最終更新:2025.07.01

五十肩のしびれが心配?手のしびれの原因と対処法を専門家が解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

五十肩(肩関節周囲炎)で肩の痛みに悩まされている方の中には、腕や指先のしびれも感じている方がいらっしゃいます。これは、肩関節周辺の炎症や組織の癒着によって、腕神経叢と呼ばれる神経が圧迫される可能性が原因と考えられています。特に、夜間や安静時に痛みが強くなる「夜間痛」は、腕神経叢の圧迫が原因である可能性があります。

しかし、しびれがある場合は他の病気の可能性も考慮する必要があり、自己判断は危険です。この記事では、五十肩としびれの関係性から適切な対処法まで、専門的な知識をわかりやすく解説し、あなたの症状改善をサポートします。

目次

五十肩とは?基本症状と原因を知って正しく理解しよう

五十肩 しびれ

五十肩(四十肩)は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患です。肩関節を取り囲む組織に炎症が起こり、痛みや可動域制限を引き起こします。一般的に40代から60代に多く見られることから、この名前で親しまれています。

五十肩の主な症状には以下があります。これらの症状は段階的に変化していくことが特徴で、適切な理解が重要です。

症状の種類具体的な現れ方特徴・注意点
痛み肩の奥深い鈍痛、動作時の鋭い痛み夜間に悪化することが多い
可動域制限腕が上がらない、後ろに回らない日常生活に大きな支障をきたす
こわばり朝起床時の肩の硬さ時間と共に改善する傾向
しびれ・感覚異常腕や手指のしびれ、ピリピリ感全ての患者に現れるわけではない

五十肩の原因は完全には解明されていませんが、加齢による組織の変性、血流の悪化、ホルモンバランスの変化が関与している可能性があると考えられています。また、糖尿病や甲状腺疾患などの基礎疾患が影響することもあります。

五十肩で「手のしびれ」が起こるメカニズムとは?

五十肩 しびれ

五十肩で手のしびれが生じる主なメカニズムは、炎症や癒着による神経圧迫です。肩関節周辺の組織が炎症を起こすと、周囲を通る腕神経叢(わんしんけいそう)という神経の束が圧迫される可能性があります。

何をやっても首肩がガチガチで、頭痛もひどい、眠りも浅い。体重が減らず、日々老けたと感じる。実は、この症状とガチガチに凝っている方には特徴があります。

森下 信英(nobu先生)(動画 00:01:05)

神経圧迫によるしびれの特徴は以下の通りです。これらの症状は時間や動作によって変化することが多く、正しい理解が症状改善の鍵となります:

  • 分布パターン:親指から中指側のしびれ(正中神経領域)、または小指側のしびれ(尺骨神経領域)
  • 時間的変化:夜間や安静時に強くなる傾向がある
  • 動作との関連:肩の特定の動きでしびれが増強する可能性
  • 随伴症状:握力低下や細かい作業の困難を伴う場合がある
  • 感覚の変化:触覚や温度覚の異常を感じることもある

専門家によると、指・手首・肘・肩甲骨・背骨につながる筋肉連鎖の機能不全が、しびれの根本原因となっている可能性があるとされています。

要注意!五十肩のしびれと間違いやすい他の病気

五十肩 しびれ

しびれを伴う肩の症状は、五十肩以外の病気でも起こります。適切な診断と治療のために、他の疾患との鑑別が極めて重要です。

頚椎症性神経根症

首の骨(頚椎)の変形により神経が圧迫される疾患です。肩から腕にかけてのしびれや痛みが特徴で、首を特定の方向に動かすと症状が悪化する傾向があります。また、手指の細かい動作に支障をきたすことも多いです。

胸郭出口症候群

鎖骨周辺で神経や血管が圧迫される疾患です。腕を上げる動作や、首を回す動作でしびれが誘発される可能性が高く、血管症状(冷感、色調変化)を伴うこともあります。

肩関節不安定症

肩関節の構造的な問題により、神経が断続的に圧迫される状態です。若い世代に多く見られる特徴があり、スポーツ歴のある方に好発します。

糖尿病性神経障害

糖尿病の合併症として起こる神経障害で、手足のしびれが両側性に現れることが特徴です。進行すると感覚の低下も伴い、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。

