最終更新:2025.03.24

「膝の痛みで階段の上り下りが不安」階段での膝痛の原因と日常生活で悪化させない対策方法をご紹介

近年、階段の上り下りを行う際に膝に痛みを感じる方が増えており、変形性膝関節症などの疾患が背景にあるケースが多く見受けられます。

この記事では、膝の痛みの原因や症状、日常生活でできる対策、そして整形外科やクリニックでの治療法について詳しく解説します。正しい知識と適切な対処で、膝にかかる負担を軽減し、快適な生活を取り戻しましょう。


膝の痛みの原因と症状について

膝痛 階段

膝は体重を支える重要な関節であり、階段の下り動作などの特定の動作により負担が集中しやすい部位です。膝の痛みの原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 変形性膝関節症
     加齢や過度の負荷により、関節の軟骨がすり減り、変形が進行することが多いです。痛みが徐々に悪化し、階段下りや長時間の歩行で症状が顕著になることが特徴です。

  • 半月板損傷や靭帯の緊張
     激しい運動や日常生活での不適切な動作により、膝関節内部の半月板が損傷したり、周囲の靭帯に過度なストレスがかかることで、膝に痛みや不安定感を生じさせる場合があります。

  • 筋肉や骨の疲労・損傷
     足や膝周りの筋肉の衰えや、骨の状態の悪化も膝痛の原因となります。特に、体重が増加すると膝への負担が大きくなり、症状が強くなる傾向があります。

また、痛みは「痛い」「痛む」といった表現で訴えられることが多く、階段の「下り」動作で痛みが顕著に現れるケースが多いです。膝の前面や内側、さらには外側や裏側など、痛みの出方によって原因が異なるため、正確な診断が求められます。


階段動作がもたらす膝への負担

膝痛 階段

階段は日常生活の中でも頻繁に使用される動作ですが、特に下りる際は膝に大きな負担がかかります。ここでは、階段動作が膝に与える影響とその背景を解説します。

  • 衝撃と圧力の集中
     階段の上り下りは、日常生活で頻繁に行われる動作ですが、その際、膝にかかる衝撃と圧力が特に集中します。

  • 上りでは体重を支えるために膝関節に大きな負荷がかかり、下りでは重力の影響で急激な衝撃が伝わり、膝の軟骨や靭帯に強いストレスが生じやすい状況となります。これらの衝撃は、関節内の摩耗を促し、長期的には変形性膝関節症などのリスクを高める原因となる可能性があります。

  • また、膝周囲の筋力が十分でない場合、負荷が局所に集中してしまい、痛みや炎症を引き起こしやすくなります。したがって、階段動作時には正しい歩行フォームや、筋力強化を目的としたリハビリテーション、さらには適切なサポート具の利用が重要です。日々の動作に潜むこれらの負荷を軽減することで、膝の健康を維持し、長期的な関節トラブルの予防に繋がると言えるでしょう。

  • バランスの崩れと不安定な歩行
     階段を降りる際に、足の着地が不安定になると、膝の「前」や「内側」に負担が集中し、症状が悪化することがあります。

  • 膝への負担は、バランスの崩れと不安定な歩行の原因となります。階段を上り下りする際、膝には急激な衝撃と圧力が加わり、関節周囲の筋肉が体重を支えるために大きな働きを求められます。特に下りでは、重力の影響で衝撃が一気に膝に伝わるため、微妙なバランス調整が難しくなり、体の左右や前後のバランスが乱れやすくなります。その結果、歩行中に足元が不安定となり、転倒リスクが高まるほか、痛みや違和感が更なる筋力低下を招く恐れもあります。

  • 安定した歩行を維持するためには、膝周囲の筋力強化や柔軟性の向上、正しい歩行フォームの習得が不可欠です。これらの対策により、階段動作時の負担を軽減し、全体的なバランスの維持に寄与することが期待されます。

  • 変形性膝関節症との関連性
     長年にわたる繰り返しの負荷や衝撃により、膝の変形性膝関節症が進行しやすくなります。

  • 階段の昇降動作は、膝に大きな負担を与えるため、変形性膝関節症との関連性が指摘されています。上りでは、大腿四頭筋や臀部筋が活発に働き、関節を安定させる一方、下りでは重力の影響で膝に急激な衝撃が加わります。この衝撃は、膝関節内の軟骨に繰り返し負荷をかけ、摩耗や損傷を引き起こす可能性があるため、長期間にわたり症状が進行するリスクが高まります。

  • さらに、加齢、肥満、筋力低下などの要因が重なると、膝への負担は一層増し、変形性膝関節症の発症リスクが高まると考えられます。適切な運動と筋力トレーニングにより、膝周囲の筋力を維持することが予防に重要です。

