最終更新:2025.05.23

脊柱管狭窄症の正しい座り方|痛みを軽減する姿勢と悪化させるNG習慣5選

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症でお悩みの方は、座っているだけで腰痛やしびれが強くなることがあります。実は正しい座り方を意識することで症状が楽になる可能性があると言われています。本記事では、脊柱管狭窄症の方におすすめの座り方と避けるべき姿勢について、専門家の見解を交えながら詳しく解説します。骨盤の位置や背筋の使い方など、すぐに実践できるポイントを押さえて、日常生活の負担を軽減しましょう。

「腰に負担がかかることをやっちゃいけないということなんですね。そのポイントというのは3つあります」

理学療法士 笹川先生(動画 01:07)

目次

脊柱管狭窄症とは?症状と座り方が重要な理由

脊柱管狭窄症 座り方

脊柱管狭窄症は、腰椎の変形によって神経が通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される状態です。主な症状としては以下のようなものがあります:

  • 腰痛
  • 足のしびれや痛み
  • 間欠性跛行(歩くと足に痛みやしびれが出て、休むと楽になる症状)
  • 長時間の立ち座りで症状が悪化する

脊柱管狭窄症の方にとって座り方が特に重要なのは、不適切な姿勢によって腰椎への負担が増加し、症状を悪化させる可能性があるためです。逆に言えば、正しい座り方を心がけることで腰への負担を減らし、症状の改善や進行予防につながる可能性があります

やってはいけない!脊柱管狭窄症を悪化させる3つのNG座り方

脊柱管狭窄症 座り方

笹川先生の動画によると、脊柱管狭窄症を悪化させる習慣として、以下の3つのポイントが挙げられています:

1. 同じ姿勢を長時間続ける

良い姿勢であっても、同じ姿勢を長時間続けることは腰に大きな負担をかけます。これは筋肉が同じ状態で緊張し続けることで疲労し、腰への負担が増大するためです。

「良い姿勢であっても2時間ずっと同じ姿勢をとってくださいと言われると めちゃくちゃ腰に負担がかかっているんですね」

理学療法士 笹川先生(動画 01:30)

2. 猫背や前かがみの姿勢でいる

猫背や前かがみの姿勢は、科学的にも腰に最も負担がかかるとされています。このような姿勢では、上半身の重心が前にかかり、それを支えるために背中や腰の筋肉に大きな負荷がかかります。

特に腰が丸くなるような座り方は、重心が体幹と太腿の間あたりに移動し、背中の筋肉が過剰に働かなければならない状態になるため、脊柱管狭窄症には非常に良くありません。

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3. 腰をかがめる姿勢を繰り返す作業

台所に立って作業したり、畑仕事をしたりと、腰をかがめる姿勢を何度も繰り返す作業は脊柱管狭窄症を悪化させやすいです。このような作業を多く行う職業の方は特に注意が必要です。

NG習慣身体への影響改善策
長時間同じ姿勢筋肉の疲労、腰部への持続的負担30分〜1時間ごとに姿勢を変える、立ち上がる
猫背・前かがみ姿勢背中の筋肉に過剰な負荷、腰椎への圧迫背もたれのある椅子を使用、骨盤を立てる
腰をかがめる作業の繰り返し腰部への反復的な負担、神経の圧迫膝を使って物を持ち上げる、高さ調整可能な作業台の利用

専門家が推奨!脊柱管狭窄症でも楽になる正しい座り方のポイント

脊柱管狭窄症 座り方

脊柱管狭窄症の方が症状を和らげるために意識したい、正しい座り方のポイントを解説します。

骨盤を立てて座る

脊柱管狭窄症の方にとって最も重要な座り方のポイントは「骨盤を立てる」ことです。骨盤が前にも後ろにも傾かず、床と垂直になるように座ることで、腰椎への負担を軽減できます。

骨盤が前に傾くと背中が反り、脊柱管狭窄症の人は痛みが強く出る可能性があります。また、骨盤が後ろに傾くと猫背になりやすく、これも腰に負担をかけます。

腰痛予防のための正しい座り方!タオルを使った骨盤調整法

背もたれを適切に使う

笹川先生によると、背中全体を支えるような背もたれのある椅子を使うことが推奨されています。

「背もたれがちゃんとあることで支えてくれるところの面積が増えるんですね。支えてくれるところが増えると背中の筋肉は働かなくてもいい状態になってくるので、たったそれだけでも腰の負担が減っていくんですよね」

