最終更新:2025.07.01

五十肩に効くお灸とツボ療法:専門家が教えるセルフケア完全ガイド【専門家監修】

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

五十肩による激しい肩の痛みや可動域制限にお悩みの方に朗報です。古来から伝わるお灸とツボ療法で、つらい症状の改善が期待できます。この記事では、鍼灸の専門家が厳選した効果的なツボの位置と、自宅で安全にできるお灸の正しいやり方を詳しく解説します。肩井、天宗、中府などの特効穴への適切な刺激により、痛みの緩和と肩関節の動きの改善を目指していきましょう。

五十肩に効果的なツボには、肩井(けんせい)、天宗(てんそう)、肩髎(けんりょう)、肩髃(けんぐう)、陽池(ようち)などが挙げられます。これらのお灸で刺激することで、症状の緩和や可動域の改善が期待できます。

目次

五十肩とは?主な原因とつらい症状を理解する

五十肩 お灸 ツボ

五十肩(肩関節周囲炎)は、40~60歳代に多く発症する肩関節の炎症性疾患です。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節を取り囲む筋肉や腱、関節包などの組織に炎症が生じることで激しい痛みと可動域制限が起こります。

五十肩の主な症状には以下があります:

段階期間主な症状お灸・ツボ療法の効果
急性期2~9ヶ月激しい痛み、夜間痛、安静時痛炎症抑制、痛み緩和
慢性期4~12ヶ月動作時痛、関節可動域制限血行促進、筋肉緊張緩和
回復期5~26ヶ月痛みの軽減、可動域の改善機能回復促進、予防効果

四十肩という名称もありますが、これは五十肩と同じ疾患を指します。原因は明確に解明されていませんが、加齢による肩関節周囲の組織の変性や血行不良、ホルモンバランスの変化などが関与していると考えられています。また、運動不足や肩の使いすぎ、ストレスなども発症要因として挙げられています。

なぜ「お灸」と「ツボ」が五十肩に効果的なのか?東洋医学の観点から解説

五十肩 お灸 ツボ

お灸とツボ療法が五十肩に効果的な理由は、血行促進と神経調整作用による総合的な治療効果にあります。お灸の温熱刺激により毛細血管が拡張し、患部への血流が改善されることで炎症の軽減と組織修復が促進される可能性があります。

ツボ(経穴)への刺激は経絡を通じて気血の流れを整え、以下の効果が期待できます:

  • 筋肉の緊張緩和と血行促進による痛みの軽減
  • 炎症物質の除去と治癒促進
  • 関節可動域の改善と機能回復
  • 自律神経の調整によるリラックス効果
  • 内因性鎮痛物質(エンドルフィン)の分泌促進
  • 免疫機能の向上と自然治癒力の活性化

現代医学的にも、お灸による温熱療法は組織の代謝活性化や免疫機能向上に有効であることが報告されており、鍼灸院での専門的な施術だけでなく、適切な知識があれば自宅でのセルフケアも可能とされています。

【厳選】五十肩の痛みにアプローチする主要なツボとその効果

五十肩 お灸 ツボ

五十肩の治療において特に効果が高いとされる主要なツボを、専門家の見解に基づいて厳選してご紹介します。これらのツボは長年の臨床経験により効果が確認されており、適切な刺激により症状改善が期待できる重要なポイントです。

肩井(けんせい)- 首と肩の特効ツボ

首の付け根と肩先を結んだ中央あたりにあるツボです。肩の筋肉内の硬直をほぐし、血行改善効果が期待できます。中指、もしくは人差し指と中指と薬指の3本指の腹で揉みながら押します。こぶしで軽く叩いても効果的とされています。首・肩こり、頭痛にも有効な万能ツボです。

天宗(てんそう)- 肩甲骨周辺の要穴

肩甲骨の中央にあるツボです。肩甲骨の動きを改善し、可動域を広げる効果が期待できます。肩甲骨周囲の筋肉の緊張を緩和し、五十肩の根本的な改善に重要な役割を果たします。手が届きにくい場合は、テニスボールを使って刺激することも可能です。