  • また、階段昇降に伴う膝への反復負荷は、日常生活の中で長期的に蓄積することにより、初期の関節軟骨変性を促進する可能性があるため、適度な休息や補助具の使用が推奨されます。

このような理由から、階段下り時の膝の痛みは、単なる一時的な不調ではなく、日常生活全般に影響を与える重要な症状として捉える必要があります。

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自宅でできる効果的な対処法とストレッチ

膝痛 階段

膝痛に悩む多くの方は、まず自宅でできる対処法を試みます。ここでは、痛みを軽減するためのストレッチやセルフケアの方法を紹介します。

1. 膝周りのストレッチ

膝の痛みを和らげるためには、膝周辺の筋肉や靭帯を柔軟に保つことが大切です。膝が痛むときには、そこをかばうようにして歩くために、身体に余計な力が入ってしまいます。こうして偏った部位にばかり力が入って脚が疲れやすくなります。緊張をほぐすのに、ふくらはぎや脛の筋肉をストレッチすると、脚が軽くなるのを感じられます。伸ばすときには、反動をつけず、ゆっくりとした動きとともに、呼吸もゆったりとしたペースを意識し、筋肉が伸びているのを感じながら行いましょう。

  • 大腿四頭筋のストレッチ
     立った状態で片足を後ろに引き、かかとをお尻に近づけるように引っ張ります。両足でバランスをとりながら、左右交互に行いましょう。

  • ハムストリングスのストレッチ
     床に座り、片足を伸ばしてもう片方の足の裏を内側に引き寄せます。前屈することで太ももの裏側をしっかり伸ばし、膝周囲の柔軟性を高めます。

  • ふくらはぎのストレッチ
     壁に両手をついて立ち、脚を前後に開きます。肘は伸ばしておきましょう。踵を床につけたまま、身体を前傾させる。腰の位置が下がり、前に出した側の膝が曲がります。後ろの脚側のふくらはぎが伸びるのを感じながら10秒キープ。左右交互に繰り返しましょう。

  • 脛の前側のストレッチ
     壁に両手をついて立ち、後ろに引いた脚の、足の甲を床につけて脛の前側を伸ばします。10秒キープ。左右交互に繰り返しましょう。

  • お風呂でストレッチ
     お風呂に浸かり、十分に身体を温めます。ゆっくりと膝を曲げたり伸ばしたりしながら、曲げ伸ばしを大きくしていきます。次に、正座をしてみます。足首や脛がストレッチされます。正座ができない場合は、バスタブのふちに手を置き、できるところまでゆっくりとしゃがんで10秒キープします。2~3回行いましょう。

  • お風呂で屈伸ストレッチ
     バスタブのふちに手を置き、立った状態からゆっくりとしゃがんでいきます。痛みの出ないところまでしゃがんだら、その状態で10秒間キープします。バスタブのふちにつかまりながら、ゆっくりと立ち上がります。膝に手を当てて、膝を伸ばすように10回ほど押しましょう。

2. 自宅でできる応急処置

急な膝の痛みが起きた場合は、以下の方法で一時的な緩和を図ることができます。

  • 冷やす・温める
     急性期には冷却パックを用いて炎症や腫れを抑え、痛みが和らいだ後は温湿布や入浴で血行を促進するのが効果的です。

  • サポーターやテーピング
     膝に負担がかかると感じるときは、専用のサポーターを着用したり、テーピングで安定させると、痛みの軽減につながります。

3. 階段上り下りの際の注意点

膝の痛みがある人のほとんどが、階段での上り下りをつらいと感じているようです。歩いている時には痛みを感じなくても、階段では痛むのは膝への負担が大きいからです。歩くだけでも体重の2倍の重さ、階段では6~7倍もの重さがのしかかります。

一段ごとに両脚を揃える】

痛い方の膝をあまり曲げないことが負担をかけないポイントです。上がるときは痛みのない脚から、下りるときは痛い脚から踏み出します。一段ごとに両脚を揃えて自分のペースで上り下りしましょう。手すりのある階段でしたら、人目を気にせず積極的に活用してください。左右にある場合には、痛みが軽い側の手すりにつかまります。


 専門医による治療とクリニックでのアプローチ

膝痛 階段

膝痛が長期間続く場合や、セルフケアだけでは改善が見られない場合は、整形外科やリハビリテーションを行うクリニックでの診療を受けることが重要です。ここでは、専門医が行う主な治療法と診療の流れを解説します。