理学療法士 笹川先生(動画 03:45)

椅子に深く座る

椅子に座る際は、浅く座るのではなく、お尻を背もたれにつけて深く座ることが大切です。これにより体重が座骨にしっかりとかかり、安定した姿勢を保つことができます。

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足の位置を意識する

両足の膝から下を前後に開き、特に痛みやしびれが強い方の足を後ろに引くと楽になることがあります。また、足の裏全体が床にしっかりとつくよう、椅子の高さを調整するのも効果的です。

膝を使って物を持ち上げる

物を持ち上げる際は、腰を曲げるのではなく膝を使って持ち上げるようにしましょう。これにより腰への負担が軽減される可能性があります。ただし、個人差がありますので、痛みを感じる場合は無理をしないようにしましょう。

座り方だけじゃない!日常生活でできる脊柱管狭窄症対策

脊柱管狭窄症 座り方

正しい座り方に加えて、日常生活での対策も脊柱管狭窄症の症状改善には重要です。

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定期的に姿勢を変える

長時間同じ姿勢でいることを避け、30分〜1時間ごとに立ち上がって軽く腰を動かすことが大切です。これにより、筋肉の疲労を防ぎ、血行を促進することができます。

適度な運動とストレッチ

脊柱管狭窄症の方にも適した運動として、ウォーキングや自転車漕ぎなどの有酸素運動が推奨されています。また、腰や背中の筋肉をほぐすストレッチも効果的です。

ただし、腰を反らすようなストレッチや動きは避ける必要があります。無理のない範囲で、専門家の指導のもと行うのが安全です。

クッションの活用

特に長時間座る必要がある場合は、適切なクッションを使用することで腰への負担を軽減できます。骨盤の位置を正しく保てるタイプのクッションが効果的です。

実際に患者さんの体験談としても、セルフケア教室に通った60歳の藤井さんは、腰痛と共に脊柱管狭窄症で悩まれていましたが、適切な姿勢やセルフケアにより症状が改善したと語っています。

「腰の痛みは最初の頃来る前よりは全然良くなっているんです」

セルフケア整体(動画 06:45)

脊柱管狭窄症の方におすすめの椅子・クッショングッズの選び方

脊柱管狭窄症 座り方

脊柱管狭窄症の症状を和らげるためには、適切な椅子やクッションを選ぶことも重要です。

理想的な椅子の条件

  • 背もたれが腰から背中全体をサポートするもの
  • 座面の硬さが適度で、長時間座っても疲れにくいもの
  • 高さ調整ができ、足の裏全体が床につく姿勢が取れるもの
  • アームレストがあり、肩や首への負担も軽減できるもの

おすすめのクッション

腰痛や脊柱管狭窄症の方には、以下のようなクッションが特におすすめです:

  • 骨盤サポートクッション(骨盤の傾きを防ぎ、正しい姿勢をサポート)
  • 低反発クッション(体圧を分散し、座骨への負担を軽減)
  • ランバーサポートクッション(腰椎の自然なカーブをサポート)

クッション選びで大切なのは、実際に座って試すことです。自分の体型や症状に合ったものを選ぶようにしましょう。最新の研究でも、適切なサポートが症状改善に効果的であると報告されています。

それでも辛い場合は?医療機関での相談や治療について

脊柱管狭窄症 座り方

正しい座り方や日常生活の工夫をしても症状が改善しない場合は、専門医への相談が必要です。脊柱管狭窄症の治療法としては、以下のようなものがあります:

保存的治療

  • 薬物療法(消炎鎮痛剤など)
  • リハビリテーション
  • ブロック注射
  • 装具療法

手術療法

保存的治療で効果が見られない場合や、症状が重い場合には手術が検討されます。手術の方法には様々なものがありますが、基本的には神経の圧迫を取り除くことを目的としています。

