最終更新:2025.03.17

ジョギングの魅力と膝痛との関係性~正しいフォームと予防策で健康的なランニングライフを実現しよう~

ジョギングやランニングは、健康維持やストレス解消に効果的な有酸素運動です。しかし、その一方で多くのランナーが悩む「膝痛」。膝にかかる負担は、長距離を走る場合だけでなく、日常の運動習慣としてのジョギングでも無視できない問題となっています。

本記事では、膝痛の原因や対処法、予防策をわかりやすく解説し、健康的なランニングライフを送るためのポイントを詳しくご紹介します。


ジョギングの魅力と膝への負担

膝痛 ジョギング

1. ジョギングの健康効果とその普及

ジョギングは、身体的および精神的健康にさまざまな利点をもたらす運動です。まず、心臓血管系への効果が挙げられます。ジョギングは有酸素運動であり、定期的に行うことで心臓の機能を向上させ、血流を改善します。これにより、高血圧や心疾患のリスクが低減することが多くの研究で確認されています。血液循環の改善は、全身の酸素供給を効率的にし、体の代謝活動を活発にします。

また、ジョギングは筋肉や骨に対しても有益です。足腰を中心に使用するため、下半身の筋肉が強化され、骨密度の向上にも寄与します。特に、骨粗しょう症の予防には効果があるとされ、重力に逆らって走ることで骨が強化されます。さらに、適度な負荷がかかることで関節や靭帯の柔軟性も保たれ、怪我の予防にもつながります。

精神的な効果も見逃せません。ジョギング中、体内でエンドルフィンというホルモンが分泌され、これが「幸福ホルモン」とも呼ばれる理由です。エンドルフィンは、ストレスを軽減し、気分を向上させる作用があります。定期的にジョギングを行うことで、うつ症状や不安感の軽減にもつながることが多いです。また、外の景色を楽しみながら走ることで、リフレッシュ効果や自然との繋がりを感じることができ、精神的な健康にも良い影響を与えます。

さらに、ジョギングは体重管理にも有効です。カロリー消費が大きいため、体脂肪の減少を助け、肥満予防やダイエットに貢献します。脂肪燃焼を促進することで、代謝が向上し、肥満関連の疾患(糖尿病、脂質異常症など)の予防にもつながります。

総じて、ジョギングは心身の健康を支える重要な運動であり、定期的に行うことで全身の健康を維持・向上させる効果が期待できます。

2. 膝にかかる負担と痛みのメカニズム

ジョギングは健康に良い影響を与える運動ですが、膝に負担をかける可能性もあります。膝関節は、体重を支えるために重要な役割を果たしますが、ジョギングのような反復的な衝撃がかかる運動では、膝にストレスが加わりやすく、場合によっては痛みを引き起こすことがあります。

まず、ジョギング時には地面との衝突による衝撃が膝に伝わります。特に硬いアスファルトやコンクリートの上で走ると、その衝撃が膝に強く伝わりやすいです。これが繰り返されることで、膝関節の軟骨や軟部組織(靭帯、腱)に負担がかかり、炎症を引き起こす原因となります。膝の軟骨がすり減ることによって、関節の可動域が制限され、痛みを感じることがあります。

また、膝にかかる負担は走り方やフォームにも関係しています。例えば、膝が内側に向かって曲がる「オーバープロンション」や、逆に外側に曲がる「オーバーサプネーション」など、足の着地の仕方が不適切だと、膝に不自然なストレスがかかりやすくなります。特に、膝の内側や外側に痛みを感じることが多く、これを「ランナー膝」や「膝蓋腱炎」と呼ぶことがあります。

膝に痛みを感じるメカニズムとして、膝の構造上、体重を支えるための圧力が膝関節に集まりやすいことも挙げられます。ジョギングのように体重が繰り返しかかる運動では、膝の関節軟骨に摩耗が生じ、滑らかな動きが損なわれます。さらに、膝関節を支える筋肉が弱い場合、膝にかかる負担をうまく分散できず、痛みを引き起こす原因となります。

これらのリスクを軽減するためには、適切なウォームアップとクールダウンを行い、フォームを正しく保つことが大切です。また、足に合ったランニングシューズを選び、柔らかい地面を走ることも膝への負担を軽減する方法です。膝に痛みを感じた場合には、無理せず休息をとり、専門医の診断を受けることが重要です。


