最終更新:2025.02.28

外反母趾のズキズキする痛みと向き合う〜症状を緩和する簡単ストレッチやケア方法を紹介

外反母趾は、特に女性に多く見られる足の変形症状で、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。歩行時や立っているときの痛みはもちろん、夜になるとズキズキとした激しい痛みが襲い、寝れない夜を過ごす方も少なくありません。

外反母趾の改善は一朝一夕に実現するものではありませんが、正しい知識と継続的な対策により、徐々に症状が軽減し、健康な足元を取り戻すことができます。この記事が、ズキズキする痛みに悩む方々の一助となり、明るい未来へのステップとなることを願っています。今後も、正しい情報に基づいたセルフケアや専門医のアドバイスを参考にして、無理のないペースで改善に向けた取り組みを続けていきましょう。

本記事では、外反母趾の原因や症状、そして自宅でできるセルフケアから専門医による治療まで、幅広い情報を網羅して解説します。ご自身の足の状態を見直し、今後の対策の参考にしていただければ幸いです。


1. 外反母趾とは?その原因と症状

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外反母趾の定義と特徴

外反母趾とは、親指が内側に曲がり、足の付け根部分に変形が生じる症状です。正しくは親指の先の変形にとどまらず、第一中足骨が内反(内側に曲がる)、第一中足趾節関節で母趾基節骨が外販(外側に曲がる)、中足骨骨頭が内側に膨隆(盛り上がる)し「く」の字型の変形をおこしたものです。実は外反母趾というのは、親指やその手前にある第一中足骨の捻じれを伴うもので、単純に親指が外側を向いているというものではないのです。

この変形により、足全体のバランスが崩れ、歩行時に不自然な力が加わるため、痛みや不快感が現れます。特に長時間の立ち仕事やヒールの高い靴を頻繁に履く生活習慣の中で、徐々に悪化していくことが多く、症状が進行すると歩行や日常生活に支障をきたすようになります。

主な原因と影響

外反母趾の主な原因としては、以下の点が挙げられます。

  • 偏平足や開帳足:歩いた時に足にかかる衝撃が上手く分散できなくなることで、より負担が増えてしまい外反母趾の変形を引き起こしてしまいます。
  • 足への刺激の減少:人は歩けるようになると、地面からくる足裏への刺激により、足の機能が育てられていきますが、昔に比べて外で過ごすことや、裸足でいる時間が短くなったことで足への刺激が減り、足の機能が低下しています。靭帯(アーチ)が緩んでいくのもこのことが関係していると言われています。
  • 遺伝的要因:家族に同じ症状を持つ方がいる場合、発症リスクが高まります。エジプト型という足指が親指から小指までだんだん短くなる形の人は、親指付け根の変形が起きやすい傾向にあります。
  • 不適切な靴選び:幅が狭かったり、サンダル等の足が安定しない靴やヒールが高い靴は、足に不自然な負荷をかけ、外反母趾の原因となります。
  • 過剰な歩行や立ち仕事:長時間の立ち仕事や激しい運動は、足に繰り返し負担をかけ、痛みを誘発します。

これらの原因により、症状が進行すると足の親指付け根には慢性的なズキズキとした痛みが現れ、変形が固定化してしまうケースもあります。また、痛みが強くなる(炎症が起きている状態)と夜間も寝れないほどの不快感に悩まされ、日中の集中力低下や体調不良にもつながり、生活の質が下がってしまいます。


2. ズキズキとした痛みのメカニズム

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ズキズキ痛みの原因と体の反応

外反母趾による痛みは、単なる変形だけでなく、付近の靭帯や神経にも影響を及ぼすため、ズキズキとした鋭い痛みが生じます。歩行時には、足のバランスが崩れることにより、普段使わない部位にも余計な負担がかかり、炎症が起こりやすくなります。これにより、痛みが増幅し、場合によっては夜間に痛みが強くなり、十分な休息が取れず、寝れないという事態に陥ることもあります。

