最終更新:2025.03.20

~膝への負担を軽くして関節の安定性を高める~サポーターのメリット・デメリット、正しい選び方をご紹介

膝の痛みは、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、変形性膝関節症などの疾患によって、長期的な生活の質の低下を招く可能性があります。多くの人が膝の不調に悩む中、サポーターは膝への負担を軽減し、痛みの緩和や関節の保護に効果が期待されるアイテムとして注目されています。

本記事では、膝の痛みの原因や変形性膝関節症の特徴、そしてサポーターが持つ効果や正しい使用方法、さらには選び方のポイントについて詳しく解説していきます。


 膝の痛みと変形性膝関節症の基本知識

膝痛 サポーター 効果

膝の痛みは、加齢や外傷、過度な使用などにより発生し、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。膝は大腿骨、脛骨、膝蓋骨の3つの主要な骨と、これらをつなぐ軟骨、靭帯、筋肉などが連動して働く複雑な関節です。関節内部に微小な損傷や摩耗が生じると、痛み、腫れ、こわばりといった症状が現れ、負担が大きい場合は歩行や動作に制限がかかることもあります。

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が長期間の摩耗や加齢によって次第に劣化することで発症する、代表的な慢性疾患です。初期段階では軽い違和感や痛みが見られるものの、症状が進行すると関節の隙間が狭まり、骨同士が擦れ合うため激しい痛みが誘発されます。また、関節周囲の筋力低下やバランスの乱れにより、膝の安定性が損なわれ、歩行時の不安定感や変形が顕著になるケースが増えています。高齢、肥満、既往の膝外傷、遺伝的要因、あるいは長期間にわたる過剰な負荷などが、変形性膝関節症のリスク要因として知られています。

治療は、初期段階では運動療法や理学療法、体重管理、鎮痛剤などの保存的療法を中心に行われ、関節の柔軟性や筋力の維持、痛みの緩和を目指します。症状が重度化し、保存的療法で十分な改善が得られない場合には、関節鏡視下手術や人工関節置換術といった外科的介入が検討されます。いずれの場合も、適切な診断と治療、そして日常生活での負担軽減策を講じることが、膝の痛みや変形性膝関節症の進行を防ぎ、生活の質の維持につながります。


膝は動かさないと状態が悪くなる

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 膝の痛みなどの症状は、関節軟骨がすり減ることで起こります。関節軟骨とは、骨と骨が接している部分の表面を覆っている組織です。骨同志がぶつからないようにクッションの役割を担っています。膝関節は関節包という袋で包まれていて、内部は関節液で満たされています。関節軟骨には神経や血管がないため、必要な栄養と酸素は、血液の代わりに関節液によって運ばれます。

ところが、再生に必要な軟骨細胞は外から配給されず、すり減った軟骨はなかなか修復されません。

関節液は、膝の曲げ伸ばしなどで関節軟骨に圧力が加わると、その栄養や水分が関節軟骨に浸透し吸収されます。動かすと痛いからと安静にしていると、関節軟骨は栄養が得られず、どんどん状態は悪くなってしまいます。

また、関節液には関節軟骨の動きを滑らかにする役割もあります。関節液の栄養がうまく軟骨に吸収されないと、膝の動きが悪くなり、骨同志の摩擦も大きくなります。サポーターなどの力を借りながら、多少痛くても膝を動かし下半身の筋力が落ちないようにすることが大切です。

膝の痛みを軽減し、膝の変形を止める!筋トレとストレッチで健康な脚を手に入れる方法をご紹介。

 


サポーターの効果と役割

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サポーターは、膝の安定性を高め、関節にかかる負担を軽減するための装具です。以下の点でその効果が期待されます。

1. 膝関節の保護と安定化

膝サポーターは、膝関節を保護し安定化させるための重要な補助具として広く活用されています。装着時には膝周囲に適度な圧迫が加わり、筋肉や靭帯の働きを補強することで、急激な衝撃や無理な動作による負担を軽減します。これにより、膝のズレや不安定な動きを防ぎ、痛みや炎症の発生リスクが低減されるとともに、関節内部の摩擦が抑えられます。さらに、サポーターの使用は自らの膝の状態に意識を向ける契機となり、正しい歩行姿勢や運動フォームの習得にもつながるため、日常生活やスポーツシーンにおいて膝への負担軽減と変形性膝関節症などの進行防止に効果的です。

