最終更新:2025.05.10

椎間板ヘルニアで楽な姿勢 はどれ?専門家が教える寝方・座り方・立ち方のコツ

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

「椎間板ヘルニアの痛み、どうにかしたい…」「どんな姿勢なら楽になれるの?」そんな切実な悩みを抱えるあなたへ。この記事では、椎間板ヘルニアの痛みを軽減するための「楽な姿勢」について徹底的に掘り下げます。椎間板ヘルニアで楽な姿勢 として、日常生活での寝方、座り方、立ち方から、自宅で簡単にできる専門家推奨のセルフケアまで、具体的な方法を分かりやすく解説。あなたのつらい症状を和らげ、より快適な毎日を取り戻すためのお手伝いをします。

椎間板ヘルニアの痛みを軽減するための楽な姿勢としては、仰向け寝の際に膝下をクッションでサポートする、横向き寝の際に膝を曲げてクッションを挟む、そして、うつ伏せ寝も腰の負担を軽減する可能性があるため、試してみるのも良いとされています。また、本記事では、柔道整復師、鍼灸師のNOBU先生が寝ながらの姿勢でも改善するためのエクササイズをご紹介してます。特に股関節・膝・足首の3箇所に注目し、日常生活では使われにくい深層の筋肉(ズボラ筋)を活性化させることを目的とし、腰の負担を楽にします。

椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢を見つけることは、痛みの管理において非常に重要です。

目次

椎間板ヘルニアの痛みを軽減!「楽な姿勢」のポイント

椎間板ヘルニア 楽な姿勢

椎間板ヘルニアの痛みは、日常の何気ない姿勢によって大きく左右されることが知られています。神経への圧迫を最小限に抑え、腰部への負担を減らすことが、痛み緩和の鍵となります。特定の寝方や体のバランスを意識した立ち方・座り方が「椎間板ヘルニアが楽な姿勢」として推奨されています。ここでは、それらの情報と専門家の知見を基に、具体的な楽な姿勢のポイントを詳しく見ていきましょう。

1. 寝るときの楽な姿勢:仰向け・横向き・うつ伏せのコツと寝具の選び方

睡眠は1日の約3分の1を占めるため、寝るときの姿勢、つまり「寝方」は椎間板ヘルニアの症状管理において非常に重要です。合わない寝方は痛みを悪化させる可能性があり、楽な姿勢で眠ることが求められます。

  • 仰向け寝:膝の下にクッションや丸めたバスタオルを入れ、膝を軽く曲げると、腰椎の自然なカーブが保たれやすくなり、椎間板への圧力が軽減されることが期待できます。これが、椎間板ヘルニアの方にとって楽な姿勢の一つです。腰が反りすぎないように注意しましょう。
  • 横向き寝:抱き枕やクッションを膝の間に挟み、軽く背中を丸める(エビのような体位)と楽に感じることが多いです。これにより、腰がねじれるのを防ぎ、安定した姿勢を保ちやすくなります。この寝方も、椎間板ヘルニアの負担を軽減する楽な姿勢として有効です。
  • うつ伏せ寝:うつ伏せ寝も腰椎の自然なカーブを保つため、腰への負担が軽減される場合があるとされています。ただし、首や腰にさらなる負担がかかることもありますので、試してみて楽な場合に限り、胸の下に薄いクッションを敷くなど工夫すると良いでしょう。長時間は避け、慎重に試すことが椎間板ヘルニアの楽な姿勢を見つける上で大切です。

どの寝方が最も楽かは個人差があります。色々試して、ご自身にとって最適な寝姿勢を見つけることが大切です。また、寝返りが打ちやすい適度な硬さの寝具を選ぶことも、痛みの軽減や予防には重要です。柔らかすぎる寝具は腰が沈み込み、逆に硬すぎる寝具は体が圧迫されるため、注意が必要です。

2. 座るときの楽な姿勢:デスクワーク・日常生活での注意点

長時間座っていることが多い現代人にとって、正しい座り方は腰への負担を減らし、椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢を保つために不可欠です。