手根管症候群

手首での正中神経圧迫により、親指から薬指にかけてしびれが生じます。夜間や明け方に症状が強くなることが多く、五十肩のしびれと混同されやすい疾患です。

これらの疾患は治療法が五十肩と大きく異なる可能性があるため、自己判断は危険です。必ず医療機関での正確な診断を受けることをおすすめします。

【セルフチェック】あなたのしびれは五十肩由来?診断ポイント

五十肩 しびれ

以下のチェックポイントを参考に、あなたのしびれの特徴を確認してみてください。ただし、これは医学的診断に代わるものではありません。気になる症状がある場合は必ず医療機関を受診してください。

チェック項目五十肩の可能性他疾患の可能性備考
年齢が40-60歳代高い中等度典型的な発症年齢
肩の痛みが先行している高い低い痛みが最初の症状
夜間痛がある高い中等度五十肩の特徴的症状
首を動かしてもしびれが変わらない高い低い頚椎症との鑑別点
両側にしびれがある低い高い全身疾患を疑う

専門家が提案する簡易チェック法があります。これらの方法は自宅で簡単に実施でき、症状の把握に役立ちます:

  1. 手のひらチェック(母指球):人差し指と中指の間から指3本分下の部位を押す
  2. 手のひらチェック(小指球):小指と薬指の間から指3本分下の部位を押す
  3. 痛みの評価:どちらかまたは両方に痛みがあれば、筋肉の機能不全の可能性
  4. 可動域チェック:肩の動きと連動してしびれが変化するかを確認

五十肩としびれの段階別対処法:時期に応じた適切なケア

五十肩 しびれ

五十肩は病期によって対処法が大きく異なります。適切な時期に適切な治療を行うことが、早期回復と症状軽減の最重要ポイントとなります。

急性期(発症から2-9ヶ月):炎症期の対処法

この時期は炎症が強く、痛みが最も激しい時期です。無理な動きは症状を悪化させる可能性があるため、適切な安静が必要です。

  • 安静の維持:痛みを引き起こす動作は避け、肩を保護する
  • 冷却療法:急性炎症には氷嚢で15-20分間の間欠的冷却
  • 薬物療法:医師の指示による非ステロイド性抗炎症薬の適切な使用
  • 適度な運動:痛みの範囲内でのペンデュラム運動(振り子運動)
  • 姿勢の工夫:患側を下にしない睡眠姿勢の確保

慢性期(拘縮期:9ヶ月-1年):可動域回復期の対処法

痛みは軽減しますが、肩の動きが制限される時期です。この時期は積極的な可動域訓練が症状改善の鍵となります。

  • 温熱療法:血流改善と組織の柔軟性向上を目的とした温熱パッド使用
  • ストレッチング:段階的な関節可動域維持・改善運動
  • 筋力トレーニング:肩周囲筋の筋力低下予防と機能回復
  • 理学療法:専門家による関節可動域訓練と手技療法
  • 日常動作練習:実用的な動作パターンの再学習

回復期(1年以降):機能回復期の対処法

徐々に症状が改善し、機能回復を目指す時期です。再発予防と完全な機能回復を目標とします。

  • 積極的な運動療法:日常生活動作の完全復帰を目指した練習
  • 筋力強化:肩関節安定性向上と持久力回復
  • 再発予防教育:適切な姿勢維持と定期的な運動習慣の確立
  • 職業復帰支援:作業環境の調整と動作指導

自宅でできる!五十肩のしびれを改善するエクササイズ

五十肩 しびれ

専門家が推奨する、自宅で安全に実施できるエクササイズをご紹介します。これらの運動は、「ズボラ筋」と呼ばれる6つの重要な筋肉群を活性化し、根本的な改善を目指します。

