける広範囲の冷却効果

【慢性期の五十肩】痛みが和らいだら「温める」で血行促進とケア

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急性期を過ぎて慢性期に入ると、激しい痛みは和らぎますが、肩の可動域制限や動かす時の痛みが主な症状となります。この時期になったら、温めることで血行を促進し、筋肉や関節の柔軟性を回復させることが重要です。

さらに、温熱療法は心理的なリラックス効果も期待でき、総合的な症状改善に寄与する可能性があります。

慢性期に温めるべき理由と効果

慢性期の五十肩に対して温熱療法が効果的とされる理由は以下の通りです。血行促進により栄養と酸素の供給が改善される可能性があります。

また、筋肉の緊張やこわばりの緩和が期待でき、関節包や靭帯の柔軟性向上に寄与する可能性、痛みを感じる神経の感受性低下、リラックス効果による心理的な安らぎなどが報告されています。

効果的な温熱方法と実践のコツ

慢性期の五十肩に推奨される温熱療法をご紹介します。各方法の特徴を理解し、自分に合った方法を選択することが大切です。

温熱方法温度・時間期待される効果実施のポイント
入浴・シャワー38-40℃、10-15分全身の血行促進、リラックス効果肩まで浸かり、ゆっくりと温める
ホットパック20-30分患部の集中的な温熱効果タオルで包み、適度な温度を保つ
カイロ日中適宜手軽で持続的な温熱効果衣服の上から貼り、低温やけど注意
温湿布使用方法に従う局所的な温熱と薬効成分皮膚の状態を定期的にチェック

血行を良くし、筋肉の柔軟性を高めるために温めることで、筋肉の緊張がほぐれ、関節の可動域が広がる可能性があります。

温冷療法と合わせて行いたい!五十肩のセルフケアと運動療法

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五十肩の症状改善には、温冷療法と併用できる効果的なセルフケアがあります。適切な運動やストレッチを組み合わせることで、回復促進が期待できます。

しかし、無理な運動は症状悪化の原因となるため、段階的に進めることが重要です。また、痛みを感じない範囲で行うことを基本とします。

急性期におすすめのセルフケア

急性期は炎症が強い時期のため、基本的には安静を保ちながら以下のケアを心がけます。適切な安静の保持では、無理な動きは避け、肩に負担をかけない姿勢を維持します。

正しい姿勢の維持では、猫背を避け、肩の位置を正常に保つよう意識することが大切です。睡眠環境の改善では、痛い方を下にして寝ない、枕の高さを適切に調整することが重要です。

慢性期におすすめのセルフケアと運動

慢性期に入ったら、段階的に肩の可動域を広げる運動を取り入れます。ただし、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。

振り子運動(コッドマン体操)では、机に手をついて、痛い方の腕を前後左右に振ります。壁押し運動では、壁に向かって手をつき、腕の力で体を軽く押す動作を行います。タオル体操では、タオルを両手で持ち、痛みのない範囲で上下に動かします。

これはNG!五十肩で冷やす・温める際のやってはいけない注意点

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五十肩の対処において、誤った方法は症状の悪化や回復の遅れを招く可能性があります。以下の注意点を必ず確認し、安全で効果的なケアを心がけてください。

また、個人差があるため、違和感を感じた場合は直ちに中止することが重要です。症状の変化に注意しながら対処法を選択しましょう。

冷やす際の重要な注意点

冷却療法を行う際は、以下のポイントに注意して安全に実施しましょう。長時間の冷却は禁物で、30分以上の連続冷却は組織損傷のリスクがあるため避けます。

直接氷を当てない点も重要で、凍傷のリスクがあるため必ずタオルで包んで使用します。慢性期での過度な冷却は血行を悪化させ回復を妨げる可能性があります。

温める際の重要な注意点

温熱療法を行う際は、以下の点に特に注意が必要です。急性期での温熱療法は避け、炎症を悪化させる可能性があるため急性期は冷却を優先します。

高温での加熱は危険で、やけどのリスクがあるため、推奨温度を厳守します。長時間の温熱にも注意し、のぼせや脱水症状を避けるため適度な時間で区切ります。

症状が改善しない場合は医療機関への相談を検討しましょう

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適切な温冷療法やセルフケアを行っても症状が改善しない場合は、専門家による診断と治療が必要な可能性があります。以下のような状況では、早めに医療機関を受診することが重要です。

