最終更新:2025.06.04

五十肩に効く市販薬は?【専門家解説】飲み薬・塗り薬・湿布の選び方とおすすめランキング

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩の痛みに市販薬を使用する場合、鎮痛・消炎成分の配合された湿布薬や飲み薬、漢方薬などが選択肢として挙げられます。急性期の痛みには鎮痛効果の高い市販薬、慢性期の痛みや肩の可動域制限には漢方薬が効果的とされています。使用する際は、医師や薬剤師に相談し、症状や体質に合った薬を選ぶことが大切です。

この記事では、専門家の視点から五十肩に効果的な市販薬の選び方とおすすめ商品をランキング形式で詳しくご紹介します。適切な薬剤選択により、つらい五十肩の痛みを改善へと導くサポートをいたします。

目次

つらい五十肩の痛み…市販薬で対処できる?

五十肩 市販薬

五十肩(肩関節周囲炎)は、40~60歳代に多く見られる肩の痛みと可動域制限を特徴とする症状です。突然の激痛から始まり、夜間痛や日常生活での制限が長期間続くのが特徴的で、多くの方が市販薬での対処を検討されます。

五十肩の市販薬での対処は十分可能ですが、症状の程度や時期によって適切な薬剤の選択が極めて重要になります。炎症が強い急性期には鎮痛消炎効果の高い薬剤の使用が推奨される場合があります

一方、慢性期には血流改善や筋肉の緊張緩和を目的とした薬剤が効果的とされており、症状に応じた適切な選択が症状改善の鍵となります。

五十肩や石灰沈着性の関節炎などで、肩を安定させる筋肉を鍛えていくと痛みが取れていきます。炎症が起きていて結構痛くても、動かした時に痛いという場合でも、やった方が早く改善していくのでやっていただければと思います。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:00)

5分でわかる!五十肩の市販薬選びで失敗しないポイント

五十肩 市販薬

症状の時期に応じた市販薬の選択方法

急性期(発症から2-3週間)
強い炎症と激しい痛みが特徴的な時期です。この時期には鎮痛消炎効果の高い薬剤を選択することが推奨されます。冷感湿布や解熱鎮痛薬が効果的な場合が多く、安静を保ちながら炎症を抑制することが重要です。

慢性期(発症から数ヶ月後)
急激な痛みは軽減し、可動域制限が主な症状となる時期です。この段階では血流改善や筋緊張緩和を目的とした薬剤の使用が考えられます。温感湿布や漢方薬が適している場合が多く、リハビリテーションとの併用も効果的です。

体質・生活習慣を考慮した薬剤選択

胃腸の弱い方は外用薬(湿布・塗り薬)を優先し、皮膚がかぶれやすい方は内服薬を検討することが重要です。また、既に服用している他の薬剤との相互作用も十分に考慮する必要があります。

日常生活のパターンも選択に影響します。日中の活動が多い方は長時間作用型の貼り薬、夜間痛が強い方は就寝前の内服薬が適している場合があります。

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五十肩に効果的な市販薬の種類と特徴を徹底解説

五十肩 市販薬

湿布薬(貼り薬)の詳細特徴

湿布薬は患部に直接作用し、局所的な鎮痛消炎効果が期待できます。ジクロフェナクトリウムやロキソプロフェンナトリウムを配合した湿布薬が特におすすめとされており、24時間持続効果のある製品も多数販売されています。

種類主な成分特徴と効果最適な適用場面
冷感湿布ジクロフェナク、インドメタシン急性炎症に効果的、血管収縮作用痛みが強い急性期、腫れがある場合
温感湿布カプサイシン、メントール血流改善効果、筋緊張緩和慢性期の可動域改善、冷え症の方
経皮吸収型ロキソプロフェン、フェルビナク高い浸透力、24時間持続継続的な痛み管理が必要な場合

飲み薬(内服薬)の特徴と選び方

ロキソニンSプラスやコリホグスなどの市販薬は、内服で全身の痛みを抑える効果が期待できます。全身への作用があるため、広範囲の痛みや強い症状に適している場合があります。特に夜間痛で睡眠が妨げられる場合には、内服薬が効果的とされています。

塗り薬(外用薬)の適用と効果

塗り薬は患部にピンポイントで作用し、皮膚から薬剤成分が浸透することで局所的な効果を発揮します。ゲル状、クリーム状、ローション状など様々な剤形があり、べたつきの少ない製品も多く販売されています。

漢方薬の特徴と適応症状

シジラックや芍薬甘草湯などの漢方薬は、肩の炎症を抑制し、血行を改善する効果が期待される場合があります。体質や症状に合わせた選択が極めて重要で、薬剤師や漢方専門家への相談が推奨されます。

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症状別おすすめ市販薬ランキングTOP10

五十肩 市販薬

飲み薬編 おすすめTOP5

1位. ロキソニンS プラス
有効成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物
特徴:強力な鎮痛消炎効果、胃粘膜保護成分配合
適用:急性期の強い痛み、夜間痛に効果的