膝痛の主な原因とその背景

膝痛 ジョギング

1. 過剰な負担と運動量の影響

膝にかかる負担は、走る距離や速度、頻度によって大きく変動します。急激なトレーニング増加や無理なペース設定は、膝関節に過度なストレスを与え、痛みの原因となります。特に初心者や長距離走に挑戦するランナーは、筋肉や関節がまだ十分に慣れていない状態で運動を続けるため、膝への負担が蓄積しやすいのです。

2. 不適切なランニングフォームと筋力のアンバランス

正しいフォームは、膝痛予防において最も重要なポイントの一つです。足の着地位置、体幹の使い方、歩幅などが適切でない場合、膝に不自然な力がかかります。特に、足の内側や外側に偏った着地は、膝の内側や外側に過度な負荷を与え、腸脛靭帯炎や鵞足炎といった症状を引き起こす可能性があります。また、膝周辺の筋肉が弱いと、関節を十分にサポートできず、痛みや炎症のリスクが高まります。

3. シューズ選びと衝撃吸収の重要性

ランニングシューズは、膝への衝撃を和らげるために不可欠なアイテムです。適切なクッション性や安定性が備わったシューズを使用することで、膝関節への衝撃を軽減できます。しかし、古くなったシューズや自分の足に合わないシューズを使い続けると、逆に膝への負担が増大し、痛みの原因となることがあります。シューズ選びは、ランニングフォームや足のアライメントに合わせて行うことが重要です。

ゆっくりと筋肉を伸ばし、膝の痛みを和らげ柔軟性を取り戻すためのセルフケアとストレッチ法

 


膝痛に対する対処法と予防策

膝痛 ジョギング

1. 正しいランニングフォームの習得

膝痛を予防するためには、まず正しいランニングフォームを身につけることが不可欠です。以下のポイントを意識しましょう。

  • 着地の改善:足裏全体で着地するのではなく、かかとやつま先に偏らないよう、均等に衝撃を分散させる。着地位置を意識することで、膝への衝撃を軽減できます。
  • 体幹の安定:上半身をしっかりと固定し、腕の振りを利用してバランスを保つ。体幹が安定することで、膝への負担が減ります。
  • 歩幅とリズム:無理のない歩幅と一定のペースを維持することで、過度な負荷を回避できる。急激なスピードアップや歩幅の変動は、膝に不必要なストレスを与えがちです。

2. 適切なウォームアップとストレッチ

運動前後のウォームアップやストレッチは、膝痛予防において非常に重要です。運動前には軽いジョギングやダイナミックストレッチで筋肉を温め、関節の可動域を広げましょう。運動後は、静的なストレッチを行い、使用した筋肉の緊張をほぐすことで、炎症や筋肉の硬直を防止します。特に、大腿四頭筋、ハムストリングス、腸脛靭帯周辺の筋肉を重点的にケアすることが大切です。

~膝痛予防に役立つダイナミックストレッチ3つご紹介~

  1. レッグスイング(足の振り子運動)
    • 立った状態で、片足を前後に振ります。膝を軽く曲げて、足を振る幅を少しずつ広げていきましょう。前後の振りだけでなく、横方向にも振ると股関節や膝周りの筋肉がほぐれます。
    • これにより、膝や股関節の可動域が広がり、膝への負担が軽減されます。
  2. ハイニー(膝を高く上げる運動)
    • 立った状態で、片足を膝を胸に近づけるように上げます。下ろして反対の足で同じ動作を繰り返します。リズミカルに行い、徐々に膝を高く上げることを目指します。
    • このストレッチは股関節や太もも前面の筋肉を伸ばし、膝への負担を軽減します。
  3. ランジウォーク(歩きながらのランジ)
    • 足を大きく前に踏み出し、膝を90度に曲げてランジのポジションを取ります。その後、後ろの足を前に持ってきて、もう片方の足を踏み出して繰り返します。
    • ランジを行うことで、大腿四頭筋やハムストリングス、そして膝周りの筋肉が強化され、膝の安定性が向上します。

これらのダイナミックストレッチをジョギング前に行うことで、膝を守りながらスムーズに運動を行えるようになります。

 

