最終更新:2025.05.11

椎間板ヘルニアのマッサージのやり方 |効果と安全な施術のコツを解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアの痛みに悩む多くの方が、マッサージによる症状緩和を求めています。しかし、 椎間板ヘルニアのマッサージのやり方 は正しく行わないと症状を悪化させる可能性があります。この記事では、椎間板ヘルニアの効果的なマッサージのやり方や注意点、そして医学的な根拠に基づいた安全な施術のコツを詳しく解説します。

この記事のポイント

  • 椎間板ヘルニアに対するマッサージは患部を直接刺激せず、周辺筋肉をほぐすことが重要
  • 理学療法士の笹川先生推奨「カエルアーチストレッチ」が効果的
  • ストレッチだけでなく適切な運動も併用することで効果を高められる
  • 急性期や痛みが強い場合は専門家への相談が必須

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

椎間板ヘルニアは、背骨の間にあるクッションの役割を果たす「椎間板」の内部にある髄核が外に飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態です。主に腰や首に発生し、加齢や姿勢の悪さ、重い物の持ち上げなど様々な要因が原因となります。

椎間板ヘルニアの一般的な症状には以下のようなものがあります:

  • 腰痛や首の痛み
  • 足や腕のしびれや痛み
  • 特定の姿勢での痛みの悪化
  • 筋力の低下
症状の部位一般的な症状特徴
腰部腰痛、下肢のしびれ前かがみの姿勢で痛みが増す
頸部首の痛み、上肢のしびれ首を後ろに反らすと痛みが増す

マッサージが椎間板ヘルニアに与える効果

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

適切に行われるマッサージは、椎間板ヘルニアの症状緩和に効果を発揮する場合があります。しかし、その効果と適切な方法を理解することが重要です。

マッサージの潜在的な効果

  1. 筋肉の緊張緩和:痛みによって緊張した周囲の筋肉をリラックスさせます
  2. 血行促進:患部周辺の血流を改善し、治癒過程を促進します
  3. 痛み緩和:一時的な痛みの軽減効果があります
  4. 可動性の向上:周囲の筋肉の柔軟性を高めることで、動きやすさが改善します

医学的見解と研究結果

医学的には、マッサージは特に急性期を過ぎた椎間板ヘルニアの補助的な治療法として考えられています。ただし、マッサージだけで椎間板ヘルニア自体を治すことはできません。あくまで症状緩和と日常生活の質を向上させるための方法の一つです。

医学的エビデンス:近年の研究では、適切なマッサージが慢性腰痛の患者の症状改善に効果があることが示されています。特に筋膜リリースや筋肉のこわばりを和らげるマッサージが有効とされています。

椎間板ヘルニアに適したマッサージのやり方

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

椎間板ヘルニアのマッサージを行う際は、以下のポイントを押さえることが重要です。

基本的なマッサージのやり方

椎間板ヘルニアのマッサージは、患部を直接的に刺激するものではありません。強い刺激は炎症を悪化させ、痛みを増強させる可能性があります。マッサージは、専門家と相談してから行うようにしましょう。

  1. 患部周辺の筋肉を優しくほぐす
    • 患部を直接刺激するのではなく、周辺の筋肉を優しくほぐします
    • 腰部の場合は背中の筋肉や臀部の筋肉にアプローチします
  2. 痛くない範囲で行う
    • 痛みを感じたら、すぐにやめてください
    • 心地よい圧力を維持することが重要です
  3. 無理のない範囲で行う
    • 強い力でマッサージするのではなく、優しくほぐすように心がけてください
    • 圧力は徐々に調整し、患者の反応を見ながら進めます
  4. マッサージの際は、医師や専門家と相談しましょう
    • マッサージのやり方が間違っていると、症状が悪化する可能性があります
    • 専門家の指導の下で行うことをお勧めします

推奨されるマッサージ技法

背中の筋肉のマッサージ

  1. 仰向けまたはうつ伏せの姿勢をとります
  2. 筋肉の走行に沿って、親指やヒラ手で優しく圧迫します
  3. 肩甲骨周辺から始め、腰部に向かって徐々に移動します
  4. 特に張りを感じる部分は、円を描くように優しくマッサージします

