最終更新:2025.03.05

手すりがないと階段は下りられない!階段を降りるとき膝が痛い…変形性膝関節症と向き合うための対策

「階段は手すりにつかまり1段ずつじゃないと下りられない」

「痛い足に体重がかかるのが不安で階段は避けている…」

近年、膝の痛みや違和感に悩む人が増えています。特に、階段の下り動作で膝に激しい負担がかかり、痛みを感じるケースが多いです。

この記事では、膝の痛みの原因として代表的な変形性膝関節症を中心に、症状の特徴や予防、治療方法、そして自宅でできるストレッチや筋力トレーニングについて詳しくご紹介します。膝の痛みは放置すると症状が悪化し、歩行や日常生活に支障をきたす可能性があるため、早期の対策が大切です。


 膝痛の原因と特徴

膝痛 階段 下り

膝は体重を支える重要な関節です。階段の上り下りや歩行といった日常動作の中で、膝にかかる負担は非常に大きく、長期間の使用により膝の軟骨や靭帯、筋肉に影響が出ます。膝痛の原因としては、以下のような要素が考えられます。

  • 他の関節が固いことで膝へ負担
    膝は足首と股関節の間に位置しています。本来、膝は主に「膝を曲げる」「膝を伸ばす」の働きを担っています。しかし、大きな可動域を持つ足首や股関節が固くなっていくと、立った時の足の着き方や脚の筋肉バランスが偏り、膝に不要な捻じれや衝撃が起こるようになり、時間の経過とともに膝の痛みを起こす原因となっていきます。
  • 変形性膝関節症
    年齢や体重、運動不足などが原因で、膝関節内の軟骨がすり減り、骨同士が擦れ合うことにより痛みが発生します。特に、階段の下り動作では膝に大きな負担がかかり、痛みが前面に出やすいです。

  • 筋肉や靭帯の弱化
    膝を支える大腿四頭筋や大臀筋、内転筋などの筋力が低下すると、膝関節への負担が増大し、痛みを感じやすくなります。また、関節を安定させる靭帯の損傷も、膝痛の一因となります。

  • 体重の増加
    体重が増えることで、膝にかかる負担が増え、骨や軟骨にダメージが蓄積します。特に、下り階段などの動作では、体重が直接膝にかかるため注意が必要です。

  • 不適切な動作や姿勢
    階段を降りる際に正しい歩行姿勢やバランスが保たれていないと、膝の内側や外側、前面に偏った負荷がかかり、痛みや変形を引き起こす可能性があります。

これらの原因が複合的に絡むことで、膝の痛みは進行し、症状が多くの患者にとって改善が難しい疾患へとつながることもあります。


 階段の下りで特に膝が痛む理由

膝痛 階段 下り

階段の下り動作は、膝に通常よりも大きな衝撃と負荷がかかります。階段を降りるとき、体重を支えるために膝にかかる力は約3倍になるとされ、足や膝関節、筋肉、骨に過大な負担がかかります。具体的には以下の点が影響します。

  • 衝撃吸収の低下
    膝関節内の軟骨が変形していると、階段の下り時に十分な衝撃吸収ができず、骨と骨が直接ぶつかることで痛みが生じやすくなります。

  • 筋力不足による不安定さ
    筋肉が十分に働いていない場合、階段の下り動作でバランスを崩しやすく、内側や外側の靭帯に無理な負担がかかり、痛む原因となります。

  • 足のバランス機能低下による不安定さ
    足のアーチ機能が崩れる
    と、歩行時の衝撃緩和や身体のバランスをとれなくなり、膝、股関節、腰などに過剰な負荷がかかってしまいます。
  • 体重の影響
    体重が多いほど、膝にかかる負担は増加します。特に階段の下りでは、体重が直接的に作用するため、痛みが感じやすくなります。

これらの要因が重なることで、階段の下り時に膝が痛むという症状が出現し、多くの人々が悩みの種としているのです。


 変形性膝関節症の症状と診断

膝痛 階段 下り

変形性膝関節症は、膝の変形や軟骨のすり減りにより、痛みや腫れ、動作の制限が現れる疾患です。代表的な症状としては以下が挙げられます。

  • 持続的な痛み
    階段の下りや歩行時、さらには安静時にも痛みを感じる場合があり、特に膝の前面や内側に痛みが集中します。

  • 可動域の低下
    膝が固く感じられ、動かす際に違和感がある場合、変形性膝関節症の可能性が高いです。特に朝起きたときや長時間座った後に痛みが強く出ることが多いです。