医療機関を選ぶ際は、整形外科や脊椎専門クリニックなど、脊柱管狭窄症の治療に精通した医師がいる施設を選ぶことをおすすめします。

メニュー・料金

脊柱管狭窄症の座り方に関するよくある質問

脊柱管狭窄症 座り方

Q. 脊柱管狭窄症の人は正座をしても大丈夫ですか?

A. 脊柱管狭窄症の方にとって正座は、腰椎に過度な負担をかける可能性があるため、長時間の正座は避けた方が無難です。どうしても正座が必要な場合は、クッションや座布団を使って膝や腰への負担を軽減し、定期的に姿勢を変えることをおすすめします。症状には個人差がありますので、痛みやしびれを感じる場合はすぐに中止しましょう。

Q. 脊柱管狭窄症で椅子に座ると痛いのですが、どうすれば楽になりますか?

A. 椅子に座ると痛みが出る場合は、骨盤を立てて深く座り、背もたれをしっかり使って背中全体をサポートすることが重要です。また、専用のクッションを使用したり、30分ごとに立ち上がって軽く腰を動かしたりすることで症状が軽減することがあります。それでも痛みが続く場合は、医師や理学療法士に相談し、適切な座り方の指導を受けることをおすすめします。

Q. デスクワークが多いですが、脊柱管狭窄症にならないための予防法はありますか?

A. デスクワークでの予防には、正しい姿勢で座ることが最も重要です。骨盤を立て、背筋を伸ばし、モニターは目線と同じ高さに調整しましょう。また、1時間に一度は立ち上がって軽いストレッチをすることで、筋肉の緊張をほぐし血行を促進できます。適切な椅子やクッションの使用、定期的な運動習慣も予防に効果的です。腰や背中の筋力を維持することで、脊柱をサポートする筋肉が強化され、脊柱管狭窄症の発症リスクを下げられる可能性があります。

Q. 脊柱管狭窄症に悪い座り方を続けるとどうなりますか?

A. 不適切な座り方を続けると、脊柱管狭窄症の症状が悪化する可能性があります。猫背や前かがみの姿勢は腰椎への負担を増加させ、神経の圧迫を強めることで、腰痛や下肢のしびれ、間欠性跛行などの症状が強くなることがあります。さらに、症状の進行により日常生活の活動範囲が狭まり、QOL(生活の質)の低下を招くこともあります。早期から正しい姿勢を意識し、必要に応じて専門家の指導を受けることが重要です。

Q. 脊柱管狭窄症の方は座り仕事と立ち仕事、どちらが良いのでしょうか?

A. 脊柱管狭窄症の方にとって、座り仕事と立ち仕事のどちらが良いかは一概に言えません。重要なのは、同じ姿勢を長時間続けないことです。座り仕事の場合は正しい姿勢で座り、定期的に立ち上がって体を動かすこと。立ち仕事の場合は、適宜休憩を取り、足の負担を軽減するための工夫(クッション性のある靴やマットの使用など)が必要です。理想的には、座位と立位を適度に組み合わせられる環境が最も良いとされています。個人の症状や仕事内容に合わせて、専門家と相談しながら最適な対策を見つけることをおすすめします。

Q. 脊柱管狭窄症と診断されましたが、車の運転はできますか?

A. 脊柱管狭窄症があっても、症状の程度によっては車の運転は可能です。ただし、長時間の運転は腰への負担が大きいため、以下の点に注意が必要です:
1. 座席の位置を適切に調整し、背もたれを使って腰をしっかりサポートする
2. ランバーサポートクッションなどを使用して、腰椎の自然なカーブを維持する
3. 1時間程度の運転ごとに休憩を取り、軽いストレッチを行う
4. 急ブレーキや急な操作を避け、スムーズな運転を心がける
症状が強い場合や、運転中に足のしびれや痛みが出る場合は、安全のため医師に相談し、必要に応じて運転を控えることも検討しましょう。

Q. 脊柱管狭窄症にはどんな椅子が最適ですか?

A. 脊柱管狭窄症に最適な椅子は、次の特徴を備えたものです:1. 腰椎サポート機能があり、背中の自然なカーブを維持できる 2. 座面の硬さが適度で、長時間座っても体圧が分散される 3. 高さやリクライニングの調整が可能で、自分の体型に合わせられる 4. アームレストがあり、上半身の重さを分散できる。人間工学に基づいたオフィスチェアや、医療用に設計された特殊なクッションを組み合わせた椅子が効果的といわれています。予算や使用環境に応じて、専門家に相談しながら選ぶことをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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