歩行バランスを改善する膝サポーター

2. 痛みの緩和と血行促進

サポーターは膝周囲に適度な圧迫を与え、関節内の摩擦を軽減するとともに、急激な動作で生じる衝撃を分散します。これにより、膝への負担が抑えられ、痛みや炎症の進行を防止する効果が期待できます。また、サポーターの装着により膝部が温められるため、血流が促進されます。温熱効果で血液循環が改善され、関節や周囲の筋肉へ酸素や栄養素が行き渡りやすくなるとともに、老廃物の排出もスムーズになります。これにより、自然治癒力が高まり、回復過程が促進されるほか、慢性的な膝痛の緩和にも寄与します。適切なサイズと装着方法を守ることで、これらの効果を最大限に活かし、膝痛の改善や再発予防に大きく貢献します。

保温性のある膝サポーター

3. 使用方法による効果の最大化

膝痛に対するサポーターの効果を最大化するためには、正しい使用方法が不可欠です。まず、各人の膝に合ったサイズと形状のサポーターを選び、しっかりと装着することで、無理な圧迫やずれを防ぎ、関節の安定性が向上します。さらに、運動前のウォームアップやストレッチと併用することで、筋肉の柔軟性が高まり血流が促進され、痛みの緩和や回復がサポートされます。また、長時間の連続使用は筋力低下を招く恐れがあるため、適切な着用時間と休息を守ることが重要です。加えて、サポーター単体に依存せず、理学療法士や専門医の指導のもと、筋力トレーニングや正しい歩行姿勢の習得と併せて使用することで、膝自体の機能強化が図られ、再発防止にもつながります。このように、正しい装着方法、使用時間の管理、そして日常的な運動とケアの組み合わせにより、サポーターの効果と役割を最大限に引き出し、膝痛の予防・改善に大いに寄与することが可能です。


 正しいサポーターの選び方

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サポーターはさまざまな種類が存在し、用途や目的によって選び方が異なります。ここでは、正しい選び方のポイントを紹介します。

1. 用途に合わせた種類の確認

医療用とスポーツ用のサポーターは、使用目的やデザインが異なります。変形性膝関節症の方には、医療用として設計されたものが推奨される場合が多いですが、日常的な使用や軽い運動を目的とする場合は、スポーツ用のものでも十分な効果が得られる場合があります。自分の膝の状態や生活スタイルに合わせた用途を明確にすることが大切です。

2. 素材とフィット感の重要性

サポーターの素材は、通気性や伸縮性、保温性などに影響します。長時間の着用を前提とする場合は、肌に優しい素材や、汗を吸収しやすい機能性素材が適しています。また、サイズ選びも非常に重要です。サイズが合わないと、十分な固定効果が得られないだけでなく、逆に不快感や皮膚トラブルの原因となる可能性があります。実際につけてみて、適度な圧迫感と動きやすさが両立するものを選びましょう。

3. デザインと機能のバランス

近年のサポーターは、デザイン性も重視されるようになっています。しかし、見た目の良さだけでなく、膝関節のサポート効果や使用時の安定感、耐久性などの機能面も十分にチェックすることが必要です。レビューや専門家の意見を参考にし、自分に最適なサポーターを選びましょう。


 サポーターの正しい使用方法と注意点

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サポーターの効果を最大限に引き出すためには、正しい使用方法と適切なケアが欠かせません。

1. 正しい装着方法

サポーターは、膝の正しい位置に合わせて装着することが基本です。装着する際は、膝が自然な位置に固定され、過度に締め付けられることがないよう注意が必要です。特に、変形性膝関節症の方は、無理な負荷がかからないように、使用前に医師や専門家と相談して正しい装着方法を確認しましょう。

2. 使用時間と休息のバランス

長時間連続してサポーターを使用すると、かえって筋力の低下や皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。使用時間は、日常生活や運動時の必要に応じて調整し、適度な休息時間を設けることが重要です。また、就寝時の使用についても、専門家の意見を参考にしながら判断することが望まれます。

