最終更新:2025.10.09

腱鞘炎でも安静にできない方へ|7つの実践的対処法で仕事や育児と両立

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 のぶひで(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

 

腱鞘炎でも安静にできない方へ|仕事や育児と両立する実践的対処法

腱鞘炎の治療では「安静が第一」と言われますが、仕事や家事、育児でどうしても手や指を使わざるを得ない状況は誰にでもあります。しかし実際には、腱鞘炎で安静にできない状況でも、患部への負担を軽減する工夫やセルフケアを実践することで、症状の悪化を防ぎながら日常生活を送ることは可能です。

この記事では、腱鞘炎で安静にできない方のための具体的な対処法、テーピングやサポーターの正しい使い方、痛みを和らげるストレッチ方法、そして医療機関を受診すべきタイミングまで、専門家の視点から詳しく解説します。腱鞘炎でお悩みの方が、少しでも快適に日常生活を送れるよう、実践的な情報をお届けします。

目次

腱鞘炎とは?なぜ「安静」が重要なのか

腱鞘炎は、指や手首を動かす際に働く腱と、その腱を包む腱鞘という組織の間で摩擦が生じ、炎症が起こる状態です。腱は筋肉と骨をつなぐ線維状の組織で、指や手首の動きをスムーズにする重要な役割を担っています。

この腱が腱鞘というトンネル状の組織の中を滑るように動くことで、私たちは手や指を自由に動かすことができます。しかし、手指を繰り返し使いすぎると、腱と腱鞘の間で過度な摩擦が発生します。

その結果、この摩擦により腱鞘に炎症が生じ、腫れや痛みが現れるのが腱鞘炎です。代表的な腱鞘炎には、親指の付け根に痛みが出るドケルバン病と、指の曲げ伸ばしで引っかかりを感じるバネ指があります。ばね指の詳しい症状と対処法はこちら

腱鞘炎の治療において安静が重要視される理由は、腱そのものには自己再生能力がほとんどないと考えられているためです。したがって、炎症が生じている患部を休養させることで、腱鞘の炎症を鎮め、組織の回復を促すことができます。

一般的に、腱鞘炎では3週間から6週間程度の安静が推奨されることが多く、この期間中に患部をできるだけ使わないようにすることが理想的です。医療専門家の見解でも同様の期間が推奨されています。ただし、完全な安静が難しい場合でも、患部への負担を軽減する工夫を行うことで、症状の悪化を防ぎながら回復を目指すことは可能です。

腱鞘炎で安静にできないとどうなる?悪化のサインを見逃さない

腱鞘炎で安静にできない状況が続くと、腱鞘炎にどのような影響が生じるのでしょうか。患部を使い続けることで、炎症が治まらず慢性化するリスクが高まります。

炎症が長期化すると、腱や腱鞘の組織が徐々に変性し、症状がさらに悪化する可能性があります。安静にできない状況で特に注意すべきは、痛みを我慢しながら無理に手や指を使い続けることです。

痛みは身体からの警告信号であり、これを無視して動作を繰り返すと、炎症はさらに強くなり、回復までの期間も長引いてしまいます。場合によっては、保存的治療では改善が難しくなり、注射や手術といった治療が必要になることもあります。

腱鞘炎が悪化している兆候とは?

腱鞘炎が悪化している兆候として、以下のようなサインに注意が必要です。まず、安静時にも痛みが続くようになった場合は、炎症が進行している可能性が高いです。初期段階では動かした時だけ痛む程度ですが、悪化すると何もしていなくても痛みを感じるようになります。

また、患部の腫れが強くなったり、熱を持つようになったりした場合も、炎症が悪化しているサインです。さらに、指の動きに制限が出て、曲げ伸ばしがしにくくなる、あるいはバネ指のように指が引っかかる症状が頻繁に起こるようになった場合も、早めの対処が必要です。

加えて、手や指にしびれを感じるようになった場合は、神経への影響が出ている可能性があり、専門医への相談が推奨されます。これらの悪化サインが見られる場合は、無理をせず医療機関を受診することが大切です。

一方で、軽度の症状であれば、適切な対処法を実践することで、日常生活を送りながら回復を目指すことができます。

腱鞘炎で安静にできない方のための7つの実践的対処法

腱鞘炎で安静にできない状況でも、日常生活のシーンごとに工夫を凝らすことで、患部への負担を大幅に軽減することができます。ここでは、具体的なシーン別の対処法を7つのカテゴリーに分けてご紹介します。

対処法①:デスクワーク・パソコン作業時の工夫

パソコン作業やスマホの操作は、現代の腱鞘炎の主要な原因の一つです。そのため、キーボードを長時間使用する際は、手首の角度に注意しましょう。手首が極端に曲がった状態でのタイピングは、腱に過度な負担をかけます。

リストレストを使用して手首を自然な位置に保つことで、負担を軽減できます。また、マウス操作では親指や人差し指に負担がかかりやすいため、定期的に休憩を挟むことが重要です。