1. 整形外科での診察と検査

初めに、整形外科においては膝の痛みの原因を特定するため、レントゲンやMRIなどの検査を行います。これにより、変形性膝関節症や半月板損傷、靭帯の損傷など、膝の内部構造の状態が把握されます。検査結果に基づき、適切な治療方針が決定されます。

2. 薬物療法や注射治療

症状が軽度の場合、鎮痛剤や消炎剤の服用により痛みが軽減されることがあります。また、関節内にヒアルロン酸を注入する治療法は、軟骨の摩耗による痛みを改善し、関節の滑らかな動きをサポートします。これらの療法は、症状の進行を防ぐためにも有効です。

3. リハビリテーションと運動療法

専門の理学療法士によるリハビリテーションは、筋力の低下を防ぎ、膝関節周辺の筋肉バランスを整えるために欠かせません。適切な運動療法は、歩行や階段動作の際の膝への負担を軽減し、痛みの改善につながります。クリニックでは、患者一人ひとりの状態に合わせたプログラムが提供され、日常生活での「動作」改善にも力を入れています。

膝の痛みの程度によって賢く薬を選ぼう:ロキソニンをはじめとする薬物療法の種類と効果についてご紹介

 


予防のポイントと日常生活での工夫

膝痛 階段

膝の痛みは、一度悪化すると治療に時間がかかる場合が多いため、予防策を日常的に実践することが大切です。以下のポイントを意識し、膝にかかる負担を最小限に抑えましょう。

  • ウォーキングで正しい歩行姿勢の習得
     膝の痛みが軽くなってきたら、積極的に膝を動かしましょう。少し汗ばむくらいの、しかし痛みが悪化しない強度で歩きます。

  • 歩く前と後にかならず、準備体操やストレッチで身体をほぐし、柔軟にしておくことで捻挫や転倒を防ぎましょう。
  • 歩くときの姿勢は、前かがみにならないように背筋を軽く伸ばし、目線をまっすぐ前でキープします。みぞおちの辺りから脚を出し、踵・指の付け根・指先を同時に地面につける意識で歩きましょう。
  • 坂道や階段は避けます。また、痛みが出たら、無理をせず座って膝を休めましょう。
  • 定期的な運動と筋力トレーニング
     膝周りの筋肉を鍛えることで、膝関節への衝撃を和らげ、変形性膝関節症の進行を抑えることが可能です。ウォーキングや軽いジョギング、専用の筋力トレーニングを取り入れると、膝だけでなく股関節や足全体のバランスも改善されます。。

  • 膝への負担を減らす靴選び
     靴を選ぶときには、踵の高さが高すぎないように注意しましょう。靴底も大事です。コンクリートの道を硬い靴で歩くと、衝撃が膝に集中してしまい、痛みが強くなることがあります。靴底は、厚みと柔軟性があり、地面からの衝撃を吸収するものがよいでしょう。ある程度、通気性があり、軽量で、靴先に余裕があり指が圧迫されないものにしましょう。

  • 適切な休息とセルフケアの実践
     長時間の立ち仕事や過度な運動後は、必ず十分な休息を取り、膝の疲労回復を図りましょう。痛みが出た場合は、早めに応急処置を行うことが、症状の悪化防止につながります。

  • 定期検診の重要性
     膝の痛みや不調を感じた際は、早期に整形外科やクリニックを受診し、正確な診断を受けることが必要です。特に中高年の方は、変形性膝関節症のリスクが高いため、定期的な検診をおすすめします。


まとめ

膝痛 階段

階段下り時に感じる膝の痛みは、日常生活の中で避けがたい動作が原因となることが多く、変形性膝関節症やその他の疾患と深く関連しています。この記事では、膝にかかる負担の原因、セルフケアとして実践できるストレッチや応急処置、そして専門医による治療方法やリハビリテーションの重要性について解説しました。

膝の痛みは放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、歩行や階段動作などの基本的な動作にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、早期に正確な診断を受け、適切な治療や予防策を実践することが、症状改善への近道です。特に、膝周辺の筋肉の強化と柔軟性の維持は、長期的な健康維持において欠かせない要素となります。

また、セルフケアだけでなく、専門の医師や理学療法士との連携により、個々の症状に合わせた治療プランを構築することが、膝の痛みから解放されるための鍵となります。日々の生活で正しい姿勢と運動習慣を意識し、膝への負担を減らす努力を続けることで、痛みの軽減と快適な生活を実現できるでしょう。

最後に、膝の痛みや階段動作に対する不安を感じた際は、早めの相談と適切な対策を講じることが大切です。あなた自身の健康を守るために、日常生活の中で無理なくできるケアを続け、体の状態に合わせた治療や予防策を取り入れていきましょう。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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