3. 他の治療法との併用

サポーターはあくまで補助的な治療法であり、単独で症状を改善するものではありません。定期的なストレッチや筋力トレーニング、さらには医療機関での診療や治療と併用することで、より効果的に膝痛の改善が期待できます。特に、変形性膝関節症の場合、適切なリハビリテーションや治療法と組み合わせることが、長期的な改善に繋がります。


 サポーター使用時のメリットとデメリット

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サポーターには多くのメリットがありますが、使用方法を誤るとデメリットも存在します。それぞれの側面について詳しく見ていきましょう。

1. メリット

  • 膝関節の安定性向上
    サポーターは膝周辺に適度な圧迫を与え、周囲の筋肉や靭帯の働きを補助するため、歩行や運動中の不規則な揺れや不意の衝撃を効果的に抑制し、膝関節の安定性を高めます。
  • 衝撃吸収と痛みの軽減
    急激な動作や負荷が膝にかかる際、サポーターがその衝撃を分散させることで、痛みの悪化や炎症の発生リスクを低減し、膝痛の緩和に寄与します。
  • 血流促進による回復効果
    装着時に生じる温熱効果が血流を促進し、関節内への栄養素の供給や老廃物の排出がスムーズになることで、炎症の軽減や早期回復をサポートします。
  • 意識向上と正しい動作の維持
    サポーター使用により、自分の膝の位置や動作に注意が向き、正しい歩行姿勢や運動フォームを意識的に保つことで、日常生活やスポーツ時の無理な動きを防ぎます。
  • 安全性の向上
    これらの効果により、転倒やケガのリスクが低下し、日常生活やスポーツ活動において安心して動ける環境が整う点も、大きなメリットとして評価できます。

2. デメリット

  • 筋力低下のリスク
     長期間サポーターに頼ると、膝周辺の筋肉が十分な負荷を受けず、筋力が低下する可能性があります。これにより、膝の自立したサポート機能が失われ、将来的な膝痛の再発や慢性化のリスクが高まることが懸念されます。

  • 不適切なフィットによる副作用
     サイズや装着方法が合わない場合、必要以上に圧迫され血行障害やむくみ、皮膚のかぶれ・炎症が起こる可能性があります。また、使用素材によってはアレルギー反応が生じることもあり、特に敏感肌の方は注意が必要です。

  • 運動パフォーマンスの低下
     サポーターが膝の動きを制限することで、運動時の自然な関節の動作が妨げられる場合があります。その結果、正しい歩行やスポーツ時の動作が崩れ、むしろ怪我のリスクが増加することが指摘されています。

  • 依存による根本改善の妨げ
     サポーター使用に過度に依存すると、膝自体の補強機能が弱まり、根本的な原因に対するリハビリや筋力トレーニングが疎かになる恐れがあります。これにより、症状の改善が遅れ、慢性的な膝痛につながる可能性も考えられます。


 日常生活でのケアと併用する方法

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サポーターの使用は、あくまで膝の負担軽減を目的とした補助的な手段です。より効果的に膝痛を改善するためには、次のような日常生活でのケアと併用することが推奨されます。

1. 定期的なストレッチと筋力トレーニング

膝周囲の筋肉をしっかりと鍛えることで、サポーター単体では補いきれない膝の安定性が向上します。ストレッチは血行促進にも寄与するため、運動前後のケアとして取り入れると効果的です。特に、太ももやふくらはぎ、さらにはお尻の筋肉を重点的に鍛えることで、膝にかかる負担が軽減されます。

2. 適切な休息とアイシング

膝に負担をかける運動や長時間の立ち仕事の後は、アイシングを行うなどして炎症を抑えることが重要です。また、適切な休息を取ることで、筋肉や関節の回復を促し、サポーターの効果を補完する役割を果たします。

3. 専門家との連携

膝痛や変形性膝関節症が進行している場合、専門の医師や理学療法士と相談することが不可欠です。サポーターの使用方法や選び方、さらには併用する治療法について、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的かつ安全なケアが実現できます。


