最終更新:2025.04.07

肩こりや頭痛、腰痛の原因となるトリガーポイントとは?トリガーポイントの原因とセルフケアで痛みを解消する方法

現代社会ではデスクワークやスマホの長時間使用により、肩こりや腰痛に悩む人が増えています。

肩こりや頭痛、腰痛の原因となるトリガーポイントとは?痛みを引き起こすトリガーポイントを見つけ方からセルフケア整体でのほぐし方、医療機関でのトリガーポイント注射による治療法まで詳しく解説。首や肩、腰の筋肉にできるしこりの症状改善と予防法を紹介します。自分で行える効果的な改善方法で慢性的な痛みから解放されましょう。

トリガーポイントとは?痛みの引き金となる点を知る

肩こり トリガーポイント

トリガーポイントとは、筋肉内にできる硬いしこり(過敏点)のことで、押すと強い痛みを感じる部位です。このトリガーポイントは「痛みの引き金」となり、離れた場所にも痛みを放散させる特徴があります。例えば、首や肩のトリガーポイントが、頭痛の原因になることもあるのです。

トリガーポイントができる原因

トリガーポイントが発生する主な原因として、以下のようなものが挙げられます:

  1. 長時間の同じ姿勢の維持:デスクワークやスマホ操作などによる「スマホ首」
  2. 筋肉の過度な緊張:ストレスや精神的緊張による筋肉の収縮
  3. 筋肉の過剰使用:重い荷物の運搬や繰り返しの動作
  4. 筋肉の直接的な損傷:スポーツなどでの外傷
  5. 姿勢の悪さ:猫背や前傾姿勢などの不良姿勢
  6. 寒冷暴露:冷えによる筋肉の緊張

これらの原因により、筋肉内の血流が悪くなり、酸素や栄養が不足した状態(阻血)になります。すると、痛みを引き起こす物質(発痛物質)が蓄積し、痛みの悪循環が生じるのです。

肩こりと頭痛:トリガーポイントが引き起こす症状の関連性

肩こり トリガーポイント

肩こりと頭痛は密接に関連しています。首や肩の筋肉にあるトリガーポイントは、頭痛の主要な原因となることが多いのです。特に筋緊張性頭痛(緊張型頭痛)は、肩こりと強い関連があります。

頭痛を引き起こす主なトリガーポイント

  1. 僧帽筋上部:首の付け根から肩にかけての筋肉で、ここのトリガーポイントは後頭部から側頭部にかけての頭痛を引き起こします。
  2. 後頭下筋群:頭の後ろの筋肉で、ここのトリガーポイントは後頭部の頭痛やめまいの原因になることがあります。
  3. 胸鎖乳突筋:首の前側の筋肉で、前頭部や目の周りの頭痛と関連しています。
  4. 側頭筋:こめかみの筋肉で、側頭部の痛みや歯痛を引き起こすことがあります。

頭痛がある場合、これらの筋肉のトリガーポイントをセルフケアすることで、薬に頼らずに症状を軽減できることもあります。頭痛が慢性的に続く場合は、肩こりとの関連性を考慮し、トリガーポイントを治療することも一つの選択肢です。

トリガーポイントと肩こり・腰痛の関係

肩こり トリガーポイント

肩こりとトリガーポイント

肩こりの多くは、首から肩、背中にかけての筋肉のトリガーポイントが原因です。特に以下の筋肉にトリガーポイントができやすいと言われています:

  • 僧帽筋:首から肩、背中にかけての大きな筋肉
  • 肩甲挙筋:首から肩甲骨につながる筋肉
  • 頭半棘筋:頭の後ろから首につながる筋肉
  • 斜角筋:首の横から鎖骨につながる筋肉

これらの筋肉のトリガーポイントを放置すると、単なる肩こりだけでなく、頭痛や目の疲れ、めまい、吐き気など様々な症状を引き起こすことがあります。

腰痛とトリガーポイント

腰痛もトリガーポイントと密接な関係があります。腰痛の原因となる主なトリガーポイントは以下の筋肉に見られます:

  • 腰方形筋:背骨と腰骨の間にある四角形の筋肉
  • 腸腰筋:背骨と太もものつけ根をつなぐ深い筋肉
  • 多裂筋:背骨に沿った小さな筋肉群
  • 大臀筋・中臀筋:お尻の筋肉

特に腰方形筋のトリガーポイントは、腰の痛みだけでなく、坐骨神経痛のような足への放散痛の原因になることもあります。デスクワークや長時間の立ち仕事など、日常生活での姿勢の悪さが、これらの筋肉にトリガーポイントを形成しやすくします。

慢性的な肩こりや腰痛は、生活の質を著しく低下させ、日常生活に大きな影響を与えるため、早期の対処が重要です。

首が回らない、肩こりがひどい…そんな症状に悩んでいませんか?原因・対処法・セルフケア完全ガイド

トリガーポイントの見つけ方

肩こり トリガーポイント

自分自身でトリガーポイントを見つけるには、以下の方法が効果的です:

  1. 指での触診:指を使って筋肉をゆっくりと触り、硬いしこりや痛みを感じる部分を探します。
  2. 滑らせる方法:指を肌に沿って滑らせながら、硬さや痛みを感じる部分を探します。
  3. 押して確認:見つけたポイントを軽く押し、「痛気持ちいい」感覚や、離れた場所に痛みが広がる感覚があれば、それがトリガーポイントの可能性が高いです。

肩こりに関連する主なトリガーポイントの位置

  1. 僧帽筋上部:首の付け根から肩先にかけての部分
  2. 肩甲挙筋:首の横から肩甲骨の内側上部につながる部分
  3. 肩甲骨内側縁:肩甲骨と背骨の間の溝
  4. 肩甲下筋:肩甲骨の下にある筋肉(脇の下から触れます)

腰痛に関連する主なトリガーポイントの位置

  1. 腰方形筋:腰の横、最下位肋骨と腸骨稜(腰骨の上縁)の間
  2. 腸腰筋:下腹部の奥深くと腰椎の横にある筋肉(直接触れるのは難しいため、周辺筋肉を通して間接的にアプローチします)
  3. 多裂筋:背骨のすぐ横、特に腰椎の部分
  4. 大臀筋:お尻の筋肉、特に坐骨結節(座る時に圧がかかる骨)の周辺

セルフケア整体:トリガーポイントをほぐす方法

肩こり トリガーポイント

トリガーポイントを自分でケアする方法はいくつかあります。ここでは、効果的なセルフケア整体の手法を紹介します。

1. 指圧(プレッシャーリリース)

  1. トリガーポイントを見つけたら、指で適度な強さ(痛気持ちいいと感じる程度)で押します。
  2. 30秒から1分間、圧力を維持します。
  3. ゆっくりと圧力を緩めます。
  4. 2〜3回繰り返します。

2. テニスボールを使った筋膜リリース

僧帽筋のリリース方法

  1. テニスボールを壁と背中の間に挟みます。
  2. 膝を軽く曲げ、上下左右に動かして痛みのある部分を探します。
  3. 痛みのあるポイントを見つけたら、30秒間圧迫します。
  4. 同じ部位で2〜3回繰り返します。

肩甲挙筋のリリース方法

  1. 床に仰向けになり、首の下にテニスボールを置きます。
  2. ボールが首の横に当たるように調整します。
  3. 頭を軽く動かし、痛みのあるポイントを探します。
  4. 痛みのあるポイントを見つけたら、30秒間圧迫します。

腰方形筋のリリース方法

  1. 床に横向きに寝て、腰の下にテニスボールを置きます。
  2. ボールが腰の横側に当たるように調整します。
  3. 上半身を少し動かして、痛みのあるポイントを探します。
  4. 痛みのあるポイントを見つけたら、30秒間圧迫します。
  5. 反対側も同様に行います。

3. フォームローラーを使ったリリース

  1. フォームローラーを床に置き、その上に背中を乗せます。
  2. 腕を広げるか、胸の前で交差させます。
  3. 足を使って体を前後に動かし、背中全体をローリングします。
  4. 特に硬さや痛みを感じる箇所で一時停止し、10〜30秒間留まります。

4. ストレッチ

僧帽筋のストレッチ

  1. 椅子に座り、右手で椅子の座面を掴みます。
  2. 左手を頭の右側に置き、左に傾けます。
  3. 右肩が下がるように感じながら、30秒間ストレッチを保持します。
  4. 反対側も同様に行います。

肩甲挙筋のストレッチ

  1. 椅子に座り、右手で椅子の座面を掴みます。
  2. 左手を頭の右側に置き、左前方に傾けます。
  3. 右肩が下がり、首の後ろが伸びる感覚で30秒間保持します。
  4. 反対側も同様に行います。

腰部回旋ストレッチ(腰方形筋と多裂筋向け)

  1. 床に仰向けになり、膝を曲げて足を床につけます。
  2. 両膝を一緒に右側に倒します(右肩は床につけたまま)。
  3. この姿勢で20〜30秒間保持します。
  4. 元の位置に戻し、反対側も同様に行います。

5. トリガーポイントマッサージツールの活用

市販のトリガーポイントマッサージツール(マッサージボールやトリガーポイントスティックなど)を使うと、より効果的にセルフケアができます。

  1. ツールをトリガーポイントに当てます。
  2. 適度な圧力をかけながら、小さく円を描くようにマッサージします。
  3. 筋肉の繊維に沿って前後に動かすのも効果的です。
  4. 1箇所につき30秒〜1分間行います。