先ほどのチェックで手のひらが痛い時は、グリグリ揉んだり、伸ばしたり、1時間ウォーキングをしても、体にはなかなか単独で狙えない、ズボラでサボる筋肉があります。通称「ズボラ筋」と呼んでいますが、そのズボラ筋がちゃんと動いて働いていない証拠です。揉んでも、伸ばしても、1時間ウォーキングをしても、脂肪も減らないし、リンパも詰まったまま老廃物も体中に蓄積し、脳の血流まで悪くなって、首肩こり、ストレートネック、五十肩、腱鞘炎まで解消しません。

森下 信英(nobu先生)(動画 00:03:12)

6つのズボラ筋エクササイズ

 

1. 母指球筋エクササイズ

人差し指と中指を曲げながら親指を強く曲げる運動を30秒間行います。手のひらの親指側に力を入れることで、腕全体の神経の流れを改善する効果が期待できます。

 

2. 小指球筋エクササイズ

小指と薬指を中心に曲げる運動を30秒間続けます。手のひらの小指側の筋肉を活性化し、手首から肘への神経伝達を正常化する可能性があります。

 

3. 橈側手根屈筋エクササイズ

握りこぶしを作った状態で手首を手のひら方向に曲げる運動です。肘の内側から親指側手首にかけての筋肉を対象とし、血流改善も期待できます。

 

4. 尺側手根屈筋エクササイズ

同様の握りで、小指側への手首の動きを重視したエクササイズです。肘内側から小指側手首への神経伝達を改善します。

 

5. 前鋸筋エクササイズ

肩に手を置いて肘を斜め下方向に動かす運動により、前鋸筋を活性化します。肩甲骨の可動性改善と代謝向上の効果があります。

 

6. 菱形筋エクササイズ

肩甲骨を内側に寄せる動作で菱形筋を強化します。姿勢改善と肩甲骨安定性の向上が期待できます。

 

エクササイズ名実施時間推奨頻度期待される効果
母指球筋エクササイズ30秒1日3セット親指側のしびれ改善・神経機能正常化
小指球筋エクササイズ30秒1日3セット小指側のしびれ改善・手首機能向上
前腕筋群ストレッチ30秒×2種1日2セット手首から肘の緊張緩和・血流改善
肩甲骨周囲筋エクササイズ30秒×2種1日2セット肩甲骨可動域改善・姿勢矯正・代謝向上

重要な注意事項:運動中に痛みが増強する場合は直ちに中止し、医療機関にご相談ください。症状が悪化する場合は無理をせず、必ず専門家の指導を受けることをおすすめします。

専門医療機関での診断と治療法:根本解決への道筋

五十肩 しびれ

自宅でのセルフケアで改善が見られない場合や、症状が重篤な場合は専門的な治療が必要です。適切な医療機関での診断と治療を受けることが、根本的な解決への重要なステップとなります。

精密診断のための検査

  • 詳細な理学検査:関節可動域測定、筋力評価、神経学的検査、整形外科テスト
  • 画像診断:X線、MRI、超音波検査による構造的評価と炎症の確認
  • 神経伝導検査・筋電図:しびれの原因となる神経障害の詳細な特定
  • 血液検査:糖尿病、甲状腺機能、炎症反応など基礎疾患のスクリーニング
  • 関節造影検査:必要に応じて関節内の詳細な状態を確認

専門的治療法の選択肢

薬物療法

  • 経口薬:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、神経障害性疼痛治療薬
  • 注射療法:ステロイド関節内注射、神経ブロック注射、ヒアルロン酸注射
  • 外用薬:消炎鎮痛剤の軟膏・湿布による局所治療

理学療法・リハビリテーション

  • 関節可動域訓練:段階的な可動域回復プログラム
  • 筋力強化訓練:肩周囲筋群の協調性向上と安定化
  • 神経滑走訓練:神経の癒着解除と機能回復
  • 姿勢改善指導:日常生活での負担軽減技術の習得

物理療法

  • ハイボルト療法:高電圧電気刺激による除痛と組織修復促進
  • 超音波療法:深部組織の血流改善と炎症抑制
  • 電気刺激療法(TENS):疼痛緩和と筋肉の活性化
  • 温熱・冷却療法:病期に応じた適切な温度療法

