最終更新:2025.04.02

肩こりが引き起こす「めまい」「吐き気」の正体とは?肩こりと一緒に起こる不調について原因と改善方法を徹底解説

肩こりといえば、多くの人が経験したことのある身近な不調です。しかし、ただの肩の痛みと思って放置していると、「めまい」や「吐き気」といった、より深刻な症状を引き起こすことがあります。

本記事では、肩こりが原因で起こる様々な症状のメカニズムや、改善・予防方法について、わかりやすく解説していきます。

肩こりと一緒に起こる不調の正体

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肩こりとは何か?

肩こりとは、肩周辺の筋肉が緊張し、血行不良によって痛みや違和感を引き起こす状態を指します。現代では、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用によって、若い世代でも肩こりに悩む人が増えています。

肩こりが引き起こす「めまい」

肩こりがひどくなると「めまい」を感じることがあります。これは、肩や首の筋肉が固くなることで、脳に送られる血流が悪くなり、脳が酸素不足や栄養不足のような状態になるからです。とくに、首の後ろには「椎骨動脈(ついこつどうみゃく)」という血管が通っており、ここが筋肉の緊張で圧迫されると、バランスを司る「小脳(しょうのう)」などへの血流が減り、めまいが起こりやすくなります。

めまいには大きく分けて2種類あります。ひとつは「ぐるぐる回るようなめまい(回転性めまい)」、もうひとつは「ふわふわするようなめまい(浮動性めまい)」です。肩こりによるめまいは、後者の「ふわふわめまい」であることが多く、「なんとなく不安定」「頭がぼーっとする」「立ちくらみのような感覚」と表現されます。

また、姿勢の悪さも関係しています。長時間パソコンやスマートフォンを使うことで猫背になり、首や肩に負担がかかると、自律神経のバランスが乱れることがあります。自律神経は血圧や心拍、体温などをコントロールしているため、乱れるとめまいや動悸、倦怠感などの症状が出ることがあります。

めまいが起きたときは、無理に動かず、まずは座ってゆっくり深呼吸をして休みましょう。日ごろから肩こりを予防するために、ストレッチや軽い運動を取り入れたり、姿勢に気をつけることが大切です。また、水分不足でも血流が悪くなるので、こまめに水を飲むようにしましょう。

肩こりが原因の「吐き気」

肩こりと同時に「吐き気」を感じることがあります。これも血流や神経の働きが関係しています。肩や首の筋肉がガチガチにこると、その近くを通る神経が圧迫され、自律神経のバランスが崩れやすくなります。自律神経が乱れると、消化器官の働きにも影響が出て、胃がムカムカしたり、気持ち悪くなったりするのです。

また、肩こりによって頭痛が引き起こされ、それが原因で吐き気が出ることもあります。特に「緊張型頭痛」や「偏頭痛」といったタイプの頭痛では、吐き気を伴うケースが多くあります。偏頭痛はこめかみのあたりがズキズキ痛むのが特徴で、光や音に敏感になったり、吐き気や嘔吐をともなうこともあります。これも肩こりがきっかけになる場合があります。

さらに、肩こりで首の筋肉が緊張すると、首の後ろにある「延髄(えんずい)」という場所にも影響を与えることがあります。延髄は、吐き気や嘔吐に関係する神経の中枢があるところです。そこに影響が及ぶと、理由がはっきりしないのに気持ち悪くなることがあります。

このように、肩こりはただ筋肉の問題にとどまらず、全身の不調につながることがあるのです。吐き気が続くときは、無理をせずに体を休め、温かいお風呂で肩を温めたり、軽くストレッチするのもおすすめです。また、空腹すぎたり、逆に食べすぎたりしても吐き気を助長することがあるため、食事のバランスにも気をつけましょう。


なぜ肩こりでこんな症状が起きるのか?

