最終更新:2025.05.02

椎間板ヘルニアでトイレに行けない 程辛い時の対応方法|排尿障害・排便障害の症状と治療

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアが進行して神経を強く圧迫すると、突然トイレに行けなくなることがあります。具体的には、膀胱や直腸を支配する神経が圧迫されることで、頻尿、尿意を感じにくい、尿が出にくい、残尿感などの排尿障害や、便意を感じにくい、便秘などの排便障害が生じます。椎間板ヘルニアでトイレに行けない これらの症状は馬尾症候群と呼ばれる緊急性の高い状態の可能性があり、早急に医療機関での診断・治療が必要です。特に両足の脱力感や感覚障害を伴う場合は、48時間以内の適切な治療が永続的な障害を防ぐために重要となります。

目次

椎間板ヘルニアでトイレに行けなくなる原因と症状

椎間板ヘルニア トイレに行けない

椎間板ヘルニアは、背骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板の一部が飛び出して周囲の神経を圧迫する疾患です。この神経圧迫によってトイレに行けなくなる原因について詳しく説明します。

排尿障害が起きるメカニズム

椎間板ヘルニアにより膀胱を支配する神経が圧迫されると、トイレに関する以下のような排尿障害が現れることがあります:

  • 頻尿 – 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 尿意を感じにくくなる
  • 尿が出にくい(排尿困難)
  • 残尿感 – 排尿後も膀胱に尿が残っている感覚
  • 尿失禁 – 尿を我慢できない

特に腰椎の下部(L4-L5やL5-S1)の椎間板ヘルニアでは、膀胱と下肢を支配する神経が圧迫され、トイレに行っても排尿機能に支障をきたすことがあります。

排便障害が起きるメカニズム

直腸の神経が圧迫されると、以下のような排便障害が現れ、トイレに行けても正常な排便が困難になることがあります:

  • 便意を感じにくくなる
  • 便が出にくい(排便困難)
  • 便秘
  • 便失禁 – 便を我慢できない
  • 下痢などの症状

これらの症状は椎間板ヘルニアが重症化している可能性があり、特に馬尾症候群(次の項目で説明)の症状として現れることがあります。トイレに行けない状態が続く場合は早急に医療機関を受診することが重要です。

当院の治療法である関節トレーニングを考案した笹川先生が、椎間板ヘルニアで特に問題のある症状について解説してますので、まずはこちらをご覧ください。

椎間板ヘルニアでトイレに行けない 場合に緊急対応が必要な馬尾症候群

椎間板ヘルニア トイレに行けない

馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)は、腰部脊柱管内にある神経の束(馬尾神経)が強く圧迫されて生じる緊急の病態です。トイレに行けないという症状はこの馬尾症候群の重要なサインとなります。

馬尾症候群の特徴的な症状

  • 突然トイレに行けなくなる(排尿・排便障害)
  • 急激な両側下肢の脱力感や麻痺
  • 鞍部(お尻と太もも内側)の感覚障害
  • 性機能障害

馬尾症候群は医療緊急事態であり、トイレに行けないという症状が現れたら48時間以内に適切な治療を受けないと永続的な神経障害を残す可能性があります。排尿や排便のコントロールが急に困難になった場合は、すぐに救急医療機関を受診してください。

椎間板ヘルニアでトイレに行けなくなった場合の対処法

椎間板ヘルニア トイレに行けない

椎間板ヘルニアによってトイレに行けない、または排尿・排便障害が生じた場合の対処法について説明します。

緊急時の対応方法

トイレに行けない状態が急に生じた場合は、以下の対応を行ってください:

  • できるだけ早く医療機関を受診する(可能であれば救急車を呼ぶ)
  • あおむけに寝て、腰を曲げないようにする
  • 自力で動けない場合は、家族や周囲の人に助けを求める
  • 医療機関到着までは、おむつやポータブルトイレなどの応急的な対応を検討する

緊急通報時には「椎間板ヘルニアでトイレに行けなくなった」「両足に力が入りにくい」などの症状を具体的に伝えることが重要です。これにより適切な緊急度での対応が期待できます。

医療機関での診断と治療

医師は以下の検査を行い、椎間板ヘルニアとそれによるトイレに行けない症状の原因を評価します:

  • 詳細な問診と神経学的検査
  • MRI検査 – 椎間板ヘルニアの位置や大きさを確認
  • CT検査 – 骨の状態を詳細に確認
  • X線検査 – 脊椎の全体的な状態を確認
  • 尿流動態検査 – トイレに行けない原因となる排尿機能の評価
椎間板ヘルニアによる排尿障害の重症度分類
重症度症状治療アプローチ緊急性
軽度軽い排尿困難、頻尿経過観察、保存的治療
中等度明らかな排尿障害、残尿感薬物療法、理学療法、場合により手術
重度排尿不能、尿閉、両足の麻痺緊急手術高(48時間以内)

治療法

椎間板ヘルニアによってトイレに行けない状態の治療法は症状の重症度によって異なります:

緊急手術が必要な場合

馬尾症候群の症状がある場合や、重度の排尿・排便障害でトイレに行けない場合は、緊急手術が必要となることがあります。手術の目的は神経への圧迫を取り除くことです。主な手術方法には:

  • 内視鏡下椎間板摘出術
  • 顕微鏡下椎間板摘出術
  • 開放的椎弓切除術

手術後は、神経の回復具合によってトイレに行けるようになるなど、排尿・排便機能が改善することが期待されます。

保存的治療

軽度の症状の場合や、手術が適さない場合は以下の保存的治療が行われることがあります:

  • 薬物療法 – 抗炎症薬、筋弛緩薬など
  • 理学療法 – 症状を悪化させない範囲での適切な運動
  • 排尿・排便管理 – カテーテルの使用や排便補助剤

椎間板ヘルニアでトイレに行けない場合の日常生活での対応策

椎間板ヘルニア トイレに行けない

椎間板ヘルニアに伴い、トイレに行きづらい状態がある場合の日常生活の工夫について説明します。

トイレ環境の調整

  • 自宅のトイレに手すりを設置する
  • 洋式トイレへの変更や便座の高さ調整
  • トイレまでの動線を確保し、障害物を取り除く
  • ポータブルトイレの利用を検討

排尿・排便管理の工夫

  • 定時排尿・排便の習慣づけ
  • 十分な水分摂取(ただし就寝前は控える)
  • 食物繊維を多く含む食事で便秘予防
  • 骨盤底筋運動の実施(医師や理学療法士の指導のもと)

移動補助具の活用

  • 歩行器や杖の使用でトイレまでの移動をサポート
  • 車椅子の活用(一時的な使用も含む)
  • 腰部サポーターの着用

これらの工夫により、トイレに行けない状態が改善し、日常生活の質が向上することが期待できます。

椎間板ヘルニアでトイレに行けなくなる症状の予防と再発防止

椎間板ヘルニア トイレに行けない 再発防止

椎間板ヘルニアによるトイレ関連の問題の予防と再発防止には以下の点に注意しましょう:

正しい姿勢と生活習慣

  • 背筋を伸ばした姿勢を心がける
  • 長時間の同じ姿勢を避ける
  • 重い物を持つときは膝を曲げ、腰に負担をかけない
  • 適切な体重維持
  • 禁煙(喫煙は椎間板の劣化を促進する)

適切な運動習慣

  • 腹筋・背筋などの体幹強化エクササイズ
  • ストレッチングによる柔軟性の維持
  • 水泳やウォーキングなどの低負荷運動

※これらの運動は必ず医師や理学療法士の指導のもとで行い、トイレに行けない症状を引き起こさないよう注意してください。

椎間板ヘルニアでトイレに行けなくなった症例からわかる回復の可能性

椎間板ヘルニア トイレに行けない

椎間板ヘルニアによって突然トイレに行けなくなった患者さんの回復可能性は、症状の重症度や治療開始のタイミングによって大きく異なります。

回復のための重要なポイント

  • 早期発見・早期治療 – トイレに行けない症状が現れたらすぐに医療機関を受診すること
  • 適切な治療法の選択 – 症状の程度に応じた治療法を選ぶこと
  • リハビリテーション – 排尿・排便機能の回復を促す専門的なリハビリ
  • 定期的な経過観察 – 症状の変化を定期的に医師に報告すること

実際の症例紹介

54歳男性の事例:腰痛が1週間続いた後、突然トイレに行けなくなり、排尿困難と両足のしびれを自覚。MRI検査でL4/L5の大きな椎間板ヘルニアが確認され、発症から24時間以内に緊急手術を受けました。術後3日目から排尿機能が改善し始め、2週間後にはほぼ正常な排尿機能を取り戻しました。この事例は、トイレに行けない症状に対する早期治療の重要性を示しています。

医師に相談すべき「トイレに行けない」症状

椎間板ヘルニア トイレに行けない 医者相談

椎間板ヘルニアに関連して、以下の「トイレに行けない」症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう:

  • 突然の排尿困難や尿閉(尿が全く出ない)
  • 突然の便失禁や排便困難
  • 両足の脱力感や痺れとともにトイレに行けない
  • 鞍部(股間部)の感覚低下
  • 腰痛と共に生じる足の痛みや痺れの急激な悪化

これらの症状は神経の重度の圧迫を示唆している可能性があり、トイレに行けない状態を改善するためには緊急の医療対応が必要です。

まとめ:椎間板ヘルニアでトイレに行けなくなった場合の対応

椎間板ヘルニア トイレに行けない

椎間板ヘルニアが原因でトイレに行けない症状が出た場合は、神経の圧迫によって排尿・排便機能が障害されている可能性があります。特に両足の脱力や鞍部の感覚障害を伴う場合は馬尾症候群の可能性があり、48時間以内の緊急医療介入が必要です。

早期の適切な診断と治療がトイレに行けない状態からの機能回復のカギとなるため、症状に気づいたらすぐに整形外科や脳神経外科を受診しましょう。日常生活では、トイレ環境の調整や排尿・排便管理の工夫を行い、長期的には適切な姿勢や運動習慣を身につけることが大切です。

椎間板ヘルニアによるトイレに行けない症状は個人差が大きいため、自己判断せず必ず医療専門家に相談してください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

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    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

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    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

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    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

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    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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