腰部周辺のマッサージ

  1. 横になった状態で、腰から臀部にかけての筋肉をほぐします
  2. 腰のどちらか片側に痛みがある場合は、反対側の筋肉から始めます
  3. 徐々に痛みのある側に近づいていき、痛みが増す場合はその部分を避けます
  4. 大きな円を描くように、優しく手のひらで圧迫します

注意すべきこと・避けるべきマッサージ

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

重要な注意点:椎間板ヘルニアのマッサージを行う際には、以下の点に注意する必要があります。不適切なマッサージは症状を悪化させる可能性があります。

避けるべきマッサージ方法

  • 患部を直接的に刺激するマッサージ:椎間板ヘルニアの部位を直接強く押すことは避けてください。
  • 強い力によるマッサージ:深部組織マッサージなど、強い圧力をかけるマッサージは症状を悪化させる可能性があります。
  • 痛みを伴うマッサージ:「痛気持ちいい」と感じるレベルを超えて痛みを感じるマッサージは避けるべきです。
  • 急性期のマッサージ:症状が強く出ている急性期には、安静にして医師の指示を仰ぐことが大切です。

リスクと副作用

不適切なマッサージは以下のようなリスクがあります:

  • 炎症の悪化
  • 症状の増悪
  • 神経への圧迫の増加
  • 回復の遅延

安全にマッサージを受けるためのアドバイス

  • 施術前に必ず医師の許可を得ること
  • 資格を持つ専門家(理学療法士や国家資格を持つマッサージ師など)に依頼すること
  • 症状や不安な点は事前に伝えること
  • 少しでも痛みを感じたらすぐに伝えること

マッサージ以外の効果的な対処法

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

椎間板ヘルニアの症状緩和には、マッサージ以外にも様々な方法があります。

ストレッチ

適切なストレッチは筋肉の柔軟性を高め、椎間板への負担を軽減します。医師や理学療法士の指導のもとで行うことをお勧めします。

例えば:

  • 膝を胸に引き寄せるストレッチ
  • 背中をゆっくり反らすストレッチ
  • 腰をひねるストレッチ

温熱療法

炎症が落ち着いている場合は、温熱療法が効果的です。温かいタオルやホットパックを使用して、筋肉の緊張を和らげ、血流を促進します。

安静

激しい運動や重い荷物を持つなど、椎間板に負担のかかることは避けましょう。特に症状が強いときは、適切な安静が必要です。

正しい姿勢

座る、立つ、歩くなど、日常動作で正しい姿勢を意識しましょう。悪い姿勢は椎間板への負担を増加させます。

体幹を鍛える

腹筋や背筋などの体幹を鍛えることで、椎間板の負担を軽減できます。しかし、無理な運動は避け、医師や専門家の指導を受けましょう。

椎間板ヘルニア改善のための効果的なストレッチ法

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

専門家の見解:椎間板ヘルニアの症状改善には、適切なストレッチと運動が大変重要です。理学療法士の笹川先生が推奨する「カエルアーチストレッチ」は特に効果的であると言われています。

ストレッチだけでは十分ではない理由

理学療法士の笹川先生によると、椎間板ヘルニアの症状改善にはストレッチだけでなく、運動も取り入れることが重要です。「筋肉が硬くなるのは働いたからこそ。ストレッチで筋肉をリラックスさせる前に、働いていない筋肉を活性化させることが大切」と専門家は指摘しています。適切な運動とストレッチを組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

カエルアーチストレッチの方法

以下に、足のしびれや痛みの改善に効果的な「カエルアーチストレッチ」の手順を紹介します:

  1. 仰向けになり、膝を立てます
  2. 足の裏を合わせて「カエル足」の状態を作ります
  3. つま先を天井に向けた状態で保ちます
  4. その姿勢のまま、膝をゆっくり曲げ伸ばしします
  5. この動作を10回繰り返します

このストレッチを行う際の重要なポイント:

  • 腰が床から浮きすぎないように注意する
  • つま先を常に上向きに保つ
  • 痛みを感じる場合は、片足だけでも構わない

効果的な股関節ストレッチ

カエルアーチストレッチに加え、股関節のストレッチも椎間板ヘルニアの症状改善に効果的です:

  1. 横になり足を組みます
  2. 体を前に倒していきます(20秒キープ)
  3. お尻が伸びている感覚を感じましょう

「股関節が柔らかくなると腰への負担が減り、ヘルニアの症状が出にくくなる」と専門家は説明しています。

足のしびれが完全に消えない場合

神経が既に傷ついている場合、症状は改善しても完全に消えないことがあります。特に「常に寝ている時もしびれる」場合は、神経が既に損傷している可能性があります。一方、「歩いた時だけしびれる」「負担がかかった時だけしびれる」といった症状であれば、適切な運動とストレッチで十分改善していく可能性が高いとされています。

椎間板ヘルニアの足のしびれ・痛み解消ストレッチ

理学療法士の笹川先生による効果的なストレッチ法の解説動画です。視覚的に学びたい方は、ぜひご覧ください。

Nobu先生や他のストレッチ方法の動画については、以下の関連記事を御覧ください

【動画まとめ】 椎間板ヘルニアに効くストレッチ動画 |自宅で簡単にできる改善法

いつ医師に相談すべきか

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

医師への相談が必要な症状:以下のような症状がある場合は、すぐに医師に相談してください。

  • 足や腕の感覚が著しく低下した
  • 筋力が急に弱くなった
  • 膀胱や腸の機能に問題が生じた
  • 激しい痛みが継続する
  • マッサージ後に症状が悪化した

よくある質問

椎間板ヘルニア マッサージ やり方

椎間板ヘルニアは自然に治りますか?

多くの椎間板ヘルニアは、適切な治療と時間の経過により症状が改善します。ただし、個人差があり、場合によっては手術が必要になることもあります。一般的に、椎間板ヘルニアの約90%は保存的治療で改善するとされています。

マッサージはどのくらいの頻度で受けるべきですか?

個人の状態によって異なりますが、一般的には週に1〜2回程度がおすすめです。ただし、必ず医師や専門家の指導に従ってください。症状が悪化する場合は、すぐに中止し医師に相談しましょう。

家族にマッサージをしてもらっても大丈夫ですか?

基本的なマッサージ技術を理解していれば、軽いマッサージを家族に依頼することも可能です。ただし、強い圧力をかけないよう注意し、痛みが出た場合はすぐに中止するよう伝えておきましょう。可能であれば、まずは専門家からの指導を受けることをお勧めします。

マッサージチェアは椎間板ヘルニアに効果的ですか?

マッサージチェアは一時的な筋肉の緊張緩和には効果がありますが、椎間板ヘルニアの直接的な治療にはなりません。使用前に医師に相談し、強い刺激を避けるモードを選ぶことをお勧めします。腰部に直接強い圧力がかかるプログラムは避けるべきです。

どのような専門家にマッサージを依頼するべきですか?

理学療法士、国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師、医師の指示のもとで施術を行う専門家が望ましいです。椎間板ヘルニアの知識と経験がある専門家を選びましょう。施術前に資格や経験について確認することをお勧めします。

椎間板ヘルニアの症状改善にはストレッチだけで十分ですか?

ストレッチだけでは不十分です。理学療法士の専門家によると、筋肉は働いたから硬くなるため、ストレッチでリラックスさせる前に働いていない筋肉を活性化させる運動も取り入れることが重要です。適切な運動とストレッチを組み合わせることで、より効果的に症状を改善できます。

まとめ

椎間板ヘルニアの痛みや不快感に対して、適切なマッサージは症状緩和に役立つ場合があります。しかし、誤ったマッサージは症状を悪化させる可能性があるため、以下のポイントを覚えておきましょう:

  1. 患部を直接刺激せず、周囲の筋肉をほぐす
  2. 痛みを感じたらすぐに中止する
  3. 強い力でのマッサージは避ける
  4. 必ず医師や専門家に相談してから始める
  5. マッサージ以外の対処法も組み合わせる

さらに、理学療法士の専門家が推奨するように、ストレッチだけでなく適切な運動も取り入れることが効果的です。カエルアーチストレッチなどの特定のエクササイズは、足のしびれや痛みの改善に役立ちます。また、股関節の柔軟性を高めることで腰への負担を減らし、椎間板ヘルニアの症状を軽減できます。

椎間板ヘルニアの症状は人によって異なります。自分の症状に合ったケアをすることが大切です。不安がある場合は、必ず医療専門家に相談しましょう。適切なケアと治療により、多くの方が症状の改善を実感しています。

また、椎間板ヘルニアの予防には、正しい姿勢の維持、定期的なストレッチ、適度な運動による体幹強化が効果的です。日常生活での腰への負担を減らすことも重要な予防策となります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する