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血行不良による酸素不足

肩こりが起こると、筋肉がギュッと固くなってしまいます。筋肉が硬くなると、その周りにある血管も圧迫されてしまい、血液の流れが悪くなります。これを「血行不良(けっこうふりょう)」といいます。

血液は、体のすみずみに酸素や栄養を届ける大事な役割を持っています。でも血行が悪くなると、必要な酸素がうまく運ばれなくなり、特に脳に酸素が届きにくくなることがあります。脳が酸素不足になると、「ふわふわしためまい」や「頭がボーっとする」ような症状が出てきます。

また、酸素が足りない状態が続くと、体が「このままでは危ない」と感じ、吐き気などの不調でサインを出すこともあります。これは一種の防御反応でもあり、「今は休んだ方がいいよ」という体からのメッセージともいえるでしょう。

血流をよくするためには、肩を温めたり、軽くストレッチをしたり、長時間同じ姿勢にならないようにすることが大切です。お風呂でゆっくり温まるのも、血行改善に効果的です。水分補給も忘れずに。血液がサラサラになると流れやすくなります。

神経への圧迫

肩や首の周りには、たくさんの神経が通っています。肩こりで筋肉が固くなると、その筋肉の中を通る神経がギュッと圧迫されてしまうことがあります。この神経への圧迫が、体にいろいろな不調を引き起こす原因になります。

神経は、脳と体をつなぐ「電線」のような存在です。たとえば、自律神経(じりつしんけい)は、体のリズムを自動で調整する神経で、心臓の動きや胃の働き、体温調整などをコントロールしています。肩こりでこの神経が乱されると、めまいや吐き気、動悸(どうき:ドキドキ感)、体のだるさなどが出てくることがあります。

また、首の後ろには「延髄(えんずい)」という大事な部分があり、ここには吐き気や呼吸に関わる神経が集中しています。首のこりがこの部分にまで影響すると、理由がはっきりしないのに気持ち悪くなったり、呼吸がしにくくなることもあります。

神経への圧迫は見えにくいものですが、体の不調としてしっかり現れます。予防のためには、肩こりを悪化させないようにすることが第一です。無理な姿勢を避けたり、こまめに体を動かして筋肉の緊張をほぐすことが大切です。

姿勢の悪化

長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで、私たちはつい「猫背」になりがちです。背中が丸まり、顔が前に出るような姿勢になると、首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、肩こりが起こりやすくなります。

この「姿勢の悪化」は、肩こりだけでなく、全身の不調にもつながる原因になります。なぜなら、悪い姿勢は背骨のゆがみを引き起こし、血液や神経の流れを邪魔するからです。とくに首の周りには、脳につながる大事な血管や神経がたくさんあります。姿勢が悪くなることで、これらが圧迫されたり引っ張られたりし、めまいや吐き気といった症状が出てくることがあるのです。

また、姿勢が悪いと胸が圧迫され、呼吸が浅くなることもあります。そうすると、体に取り込まれる酸素の量が減り、脳が酸素不足になりやすくなります。それによって、頭が重く感じたり、集中力が続かなくなったりするのです。

正しい姿勢を意識することは、肩こりの予防だけでなく、体全体の健康を守ることにもつながります。イスに深く座り、背筋を伸ばし、目線はまっすぐ前へ。スマホやパソコンの位置も、目の高さに合わせるように工夫すると、首や肩への負担が減ります。

なぜ今ヘッドスパが注目されているのか?肩こりへの効果と、一緒に行うとより良くなるセルフケアを紹介!


肩こりに関連するその他の症状

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 肩こりと頭痛の関係

肩こりがひどくなると、「頭がズキズキする」「頭が重い」といった頭痛を感じることがあります。これは、肩や首の筋肉が固くなることで、頭の血流が悪くなったり、神経が刺激されたりするために起こるものです。

特に多いのは「緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)」と呼ばれるタイプの頭痛です。これは、肩や首の筋肉が長時間こってしまい、そのこりが頭の周りにも影響を与えて、頭が締めつけられるような痛みが出るのが特徴です。「頭が重い感じがする」「帽子をきつくかぶっているみたい」という表現をされる方もいます。

また、肩こりが引き金となって「偏頭痛(へんずつう)」が起こることもあります。偏頭痛は、頭の片側がズキンズキンと強く痛むのが特徴で、光や音に敏感になったり、吐き気を伴ったりすることもあります。

これらの頭痛は、デスクワークやスマホ操作などで前かがみの姿勢が続いたり、精神的なストレスがたまることでも悪化します。肩や首の筋肉をほぐして血流を良くすることで、頭痛の軽減が期待できます。温めたタオルを肩に当てたり、ゆっくりと首を回すストレッチを取り入れるのも効果的です。