2位. バファリンEX
有効成分:ロキソプロフェンナトリウム
特徴:胃に優しい製剤設計、速効性
適用:胃腸の弱い方にも使いやすい

3位. イブA錠EX
有効成分:イブプロフェン
特徴:優れた持続効果、解熱作用も併用
適用:長時間の痛み管理、発熱を伴う場合

4位. セデス・ハイ
有効成分:イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン
特徴:複合成分による相乗効果
適用:中等度の痛み、頭痛との併発時

5位. ナロンエース
有効成分:エテンザミド、アセトアミノフェン
特徴:穏やかな鎮痛効果、副作用が少ない
適用:軽度から中等度の痛み

塗り薬編 おすすめTOP5

1位. ボルタレンEXゲル
有効成分:ジクロフェナクナトリウム
特徴:優れた浸透力、べたつきが少ない
適用:局所的な強い痛み、関節炎

2位. フェイタス5.0
有効成分:フェルビナク
特徴:高濃度配合、速乾性
適用:日中の使用、スポーツ後のケア

3位. アンメルツヨコヨコ
有効成分:サリチル酸メチル
特徴:清涼感、マッサージ効果
適用:軽度から中等度の痛み、血行促進

4位. バンテリンコーワ液
有効成分:インドメタシン
特徴:液体タイプ、広範囲に塗布可能
適用:肩全体の痛み、広範囲の筋肉痛

5位. ロイヒつぼ膏
有効成分:フェルビナク
特徴:小さなシール状、ピンポイント治療
適用:特定部位の集中治療

貼り薬編 おすすめTOP3

1位. ロキソニンSテープ
有効成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物
特徴:24時間持続効果、薄型で目立たない
適用:夜間痛の改善、日中の継続治療

2位. ボルタレンEXテープ
有効成分:ジクロフェナクナトリウム
特徴:強力な消炎鎮痛効果、高い密着性
適用:炎症が強い場合、急性期治療

3位. サロンパスEX
有効成分:インドメタシン
特徴:コストパフォーマンス優秀、入手しやすい
適用:継続使用が必要な場合、経済的治療

漢方薬編 おすすめTOP3

1位. シジラック(独活寄生湯)
配合生薬:独活、寄生、杜仲など15種
特徴:関節痛・神経痛に特化、血行改善
適用:慢性期の痛み、冷え症を伴う場合

2位. 芍薬甘草湯
配合生薬:芍薬・甘草
特徴:筋肉の痛みと緊張に即効性
適用:筋肉のこわばり、急激な痛み

3位. 葛根湯
配合生薬:葛根ほか7種類の生薬
特徴:初期の肩こり・頭痛に効果
適用:症状の初期段階、風邪症状併発時

市販薬を使う前に知っておきたい重要な注意点と副作用

湿布薬使用時の注意点と副作用

湿布薬は比較的安全な薬剤ですが、肌の弱い方はかぶれやすい場合があります。連続使用は避け、適切な間隔を空けることが重要です。入浴前には必ず剥がし、皮膚の状態を確認してから新しいものを貼付してください。

また、光線過敏症を起こす成分が含まれている場合があるため、直射日光の当たる部位への使用は注意が必要です。

飲み薬使用時の注意点と副作用

内服薬は胃腸に負担をかける可能性があります。空腹時の服用は避け、必ず食後に服用してください。他の薬剤との飲み合わせにも十分注意が必要で、既に服用中の薬がある場合は薬剤師に相談することが推奨されます。

長期間の服用は腎機能や肝機能に影響を与える可能性があるため、医師への相談が必要です。

漢方薬使用時の注意点

漢方薬は天然成分ですが、体質や症状に合わない場合もあります。効果が現れるまでに2-4週間程度時間がかかることが一般的です。副作用として胃腸障害や皮疹が起こる場合があるため、異常を感じた場合は直ちに使用を中止してください。

厚生労働省の医薬品情報は厚生労働省で最新情報を確認できます。

市販薬と合わせて行いたい効果的なセルフケア方法

五十肩 市販薬

専門家推奨の肩を安定させる筋肉トレーニング

理学療法士 笹川先生によると、肩を安定させる筋肉を鍛えることで痛みの改善が期待できる場合があります。以下のトレーニングを痛みの出ない範囲で実施してください。

肩甲下筋のトレーニング方法
1. 手のひらを下向きにして肘を前に出します
2. 反対の手で前腕部分を押さえながら肘を曲げる動作を行います
3. 10秒間力を入れ続ける動作を2セット実施
痛みが強い場合は、お腹に手を当ててグッと押し付ける軽い運動から始めてください。

肩の後ろ側の筋肉強化方法
1. 手のひらを外側に向けます
2. 肩が後ろに行かないよう注意しながら肘をグッと伸ばします
3. 脇のところに力が入る感覚で10秒間キープを2セット実施
痛みがある場合は壁を使って行うことで負荷を軽減できます。

