最終更新:2025.04.11

肩こりは触ってわかる?自分で簡単に確認できる痛みのポイントとデスクワークに最適なセルフケアを解説

肩こりは現代人の多くが悩まされている症状の一つです。デスクワークが増え、スマホを見る時間が長くなった現代社会では、姿勢の悪さやストレスなどが原因で肩こりを抱える人が増えています。「肩が凝っているね」と言われても、自分では肩こりかどうかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、肩こりを自分で触って確認する方法や、痛みのポイント、そして効果的な改善策について詳しく解説します。

肩こりとは?その正体と原因を知ろう

肩こり 触ってわかる

肩こりは、首から肩、背中にかけての筋肉の緊張や血行不良によって引き起こされる不快な症状です。首のつけ根から肩または背中にかけての痛みや重だるさ、張り感があり、それを自身が不快に感じれば肩こりと言えます。日本人の国民病とも言われ、過去50年間にわたって上位を占める一般的な症状となっています。

肩こりの範囲は実は広く、次の2種類に大別できます:

  1. 首の神経から起こる肩こり:後頭部、耳周辺、首、肩、腕まで症状が広がる
  2. 肩から起こる肩こり:肩関節周辺に痛みや違和感がある

肩こりの原因は大きく3つに分類される

  1. 本態性肩こり
    • 過労や疲労
    • 運動不足
    • 冷え
    • 悪い姿勢

    これらは生活習慣の改善や適切な体のケアで解消できる可能性が高いです。

  2. 症候性肩こり
    • 変形性頚椎症
    • 頚椎椎間板ヘルニア
    • 四十肩・五十肩
    • 高血圧や心臓病などの内科的疾患

    これらは病気が原因で起こる肩こりで、専門医の診察が必要な場合があります。

  3. 心因性肩こり
    • うつ病
    • 不安障害
    • 強いストレス

    精神的な要因から肩こりが発生するケースです。

肩こりは触ってわかる?痛みのポイントとセルフチェック方法

肩こり 触ってわかる

多くの人が「肩こり」と聞くと、ゴリゴリとした硬いしこりを想像するでしょう。実際、肩こりがある場合は筋肉が緊張して硬くなっている場合が多いですが、必ずしも肩の硬さだけで判断できるわけではありません。

肩が硬くても肩こりの痛みを感じていない人もいれば、触った感じは特に変わらなくても強い肩こりに悩まされている人もいます。肩こりの定義は「本人が不快に感じる首・肩・背中の痛みや張り、重だるさ」であり、自覚症状が重要です。

自分でできる肩こりセルフチェック9つのポイント

肩こりかどうかを自分で確認するには、以下の場所を軽く押してみて、痛みや違和感があるかチェックしましょう。

  1. 胸鎖乳突筋:耳の後ろから鎖骨前部につながる筋肉を押す。痛みがあれば肩こりの可能性大。
  2. 後頭部(大後頭神経):頭の付け根にある「天柱」というツボを押す。ここは首の神経が頭に入る重要なポイントで、押したときに痛みがあると肩こりが疑われる。
  3. 首筋の筋肉:首の後ろ側を触って硬さや痛みをチェック。特に耳の後ろから鎖骨にかけての筋肉が硬い場合は注意が必要。
  4. 僧帽筋:首から肩、背中にかけて広がる筋肉で、肩こりの方は特にここが硬くなりやすい。触って痛みがあれば肩こりのサイン。
  5. 肩甲骨の間:背中の中央部分を押して痛みをチェック。
  6. 肩甲骨の上部:肩甲骨と首の間を押す。ここは肩こりがある方によく痛みが出るポイント。
  7. 肩甲骨の下部:肩甲骨の下側を押して痛みをチェック。
  8. 腕の外側:「手三里」というツボ(肘の曲げ目から指3本分下の外側)を押す。肩こりの程度を知るのに有効。
  9. 首の付け根:首と肩が接する部分を押して確認。この部分は特に肩こりが出やすい場所。

これらの場所を押して痛みを感じる場合は、肩こりの可能性があります。特に、複数の場所で痛みがあれば、肩こりである可能性が高まります。自分で触って痛みを感じるポイントが多ければ多いほど、肩こりの症状が進行している可能性があります。