また、自己判断での対処には限界があるため、医療機関での専門的な評価を受けることをお勧めします。詳しい情報については、厚生労働省の公式サイトもご確認ください。

受診を検討すべき症状と目安

以下の症状が見られる場合は、医療機関での診察を受けることが推奨されます。激痛が2週間以上続く場合、夜間痛で睡眠が困難な状態が継続している場合です。

腕や手にしびれが生じている、日常生活に著しい支障をきたしている、症状が徐々に悪化している傾向がある、発熱や全身症状を伴う場合も受診が必要です。

医療機関で受けられる治療オプション

医療機関では、患者の症状や時期に応じて以下のような治療が提供される可能性があります。詳細な治療方針については、専門家にご相談ください。

治療法適用時期期待される効果治療の特徴
薬物療法急性期消炎鎮痛、炎症抑制内服薬や外用薬による治療
注射療法急性期〜慢性期直接的な炎症抑制、鎮痛関節内注射やトリガーポイント注射
理学療法慢性期〜回復期可動域改善、筋力回復専門的な物理療法や手技療法
運動療法回復期機能回復、再発予防段階的なリハビリテーション

なお、五十肩に関する詳しい情報は、日本整形外科学会のガイドラインもご参照ください。

五十肩の冷やす・温めるに関するよくある質問

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Q. 五十肩の初期症状は冷やすべきですか、温めるべきですか?

A. 五十肩の初期症状で炎症が強く、ズキズキとした痛みがある急性期には冷やすことが一般的に推奨されます。炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できる可能性があります。

Q. 痛みが軽減した慢性期には温めても大丈夫ですか?

A. はい、痛みが軽減し慢性期に入ったら温めることが効果的とされています。血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことで関節の可動域改善に役立つ可能性があります。

Q. 冷やす時間はどのくらいが適切ですか?

A. アイシングの場合は15-20分程度が適切とされています。30分以上の連続冷却は避け、必ずタオルで包んで直接肌に氷を当てないよう注意してください。

Q. 入浴で温めるのは効果的ですか?

A. 慢性期であれば、38-40℃のお湯で10-15分程度の入浴は効果的とされています。全身の血行促進とリラックス効果が期待できます。

Q. 湿布は冷湿布と温湿布のどちらを使うべきですか?

A. 急性期には冷湿布、慢性期には温湿布が一般的に推奨される傾向があります。ただし、症状や個人差があるため、医療機関で相談することをお勧めします。

Q. 症状が改善しない場合はどうすべきですか?

A. 適切な温冷療法を2-3週間続けても症状が改善しない、または悪化する場合は、整形外科などの医療機関を受診し、専門家の診断を受けることが重要です。

Q. 五十肩の予防方法はありますか?

A. 日頃から肩周りのストレッチや適度な運動を行い、正しい姿勢を心がけることが予防に役立つ可能性があります。また、肩に負担をかけすぎないよう注意することも大切です。

まとめ:五十肩は時期に合わせた正しいケアで早期回復を目指そう

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五十肩の対処法は症状の時期によって大きく異なることが重要なポイントです。急性期には冷やして炎症を抑制し、慢性期には温めて血行を促進することが基本原則とされています。

さらに、適切な温冷療法と併用して、症状に応じたストレッチや運動を取り入れることで、五十肩の症状改善と早期回復が期待できる可能性があります。ただし、症状が長期間続く場合や悪化する場合は、必ず医療機関を受診し、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。

五十肩は適切なケアと時間をかけることで改善される可能性のある疾患です。焦らず、症状の時期を正しく見極めて、適切な対処法を継続することが回復への近道となります。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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