  • 椅子には深く腰掛け、背もたれをしっかり利用しましょう。
  • 足の裏全体が床につくように、椅子の高さを調整します。
  • 背筋を自然に伸ばし、猫背にならないように意識します。お腹に軽く力を入れ、骨盤を立てるイメージです。これが椎間板ヘルニアにとって楽な座り姿勢の基本です。
  • 長時間同じ姿勢で座り続けないように、30分~1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすか、ストレッチをしましょう。

デスクワークなどで前かがみの姿勢が続くと、椎間板への圧力が高まるため、特に注意が必要です。楽な姿勢を意識することが、症状の悪化を防ぎます。

3. 立つときの楽な姿勢:体のバランスを意識

立つときの姿勢も、腰への負担に影響し、椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢を維持するためには重要です。

  • 背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れて骨盤を立てるように意識します。
  • あごを引き、耳、肩、腰、くるぶしが一直線になるようなイメージで立ちます。
  • 長時間同じ姿勢で立っていることを避け、適度に休憩を取り、体重を左右の足に均等にかけるようにしましょう。片足に重心をかけるクセは腰に負担をかけ、椎間板ヘルニアの楽な姿勢を妨げます。
シーン推奨される楽な姿勢ポイント・注意点
仰向け寝膝下にクッションを入れ、膝を軽く曲げる腰の反りすぎを防ぐ、リラックスできる高さの枕を選ぶ
横向き寝抱き枕やクッションを足の間に挟む、軽く背中を丸める腰のねじれを防ぐ、下になる肩に体重が集中しすぎないように
うつ伏せ寝胸の下に薄いクッション(楽な場合のみ)腰が反りすぎないか確認、首への負担も考慮、長時間は避ける
座り姿勢深く腰掛け背もたれ利用、足裏を床につける、背筋を伸ばす骨盤を立てる意識、30分~1時間ごとに休憩・ストレッチ
立ち姿勢背筋を伸ばしお腹に力、あごを引く耳・肩・腰・くるぶしが一直線、片足重心を避ける

なぜ椎間板ヘルニアで痛みが出るの?そのメカニズムとは

椎間板ヘルニア 楽な姿勢

椎間板ヘルニアの痛みの原因を理解することは、適切な対処法や楽な姿勢を見つける第一歩です。背骨は椎骨という骨が積み重なってできており、その椎骨の間でクッションの役割を果たしているのが「椎間板」です。この椎間板の中心には髄核というゲル状の組織があり、外側は線維輪という硬い組織で覆われています。何らかの理由で線維輪に亀裂が入り、中の髄核が飛び出して後方にある神経(脊髄や神経根)を圧迫することで、炎症が生じ、腰や足に激しい痛みやしびれ(坐骨神経痛など)が引き起こされます。この神経圧迫が痛みの主な原因であり、楽な姿勢をとることでこの圧迫を軽減することが治療のポイントとなります。主な原因としては、加齢による椎間板の変性、悪い姿勢での長時間作業、重い物を持ち上げる動作、スポーツによる腰への急激な負荷などが挙げられます。日本整形外科学会 椎間板ヘルニアとはも参照してみてください。

専門家直伝!寝ながら3分「ズボラ筋」ケアで足腰の悩み改善へ

椎間板ヘルニア 楽な姿勢

椎間板ヘルニアの症状緩和には、医療機関での治療と並行して、日々のセルフケアが重要です。ここでは、「戦わない格闘家整体師のぶ先生」が提唱する、寝ながらたった3分でできる「ズボラ筋」ケアをご紹介します。このケアは、特に股関節・膝・足首の3箇所に注目し、日常生活では使われにくい深層の筋肉(ズボラ筋)を活性化させることを目的としています。これにより、体全体のバランスが整い、結果として椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢をとりやすくなることも期待されます。

実はある3箇所につく秘密の筋肉というのは股関節膝足首の3箇所につく筋肉のことでこの3箇所の関節は体の中でも動く範囲が広く歩く座る立つなど生活に必要なこの3箇所の関節が自由に動くことで成立しています。
のぶ先生(動画 01:25 付近)

のぶ先生は、これらの「ズボラ筋」を専門的な方法で動かすことで、関節の柔軟性が向上し、体幹が安定するだけでなく、代謝アップによるダイエット効果や内臓脂肪の減少も期待できると解説しています。ただし、椎間板ヘルニアの症状がある方は、まず医師に相談し、無理のない範囲で行うことが大前提です。楽な姿勢で行えるケアであっても、注意が必要です。

専門家の見解:なぜ「ズボラ筋」ケアが注目されるのか?