動きでチェックする方法

体の動きで肩こりを自分で確認する方法もあります:

  1. 肩回しセルフチェック:腕を固定して肩だけを大きく前後に回します。肩こりがある場合、スムーズに動かせない、どこかで痛みや抵抗を感じる場合があります。
  2. バンザイポーズ:両手を上に挙げて鏡で確認します。左右の高さが違う、挙げるのがつらい場合は肩こりのサインかもしれません。
  3. 体の歪みチェック:鏡の前で姿勢を確認し、肩の高さに左右差がないか見ます。歪みがある場合は、無意識のうちに肩こりが発生している可能性があります。

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肩こりの「コリ」の正体は筋肉?筋膜?触るとゴリゴリの原因

肩こり 触ってわかる

超音波エコーで肩こりの部位を観察すると、筋肉だけでなく、筋膜にも変化が見られることがわかっています。触ったときのゴリゴリした感触の正体は、筋膜のシワや癒着であることが多いのです。

筋膜とは?

筋膜とは、筋肉を包み込む薄い膜で、「第二の骨格」とも呼ばれる重要な組織です。コラーゲンやエラスチンといった成分からできており、弾力性がありながらもしなやかさを持っています。筋膜は全身にわたって張り巡らされており、まるで体を覆うボディスーツのように働きます。この筋膜がねじれたり癒着したりすると、筋肉の動きが制限され、「コリ」や「ゴリゴリ」としたしこりのような感覚を引き起こすことがあります。肩こりの原因も、筋肉そのものだけでなく、この筋膜のトラブルが関係していることが多いのです。

筋膜に異常が起きるとどうなる?

筋膜に異常が起きると、筋肉のスムーズな動きが妨げられ、肩こりの大きな原因となります。健康な筋膜は柔軟で滑らかに動きますが、姿勢の崩れや同じ動作の繰り返し、運動不足、ストレスなどが原因で筋膜が癒着したり、ねじれたりすると、筋肉が引っ張られたり動きにくくなったりします。

実際に肩を触って「ゴリゴリ」と感じる部分は、この筋膜に異常が生じている箇所であることが多く、白い線として確認できる筋膜が太くなっている部分を触っていることがわかります。これは筋膜が凝り固まり、厚みや硬さが出てしまっている状態です。

そのため、肩こりを根本から改善するためには、筋肉をただ揉みほぐすだけでは不十分で、筋膜を元の正常な状態に戻すことが大切です。特に効果的とされているのが「揉む」よりも「伸ばす」ケア。ストレッチや筋膜リリースといった方法で、筋膜の滑らかな動きを取り戻すことが、肩こり解消には欠かせません。

肩こりを改善するための方法:痛みを自分でケアする

肩こり 触ってわかる

肩こりの痛みを改善するためには、いくつかの効果的な方法があります。

1. 姿勢の改善で肩こりを防ぐ

多くの肩こりは、悪い姿勢が原因で起こります。特に長時間のデスクワークでは、以下の点に注意しましょう:

  • モニターの高さ:ブロックなどで高さをだす、または椅子の高さを変えて、モニター画面の高さを目線と同じか少し下にする。
  • 椅子の座り方:目線を下げないようにして、肩を下に下げると首が伸び背筋にしゃんとした軸ができます。20分に一回はこの姿勢を意識してください。背中の筋肉が働き支えることで、肩こりを起こす胸の筋肉や首の筋肉は緩んでくれます。
  • キーボードとマウスキーボードは体から遠くなると、頭が前に出て姿勢が悪くなってしまいますので、肘を曲げて届く場所に置きましょう。肘が開くと巻き肩になっていきます。脇は軽くしめて、肘が身体から離れないようにしましょう。
  • 定期的に立ち上がって伸びをしましょう(1時間に1回程度)
  • スマホを見るときは首を極端に下げない。ときどき遠くを見ることで目を休ませると、首肩コリが緩和されます。

2. 肩こり解消のストレッチ

肩こりの痛みを解消するのに効果的なストレッチをご紹介します:

肩甲骨をほぐすストレッチ

  1. 両肘を曲げて肩より上に上げる
  2. 息を吐きながら肩甲骨を寄せるイメージで両肘を後ろに引く
  3. 肩甲骨を寄せたまま肘を下げて力を抜く
  4. これを5回繰り返す

体側を伸ばすストレッチ

  1. 立った状態で片方の手を高く上げる
  2. 上げた手と反対側に体を倒す
  3. 20秒キープして元に戻る
  4. 左右交互に行う

肩甲骨はがし

  1. 仰向けに寝て両手を頭の上に伸ばす
  2. 肩甲骨を床から浮かせるイメージで、腕を上下に動かす
  3. 30秒ほど続ける

3. 温熱療法で血行を促進

肩こりの改善には温めることも効果的です:

  • 温かい湯船にゆっくり浸かる
  • 蒸しタオルを肩に置く
  • カイロや温熱パッドを使用する

温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ、痛みが軽減します。

4. 適度な運動で筋肉バランスを整える

運動不足も肩こりの原因の一つです。週に2〜3回、30分程度の有酸素運動を取り入れましょう。

  • ウォーキング

    特徴:全身を使ったリズミカルな有酸素運動で、心肺機能を高めながら血流促進が期待できます。

    肩こり改善ポイント

    • 肩甲骨周りの血流がアップ:腕をしっかり振ることで、肩周辺の筋肉を自然に動かし、肩甲骨が動きやすくなります。

    • 姿勢改善にも◎:正しいフォーム(背筋を伸ばし、視線は前へ)で歩くことで、猫背や巻き肩の改善にもつながります。

    • リラックス効果あり:軽い運動でストレスホルモンが減少し、精神的な緊張がほぐれ、筋肉のこわばりも改善。

    おすすめ頻度:週2~3回、1回30分程度
    (慣れてきたら毎日20分でもOK)

 

  • 水泳

    特徴:水中での運動は関節に優しく、筋肉に均等な負荷をかけられます。

    肩こり改善ポイント

    • 肩回りの柔軟性がアップ:クロールや背泳ぎなどで肩関節を大きく動かすことで、固まった筋肉がほぐれます。

    • 姿勢改善に効果的:水泳は体幹を自然に使うため、背筋が伸びやすくなり、姿勢が良くなることで肩の負担が軽減。

    • 呼吸と連動するリズム運動:ゆっくりとした呼吸と全身運動が合わさることで、自律神経が整い、ストレス緩和にもつながります。

    おすすめ頻度:週1~2回、30~45分(疲れすぎない範囲で)

 

  • ヨガ

    特徴:深い呼吸とゆったりしたポーズで筋肉をほぐし、心身のバランスを整える運動。

    肩こり改善ポイント

    • 肩甲骨と首周りをじっくりストレッチ:猫のポーズ、鷲のポーズ、牛の顔のポーズなど、肩や背中の緊張を和らげるポーズが豊富。吐く息を意識することでポーズの間、筋肉を弛緩させます。肩が痛む場合、無理せず軽減ポーズに修正することが大切です。

    • 呼吸によるリラックス効果:深い腹式呼吸で副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が自然とほぐれます。

    • 姿勢と重心の意識:体の使い方を見直すことで、無意識のうちに肩にかけていた負担が減ります。

    おすすめ頻度:週2〜3回、1回20〜30分程度からスタート

 

  • ピラティス

    特徴:体幹を意識してコントロールされた動きを行い、筋肉のバランスを整えるエクササイズ。

    肩こり改善ポイント

    • 肩のインナーマッスルを強化:小さな動きで肩周辺の深層筋にアプローチでき、筋肉の歪みを修正。いつも動かさない筋肉をしっかり動かすことで、筋肉のバランスや骨の位置のズレが改善し、偏った動きが減ることで、首肩の緊張が緩和し、動きが良くなっていきます。

    • 体幹強化で姿勢改善:背骨を支える筋肉を鍛えることで、自然と肩の位置が整い、無駄な緊張が減少。

    • 呼吸法で自律神経に働きかけ:ピラティス独自の呼吸(胸式ラテラル呼吸)は、肩回りの筋肉を意識的に動かすのに役立ちます。

    おすすめ頻度:週1~2回、初心者はオンライン動画などから始めてもOK

特にヨガやピラティスは、姿勢改善や筋肉のバランス調整に効果的です。しかし、ポーズを追い求めて無理な動きを続けると、逆に姿勢を悪くしたり、症状が悪化してしまうため、適切に動いているか見てもらうことも大切です。