~ジョギング後に行う静的ストレッチ3つご紹介~

  1. クワッドストレッチ(大腿四頭筋のストレッチ)
    • 立った状態で、片足の足首を手でつかみ、膝を曲げて足をお尻の方に引き寄せます。膝を後ろに引きながら、太ももの前面を伸ばします。
    • そのまま30秒ほどキープし、反対側も同様に行います。
    • 大腿四頭筋を伸ばすことで、膝の前面の筋肉がリラックスし、膝の負担が軽減されます。
  2. ハムストリングストレッチ(太もも裏のストレッチ)
    • 立った状態で片足を前に伸ばし、つま先を上に向けます。体を前に倒して、伸ばした足の太もも裏を感じながらゆっくりとストレッチします。
    • 30秒ほどそのままの姿勢でキープし、反対側も行います。
    • ハムストリングスを伸ばすことで、膝周りの筋肉の緊張を緩和し、膝への負担を軽減します。
  3. カーフストレッチ(ふくらはぎのストレッチ)
    • 壁に手をついて、一歩後ろに足を引き、後ろ足のかかとを地面に押し付けるようにしてふくらはぎを伸ばします。前足の膝は軽く曲げて、後ろ足の膝はまっすぐに保ちます。
    • この姿勢を30秒ほどキープし、反対側も行います。
    • ふくらはぎを伸ばすことで、膝にかかる負担を和らげ、膝関節の可動域が改善されます。

これらの静的ストレッチをジョギング後に行うことで、筋肉の疲労を和らげ、膝痛を予防する効果が期待できます。ストレッチは無理せず、ゆっくりと行うことが大切です。

3. 筋肉強化とバランス調整のトレーニング

膝の安定性を高めるためには、周辺の筋肉を強化するトレーニングが効果的です。スクワットやランジ、レッグプレスなどの筋トレを取り入れることで、膝を支える筋肉のバランスを整え、過度な負担を軽減します。また、体幹トレーニングも並行して行うことで、正しい姿勢を保ちやすくなり、ランニング中の膝への衝撃が減少します。

4. 適切な休息とリカバリー

膝痛の原因の一つとして、過剰な運動や休息不足が挙げられます。運動後の十分な休息は、筋肉や関節の回復を促進し、炎症の進行を防ぐために必要不可欠です。適切な休息とリカバリーは非常に重要です。膝への負担を軽減し、回復を促進するために実践すべき具体的な方法を5つ紹介します。

アイシング(冷却)

  • 方法: ジョギング後や膝痛が発生した時に、膝にアイスパックや冷却パッドを20分程度あてて冷やします。氷をタオルで包んで直接膝に当てることもできます。
  • 効果: 冷却することで、膝の炎症や腫れを抑えることができます。特にジョギング後の膝の痛みや腫れを軽減するのに効果的です。

安静と休養

  • 方法: 膝が痛んでいると感じたら、無理に運動を続けず、膝に負担をかけないようにして休息をとります。完全に休むことも重要ですが、痛みが引いた後は軽いウォーキングなどで回復を促進します。
  • 効果: 膝に必要な回復時間を与えることで、傷ついた組織が修復され、炎症が収まります。無理をせず休むことが重要です。

足を高くする(エレベーション)

  • 方法: 膝を痛めたときは、横になって足を高く上げることを心がけましょう。クッションや枕を使って、膝の位置を心臓より高く保ちます。
  • 効果: 足を高く保つことで、膝周りの血流が促進され、腫れが引きやすくなります。特に炎症があるときに効果的です。

圧迫(サポーターの使用)

  • 方法: 膝に専用のサポーターバンデージを巻いて、膝に軽い圧力をかけます。これにより膝の安定性を高め、過度な動きを防ぎます。
  • 効果: 圧迫によって膝の安定性が向上し、膝への衝撃を軽減することができます。また、膝の腫れを抑える効果もあります。

 ストレッチと軽いリハビリ

  • 方法: 完全な休息後、膝周りの筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチを行います。膝を無理なく伸ばすことを意識して、痛みが出ない範囲で軽いストレッチを行いましょう。
  • 効果: 休養後に軽いストレッチをすることで、筋肉の柔軟性が回復し、膝の可動域が保たれます。無理なく行うことで膝周りの筋肉を強化し、再発を防ぐことができます。