頭痛が続く場合は無理をせず、体をしっかり休めることが大切です。あまりにも強い痛みや頻繁な頭痛がある場合は、病院での診察を受けるようにしましょう。

 肩こりとしびれ・耳鳴りの関係

肩こりが原因で「手がしびれる」ことや、「耳鳴り」が起きることもあります。これは、肩や首の筋肉が固くなりすぎて、その中を通る神経や血管が圧迫されることで起こります。

たとえば、首から肩、腕にかけて走っている「神経の通り道」があります。肩こりで筋肉がその神経を圧迫すると、電気が走るような手のしびれや、感覚の鈍さ、ピリピリする違和感が出ることがあります。これは「頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」と呼ばれることもあります。

また、耳の近くには平衡感覚(バランス)や聴覚をつかさどる神経があります。肩や首の緊張が強くなると、このあたりの血流や神経伝達が悪くなり、「キーン」「ジーッ」といった耳鳴りが起こることがあります。耳鳴りは、めまいや不安感を伴うこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

これらの症状は、一見すると肩こりと無関係に思えるかもしれませんが、実は深く関係していることが多いのです。長時間の同じ姿勢やストレス、冷えなども筋肉をこらせる原因になるため、こまめに肩や首を動かして血行を良くすることが予防になります。

しびれや耳鳴りが続くときは、神経や耳の病気が隠れていることもあるので、医療機関での診断も大切です。

頸部周辺の神経への圧迫により、手や指のしびれ、耳鳴りなどの症状も起こり得ます。

肩こりと不眠・疲労感の関係

肩こりがひどくなると、「なかなか眠れない」「寝ても疲れが取れない」といった不眠や慢性的な疲労感につながることがあります。

肩や首のこりがあると、寝ているときにも筋肉が緊張したままになり、体が完全にリラックスできません。すると、眠りが浅くなって夜中に何度も目が覚めたり、朝起きたときに「全然寝た気がしない」と感じることがあります。

また、肩こりが自律神経にも影響を与えると、夜になっても体が「休むモード」に切り替わらず、交感神経が優位なまま興奮状態が続いてしまいます。これによって寝つきが悪くなったり、眠っても途中で目が覚めてしまったりします。

不眠が続くと、日中も疲れが取れず、集中力が落ちたり、イライラしやすくなったりします。体がだるく、何をするにもおっくうに感じるようになってしまい、悪循環に陥ることもあります。

肩こりを軽減することで、睡眠の質が改善され、疲れも取れやすくなります。寝る前にスマホを見すぎない、軽いストレッチや深呼吸を取り入れる、入浴で体を温めるなどの工夫が効果的です。枕の高さや寝る姿勢も、首や肩に負担がかかっていないか見直してみると良いでしょう。


症状を和らげる具体的な方法

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自宅でできるセルフケア

  • 肩を温める:肩こりをやわらげるのに効果的なのが、「肩を温めること」です。肩や首の筋肉が冷えて硬くなると、血の流れが悪くなり、こりがひどくなります。そんなときは、温めて血行を良くするのが一番です。

    お風呂にゆっくりつかるのが理想ですが、時間がないときは蒸しタオルを使ってもOK。やり方は簡単で、タオルを水でぬらして軽く絞り、電子レンジで1分ほど温めるだけ。温まったタオルをビニール袋に入れて、肩や首に当てれば、じんわり温かくてとても気持ちいいです。

    市販のホットパックや温熱シート、カイロなどを使うのもおすすめ。とくに寒い季節は、肩を冷やさないように注意しましょう。シャワーだけの生活が続いている人も、たまには湯船につかって体全体を温めると、肩だけでなく全身がラクになりますよ。

    毎日のちょっとしたケアで、肩こりはぐんと軽くなります。

  • ストレッチ:肩こり解消には、ストレッチもとても効果的です。長時間同じ姿勢でいると、肩や首の筋肉が固まって血流が悪くなります。そこで、1日数回、軽く体を動かすだけでも、筋肉の緊張がゆるみます。

    簡単にできるストレッチの一つに、「首をゆっくり回す運動」があります。まず背筋を伸ばして座り、首を右に傾けて10秒キープ、反対側も同じように行います。その後、首を前後、左右にゆっくり動かして、最後にぐるりと回します。急に動かすのではなく、ゆっくり・気持ちよく動かすのがポイントです。