5. リラクゼーションでストレスを軽減

ストレスも肩こりの大きな原因です。リラックスする時間を作りましょう:

  • 深呼吸
  • メディテーション
  • 趣味の時間を持つ
  • 十分な睡眠をとる

6. 専門家のケアを受ける

自己ケアで改善しない場合は、専門家のサポートを受けましょう:

  • 整体や鍼灸
  • マッサージ
  • 理学療法
  • 医師の診察(症状が重い場合)

肩のしこりは自分でつぶしても大丈夫?つぶすよりも優しくケア

肩こり 触ってわかる

肩のしこりを自分で無理に押しつぶすことは、あまり推奨されません。その理由としては:

つぶさない方が良い理由

  1. 押すポイントがズレる可能性肩のしこりは、筋肉の中でも特定の箇所にピンポイントに生じる「硬結」と呼ばれる状態です。正確な位置を捉えるには専門的な知識と触診の経験が必要で、自分で押す場合、わずかにポイントがズレるだけでも効果が薄れてしまいます。むしろ周囲の健康な筋肉に無駄な圧をかけてしまい、余計な疲労や違和感を招くこともあるため、セルフケアでは注意が必要です。
  2. 力加減が難しい:肩のしこりを自分で押す際、適切な力加減をコントロールするのは非常に難しいです。強すぎる圧力をかけると、筋肉を傷つけたり、炎症を起こす恐れがあります。逆に弱すぎても十分な効果が得られません。プロはしこりの深さや硬さに応じて圧力を調整できますが、自分では判断しにくく、かえって肩こりが悪化するリスクもあるため、慎重な対応が求められます。
  3. 力づくで押すリスク:しこりを力づくで押しつぶそうとすると、無理な圧力がかかりやすく、筋肉や周囲の組織にダメージを与える可能性があります。特に指や腕の力だけで強引に押すと、適切な圧がかからず深部のコリには届かないまま表面だけを痛めてしまい、痛みや腫れを引き起こすこともあります。しこりは力で潰せば良いというものではなく、丁寧なアプローチが必要です。
  4. 道具を使うリスク:ツボ押し棒やボールなどの道具を使ってしこりをケアしようとする人もいますが、誤った使い方をすると逆効果になることがあります。角度や圧力が合っていないまま押すと、不快な痛みを伴い、筋膜や神経を刺激しすぎることもあります。特に自己流のやり方はリスクが高く、道具は正しい知識と指導のもとで使うべきです。
  5. 筋肉の繊維を傷つける可能性:しこりのある部分を適切な技術なしに無理に押すことで、筋肉の繊維そのものを傷つけてしまう恐れがあります。筋肉は繊細な構造をしており、強い圧力を受けると細かい損傷が生じ、逆に回復を遅らせたり痛みを強めたりすることがあります。本来なら優しく伸ばしたり温めたりして血流を促すケアが必要で、強く押すのは避けた方が無難です。

もし自分でケアする場合は、優しく押す程度にして、無理に強い力でつぶそうとしないことが大切です。人の手による適切なケアが最も効果的です。

まとめ:自分で肩こりを確認・改善するポイント

肩こり 触ってわかる

肩こりは、現代人にとって避けて通れない症状の一つですが、適切に対処することで改善が可能です。

  • 肩こりは自分で触って確認できることもありますが、痛みなどの自覚症状も重要
  • 9つのポイントでセルフチェックし、早めに対策を取ることが大切
  • 肩こりの正体は筋肉だけでなく筋膜にも関係している
  • 日常生活での姿勢改善、ストレッチ、適度な運動が基本的な対策
  • 自分で無理に肩のしこりをつぶそうとせず、専門家のケアも検討を

肩こりは、放置すると頭痛や首の痛みなど他の症状にも発展する可能性があります。セルフチェックで自分の体の状態をよく知り、日々のケアを心がけることで、肩こりの痛みから解放され、快適な毎日を過ごしましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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