医療機関でのトリガーポイント注射治療について

肩こり トリガーポイント

セルフケアで改善しない場合や、より即効性のある治療を希望する場合は、医療機関でのトリガーポイント注射治療も選択肢の一つです。

トリガーポイント注射とは

トリガーポイント注射は、痛みの原因となっているトリガーポイントに直接、局所麻酔薬や生理食塩水などを注射する治療法です。この治療は、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで痛みの悪循環を断ち切る効果があります。

トリガーポイント注射の効果

  • 即効性:多くの場合、注射後すぐに痛みの軽減を感じることができます
  • 持続性:効果は一時的なものではなく、トリガーポイントの不活性化により持続的な改善が期待できます
  • 根本的な改善:単に痛みを抑えるだけでなく、筋肉の状態そのものを改善します

トリガーポイント注射が適応となる症状

  • 慢性的な肩こりや首の痛み
  • 筋緊張性頭痛
  • 腰痛
  • 筋筋膜性疼痛症候群
  • 線維筋痛症の一部の症状

注意点

トリガーポイント注射は医療行為ですので、必ず医師の診察を受けてから行う必要があります。ペインクリニックや整形外科などで受けることができますが、事前に実施しているかどうかを確認することをお勧めします。また、注射後はストレッチやリハビリを併用することで、より効果的な改善が期待できます。

トリガーポイントの予防と日常生活での注意点

肩こり トリガーポイント

トリガーポイントの再発を防ぐためには、日常生活での姿勢や習慣の改善が不可欠です。

姿勢の改善

  1. デスクワーク中の姿勢
    • 画面は目の高さに調整
    • 椅子の高さを調整し、足は床にしっかりつける
    • 背中はまっすぐに、肩の力を抜く
    • 定期的に姿勢をチェックする
  2. スマホ使用時の姿勢
    • スマホを目の高さまで持ち上げる
    • 首を前に出さない
    • 長時間の使用を避ける
  3. 腰痛予防のための姿勢
    • 重いものを持ち上げる際は膝を曲げる
    • 長時間座る場合は腰をサポートするクッションを使用
    • 定期的に立ち上がり、腰を伸ばす

休息とストレッチの習慣化

  1. マイクロブレイク
    • 1時間に1回は短い休憩を取る
    • 簡単なストレッチや深呼吸を行う
  2. 定期的な運動
    • 肩周りや腰の筋肉を強化するエクササイズ
    • 有酸素運動による血流改善

環境の整備

  1. 寝具
    • 自分の体型や寝方に合った枕と布団を選ぶ
    • 横向きで寝る場合は、肩の幅に合った高さの枕を使用する
    • 腰痛がある場合は、適度な硬さのマットレスを選ぶ
  2. 温熱療法
    • 入浴やホットパックで筋肉の緊張をほぐす
    • 特に寒い季節は、首や肩、腰を温かく保つ

トリガーポイントケアの効果と限界

セルフケア整体でのトリガーポイントケアは、多くの場合効果的ですが、以下のような場合は医療機関の受診を検討しましょう:

  • 3週間以上セルフケアを続けても症状が改善しない
  • 痛みが急に悪化した、または通常と異なる痛みがある
  • 腕や手、足にしびれや麻痺感がある
  • 頭痛がひどい、または普段と異なる
  • 外傷後に発生した痛みがある

医療機関では、より専門的なトリガーポイント治療として、トリガーポイント注射やドライニードリング、専門的な徒手療法などが行われることがあります。

まとめ:セルフケアで肩こりと腰痛を改善する

肩こり トリガーポイント

トリガーポイントへのアプローチは、肩こりや腰痛、頭痛の根本的な原因に対処するため、一時的な痛み止めよりも長期的な効果が期待できます。日常的なセルフケアの実践により、以下のような効果が得られます:

  1. 血流の改善:筋肉内の血液循環が良くなり、老廃物の排出と栄養・酸素の供給がスムーズになります。
  2. 筋緊張の緩和:過度に緊張した筋肉がリラックスし、動きやすさが向上します。
  3. 姿勢の改善:筋バランスが整い、正しい姿勢を保ちやすくなります。
  4. 痛みの減少:トリガーポイントからの痛みの放散が減少し、全体的な痛みが軽減します。
  5. QOLの向上:肩こりや腰痛による不快感が減ることで、日常生活の質が向上します。

トリガーポイントのセルフケアは、継続することで効果が高まります。毎日5〜10分でも良いので、定期的にケアを行い、併せて姿勢や生活習慣の改善に取り組むことで、肩こりや腰痛のない快適な生活を目指しましょう。

自分の体と向き合い、トリガーポイントを理解することで、痛みの悩みから解放される第一歩を踏み出してください。医療機関でのトリガーポイント注射と、自宅でのセルフケアを適切に組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

「セルフケアをやってもなかなか肩こりが改善しない」「マッサージに行って良くなっても、すぐに症状が戻ってしまう」

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こだわり

 

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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