肩髎(けんりょう)・肩髃(けんぐう)- 肩関節直接アプローチ

肩の関節の周辺にあるツボで、肩関節の炎症を緩和し、痛みの軽減効果が期待される重要なポイントです。肩髎は肩峰のやや後下方に、肩髃は肩峰のやや前下方にあり、四十肩・五十肩の治療によく使用されるツボです。

陽池(ようち)- 手首からの遠隔治療

手首にあるツボで、肩を柔らかくする効果が期待できます。遠隔的に肩の症状にアプローチでき、全身の気血循環を改善する作用があります。手首のくぼみ部分にあり、アクセスしやすいツボの一つです。

中府(ちゅうふ)- 呼吸器系連動ツボ

鎖骨の下にあるツボです。肩の緊張をゆるめ、呼吸を助ける効果が期待できます。五十肩の特効穴として一般的に知られており、高い効果が期待される重要なツボです。

外関(がいかん)- 腕全体の調整ツボ

腕の内側、手関節から肘に向かって指3本分上の位置にあるツボです。冷えを改善し、肩関節の可動域を広げる効果が期待できます。腕全体の気の流れを整え、肩の症状に間接的にアプローチします。

自宅で安全にできる!五十肩へのお灸の正しいやり方と注意点

五十肩 お灸 ツボ

自宅でお灸を行う場合は、市販の台座灸を使用した安全な方法が最も効果的です。以下の手順で正しく実践し、安全に症状改善を目指しましょう。

準備するもの

  • 市販の台座灸(せんねん灸、長生灸など)
  • ライターまたはマッチ
  • 水の入った容器(消火用)
  • 清潔なタオル(肌を保護するため)
  • 鏡(背中のツボを確認するため)

基本的なやり方の詳細手順

  1. リラックスできる環境を整え、換気を良くする
  2. ツボの位置を正確に確認し、肌を清潔にする
  3. 台座灸をツボの上に正確に置く
  4. 点火し、温かさを感じながら燃焼させる(約5-10分)
  5. 熱さを感じたら無理をせず取り除く
  6. 施術後は十分な水分補給を行う
ツボ名お灸の頻度施術時間注意点
肩井1日1-2回5-8分首に近いため温度に注意
天宗1日1回8-10分背中のため補助者推奨
中府1日2回5-7分呼吸に合わせて実施

重要な注意点と禁忌事項

お灸を行う際は以下の点に十分注意してください:

  • お灸は、自己判断で行うのではなく、専門家に相談してから行うことを強くお勧めします
  • お灸は、熱傷などのリスクがあるため、十分な注意が必要です
  • ツボを刺激する際は、強く押しすぎたり、長時間押さえるなど、無理な刺激は避けてください
  • お灸の刺激が強いと感じた場合は、すぐにやめてください
  • 発熱時、飲酒時、妊娠中、皮膚に炎症がある時は実施を避けてください
  • 五十肩の症状が改善しない場合は、医療機関を受診してください

お灸とツボ刺激の効果を高める!併用したいセルフケア方法

五十肩 お灸 ツボ

お灸以外にも、ツボを指圧することでセルフケアができます。ツボの場所を確認し、気持ち良いと感じる程度の強さで押してみてください。ツボを刺激する際は、呼吸を意識してゆっくりと行うことが重要です。

効果的な組み合わせケア

  • 温湿布や温めたタオルでの温熱療法(お灸前後に実施)
  • 軽いストレッチや関節可動域運動(痛みのない範囲で)
  • セルフマッサージやリンパドレナージュ
  • 規則正しい生活リズムと十分な睡眠(7-8時間)
  • ストレス管理とリラクゼーション(瞑想、深呼吸)
  • 適度な運動習慣の維持(ウォーキング、水泳など)

日常生活での注意点

五十肩の改善には、日常生活での工夫も重要です。肩を冷やさないよう保温を心がけ、無理な動作は避けましょう。また、デスクワークの際は姿勢に注意し、定期的に肩を動かすことが予防にもつながります。

症状が改善しない場合の対処法

五十肩の症状が改善しない場合は、速やかに医療機関を受診してください。医療機関では、レントゲン検査やMRI検査などを行い、原因を特定し、適切な治療法を選択します。厚生労働省の肩関節周囲炎に関する情報も参考になります。

