最終更新:2025.02.10

遺伝?姿勢の悪さが原因?なぜ外反母趾になるのか。その原因と、症状の異なる外反母趾の種類について詳しく解説。

外反母趾といっても一つではなくいくつかの種類がありそれぞれ原因があります。今回は外反母趾について、いくつかの種類と原因について詳しく解説しました。ご自身の症状はどれに当たるのか、ぜひ最後までご覧ください。

外反母趾とは?

外反母趾 なぜなる

外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指の付け根が外側に突き出し、親指が内側に曲がってしまう状態を指します。この変形が進行すると、歩行時に痛みを感じたり、靴が合わなくなったりすることがあります。

外反母趾は特に女性に多く見られる症状であり、原因としては足の筋力低下、靴の選び方や歩き方、遺伝的要因などが挙げられます。

外反母趾の症状

外反母趾 なぜなる

外反母趾の症状は段階的に進行します。

初期症状

  • 親指の付け根に違和感や軽い痛みを感じる
  • 靴を履くと親指付け根が圧迫される

進行した状態

  • 親指が大きく曲がる
  • 親指の付け根に赤みや腫れが生じる
  • 歩行時に痛みを伴う

重度の外反母趾

  • 親指が第二趾の下に入り込む
  • 靴が履けなくなるほどの変形
  • 他の指の変形やタコ、魚の目の発生

外反母趾が女性に多い理由

外反母趾 なぜなる

重力下で生きるための筋力の問題

重力の下で生きている私たちは男性も女性も同じように重力の影響を受けています。男性に比べて少し筋力が弱い女性は、さらにその影響を受けてしまいます。動物と違って二本足で体を支えている人間は、足の安定性が大変重要です。安定に必要な足の親指の力が弱いことで、指の付け根部分で体を支えるようになっていきます。そうして歩くときに親指が押されていき、付け根部分の変形になっていきます。

足のアーチの崩れ

足の裏には縦アーチと横アーチがあり、これが崩れると外反母趾のリスクが高まります。親指の力が弱く、親指の付け根で歩いていると、足の横中足靭帯が緩み、ますます親指の筋力が低下していく悪循環に陥ります。こうした扁平足(縦アーチの低下)や開帳足(横アーチの低下)が外反母趾の変形を進める原因となることがあります。

靴の影響

外反母趾の主な原因の一つは靴の選び方です。女性はデザイン重視で自分の足に合っていない靴を履く機会が多く、足の指をしっかり使わない歩き方になり、外反母趾を知らず知らず進行させてしまいます。

ハイヒールや先の細い靴

サイズが合わない靴

これらの靴を長時間履くことで、足の指が圧迫され、親指の変形が進みやすくなります。

 遺伝的要因

遺伝的な要素も関係しているとされています。親や祖父母が外反母趾の場合、自分も発症する可能性が高くなります。また、足の形にはいくつかの種類があり、そのなかでもエジプト型は外反母趾の割合が多くなります。

エジプト型:親指が一番長い。日本人の多くがこの形と言われています。親指が靴の中で圧迫されないような丸い靴先のフォルムが適しています。

ギリシャ型:親指より人差し指が長い。指先への圧迫がないオーバル型の靴先が良い。

スクウェア型:親指から小指までの長さがあまり変わらない。

お産をするために関節が柔らかい

お産という大仕事を担う女性の体は、男性よりも関節が柔らかめで浅く、筋力も弱いようです。

身体のバランスを靴に頼ってしまうと外反母趾になる

外反母趾 なぜなる

足指に力が入った歩き方

靴が原因で外反母趾になるのは、ハイヒールを履くことだけが直接の原因ではありません。女性だけでなく男性にも外反母趾になりますし、ヒールやつま先の細いパンプスを履いた経験の無い女性や、子供にも外反母趾は多く見受けられます。靴が足に影響を及ぼす理由とは、靴が脱げないように無意識のうちに足指に力が入ってしまい、足指が歩行時に本来の機能を発揮できなくなることにあります。この歩き方が続くと横アーチが緩んでいき、だんだんと親指が小指側に曲がっていき、さらに親指の付け根を強く打ち付ける歩き方になってしまうことで、親指の変形が進行してしまいます。

足裏への刺激の減少

また、現代人は昔に比べると歩くことが少なくなった分、足裏への刺激が減り足裏の筋肉が衰えてしまい体が不安定になっています。それから、足指を上げて靴の内側に引っ掛けるようにして、身体のバランスを靴に頼るようになっています。これが浮指(うきゆび)の原因になっています。

外反母趾で歩くと痛い…その特徴と原因、足の痛みを軽減させ改善へ導く方法を徹底解説!

外反母趾の種類

外反母趾 なぜなる

外反母趾は5種類のパターンがあります。骨格的特徴、生活環境などによって個人差が出ています。

靭帯性外反母趾

足の横アーチを作る横中足靭帯が緩んで伸びてしまい、親指が小指側に曲がってくる状態。親指が大きく曲がっているのが特徴。

生まれた時から靴下を履かせていたり、畳・アスファルト・絨毯などの平らで安全な場所ばかりを歩くため、足への刺激不足から足指の本来の働きが起こりにくく筋力不足になり、靭帯が緩んだり足裏が衰えていくものです。歩いているときには、親指が踏ん張れないので足先が外に流れ、親指の付け根に負担がかかるようになります。この時、ねじれのストレスがかかり続け、疲労が蓄積した部分に腫れや痛みが起きていきます。重心の取り方は左右で違うため、外反母趾の形状も左右で違います。

