「股関節が痛いけど、がまんできないほどじゃないんだよな・・」
「そもそも股関節の痛みって病院にいかなきゃ治らないの?」
「できれば新宿で痛みを改善させたい!どこにいけばいいの?」
股関節の痛みはあっても、がまんできる程度であれば病院にいくべきか迷う方も多いでしょう。
股関節痛の原因にかかわらず、ほうっておけば痛みが悪化したり、ほかの部位の痛みが出現したりと症状の悪化をまねきます。
そこで本記事では股関節の痛みがでたらどう対応すべきか解説します。
病院にいくタイミングや痛みを悪化させないためにできることなどを知りたい方の手助けとなれたら幸いです。
目次
股関節の痛みから考えられる病気や原因
股関節の痛みがある場合、以下の病気や原因があげられます。
- 変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)
- 関節リウマチ
- 大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)
- 運動不足
- 姿勢や歩行の乱れ
股関節の痛みが疾患によるものの場合、原則として病院での治療が優先されます。
ただし、股関節痛のすべてが疾患によるものとは限らず、日常生活が影響していることも多いです。
それぞれくわしく解説します。
変形性股関節症
変形性股関節症は、股関節の痛みの原因の多くを占めます。
変形性股関節症が股関節の痛みを起こす理由は以下のとおりです。
- 関節軟骨が薄くなったりなくなったりするため
- 骨の変形により骨同士がうまくはまらないため
- 関節の炎症により神経を刺激するため
- 関節の変形によって動かせる範囲が狭まるため
- 筋肉の緊張が高まるため
変形性股関節症では股関節の軟骨の損傷からはじまり、骨の変形や筋肉の緊張を引き起こして痛みが生じるようになります。
痛みを放置してしまうと、症状が悪化して手術が必要な状態におちいる可能性があります。
日常生活に影響がないうちに、運動療法や薬物療法などで改善を図りましょう。
関節リウマチ
関節リウマチでは、股関節を覆う滑膜(かつまく)に炎症が起こり、股関節の痛みが生じます。
滑膜は関節軟骨がくっつかないように、潤滑油をだしつづける大切な役割をもちます。
その滑膜に炎症が起こると潤滑油がでなくなり、関節の動きにスムーズさがなくなって痛みが起こるのです。
滑膜の炎症は関節軟骨の損傷や関節の変形を引き起こし、筋肉にも炎症がおよびます。
また、関節リウマチは自己免疫疾患のひとつであるため、痛みが長くつづくこともあります。
こうしたことから関節リウマチは股関節の痛みが起こりやすく、薬やリハビリなどで治療するのが一般的です。
大腿骨頭壊死
股関節痛の原因のひとつが、大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)です。
大腿骨頭壊死は、骨頭(こっとう)とよばれる股関節のくぼみにはまる球状の部分の血流がなくなることから始まります。
骨頭につづき頚部(けいぶ)という骨頭のすぐ下の部分の血流がとまり、骨頭と頚部が壊死(えし)してしまいます。
股関節の痛みは、壊死した骨がおとろえて軟骨がなくなることで生じるのです。
つまり、壊死しただけで痛みはあらわれません。
こうしたことから大腿骨頭壊死による股関節の痛みは、すでに病状が進行している場合も多いです。
大腿骨頭壊死である場合、通常手術が必要です。
運動不足
運動不足は以下のことにより、股関節痛を引き起こします。
- 筋力低下により股関節が支えきれない
- 関節が硬くなり動かせる範囲が狭まる
- 肥満を招き関節への負担が増す
- 老廃物排出が滞り関節の炎症が起きやすくなる
運動不足はさまざまな要因により股関節の痛みを引き起こすことがわかるでしょう。
ただし、股関節痛が強いうちは過度な運動は避けるべきです。
そのため、股関節の痛みが落ち着いた段階で適度な運動を取り入れることが大切です。
姿勢や歩行の乱れ
正しい姿勢を保てないと過重にかたよりがうまれ、関節軟骨を圧迫して痛みを引き起こします。
また、歩行の乱れは以下の状態につながります。
- 骨盤がゆがむ
- 動きが非対称になり関節が過度にすりへる
- 地面からの衝撃が適切に吸収されない
- 無意識に別の筋肉を使う代償動作がうまれる
このように、関節に無理な動きをさせることで股関節の痛みが生じるのです。
正しい姿勢や歩行は、日常生活のなかで注意していくしかありません。
しかし、長年培った乱れやクセはなかなか自分で気づきにくいうえに直しづらいです。
そのため、医療機関や整体院などのからだのプロに相談することが有効といえるでしょう。
そもそも股関節痛を感じたら病院(整形外科)にいくべきか
股関節に痛みを感じた場合、病院にいくことが望ましいタイミングは以下のとおりです。
- 日常生活を送ることもつらい
- 痛みがどんどん強くなっている
- 股関節痛以外の症状がある
- 股関節の痛みの原因を明確にしたい
股関節痛がなぜ起きているのかを明確にしたいなら、病院にいかなければなりません。
股関節の痛みが病院にいくほどでなくても、放置してしまうのは非常に危険です。