温熱療法と市販薬の併用効果

五十肩の市販薬と合わせて適度な温熱療法を行うことで、血流改善と筋緊張の緩和が期待できる場合があります。入浴や温湿布、ホットパックなどを活用し、患部を温めることで薬剤の効果を高めることができます。

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市販薬で改善しない場合は専門医療機関へ相談を

五十肩 市販薬

医療機関受診を検討すべき症状

  • 2週間以上市販薬を使用しても痛みが改善しない場合
  • 症状が3ヶ月以上継続している場合
  • 日常生活に著しい支障をきたしている場合
  • 発熱や明らかな腫れを伴う場合
  • 痛みが徐々に悪化している場合

医療機関での専門的治療選択肢

医療機関では処方薬による治療や、関節内注射による直接的な治療も選択できます。理学療法やリハビリテーション、場合によっては手術的治療との併用により、より効果的な改善が期待できる場合があります。

専門家への相談は、適切な薬剤を選択するための重要な手段です。症状の改善状況を定期的に薬剤師に報告し、必要に応じて薬剤の種類や使用方法を調整してもらうことが治療成功の鍵となります。

日本整形外科学会による五十肩診療ガイドラインは日本整形外科学会で公開されています。

まとめ:自分に最適な市販薬を選んで五十肩の痛みを効果的に改善しよう

五十肩 市販薬

五十肩の市販薬選びは、症状の時期と程度、個人の体質に応じた適切な選択が極めて重要です。急性期には鎮痛消炎効果の高い薬剤を、慢性期には血流改善や筋緊張緩和を目的とした薬剤を選択することが推奨されます。

五十肩の市販薬による治療は、症状を和らげるための有効な手段ですが、適切なセルフケアとの併用により、より効果的な改善が期待できる場合があります。特に理学療法士推奨の筋力トレーニングは、根本的な改善に繋がる可能性があります。

症状が長期間継続する場合や市販薬で十分な改善が得られない場合は、無理をせず専門医療機関での相談を検討することが最も重要です。適切な診断と治療により、五十肩の痛みから解放される日が必ず訪れるでしょう。

五十肩の市販薬に関するよくある質問

五十肩 市販薬

Q. 五十肩に市販薬を使用する場合、鎮痛・消炎成分の配合された湿布薬や飲み薬、漢方薬などが選択肢として挙げられますが、どれが最も効果的ですか?

A. 症状の時期によって最適な薬剤が異なる可能性があります。急性期の強い痛みには鎮痛効果の高い飲み薬や冷感湿布が効果的な場合があり、慢性期の可動域制限には漢方薬や温感湿布が適している場合があります。体質や症状に合わせて薬剤師に相談することをお勧めします。

Q. 市販薬の選択肢として湿布薬、飲み薬、塗り薬がありますが、それぞれの特徴と使い分けを教えてください。

A. 湿布薬は患部に直接作用し長時間効果が持続する可能性があり、飲み薬は全身への効果があり強い痛みに適している場合があり、塗り薬はピンポイントで作用しかぶれにくいのが特徴です。症状の範囲や強さ、生活スタイルに応じて選択することが推奨されます。

Q. 五十肩の痛みに漢方薬は効果がありますか?

A. 漢方薬は慢性期の五十肩に効果が期待できる場合があります。シジラックや芍薬甘草湯などが代表的で、血流改善や筋緊張緩和作用が期待される場合があります。ただし、体質に合わせた選択が重要で、効果が現れるまでに2-4週間程度時間がかかる場合があります。

Q. 市販薬を使用する際の注意点はありますか?

A. 湿布薬は皮膚かぶれや光線過敏症、飲み薬は胃腸への負担や腎機能・肝機能への影響に注意が必要です。他の薬剤との併用時は相互作用にも注意し、症状が改善しない場合や副作用が現れた場合は使用を中止して医療機関を受診してください。

Q. 五十肩の薬はどこに塗る(貼る)のが効果的ですか?

A. 肩関節周辺の最も痛みが強い部位に貼付または塗布します。一般的には肩の前側から側面にかけての範囲が効果的とされていますが、痛みの部位は個人差があるため、最も痛みを感じる場所に使用してください。広範囲に塗布する場合は液体タイプが適しています。

Q. 市販薬で症状が改善しない場合はどうすればよいですか?

A. 2週間程度使用しても症状に改善が見られない場合、痛みが悪化する場合、日常生活に大きな支障をきたす場合は医療機関を受診してください。処方薬や関節内注射、理学療法などのより専門的な治療が必要な可能性があります。

Q. 五十肩の市販薬と一緒に行うと効果的なセルフケアはありますか?

A. 肩を安定させる筋肉のトレーニングが効果的な場合があります。理学療法士推奨の肩甲下筋や肩の後ろ側の筋肉を鍛える運動を、痛みが出ない範囲で継続的に行うことで、市販薬の効果をより高めることができる可能性があります。温熱療法との併用も有効な場合があります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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