膝の機能を保つストレッチ

膝の曲げ伸ばしには、太腿前の筋肉、太腿後ろの筋肉、ふくらはぎの筋肉などが主に働いています。徐々に曲げ伸ばしの範囲が狭くなっている場合、これらの筋肉が硬くなっています。膝が伸ばしにくくなるのは、痛みで膝の曲げ伸ばしを避けていたために、膝を曲げる筋肉が徐々に委縮し硬くなっているからです。伸ばそうとすると、筋肉が膝を引っ張るため、膝裏などに痛みが起きます。これから紹介するのは、これらの筋肉を伸ばすやさしいストレッチです。多少痛みがあってもできますのでお風呂上りなど筋肉がやわらかい時間に毎日おこない、膝の柔軟性を維持していきましょう。

すねの前側を伸ばす

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①仰向けに寝て、両足をまっすぐ伸ばす。

②両膝をしっかりと伸ばし両足首が伸びるように足指を体から遠くに離していく。5秒キープ×10回

足指が攣ってしまう場合は、座って行うとよいです。始めは攣ってもだんだんと攣らなくなっていきます。

ふくらはぎを伸ばす

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①仰向けに寝て、両足をまっすぐ伸ばす。

②両膝を伸ばし、ゆっくりと両足首を曲げて、足指を体の方へ近づける。5秒キープ×10回

膝を伸ばすストレッチ

①椅子に座り、痛い方の脚を伸ばして力を抜き、少し外側へ倒す。

②反対の手のひらで膝のお皿を包み、ひざ内側から外側へ強めに押していく。5秒×10回

③痛い方の脚を伸ばして力を抜き、少し内側へ向けておく。

④内側に向けた脚と同じ側の手のひらでお皿を包み、膝の外側から内側へ強めに押していく。5秒×10回

反対の脚でもおこなう。


まとめ

膝痛 サポーター 効果

膝の痛みや変形性膝関節症に悩む方にとって、サポーターは大きな味方となる可能性があります。膝関節を安定させ、痛みを和らげる効果に加え、保温効果や血行促進効果によって、日常生活の質を向上させることができます。しかし、効果を最大限に引き出すためには、正しい選び方と使用方法が不可欠です。用途に応じたサポーターの種類や素材、サイズを慎重に選び、正しい装着方法を守ること、そして運動や休息、専門家のアドバイスと併用することで、膝への負担を軽減し、健康な生活を維持することが期待されます。

日々の生活の中で膝に負担をかけない工夫や、定期的なケアを怠らず、適切なサポーターの使用と他の治療法とのバランスを取ることで、膝痛の改善や変形性膝関節症の進行を抑制することが可能です。まずは、自分の膝の状態を正確に把握し、無理のない範囲で対策を講じることが重要です。膝の痛みを感じたときには、早めの対応と正しい使用方法の見直しが、将来的な大きなトラブルを防ぐための鍵となります。

膝サポーターは、決して万能薬ではありませんが、適切な使い方をすることで、その効果を実感できる有力な補助アイテムです。膝痛に悩むすべての方が、この記事を参考にして、自分に合ったサポーターを見つけ、より快適な生活を送れるようになることを願っています。

今後も、自身の膝の状態に注意を払い、定期的なメンテナンスや運動習慣を取り入れることで、痛みの軽減と関節の健康維持を目指しましょう。専門医との連携や、最新の研究結果に基づいた情報を取り入れることで、より効果的なケアが可能になります。膝の健康は、全身の健康に直結する大切な要素です。正しいサポーターの選び方や使用法を実践し、痛みの少ない日常生活を手に入れるための一助としていただければ幸いです。


【参考ポイント】

  • 膝や関節の安定性を高め、痛みの原因となる負荷を減らすためのサポーターは、日常生活や運動時に大きなサポート効果を発揮します。
  • 変形性膝関節症の進行を抑え、正しい動作をサポートするためには、適切なサイズ選びと使用方法が重要です。
  • サポーターの効果を最大化するためには、他のリハビリテーションや治療法との併用が効果的です。

以上の内容を参考に、膝痛や変形性膝関節症に対する不安を少しでも軽減し、より快適な生活を実現するための一助としていただければと思います。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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