・骨盤のズレ、左右の高低差、側弯症

・足指、足関節周辺の痛み

・股関節の高低差による脚長差

・顎関節症、偏頭痛、首肩コリ

仮骨性外反母趾

親指はあまり曲がっていないのに、親指付け根の骨が異常に発達して出っ張るため、指が曲がっているように見える状態。

浮指で歩行時に親指の付け根の母趾球部を過剰に打ち付けてしまうため、強い衝撃が繰り返し起こり、防御反応の1種として仮骨形成が起こり骨が出っ張っていきます。靴が脱げないように指に力を入れて縮こめてしまい、指の付け根で歩行しています。負担のかかる指の付け根部分の皮膚が分厚くなったり、タコができます。指を反らした状態の歩行は、重心がかかとに移り、衝撃のストレスを多く受けてしまうため膝、腰、首肩へ疲労が蓄積します。変形性の障害を発生させます。衝撃の影響は筋力のある右側に多く発生します。

・足底部の痛み

・変形性膝関節症、腰椎ヘルニア

・頸椎ヘルニア、頸部変形の変形や痛み、首肩コリ

・腰部疲労骨折

・半月板損傷

混合性外反母趾

「靭帯性外反母趾」と「仮骨性外反母趾」が合併した状態。

はじめは上記のどちらかの症状が出ていたのが、時が経過するにつれて両方の症状が出現する。横アーチが伸びてしまい、さらに浮指で歩いていると、親指付け根の出っ張った部分と靴で摩擦が起き、骨の上に粘液が溜まるバニオンという症状を起こすこともある。

・腰椎ヘルニア、分離症、骨盤のズレ

・変形性膝関節症、下腿部の痛み

・首の変形に伴う自律神経失調症、メニエール、更年期障害

・婦人科系疾患

ハンマートゥ外反母趾

足先がZ状に縮こまっている、足指が上を向きすぎていて足指が縮こまっていると、外反母趾が発生しやすい。

足指の付け根部分の横幅が広く、皮膚が分厚くなっています。生まれつき指が長かったり、靴が脱げないように足指をハンマーのような形で固めて歩く癖がついてしまっています。足のクッション性の低下の影響を受けるため、地面からの衝撃を受けてしまい痛みが起きやすいです。

・足、膝、腰などにスポーツ障害

・十字靭帯断裂、半月板損傷

・こどもの疲労感、ヘルニア、分離症

・調整能力の低下

病変性外反母趾

リウマチやヘパーデン結節や、けがが加わり変形や脱臼を伴う状態。

変形が著しく萎縮しがているため、形を直すのは困難であり、手術をしても再発の可能性があるため注意が必要。症状の軽いうちにテーピングなどで形を整えておくと激しい変形を防ぐことができます。リウマチならば、手首や手の甲にも症状があるため分かります。ヘパーデン結節では、手の指の第一関節が太くなっているので区別がつきます。

・足指の著しい変形、脱臼

・膝、腰の痛み

外反母趾の治療方法

外反母趾 なぜなる

保存療法(手術しない方法)

適切な靴を選ぶ

  • つま先が広く、クッション性のある靴を履く
  • ヒールの高さを3cm以内にする

インソール(足底板)を使用する

足のアーチをサポートするインソールを使うことで負担を軽減できます。

ストレッチやエクササイズ

  • 足指じゃんけん(親指を動かす運動)
  • テニスボールを使った足裏マッサージ
  • タオルギャザー運動(足の指でタオルを引き寄せる)
  • 足指グーパー運動(足の指を開いたり閉じたりする運動)
  • ふくらはぎのストレッチ(足全体の血流を改善)

④歩き方の改善

  • かかとから着地し、足指を使って蹴り出す歩き方を意識する
  • 正しい姿勢を保つ(猫背にならない)
  • 階段を意識して使い、足の筋力を鍛える
  • ストレッチを習慣化し、筋肉の柔軟性を維持する

手術療法

保存療法では改善が難しい場合、手術が選択肢となります。手術方法には骨切り術や人工関節手術などがあります。

外反母趾は病院に行くべき?変形は治る?足の健康を守るための適切な治療方法と受診のタイミングについて

 

まとめ

外反母趾 なぜなる

いかがでしたか。今回は外反母趾について、なぜなるのかを詳しく解説しました。ご自身の症状がどれに当たるのか、そして原因を知ることが症状を進行させないためには大切です。外反母趾は日常生活の中で予防・改善できるものです。早期発見と適切な対策を取ることで進行を防いでいきましょう。

この記事のポイントまとめ

 ・外反母趾は靴の選び方や足のアーチの崩れが原因の一つである

 ・外反母趾は筋力の問題で女性に多い

 ・身体のバランスを足で取ることができず、靴に頼ってしまうことでさらに症状が進んでいく

 ・歩行時間の減少やフラットな地面での歩行から、足裏への刺激が乏しく、足の力が弱いことが原因になっている

「歩き方の癖は長年のものなので、今更変えることはできないのでは」と不安になっている方も多いと思います。親指の力を取り戻すためには、指だけの運動ではなく連動して働く脚全体の筋力をあげていくことが大切です。当院のセルフケアでは、足指の力を付けて、過剰な捻じれや偏った負荷がかからないような正しい歩き方を身につけていくお手伝いができます!より良い歩き方のために、必要な部分の筋力をつけたいという方は、セルフケア整体新宿店へご相談ください。お待ちしております!

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よくある質問

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    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

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    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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