  • 腫れや熱感
    炎症が起こると、膝が腫れ、触れると熱を感じることがあります。これにより、膝の内側や外側の違和感が増し、日常動作に支障をきたします。

診断は、整形外科での診察やX線検査、MRI検査などによって行われます。早期に診断を受け、適切な治療を開始することが、症状の進行を防ぐ上で非常に重要です。


 膝痛への治療と対処法

膝痛 階段 下り

膝の痛みを改善するためには、原因に応じた治療と予防策が必要です。ここでは、変形性膝関節症を中心とした治療方法と、日常生活で実践できる対策について紹介します。

 整形外科での治療

多くの患者さんは、膝痛を感じた段階で整形外科を受診し、以下のような治療を受けます。


薬物療法

薬物療法は、膝痛治療の初期段階でよく採用される基本的なアプローチです。主に、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンといった鎮痛剤が処方され、これにより痛みの緩和と炎症の抑制が図られます。効果が十分でない場合は、局所注射療法が検討され、関節内に直接ヒアルロン酸やステロイド剤を注入することで、患部により強い治療効果をもたらします。これらの治療は、症状の急性期における疼痛管理や腫れの改善、患者の日常生活への早期復帰を目指して行われます。また、薬剤の副作用や長期使用に伴うリスクを十分に考慮しながら、医師が患者の全体的な状態や既往歴を踏まえて最適な治療計画を策定します。さらに、薬物療法は保存的治療の一環として、他の治療法との併用や生活習慣の見直しと合わせて実施され、患者が安心して治療に臨める環境作りに寄与しています。


リハビリテーション

リハビリテーションは、膝の機能回復と再発防止を目指す治療法であり、筋力の強化や柔軟性の向上、正しい歩行姿勢の獲得を中心に行われます。特に大腿四頭筋、大臀筋、内転筋など膝周辺の主要な筋群に対するトレーニングは、関節への負担軽減と安定性の向上に不可欠です。理学療法士の指導のもと、個々の症状や体力に合わせたストレッチ、筋力トレーニング、バランス運動が計画的に実施され、段階的な負荷増加が図られます。これにより、膝関節の動作パターンが改善され、歩行時の衝撃を和らげるとともに、正しい姿勢が定着する効果が期待されます。加えて、日常生活での動作や姿勢の指導が行われ、再発リスクの低減や長期的な健康維持にもつながります。患者自身の努力と医療スタッフのサポートが相乗的に働くことで、機能回復の促進と生活の質向上に大きく貢献する治療法です。


手術療法

手術療法は、保存的治療で十分な改善が見られない進行性の膝症状に対して選択される治療法です。まず、関節鏡視下手術では、最小侵襲の方法で関節内の損傷部分を直接確認し、損傷組織の除去や修復が行われます。これにより、局所の炎症や痛みが軽減され、関節機能の改善が期待されます。さらに、重度の場合は人工膝関節置換術が適用され、劣化した関節面を人工関節に置換することで、痛みの根本的な改善と運動機能の回復が図られます。手術自体は高い技術と周到な準備が必要ですが、術前の評価やリスク説明、術後の管理計画が重要な役割を果たします。術後は、専門のリハビリテーションプログラムにより、段階的な運動療法が実施され、回復過程での合併症防止や機能回復が促進されます。患者と医療チームの緊密な連携の下、手術療法は長期的な生活の質向上を目指す有効な治療法として活用されています。


 自宅でできるセルフケアとストレッチ

日常生活の中で、膝痛を予防・改善するために自宅で取り組める方法もあります。

  • 適度な運動
    整形外科で指導される運動や、ウォーキングなどの有酸素運動は、筋肉を強化し、膝への負担を軽減します。運動前後のストレッチは、膝の柔軟性を保つために欠かせません。

  • 膝周りのストレッチ
    膝の内側や外側、前面・後面の筋肉をしっかりと伸ばすことが重要です。特に、階段の上り下りで使われる筋肉を重点的にほぐすことで、膝の痛みを軽減できます。
    たとえば、太ももの前面を伸ばすストレッチや、内転筋のストレッチは、膝の安定性向上に効果的です。

  • 体重管理
    体重の増加は膝に大きな負担をかけるため、適切な体重管理が必要です。バランスの良い食事と定期的な運動を心がけ、膝にかかる負荷を軽減しましょう。

  • 適切な靴選び
    足元のサポートは膝への影響を左右します。クッション性のある靴や、正しい歩行をサポートする靴を選ぶことで、膝の負担を軽減できます。現代の靴は比較的固いものが多いですが、そのため足の本来の機能が発揮できないことが懸念されます。靴底は適度に柔らかくしなるもので、足首や土ふますの働きが損なわれないものを選びましょう。