1. 局所的な炎症の発生

外反母趾によって、変形部分に通常以上の負荷がかかるため、関節やその周辺の靭帯、腱、滑液包などが過剰なストレスを受けます。この結果、局所で炎症が起こり、炎症物質が神経を刺激してズキズキとした痛みを引き起こします。

2. 神経の圧迫

変形によって骨の突出部分が形成されると、靴との摩擦や圧迫が強まり、足の神経が直接圧迫されることがあります。神経が圧迫されると、痛みやしびれが生じ、これがズキズキとした鋭い痛みとして感じられる場合があります。

3. 歩行時の不均一な負担

足のアライメントが乱れることで、歩行時に足全体にかかる衝撃や負荷が特定の箇所に偏ります。特に、変形部分に集中して負荷がかかるため、繰り返しの刺激で痛みが蓄積し、ズキズキとした痛みが出やすくなります。

これらの要因が複合的に働くため、外反母趾の部位では持続的なズキズキとした痛みが発生します。

痛みのサイクルと悪化のメカニズム

痛みが続くと、自然と足をかばうような歩き方に変化し、他の部位に負担がかかるため、膝や腰にも影響が及ぶことがあります。このような悪循環は、痛みが慢性化する原因となり、適切な対策を講じないと症状がさらに進行してしまいます。ズキズキとした痛みが頻繁に起こる場合は、早期の対処が求められます。


3. 寝れない夜を解消するためにできること

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睡眠環境とリラックス法の重要性

外反母趾の痛みにより、夜中に何度も目が覚めてしまい寝れないという経験は、多くの患者さんが抱える悩みです。痛みが強い夜は、以下のような方法で対処することが推奨されます。いくつかの対処法を試してみると良いでしょう。

1. 休息と足の保護

  • 足を休ませる: 痛みが強いときは、できるだけ歩行や立位を控え、足に負担をかけないようにしましょう。
  • 足の挙上: 寝る前に足をクッションや枕で高くすることで、血行を改善し、むくみ、腫れや痛みを和らげることが期待できます。
    • 目的:
      足を心臓より高い位置に保つことで、血液やリンパの循環がスムーズになり、むくみや炎症の軽減に寄与します。重力の作用を利用するため、余分な体液が下半身に溜まるのを防ぎ、腫れを和らげる効果があります。

      • 枕やクッションの利用:
        就寝時や休息時に、足の下に枕やクッションを置いて、足先が心臓より高くなるようにします。例えば、横向きや仰向けで寝る場合に、足元に数段重ねた枕を敷くと良いでしょう。
      • フットレストの使用:
        ソファやベッドで横になっているときに、フットレストや足置き台を利用して、足を適切な高さに保つことも効果的です。
      • 高さの目安:
        一般的には、足首からふくらはぎ、場合によっては膝あたりまでの高さを心臓レベルより高くすることを目指します。ただし、無理のない高さで、リラックスできる状態を保つことが大切です。
    • 注意点:

      • 長時間同じ姿勢でいると筋肉が固まることもあるため、適度に体勢を変える工夫をしましょう。
      • 寝返りや体の動きが足に負担をかけないよう、枕やクッションでしっかりと固定できる環境を整えると良いです。

2. 温冷療法

  • 冷湿布: 炎症や腫れが気になる場合、まずは冷やすことが大切です。冷たいタオルやアイスパックを痛む部分に当てると、炎症を抑えられることがあります。
  • 温湿布: 夜間の痛みが治まってきたら、温める方法も試してみましょう。痛みが筋肉のこわばりに起因している場合は、温めることで血流が改善され、リラックス効果が得られる場合もあります。足元を温かく保つために、暖房器具や湯たんぽを活用し、寝具も柔らかく調整することで、痛みを軽減できます。

3.リラックスできる音楽やアロマ

ストレスを軽減し、心身をリラックスさせることで、痛みの感受性を下げる効果が期待できます。

  • 足の痛みで眠れないときは、リラックスと睡眠促進をサポートするアロマがおすすめです。以下のオイルがよく利用されます:

    • ラベンダー:抗炎症作用や鎮静効果があり、リラックスや睡眠導入に非常に効果的です。
    • カモミール:心を落ち着かせ、不安や緊張を和らげる効果が期待できるため、安眠を促します。
    • ベルガモット:ストレス軽減に役立ち、心のバランスを整える効果があります。

    これらは単体でも、またはブレンドしてディフューザーで拡散したり、入浴時に数滴垂らすなどして利用するのが一般的です。ご使用の際は、希釈して肌のパッチテストを行うなど、安全に注意してお使いください。

4. 市販の鎮痛剤の利用

  • NSAIDs: イブプロフェンやロキソプロフェンなどの鎮痛・抗炎症作用のある市販薬は、痛みを一時的に和らげるのに役立ちます。ただし、用法・用量を守り、長期間の使用は避けるようにしてください。

6. 専門医への相談

  • 症状が改善しない場合: これらの対処法で十分な効果が得られない、または痛みが強い場合は、整形外科や足専門の医師に相談し、専門的な治療やアドバイスを受けることが大切です。

4. 自宅でできるセルフケアと予防法

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適切な靴の選び方とインソールの活用

外反母趾の症状を改善するためには、まず足に合った靴選びが重要です。幅広で足をしっかり包み込むデザインの靴は、足への圧迫を軽減し、痛みの予防につながります。また、専門のインソールを使用することで、足裏全体に均等な負荷をかけ、ズキズキする痛みを軽減できることが多いです。インソールは負担を取ってくれるだけでなく、失った横と縦のアーチ機能を取り戻す効果があるものがよいです。靴選びでは、できるだけ実店舗に出向き足のサイズを正確に測定してもらい、適切なサイズのものを選ぶことがポイントです。

アーチサポートインソール

外反母趾用シューズ

毎日のストレッチとマッサージ

就寝前に軽いストレッチやマッサージを行うことで、足の血行が促進され、痛みのピークが下がる場合があります。特に、親指の付け根周辺の筋肉をほぐすことで、ズキズキする痛みが和らぐケースが報告されています。毎日続けていくことに意味がありますので、道具や場所をとらず何時でも気軽にできるセルフケアであることが長続きする秘訣です。

自宅でできる簡単なストレッチやマッサージは、外反母趾の悪化を防ぐ上で有効です。以下、いくつかのストレッチを紹介します。

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  • 親指の運動:親指と他の指を意識的に広げたり、曲げたりする運動を繰り返すことで、足の柔軟性を高めます。

➀椅子に座り右足を座面に乗せて胡坐をかくようにする。右手の親指を右足の親指付け根に、人差し指と中指は右足の小指の付け根にくるようにあてる。

②右足の裏の中心から少し指先よりの部分にあるくぼんだ場所に左手の親指をあて、円を描きながら揉みこむ。

③左手の親指でくぼみを押さえたまま、右手全体で足の指をおおう。くぼみを押さえつつ、右手の足の指全体を付け根から曲げ、ゆっくりと力を抜く。×5回。反対の足も同様に行う。

  • アーチ再生ストレッチ

➀椅子に座り、右足を椅子の座面に乗せて膝を立てる。

②右手の親指は、右手の親指と人差し指の間を擦り上げて止まるくぼみの場所にあて、残り4本の指は足の裏へ。

③左手の親指は右足の親指の付け根、中指は右足の小指の付け根にくるように足をつかむ。右手で軽くくぼみを押さえながら、左手は足の幅をゆっくり狭くする感じで10秒握る。×5回。左足も同様に行う。

  • アキレス腱周辺のマッサージ:足首を安定させ、足にかかる負担を分散させます。

➀椅子に座り、右足を椅子の座面にのせ、胡坐をかくようにする。右手の親指を踵内側、残り4本の指を踵外側にあてる。踵を指の腹全体で軽くつまむように押さえ、皮膚を手前にずらすように円を描きながら軽めに5回揉みこむ。位置を少しずらして周辺を3か所行う。