五十肩のお灸とツボ療法に関するよくある質問

五十肩 お灸 ツボ

Q. 五十肩に効果的なツボはどれですか?

A. 五十肩に効果的なツボには、肩井(けんせい)、天宗(てんそう)、肩髎(けんりょう)、肩髃(けんぐう)、陽池(ようち)、中府(ちゅうふ)、外関(がいかん)などがあります。これらのツボにお灸で刺激することで、症状の緩和や可動域の改善が期待できます。特に中府は五十肩の特効穴として知られています。

Q. お灸をする際の注意点は何ですか?

A. お灸は熱傷などのリスクがあるため、専門家に相談してから行うことをお勧めします。刺激が強いと感じた場合はすぐにやめ、無理な刺激は避けてください。発熱時、飲酒時、妊娠中、皮膚に炎症がある時は実施を避け、体調が悪い時も控えましょう。

Q. ツボ押しの正しいやり方を教えてください

A. ツボを押す時は、息を吐きながら気持ちい程度の強さで10秒程度押します。3本指の腹で揉みながら押したり、こぶしで軽く叩いても効果的です。呼吸を意識してゆっくりと行い、痛みを感じない範囲で継続することが大切です。

Q. セルフケアでツボを刺激する方法はありますか?

A. お灸以外にも、ツボを指圧することでセルフケアができます。ツボの場所を確認し、気持ち良いと感じる程度の強さで押してみてください。温湿布やストレッチとの併用も効果的で、テニスボールを使った刺激も有効です。

Q. 五十肩の症状が改善しない場合はどうすればいいですか?

A. 五十肩の症状が改善しない場合は、医療機関を受診してください。医療機関では、レントゲン検査やMRI検査などを行い、原因を特定し、適切な治療法を選択します。早期の専門的な診断と治療が重要で、放置すると症状が長期化する可能性があります。

Q. お灸とツボ療法はどのくらいの期間続ければ効果がありますか?

A. 効果の現れ方は個人差がありますが、一般的に2~4週間程度継続することで変化を感じる方が多いとされています。急性期、慢性期、回復期それぞれの段階に応じて適切な方法で継続することが大切で、毎日コンスタントに行うことが効果的です。

Q. 四十肩と五十肩は同じ疾患ですか?

A. はい、四十肩と五十肩は同じ疾患(肩関節周囲炎)を指します。発症年齢による呼び方の違いで、40~60歳代に多く発症することから、このような名称で呼ばれています。治療法やツボ療法も基本的に同じアプローチが有効で、症状や進行も同様です。

専門家の見解:お灸とツボ療法の科学的根拠

五十肩 お灸 ツボ

近年の研究により、お灸とツボ療法の効果について科学的な解明が進んでいます。温熱刺激による血管拡張効果や神経伝達物質の分泌促進などが確認されており、従来の経験的な治療法に科学的根拠が加わっています。

また、WHO(世界保健機関)も鍼灸療法の有効性を認めており、肩関節周囲炎に対する適応症として位置づけています。ただし、個人差があるため、専門家の指導のもとで適切に実施することが重要です。

まとめ:お灸とツボを上手に活用し五十肩の悩みを軽減しよう

五十肩 お灸 ツボ

五十肩による痛みや可動域制限は、適切なお灸とツボ療法により症状の改善が期待できる疾患です。肩井、天宗、中府などの効果的なツボへの温熱刺激は、血行促進と筋肉の緊張緩和をもたらし、つらい症状の軽減に役立つ可能性があります。

ただし、お灸やツボ刺激を行う際は安全性を最優先に考え、無理な刺激は絶対に避けてください。症状が改善しない場合や悪化する場合は、速やかに医療機関を受診し、専門的な診断と治療を受けることが重要です。

この記事で紹介したセルフケア方法を参考に、あなたの五十肩の症状改善に向けて適切なアプローチを行ってください。継続的なケアと専門家との連携により、より良い結果が期待できるでしょう。痛みに負けず、前向きに治療に取り組んでいきましょう。

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また、PubMedの五十肩に関する医学論文なども治療の参考にされることをお勧めします。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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