手技療法・代替医療

  • 関節モビライゼーション:関節の動きを改善する手技
  • 筋膜リリース:筋膜の癒着解除と柔軟性回復
  • 鍼灸治療:東洋医学的アプローチによる症状改善
  • カッピング療法:血流改善と筋緊張の緩和

治療効果を最大化するためには、患者さんの症状、病期、生活スタイル、職業を総合的に考慮した個別化された治療プランの策定が不可欠です。日本整形外科学会の認定医による診断を受けることを強くおすすめします。

五十肩のしびれを悪化させない!日常生活での重要ポイント

五十肩 しびれ

五十肩のしびれを悪化させないための日常生活での注意点をまとめました。これらのポイントを実践することで、症状の改善を促進し、再発を予防する効果が期待できます。

絶対に避けるべき行動

  • 無理な動きの強要:「痛くても我慢して動かせば治る」という誤った考えは厳禁
  • 患側での重量物操作:重いものの持ち上げや運搬作業は避ける
  • 急激で予期しない動作:突然の動きは炎症を悪化させ回復を遅らせる
  • 長時間の不良姿勢維持:デスクワークでの前傾姿勢の継続
  • 症状の軽視・放置:「そのうち治る」と適切な治療を怠ること
  • 過度なマッサージ:炎症期の強いマッサージは症状悪化の原因

日常生活での改善ポイント

睡眠環境の最適化

  • 寝姿勢の工夫:患側を上にした横向き睡眠で神経圧迫を軽減
  • 寝具の調整:抱き枕やクッションでの適切な肩の支持
  • 枕の高さ調整:首の自然なカーブを維持する枕の選択
  • 室温管理:冷えによる症状悪化を防ぐ適切な室温維持

作業環境の改善

  • デスク環境調整:机と椅子の高さを肩に負担のない位置に設定
  • 画面位置の最適化:パソコン画面を目線の高さに調整
  • 定期的な休憩:30分に1回の軽いストレッチと体位変換
  • 作業用具の工夫:エルゴノミクスに配慮した道具の使用

服装と身の回りの配慮

  • 機能的な衣服選択:前開きで腕を通しやすい衣服の着用
  • 動作制限の少ない服装:ストレッチ素材や余裕のあるデザイン
  • 保温対策:肩周りの冷えを防ぐ適切な保温
  • バッグの選択:リュックサックなど両肩で支える鞄の使用

これらの注意点を守ることで、症状の悪化を防ぎ、治療効果を高めることができます。継続的な実践により、生活の質の向上と早期回復が期待できます。

専門家の見解:筋肉連鎖システムの革新的理解

五十肩 しびれ

近年の研究により、五十肩のしびれには従来考えられていた以上に複雑で革新的なメカニズムが関与していることが明らかになってきました。単純な局所的な問題ではなく、全身の筋肉連鎖システムの問題として捉える新しいアプローチが注目されています。

手のひらが痛いと指をこのように曲げることができなくなります。親指、人差し指、中指が曲がりにくいと、手首を内側にひねる動きができにくくなります。反対に、小指、薬指が曲がりにくくなると、手首を外側にひねる動きができにくくなります。

森下 信英(nobu先生)(動画 00:05:21)

専門家が特定した6つの重要な筋肉群とその相互連携システム:

  1. 母指球筋:手のひらから親指への神経・血管供給を支える基盤筋群
  2. 小指球筋:手のひらから小指・薬指への機能連携を担う調整筋群
  3. 橈側手根屈筋:肘内側から親指側手首への動作連鎖の要となる筋肉
  4. 尺側手根屈筋:肘内側から小指側手首への協調性を維持する筋肉
  5. 前鋸筋:肩甲骨と肋骨の連携により代謝システムも調整する多機能筋
  6. 菱形筋:肩甲骨後内側から胸椎への姿勢維持と脊柱安定性を担う中核筋

これらの筋肉が正常に機能することで、指の微細な動きから背骨の安定性まで一連の動作連鎖が正常化し、神経圧迫の根本原因が解消される可能性があると考えられています。

五十肩のしびれに関するよくある質問

五十肩 しびれ

Q. 五十肩で手のしびれは一般的な症状ですか?

A. しびれは五十肩の一般的な症状ではなく、他の病気の可能性も考慮する必要があります。五十肩の主な症状は痛みと運動制限で、しびれが出る場合は腕神経叢の圧迫や他の疾患(頚椎症、胸郭出口症候群など)の可能性があるため、医療機関での正確な診断が重要です。