②アキレス腱の付け根の内側に右手の親指、外側に親指以外の指をあて、皮膚を手前にずらすように円を描きながら軽めに5回揉みこむ。アキレス腱にそって縦のラインで少しずつ位置をずらして3か所行う。反対も同様に行う。

  • 足の捻じれ解消ストレッチ

➀椅子に座り、右足を椅子の座面に乗せて膝を立てる。

②左右の手のふくらみ部分(親指付け根)を足の甲にあてる。残りの指は足の裏中央にあて、そこを支点にして左右の手で甲を開く感じにする。

③②の状態で左右の手を交互にゆっくりと前後させる。これを20回行う。左足も同様に行う。

これらのセルフケアは、継続することが大切です。毎日少しずつ実践することで、症状の進行を防ぎ、快適な日常生活を取り戻すことができるでしょう。

5. 専門医による治療と相談のタイミング

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専門医の診察が必要な場合

自宅でのセルフケアや予防法を実践しても、痛みが改善しない場合や、ズキズキとした激しい痛みが続く場合は、専門の医療機関への相談をおすすめします。特に、痛みが日常生活に大きな影響を与え、寝れない夜が続くような場合は、早期の治療が必要です。整形外科や整骨院では、X線検査や足の動きをチェックすることで、正確な診断と適切な治療プランを提示してくれます。

手術療法と保存療法の選択

外反母趾の治療法には、手術療法と保存療法(セルフケア、矯正器具、理学療法など)があります。手術は、進行した変形に対して効果的ですが、入院期間やリハビリが必要となるため、保存療法で十分改善できる段階であれば、まずは非侵襲的な治療法を試すのが一般的です。医師とよく相談し、ご自身の状態に合った最適な治療法を選択することが重要です。


6. 日常生活で気をつけるポイント

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正しい歩行方法と生活習慣の見直し

外反母趾の悪化を防ぐためには、日常生活における足の使い方を見直すことも必要です。歩行時は、意識して足全体に均等な力を分散させるよう心がけ、無理な姿勢で歩かないように注意しましょう。また、長時間の立ち仕事や激しい運動後は、十分な休息とストレッチを取り入れることが、症状の悪化防止につながります。

印刷して家族や友人と共有しよう

この記事で紹介したセルフケア方法や予防法は、家族や同じ悩みを抱える友人にも役立つ情報です。ひどい腰痛や肩こりの原因が足の不安定さからきているなんてこともあります。気になる方は、ぜひこの記事を印刷して、メモやチェックリストとして活用してください。自宅に貼っておくことで、日々のケアを忘れずに実践でき、健康な足元を維持する一助となるでしょう。

外反母趾の痛みとその対処法~親指付け根の痛みを緩和するセルフケアと歩き方のポイント~

 


7. まとめ〜外反母趾の改善に向けた一歩を踏み出そう〜

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外反母趾によるズキズキする痛みは、日常生活に大きなストレスをもたらし、寝れない夜が続くと心身ともに疲弊してしまいます。しかし、正しい靴の選び方、継続的なセルフケア、そして必要に応じた専門医の診察を受けることで、症状の改善は十分に可能です。

自分自身の足の状態を把握し、痛みの原因をしっかりと理解することが、治療や予防の第一歩です。外反母趾は決して放置してよい病気ではなく、早期に対策を講じることで、将来的な合併症を防ぐことができます。

また、生活習慣の改善や適切なストレッチ、マッサージなど、日々のケアを怠らないことが大切です。もし自宅での対策だけでは改善が見込めない場合は、早めに専門医に相談し、最適な治療法を選ぶようにしましょう。

最後に、この記事に掲載されている情報は、セルフケアの一助としてお役立ていただければ幸いです。痛みや変形に悩む皆さんが、快適な生活を取り戻し、寝れない夜にさようならできるよう、心から応援しています。ぜひ、この記事を印刷してご自宅に掲示し、日々のケアのチェックリストとして活用してください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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