    もうひとつは、肩をすくめるストレッチ。肩をグッと上げて数秒キープし、ストンと落とす。これを何回か繰り返すだけでも、肩まわりがほぐれてスッキリします。

    テレビを見ながらや、家事の合間にできる簡単なものばかりなので、無理せず、毎日こまめに続けることが大切です。

  • 姿勢の見直し:肩こりの大きな原因のひとつが、「悪い姿勢」です。とくに、パソコンやスマホを使うときの前かがみの姿勢は、首や肩に大きな負担をかけています。これを放っておくと、肩こりだけでなく、頭痛や疲れの原因にもなります。

    まず見直したいのが、座る姿勢です。椅子には深く腰をかけ、背筋を伸ばし、肩の力を抜きましょう。パソコンの画面は目の高さに合わせ、スマホを見るときも、なるべく目線を下げすぎないように意識します。

    また、立っているときも、耳・肩・腰・くるぶしが一直線になるように意識すると、自然と良い姿勢になります。壁に背中をつけて立ってみると、自分の姿勢のクセがわかりやすいですよ。

    姿勢を少し意識するだけで、肩への負担は大きく減ります。**正しい姿勢は、それだけで肩こり予防になる「日常のストレッチ」**のようなもの。普段から意識して、無理のない範囲で姿勢改善を続けてみましょう。

ストレスの軽減

自律神経の乱れを防ぐために、深呼吸や瞑想、趣味の時間を大切にするなど、リラックスする時間を意識的に取りましょう。

整体・整骨院の利用

プロの施術によって、筋肉の緊張をピンポイントで緩和し、症状の根本改善を目指すことができます。早めの受診が効果的です。


受診の目安と注意点

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すぐに病院を受診すべき症状

  • めまいが立ち上がれないほど強い
  • 吐き気に加えて視界がぼやける
  • 手足にしびれや麻痺がある
  • 意識がもうろうとする

これらの症状がある場合は、整形外科や脳神経外科など、専門医の診断を受けましょう。

医療機関での対応

肩こりがひどくなり、「めまい」や「吐き気」が出てくると、「これは単なる肩こりなのか?」「もしかして重大な病気では?」と不安になる方も多いと思います。そんなときは、無理をせずに医療機関を受診することが大切です。

まず、最初に相談しやすいのは内科や脳神経内科です。症状の原因が肩こりによるものか、それとも他の病気によるものかを調べてもらえます。たとえば、めまいや吐き気は、耳の病気(メニエール病など)や脳の問題(脳梗塞など)でも起こることがあるため、それらを除外することが重要です。

病院では、問診で症状の出方やタイミング、肩こりの有無、普段の生活習慣などを詳しく聞かれます。その後、必要に応じて血液検査やMRI、CT、耳の検査、神経の検査などが行われることもあります。これにより、重い病気が隠れていないかをチェックしてくれます。

「異常なし」と判断された場合でも、「肩こりからくるめまいや吐き気の可能性が高いですね」と言われた場合は、症状を和らげる治療が始まります。たとえば、筋肉の緊張をほぐす薬(筋弛緩剤)や、痛み止め、吐き気止め、自律神経を整える薬などが処方されることがあります。

また、病院によっては、理学療法士によるリハビリやストレッチ指導鍼灸(しんきゅう)やマッサージを組み合わせて治療することもあります。特に首や肩まわりの血流を良くして、筋肉のこりをやわらげることで、症状が軽くなるケースが多くあります。

ただし、肩こりが原因だと思い込んで放っておくと、実は別の病気だった…ということもあります。「いつもと違う強いめまい」や「ろれつが回らない」「手足がしびれる」などの症状がある場合は、すぐに受診することが必要です。

病院で診断を受けることで、安心して対処ができるようになります。「たかが肩こり」と思わず、体からのサインを大切にしましょう。


肩こりを侮らず、早めの対策を!

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肩こりは放っておくと、めまいや吐き気などの深刻な症状を引き起こすことがあります。原因を理解し、日常生活の中で予防・改善する意識を持つことが大切です。

特に長時間のデスクワークやスマホ操作が多い現代人にとって、肩こり対策は必要不可欠。症状がつらいときは無理をせず、セルフケアや専門家の力を借りて、健康的な日常を取り戻しましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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