膝の痛みにつながる?!身体の使い方チェック

自分で簡単にチェックできる身体の使い方テストを紹介します。多くの場合、膝に痛みを起こす原因は、ケガと日々の習慣となります。特に立ち方と座り方を見直すことで、膝への負担を減らすことができます。以下の習慣は膝に負担をかけるものばかりなので、できるだけおこなわないようにしましょう。

床への座り方

➀しゃがんで座る

和式トイレの座り方。股関節、半月板に負担。

②お姉さん座り

股関節、内側半月板、内側側副靭帯に負担。

③正座

足首の前距腓靭帯、内側半月板に負担。

④あぐら

足首の前距腓靭帯、外側側副靭帯、そして内側半月板に負担。

膝痛 階段 下り

椅子での座り方

➀脚を組む

股関節や骨盤のゆがみ、外側側副靭帯に負担。

②ひざ下を組む。または、足首を椅子の脚に引っかけている

股関節、内側半月板や外側側副靭帯に負担。

③膝は揃えてもつま先を揃えて座れない

内側半月板、内側側副靭帯に負担。

④片方の脚に重心をかけて脚を片側に流して座る

股関節や外側側副靭帯、半月板に負担。

⑤脚を広げている

外側半月板や外側側副靭帯に負担。

膝痛 階段 下り

立ち方

➀クロス立ち

脚を交差する立ち方。股関節に大きな負担と、外側半月板、外側側副靭帯に負担。

②休めの姿勢

脚を開いて片足重心になる立ち方。股関節や外側半月板、外側側副靭帯に負担。

③膝を伸ばしきっている

反張膝。特に内側半月板に負担。内側側副靭帯、外側半月板に負担。

④小指側に体重をのせて親指側が浮くような立ち方

側面立ち。小指側に足を傾けて立つ立ち方。足首の前距腓靭帯や外側側副靭帯に負担。

⑤つま先を内側に向けている

特に外側半月板、ほかに内側半月板に負担。

膝痛 階段 下り

 足を安定させる!セルフケア紹介

当院の院長であるノブ先生のセルフケア動画を紹介します!朝起きて歩き出す前など、動き出す前にするとよいでしょう。足の安定性がますと膝の余計な捻じれや負担が減ります。

 


 日常生活で気をつけるポイント

膝痛 階段 下り

膝痛は、無理な動作や長時間の立ち仕事、急な運動などで悪化することがあります。以下のポイントを意識して、膝の健康を維持しましょう。

  • 正しい歩行姿勢の習得
    膝が内側や外側に過度に傾かないよう、意識して歩くことが大切です。特に階段の上り下りでは、足の着地位置やバランスに注意し、膝にかかる負担を分散させるよう心がけましょう。

  • 休息と適度なストレッチ
    長時間の立ち仕事や、運動後はしっかりと休息を取り、膝の負担を軽減してください。膝の痛みを感じたときは無理をせず、冷やす・温めるなどの応急処置も効果的です。

  • 早期の受診と予約の重要性
    痛みが長期間続く場合は、整形外科や専門のクリニックでの診療をおすすめします。早期の診断と適切な治療により、症状の悪化を防ぎ、日常生活の質を維持することが可能です。受付や予約は、迅速な治療開始につながるため、痛みを感じた時点で早めの行動が大切です。


 まとめと今後の対策

膝痛 階段 下り

膝の痛みは、特に階段の下り動作など、日常生活で避けがたいシーンで強く感じられることが多いです。変形性膝関節症やその他の疾患が背景にある場合、膝関節や周囲の筋肉、靭帯への負担が蓄積され、痛みや動作制限が発生します。

この記事では、膝痛の原因、症状、整形外科での治療方法、自宅でできるセルフケアやストレッチの方法について解説しました。
最も大切なのは、早期の診断と適切な治療、そして日常生活での正しい動作や体重管理、筋力トレーニングによって、膝にかかる負担を最小限に抑えることです。

膝の痛みが続く場合、無理な運動や誤ったストレッチがかえって症状を悪化させる可能性もあるため、専門医に相談しながら、自分に合った対策を進めることが重要です。適切な治療法や運動療法を実践することで、痛みが軽減され、膝関節の健康が改善される可能性があります。

最後に、整形外科やリハビリテーションクリニックでは、最新の治療法や運動指導を提供しており、多くの患者が回復に向けた一歩を踏み出しています。階段の下りで膝が痛むと感じたら、ぜひ一度専門の診療を受け、正しい診断と治療を受けることをおすすめします。


【お問い合わせ・ご予約】

膝の痛みでお悩みの方は、ぜひセルフケア整体にご相談ください!詳しい診療内容や最新の治療法については、当院のホームページ(https://selfcareseitai.com/)をご覧いただくか、お電話にてお気軽にお問い合わせください。健康な生活への第一歩は、正しい診断と適切な治療から始まります。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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