最終更新:2025.07.02

椎間板ヘルニア 足裏痛み:L5/S1神経圧迫の原因と治療法完全ガイド

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアによる足裏痛みは、L5/S1(第5腰椎と第1仙骨間)の神経根圧迫が主要な原因となります。坐骨神経が圧迫されることで、腰部から臀部、太もも、ふくらはぎを経て足裏まで痛みが放散する症状です。この記事では、椎間板ヘルニアによる足裏痛みの発症メカニズム、症状の特徴、診断プロセス、治療選択肢、日常生活での注意点、効果的なセルフケア方法まで、専門家の知見に基づいて包括的に解説します。適切な知識と対処法により、症状の改善と再発予防を目指していきましょう。

椎間板ヘルニアが原因で坐骨神経が圧迫されると、腰から足裏まで痛みが広がる可能性があります。特にL5/S1レベルでは足裏の症状が強く現れる傾向があります。

目次

椎間板ヘルニアによる足裏痛みのメカニズム

椎間板ヘルニア 足裏痛み

椎間板ヘルニアは、背骨の椎骨間にある椎間板が変形し、中の髄核が飛び出して神経根を圧迫する疾患です。

椎間板ヘルニアが足裏痛みを引き起こす主な原因は、L5/S1レベルでの神経根圧迫により坐骨神経の伝導路が障害されることです

足裏痛み発症の4段階プロセス

  1. 椎間板の変性・突出:加齢や外力により椎間板が変形し、髄核が後方に突出
  2. 神経根の直接圧迫:突出した髄核がL5またはS1神経根を機械的に圧迫
  3. 炎症反応の惹起:圧迫により神経周囲に炎症性物質が放出される
  4. 痛みの放散経路:炎症により坐骨神経に沿って足裏まで痛みが伝達される

足裏痛みを引き起こす椎間板ヘルニアの箇所と症状

椎間板ヘルニア 足裏痛み

椎間板ヘルニアの発生箇所により、足裏への症状の現れ方が異なることが知られています。

L4/L5椎間板ヘルニアによる症状

第4腰椎と第5腰椎間でのヘルニアでは、L5神経根が圧迫され、ふくらはぎの外側から足の親指方向への痛みやしびれが主体となります。足裏への影響は比較的軽度な場合が多いとされています。

L5/S1椎間板ヘルニアによる足裏痛み

第5腰椎と仙骨間でのヘルニアでは、S1神経根圧迫により臀部中央、太もも後面、ふくらはぎ、踵から足裏、足小指にかけて強い痛みやしびれが出現します

この部位のヘルニアでは、アキレス腱反射の減弱やつま先立ち動作の困難が併発することもあります。

ヘルニア箇所圧迫神経根主要症状部位足裏への影響度
L4/L5L5神経根ふくらはぎ外側〜足親指軽度
L5/S1S1神経根臀部〜太もも後面〜足裏全体強度(痛み・しびれ)

椎間板ヘルニア 足裏痛みの症状と特徴

椎間板ヘルニア 足裏痛み

痛みの性質と現れ方

  • 電撃様疼痛:電気が走るような鋭い痛み
  • 持続性鈍痛:継続的な重苦しい痛み
  • しびれ感:ピリピリとした異常感覚
  • 感覚鈍麻:触覚や温度感覚の低下

症状の出現パターン

椎間板ヘルニアによる足裏痛みは、多くの場合片側性に出現します。症状は太もも後面からふくらはぎ、下腿外側を経て足裏に至る坐骨神経の走行に沿って現れます。

重症例では筋力低下により歩行困難や日常生活動作に支障をきたす可能性があります

随伴症状

足裏痛み以外にも、腰痛、臀部痛、下肢のしびれ、歩行時の跛行、長時間座位での症状増悪などが併発することがあります。

椎間板ヘルニア 足裏痛みのセルフチェック法

椎間板ヘルニア 足裏痛み

以下の簡易検査法により、足裏痛みと椎間板ヘルニアとの関連性を評価できます:

1. 下肢伸展挙上テスト(SLRテスト)