のぶ先生が「ズボラ筋」と呼ぶのは、股関節、膝、足首といった主要な関節を支え、柔軟性を高める上で重要な役割を担う深層筋のことです。これらの筋肉は、通常のウォーキングやスクワットといった一般的な運動では十分に刺激されず、意識的に専門的な動きを取り入れないと働きが鈍くなりがちです。このケアを通じて、腹横筋や腸腰筋などの体幹を支えるインナーマッスル、内転筋群や内側ハムストリングスといった太ももの内側の筋肉、さらには腓骨筋や後脛骨筋といった足首を安定させる筋肉が活性化されることが期待されます。これにより、腰痛、股関節痛、膝痛の緩和に繋がる可能性があるほか、下半身の血流が促進され老廃物の排出がスムーズになることで、全身の健康維持にも貢献すると考えられています。これらの筋肉が正しく機能することは、椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢を保つ上でも助けになります。

動画提供:のぶ先生 / ある部位を「寝ながら3ヶ所動かすだけ」勝手に痩せて足腰も全然痛くない!

セルフケア実践時の重要な注意点

セルフケアは有効な手段となり得ますが、椎間板ヘルニアの場合は特に慎重に行う必要があります。

  • 痛みが強い時は行わない:急性期や痛みが激しいときは、まず安静にし、医師の指示に従ってください。楽な姿勢で安静にすることが最優先です。
  • 無理は禁物:のぶ先生も「逆に最初にこれらをすると足腰を壊して圧迫骨折や軟骨これの変形で最悪手術になったり」(動画 00:31 付近)と警鐘を鳴らしているように、自己判断での無理な運動は症状を悪化させる可能性があります。
  • 専門家への相談:どのような運動が適しているか、どの程度の強度なら問題ないかなど、必ず医師や理学療法士に相談してから始めましょう。椎間板ヘルニアの種類や状態によって、適したケアや楽な姿勢は異なります。

効果には個人差があり、継続が大切ですが、少しでも異常を感じたら直ちに中止し、専門医の診察を受けてください。

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日常生活で心がけたい椎間板ヘルニア悪化防止策

椎間板ヘルニア 楽な姿勢

楽な姿勢を保つこと以外にも、日常生活での小さな心がけが椎間板ヘルニアの悪化防止や症状軽減に繋がります。コルセットの使用、適度な運動、食生活への配慮が触れられています。

  • 動作に注意:重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とし、荷物を体に近づけて持ち上げるようにしましょう。急な動作や腰をひねる動きも避けるべきです。常に腰に負担の少ない楽な姿勢や動作を心がけましょう。
  • コルセットの利用:医師の指示があれば、コルセットを適切に使用することで、腰部の安定性を高め、痛みを和らげる効果が期待できます。ただし、長期間の使用は筋力低下を招く可能性もあるため、専門家のアドバイスに従いましょう。
  • 適度な運動:痛みが落ち着いている時期には、ウォーキングや水中運動など、腰に負担の少ない運動を無理のない範囲で取り入れることが推奨されます。腹筋や背筋をバランスよく鍛えることも、腰椎の安定化に繋がり、椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢を維持しやすくなりますが、必ず医師に相談してから行いましょう。
  • 体重管理:体重が増加すると、腰への負担も増えます。バランスの取れた食生活を心がけ、適正体重を維持することも重要です。
  • 禁煙:喫煙は血流を悪化させ、椎間板の変性を促進する可能性があるため、禁煙が推奨されます。
  • 飲酒:飲酒も推奨されておりませんので、出来る限り辞めましょう

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椎間板ヘルニアの治療法:どんな選択肢がある?