これらの方法を組み合わせて実践することで、膝痛の回復を促進し、今後のジョギングに備えることができます。痛みが長引く場合は、専門医に相談することも重要です。


ジョギング中に膝痛が起こった場合の対処法

膝痛 ジョギング

1. 痛みのサインを見逃さない

膝に痛みや違和感を感じた場合、すぐに走るペースを落とすか、一旦運動を中断することが大切です。痛みを無視して走り続けると、慢性的な炎症や損傷につながり、長期的な問題となる可能性があります。自分の体のサインに敏感になり、痛みが強くなった場合は専門医への相談も検討しましょう。

2. 対症療法と一時的なケア

膝痛が出た際の対処法としては、以下の方法が有効です。

  • アイシング:運動直後や痛みを感じたときに、冷却パックや氷を使って膝を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげる。
  • サポーターの使用:膝用のサポーターやテーピングを利用することで、走行中の衝撃を分散させ、関節の安定性を補助する。
  • 軽いストレッチ:痛みの原因となった筋肉の緊張を和らげるため、軽いストレッチを行い、血流を改善する。

3. 専門家による診断と治療

膝痛が慢性的に続く場合、整形外科やスポーツクリニックでの診断を受けることが推奨されます。医師や理学療法士によるリハビリテーション、さらには電気治療(マイクロカレント、TENS)など、最新の治療法を取り入れることで、早期の回復を目指すことが可能です。自分自身でのケアだけでは改善が難しい場合、専門家の意見を参考にすることで、再発防止につながります。


まとめ:健康なジョギングライフを送るために

膝痛 ジョギング

膝痛は、誰もが直面し得るランニングやジョギングに伴う悩みですが、正しい知識と対策を講じることで、痛みの発生を予防し、万が一痛みが出た場合も適切に対処することが可能です。今回ご紹介したポイントを振り返ると、まずは運動前後のウォームアップやストレッチを欠かさず行い、正しいランニングフォームを意識することが最も重要です。また、膝を守るためには、自分に合ったシューズ選びや筋肉強化、十分な休息を取り入れることが不可欠です。

ランナーとして日々の運動を続ける中で、膝痛は避けがたい場合もありますが、体のサインに耳を傾け、痛みを感じたら早めに対処する姿勢が大切です。膝痛の原因や対処法、予防策をしっかり理解することで、ランニングによる負担を最小限に抑え、健康なジョギングライフを実現しましょう。正しい知識と習慣があれば、スポーツとしてのランニングはさらに充実したものとなり、長期的な健康維持にもつながります。

最後に、ランナーとしての成功例からも分かるように、膝痛に悩む場合は一人で悩まず、専門家のアドバイスや医療機関の診断を受けることが重要です。多くのランナーが体験しているように、適切なケアとトレーニングの見直しにより、痛みのない快適なランニング環境を手に入れることができるでしょう。これからも、自分自身の体調管理を大切にしながら、楽しく安全な運動習慣を継続していくことを心がけてください。


参考ポイント

膝痛 ジョギング

  • ランニングフォームの見直し
      正しい着地や体幹の安定は、膝への負担軽減に直結します。普段のトレーニング中に意識することで、長期的な膝痛予防が期待できます。
  • シューズ選びとメンテナンス
      定期的にシューズの状態を確認し、クッション性や安定性に優れたものを選びましょう。適切なシューズは、膝を含む下半身全体のサポートに役立ちます。
  • ストレッチと筋力トレーニング
      運動前後のストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善します。また、膝周辺の筋肉を鍛えることで、関節の安定性が向上し、痛みのリスクが低減されます。
  • 十分な休息とリカバリー
      運動後の休息は、体の回復にとって欠かせない要素です。痛みを感じた場合は無理をせず、必要な休息を取ることが、膝の健康を守るための最善の対策となります。

膝痛と向き合いながらジョギングを楽しむためには、日々の意識改革と適切なケアが不可欠です。正しい知識をもとに、自分自身の体調やフォームをチェックし、無理のないペースで運動を続けることが、健康的なランニングライフへの第一歩となります。今後も、膝痛の原因や対策を学びながら、自分に合った予防策を実践し、スポーツとしてのジョギングを安全かつ効果的に楽しんでいただければ幸いです。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する