Q. 夜間や安静時に痛みが強くなるのはなぜですか?

A. 夜間痛は五十肩の特徴的な症状で、腕神経叢の圧迫が原因である可能性があります。寝返りや寝姿勢により神経への圧迫が増強することで、しびれや痛みが悪化すると考えられています。また、夜間は痛み抑制機能が低下するため、症状をより強く感じやすくなります。

Q. 五十肩のしびれはどのくらいで治りますか?

A. 五十肩は一般的に1-2年で自然回復する傾向がありますが、しびれが伴う場合は神経の状態によって回復期間が異なります。適切な治療を受けることで症状の改善期間を短縮できる可能性があります。ただし、個人差が大きいため、専門医による定期的な評価が重要です。

Q. 手のひらを押すチェック方法の信頼性はどの程度ですか?

A. 手のひらの特定部位の圧痛は筋肉の機能不全を示唆する簡易的な指標として有用ですが、医学的診断に代わるものではありません。症状がある場合は専門医による詳細な検査(理学検査、画像診断、神経伝導検査など)を受けることをおすすめします。

Q. 自分でできるエクササイズはどの程度効果がありますか?

A. 適切に行われた場合、専門家が推奨するエクササイズは症状改善に効果が期待できます。特に「ズボラ筋」と呼ばれる6つの筋肉群を活性化することで、筋肉連鎖が正常化し、神経圧迫の改善につながる可能性があります。ただし、痛みが増強する場合は直ちに中止し、医療機関に相談してください。

Q. どのような場合に緊急で医療機関を受診すべきですか?

A. 以下の症状がある場合は緊急受診が必要です:急激な症状悪化、両側のしびれ出現、著明な手の筋力低下、感覚完全消失、発熱を伴う場合。また、糖尿病などの基礎疾患がある場合、外傷歴がある場合も早期の医療機関受診をおすすめします。

Q. 五十肩の治療で注射は効果的ですか?

A. ステロイド注射や神経ブロック注射は、炎症の抑制や痛みの軽減に効果的な場合があります。特に急性期の炎症抑制には有効性が報告されています。ただし、しびれの原因や病期によって効果が異なるため、医師による適応の慎重な判断が重要です。複数回の注射が必要な場合もあります。

まとめ:五十肩のしびれを正しく理解し、根本的改善を目指そう

五十肩 しびれ

五十肩による手のしびれは、単純な肩の痛みとは全く異なる複雑で多面的なメカニズムによって起こります。肩関節周辺の炎症による神経圧迫、筋肉連鎖システムの機能不全、そして他疾患との的確な鑑別が、適切な治療への重要な鍵となります。

本記事で詳しく解説した重要ポイントを整理すると、以下の通りです:

  • 原因の理解:五十肩のしびれは腕神経叢の圧迫が主要因の可能性が高い
  • 鑑別診断の重要性:頚椎症や胸郭出口症候群などの他疾患との適切な区別が必須
  • 段階的治療アプローチ:急性期は安静、慢性期は積極的運動療法という時期に応じた対処法
  • 革新的な改善方法:「ズボラ筋」活性化による根本的な筋肉連鎖システムの正常化
  • 専門医療の活用:個別化された診断と治療プランの重要性
  • 生活習慣の改善:日常生活での予防的配慮と環境調整

症状でお悩みの方は、決して自己判断で済ませず、できるだけ早期に適切な医療機関を受診し、専門医による正確な診断と個別化された治療を受けることを強くおすすめします。

正しい知識に基づく適切な治療により、つらいしびれの症状も必ず改善の道筋が見えてきます。また、予防的な生活習慣の実践により、症状の再発リスクを大幅に軽減することも可能です。

あなたの症状が一日でも早く改善し、快適な日常生活を取り戻せることを心より願っています。専門家による適切な指導のもと、根本的な改善を目指して取り組んでいきましょう。

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森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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