椎間板ヘルニア 楽な姿勢

椎間板ヘルニアの治療は、症状の程度や患者さんの状態によって多岐にわたります。基本的には、まず保存療法が試みられます。これには、安静(楽な姿勢での)、薬物療法(消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、神経障害性疼痛治療薬など)、神経ブロック注射、理学療法(運動療法、物理療法)、装具療法(コルセットなど)が含まれます。多くの場合はこれらの保存療法で症状の改善が期待できます。しかし、数ヶ月続けても効果が見られない場合や、排尿障害、著しい筋力低下といった重篤な神経症状が現れた場合には、手術療法が検討されることがあります。手術方法も様々で、近年では内視鏡を用いた低侵襲手術も普及しています。どのような治療法が最適か、どのような姿勢が楽になるかは、専門医が総合的に判断しますので、自己判断せずにまずは整形外科などの医療機関を受診し、しっかりと相談することが大切です。

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椎間板ヘルニアで楽な姿勢 に関するよくある質問

椎間板ヘルニア 楽な姿勢

Q. 椎間板ヘルニアの際、うつ伏せで寝るのは効果がありますか?

A. うつ伏せ寝は腰椎の自然なカーブを保つため、腰への負担が軽減される「場合がある」とされています。ただし、すべての人に当てはまるわけではなく、かえって痛みが強くなることもあります。試してみて楽だと感じる場合に限り、短時間から始め、胸の下に薄いクッションを敷くなどの工夫をすると良いでしょう。違和感があればすぐに中止し、医師に相談してください。これが椎間板ヘルニアにとって楽な姿勢かどうかは個人差があります。

Q. 椎間板ヘルニアの痛みを和らげるには、どのような立ち方や座り方が推奨されますか?

A. 立ち方では背筋を伸ばし、お腹に力を入れて骨盤を立てるように意識することが重要です。座り方では、椅子に深く腰掛け、足の裏全体を床につけ、背筋を伸ばして猫背にならないように注意することが推奨されています。長時間の同じ姿勢を避け、定期的に姿勢を変えたり、軽いストレッチを取り入れることも、椎間板ヘルニアの方が楽な姿勢を保つために大切です。

Q. 椎間板ヘルニアで一番楽な寝方は何ですか?

A. 一般的に推奨されるのは、仰向けで膝下にクッションを入れる方法や、横向きで足の間に抱き枕やクッションを挟む方法です。これらは腰への負担を軽減する効果が期待できる「楽な姿勢」とされています。しかし、最も楽な寝方は個人差が大きいため、色々試してみて、ご自身が最も痛みが和らぎリラックスできる姿勢を見つけることが重要です。

Q. 専門家が推奨する「ズボラ筋」ケアはどのような効果が期待できますか?

A. のぶ先生が提唱する「ズボラ筋」ケアは、股関節・膝・足首周りの深層筋を活性化させることを目的としています。これにより、関節の柔軟性向上、体幹の安定、血行促進による代謝アップなどが期待され、腰痛や股関節痛、膝痛の緩和に繋がる可能性があるとされています。椎間板ヘルニアの方は医師に相談の上、楽な姿勢で慎重に行ってください。

Q. 楽な姿勢をとっても痛みが改善しない場合はどうすれば良いですか?

A. 楽な姿勢を試しても痛みが改善しない、あるいは悪化する場合は、自己判断せずに速やかに整形外科などの専門医を受診してください。正確な診断に基づいた適切な治療を受けることが最も重要です。痛みの原因や程度によって治療法や本当に楽な姿勢は異なります。

Q. コルセットは椎間板ヘルニアに有効ですか?

A. コルセットは姿勢を保持しやすくする効果があるため、痛みを和らげるために有効な「場合がある」とされています。特に痛みが強い時期に一時的に使用することで、腰部の安定を図り、動作時の痛みを軽減するのに役立つことがあります。ただし、長期間の常用は筋力低下を招く恐れもあるため、使用期間や種類については医師や専門家の指示に従うことが大切です。コルセットが椎間板ヘルニアの楽な姿勢をサポートすることもあります。

Q. 椎間板ヘルニアの予防のために日常生活でできることはありますか?

A. 正しい姿勢を保つ(特に座り仕事や立ち仕事の方)、定期的に適度な運動(ウォーキングや体幹トレーニングなど)を行う、体重をコントロールする、重い物を持つ際のフォームに気をつける、禁煙するなどが予防に繋がると考えられます。日頃から腰に負担をかけない楽な姿勢や生活を意識することが重要です。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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