  • 仰臥位で膝関節伸展位のまま下肢を挙上
  • 足裏や下肢に放散痛が出現する角度を確認
  • 通常70度以下で陽性とされる

2. 足裏感覚検査

  • 足裏全体を軽く触診し感覚異常の有無を確認
  • 左右差の比較評価
  • 特に踵部と足趾部の感覚を重点的にチェック

3. 筋力評価テスト

  • つま先立ち動作の可否
  • 足関節底屈筋力の左右差
  • アキレス腱反射の評価

重要な注意事項

  • 足裏痛みは椎間板ヘルニア以外の疾患でも出現する可能性があります
  • 症状の個人差が大きく、自己診断には限界があります
  • 持続する症状や悪化傾向がある場合は専門医への相談が必要です

医療機関での診断プロセスと検査法

椎間板ヘルニア 足裏痛み

椎間板ヘルニアによる足裏痛みの確定診断には、整形外科での専門的な評価が不可欠です。

初診時の評価項目

  1. 詳細な病歴聴取
    • 症状の発症時期と経過
    • 痛みの性質と増悪・軽快因子
    • 既往歴と職業歴の確認
  2. 理学的検査
    • 神経学的検査(筋力・反射・感覚テスト)
    • SLRテスト、ラセーグ徴候の評価
    • 脊椎可動域の測定

画像診断検査

  • MRI検査:椎間板の状態と神経圧迫の程度を詳細に評価
  • CT検査:骨構造の詳細な観察と骨棘の有無を確認
  • X線検査:脊椎全体のアライメントと骨変化を評価

専門医による総合診断

臨床症状と画像所見を総合的に判断し、治療方針を決定します。他の疾患との鑑別診断も重要な要素となります。

椎間板ヘルニア 足裏痛みの治療選択肢

椎間板ヘルニア 足裏痛み

椎間板ヘルニアの治療法は、症状の重症度と患者の状況に応じて選択されます。

保存的治療法

薬物療法

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):痛みと炎症の軽減
  • 神経ブロック注射:局所麻酔薬とステロイドによる神経根ブロック
  • 筋弛緩薬:筋緊張の緩和
  • 神経障害性疼痛治療薬:プレガバリンなどによる神経痛治療

理学療法とリハビリテーション

  • 専門理学療法士による運動療法指導
  • ストレッチングと筋力強化訓練
  • 姿勢改善と日常生活動作指導
  • 物理療法(温熱・電気刺激療法)

手術治療

保存療法で改善が見られない場合、または重篤な神経症状がある場合に検討されます:

  • 内視鏡下椎間板摘出術:低侵襲手術による椎間板除去
  • 顕微鏡下椎間板摘出術:精密な椎間板部分切除
  • 椎間固定術:不安定性を伴う場合の固定手術

足裏痛み悪化予防のための日常生活管理

椎間板ヘルニア 足裏痛み

椎間板ヘルニアによる足裏痛みの悪化を防ぐため、以下の生活習慣の改善が重要です:

姿勢管理と動作指導

長時間の同一姿勢保持を避け、定期的な体位変換により脊椎への負荷を分散することが症状悪化予防の基本となります

  • 正しい座位姿勢の維持(腰部のサポート使用)
  • 重量物挙上時の適切な動作(膝関節屈曲位での挙上)
  • 寝具の選択(適度な硬さのマットレス使用)

運動療法と体重管理

  • 有酸素運動による全身持久力の向上
  • 体幹筋群の強化エクササイズ
  • 柔軟性維持のためのストレッチング
  • 適正体重の維持による脊椎負荷軽減

効果的なセルフケア方法

椎間板ヘルニア 足裏痛み

専門家指導のもとで実施可能な自宅でのケア方法をご紹介します:

ストレッチング法

  1. ハムストリング伸張
    • 仰臥位で膝関節伸展位のまま下肢挙上
    • 大腿後面の筋群を30秒間伸張
    • 痛みの範囲内で実施
  2. 梨状筋ストレッチ
    • 座位で片側下肢を対側膝上に配置
    • 体幹前屈により臀部筋群を伸張
    • 坐骨神経の柔軟性改善効果

温熱・寒冷療法

  • 温熱療法:入浴や温湿布による血行促進
  • 寒冷療法:急性期炎症に対する冷却処置
  • 交代浴:温冷刺激による循環改善

セルフマッサージ

  • 臀部から下肢にかけての軽度なマッサージ
  • 筋緊張緩和を目的とした優しい刺激
  • 過度な圧迫は避けて実施

より詳細なケア方法については、専門家による個別指導を受けることを推奨します。

椎間板ヘルニア以外の足裏痛み原因疾患

椎間板ヘルニア 足裏痛み

足裏痛みは椎間板ヘルニア以外の疾患でも出現するため、適切な鑑別診断が必要です:

主要な鑑別疾患

  • 腰部脊柱管狭窄症:歩行により症状悪化、休息で改善する間欠跛行
  • 足底筋膜炎:足底部の限局性疼痛、起床時痛が特徴
  • 糖尿病性神経症:両側性・対称性の感覚障害
  • 変形性膝関節症:膝痛に併発する足部症状
  • 末梢動脈疾患:血行障害による足部痛

専門医による鑑別診断の重要性

これらの疾患は症状が類似する場合があり、専門医による詳細な検査と診断が不可欠です。適切な診断により、最適な治療法を選択することができます。

緊急受診が必要な足裏痛みの危険信号

椎間板ヘルニア 足裏痛み

以下の症状が出現した場合は、重篤な神経障害の可能性があるため、緊急の専門医受診が必要です:

  • 運動麻痺:足関節の背屈・底屈不能
  • 高度の歩行障害:自立歩行が困難
  • 膀胱直腸障害:排尿・排便のコントロール不能
  • 急激な症状悪化:短時間での著明な症状進行
  • 両側性症状:両足同時の症状出現

これらの症状は馬尾症候群などの重篤な合併症を示唆する可能性があり、緊急手術の適応となる場合があります

専門家の見解:椎間板ヘルニア 足裏痛みの予後と管理

椎間板ヘルニア 足裏痛み

椎間板ヘルニアによる足裏痛みは、早期診断と適切な治療により良好な予後が期待できます。症状が軽微な段階での専門家への相談により、個々の患者に最適化された治療プランの立案が可能となります。また、日常生活での姿勢管理や運動習慣の改善により、症状の進行抑制と再発予防を図ることができます。痛みを我慢することなく、専門家の指導のもとで計画的なケアを継続することが、長期的な症状改善につながります。

椎間板ヘルニア 足裏痛みに関するよくある質問

椎間板ヘルニア 足裏痛み

Q. 椎間板ヘルニアで足裏の痛みは坐骨神経痛の症状ですか?

A. はい、椎間板ヘルニアによる足裏痛みは典型的な坐骨神経痛の症状です。特にL5/S1レベルのヘルニアでは、坐骨神経が圧迫され、腰部から臀部、太もも、ふくらはぎを経て足裏まで痛みが放散する可能性があります。

Q. どの椎間板レベルのヘルニアが足裏痛みの原因となりますか?

A. 足裏痛みを引き起こしやすいのは、第5腰椎と仙骨の間(L5/S1)の椎間板ヘルニアです。この部位ではS1神経根が圧迫されやすく、足裏全体への強い痛みやしびれが出現する傾向があります。

Q. 足裏痛みの改善にセルフケアは効果的ですか?

A. 軽症例では、適切なストレッチングや姿勢改善により症状緩和が期待できます。ただし、根本的な治療には専門医による診断と治療が必要です。症状が持続または悪化する場合は、早期の医療機関受診をお勧めします。

Q. 足裏痛みが出現したら即座に手術が必要ですか?

A. 大多数のケースでは、まず保存的治療(薬物療法、理学療法、神経ブロック等)から開始します。手術は保存療法で改善が見られない場合や、重篤な神経症状(運動麻痺、膀胱直腸障害等)を呈する場合に検討されます。

Q. 日常生活で特に注意すべき動作はありますか?

A. 長時間の同一姿勢保持を避ける、重量物挙上時は膝を曲げて腰への負荷を軽減する、適度な運動により体幹筋力を維持する、適正体重を保持するなどが重要です。症状を悪化させる特定の動作は個人により異なるため避けることが大切です。

Q. 緊急受診が必要となる危険な症状はありますか?

A. 足の運動麻痺、高度の歩行障害、膀胱直腸障害、急激な症状悪化、両側性症状の出現などは、馬尾症候群などの重篤な合併症を示唆する可能性があるため、緊急の専門医受診が必要です。

Q. 椎間板ヘルニア以外で足裏が痛む疾患にはどのようなものがありますか?

A. 腰部脊柱管狭窄症、足底筋膜炎、糖尿病性神経症、変形性膝関節症、末梢動脈疾患などが挙げられます。これらの疾患は症状が類似する場合があるため、専門医による詳細な検査と鑑別診断が重要となります。

https://selfcareseitai.com/blog/herniated-disc/

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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