なぜなら、眠れないほどの強い痛みになることもあり、隣り合うほかの関節にも負担がかかって別の部位に新たな痛みがでることがあるためです。
そうすると上記にあげた病院にいくべき状態になる可能性が高まります。
そのため早い段階で何かしら対策をとって、重症化を防ぐ必要があるといえるでしょう。
【いますぐやめよう】股関節痛のある人がやってはいけない4つのこと
1.股関節を曲げたままおこなう運動やトレーニング
股関節を曲げたまま運動をおこなうことで、股関節に過度な負担がかかったり股関節周囲の筋肉を不自然に伸張させてしまいます。
そのため、股関節を曲げたままおこなうトレーニングは、少なくとも痛みのある間は避けましょう。
「股関節痛はあるけど、運動はつづけたい」
そんな方は股関節への負担が少ない水中ウォークがおすすめです。
2.正座やしゃがむ動作などの股関節に負担がかかること
正座やしゃがむ動作も股関節を長時間曲げてしまうことになります。
股関節への過度な負担をかけないためにも、これらの動作は避けた方がよいでしょう。
ただし、正座やしゃがみ動作は日常動作の一部であることがほとんどであるため、完全に避けることは困難です。
なるべく同じ姿勢を長時間つづけずに、無理のない姿勢を心がけることが大切です。
3.長時間の歩行や同じ姿勢
長時間の歩行は股関節への大きな負担となります。
その理由は以下のとおりです。
- 股関節の曲げ伸ばしのくり返し動作による負荷
- 体重負荷の蓄積
- 姿勢不良による骨盤の傾き
- 硬い地面からの股関節への直接的な衝撃
- 疲労による筋力の低下
日常生活を過ごすうえで歩行を避けることは難しいでしょう。
そのため股関節痛がある場合は、10~15分ごとに座って休憩することが理想です。
4.重いものを持ちあげること
重いものを持ちあげる一連の動作は、股関節への負担を大きくします。
その原因は以下のとおりです。
- 体重以上の負荷による股関節への過剰な圧迫
- 股関節周囲の筋肉の過剰使用
- 股関節を曲げた不自然な姿勢
- 関節へのくり返す大きな衝撃
- バランスの不安さ
重いものを持ちあげる動作はこのように股関節へ過剰な負担をかけます。
重いものをもつことが一度であっても大きな衝撃となるため、股関節痛があるときは重いものを持たないようにしましょう。
股関節痛を悪化させない4つの方法
股関節痛をこれ以上悪化させないために、以下の4点に注意しましょう。
- 同一姿勢をさける
- 荷物の移動はカートを使用する、荷物を軽くする
- 軽い運動をする
- 整体院や整骨院で予防方法を指導してもらう
くわしく解説します。
1.同一姿勢を避ける
同一姿勢を避けることは、股関節の健康を維持するうえで非常に大切です。
適度に姿勢を変えることで体重が分散され、筋肉の緊張のリセットや循環の促進などが期待でき、股関節への負担を軽減できます。
長時間同じ姿勢をとらず、1時間に1回程度は姿勢を変えるよう心がけましょう。
2.荷物の移動はカートを使用する、荷物を軽くする
股関節への負担を軽減するために、荷物の移動はカートを使用するか、荷物自体を軽くするようにしましょう。
カートの使用は股関節の負担を最小限におさえられます。
たとえばスーパーで買い物をしたとき、カートを使用しなければ片手で荷物をもつでしょう。
すると股関節の片側のみに荷重がかかるため、過剰な負荷となります。
肩掛けバッグの使用も同じことがいえるでしょう。
リュックを使用することで左右均等に負荷が分散されるため、股関節痛が悪化することを防げます。
また、荷物自体が重いことも股関節への過度な負担につながります。
荷物は10kg以内におさまるようにしましょう。
3.軽い運動をする
軽い運動をすることで筋力アップや血流改善により股関節痛の軽減が期待できます。
先述したとおり、過度な安静や運動不足は股関節痛を悪化させます。
しかしいざ運動しようとしても、外でウォーキングをしたり慣れない筋トレをしたりすることは継続が難しいでしょう。
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4.整体院や整骨院で予防方法を指導してもらう
整体院や整骨院は痛みをほぐすだけでなく、痛みを悪化させない方法も指導してくれます。
ただしセルフケアの指導は整体離れにつながるため、おこなっている整体院は多くありません。
痛みのない状態を長くつづけるには、セルフケアトレーニングが大切です。
それが自分の状態にあったものであれば、早い段階で痛みの緩和が望めるでしょう。
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今まで紹介した方法や動画はあくまでも「股関節の痛みをかかえているみなさん」にむけての内容です。
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「がまんできない痛みではないけど、これがつづくのはストレスだ」
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