1時間に10分程度は手を休ませ、軽いストレッチを行いましょう。エルゴノミクスキーボードやトラックボールマウスなど、手首への負担が少ない機器の導入も効果的です。スマホの操作では、片手での操作を避け、両手で持つようにすると親指への負担が分散されます。

対処法②:家事での工夫

家事は手を使う作業が多く、完全に避けることは困難です。しかし、工夫次第で負担を減らすことができます。包丁を使う調理では、刃の切れ味が良いものを使用し、余計な力を入れずに済むようにしましょう。

重い鍋やフライパンを持つ際は、両手で持つか、より軽い調理器具を選ぶことで負担を軽減できます。洗濯物を絞る動作や雑巾を絞る動作は、手首に大きな負担がかかるため、できるだけ避けるか、洗濯機の脱水機能を活用しましょう。

対処法③:育児での工夫

育児では、赤ちゃんを抱っこする際に手首だけで支えず、腕全体や身体を使って支えるようにします。授乳時は授乳クッションを活用し、手首への負担を最小限にすることが大切です。

おむつ替えや着替えなど、細かい動作が多い育児では、できるだけ反対側の手を使ったり、パートナーと協力したりすることも有効です。腱鞘炎で安静にできない育児中の方は、特にこれらの工夫を実践してください。

対処法④:仕事中の対処法

職場では、仕事の内容によって対処法が異なります。可能であれば、上司や同僚に状況を相談し、患部への負担が少ない業務に一時的に変更してもらうことも検討しましょう。

立ち仕事や作業が多い職場では、作業の優先順位をつけ、痛みが強い日は無理をしないことが重要です。工具を使う作業では、グリップ部分にクッション性のある素材を巻くなどして、手への衝撃を和らげる工夫が効果的です。

対処法⑤:サポーター・テーピングの活用

どうしても患部を使わざるを得ない場合は、サポーターやテーピングで固定し、動きを制限することで負担を軽減できます。また、短時間でも良いので、こまめに休憩を取り、手をほぐすことを心がけてください。

対処法⑥:ストレッチとセルフケア

休憩時間には、手首や指のストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保ちます。痛みが強い場合は、アイシングで炎症を抑えることも効果的です。

対処法⑦:生活習慣の見直し

睡眠時の姿勢や全身の血流改善も、腱鞘炎の回復には重要です。仰向けで寝る習慣をつけ、入浴で身体を温めることを心がけましょう。

腱鞘炎で安静にできない時の強い味方!サポーター・テーピング活用術

腱鞘炎で安静にできない状況では、サポーターやテーピングで患部を固定することが、症状の悪化を防ぐ最も実践的な方法の一つです。適切に使用することで、手や指の動きを制限しながらも、必要最低限の日常動作は行えるようになります。

サポーターの選び方と使い方

腱鞘炎用のサポーターには、手首全体を固定するタイプと、親指だけを固定するタイプがあります。ドケルバン病のように親指の付け根が痛む場合は、親指固定タイプが適しています。手首全体に症状がある場合は、手首固定タイプを選びましょう。

サポーターを選ぶ際のポイントは、適度な固定力がありながらも、血流を妨げないものを選ぶことです。締め付けが強すぎると血行不良を招き、逆に回復を遅らせる可能性があります。

また、通気性の良い素材を選ぶことで、長時間の使用でも快適に過ごせます。使用方法としては、作業中や痛みが強い時間帯に着用し、就寝時は外すことが一般的です。

ただし、症状が強い場合は、医師の指示に従って24時間装着することもあります。サポーターを長時間使用する場合は、定期的に外して皮膚の状態を確認し、かぶれやむくみがないかチェックしましょう。

テーピングの正しい方法

テーピングは、サポーターよりも細かい調整が可能で、動きを制限しながらも必要な可動域は確保できる利点があります。ドケルバン病に対するテーピングでは、親指の付け根を中心に、手首にかけて固定します。

基本的なテーピング方法として、まず手首の内側から親指の付け根を通り、手首の外側へとテープを巻きます。この際、皮膚を軽く引っ張るようにして貼ることで、腱への負担を軽減する効果があります。

テープは強く引っ張りすぎず、適度なテンションで貼ることが重要です。バネ指の場合は、患部の指を軽く曲げた状態で、指の付け根から第一関節にかけてテープを巻きます。完全に動きを制限するのではなく、過度な曲げ伸ばしを防ぐ程度の固定が目安です。

テーピングに使用するテープは、伸縮性のあるキネシオロジーテープが一般的ですが、より強固な固定が必要な場合は、非伸縮性のホワイトテープを使用することもあります。テーピングは慣れるまで難しいため、最初は整骨院や整形外科で指導を受けると良いでしょう。

痛みを和らげ悪化を防ぐセルフケアの実践方法

腱鞘炎の症状を緩和し、悪化を防ぐためには、日常的なセルフケアが非常に重要です。ここでは、自宅で実践できる効果的なケア方法をご紹介します。

ストレッチで筋肉の柔軟性を高める

筋肉や腱の柔軟性を高めることで、腱や腱鞘にかかる負担を軽減することができます。ただし、痛みが強い時期にストレッチを行うと症状が悪化する可能性があるため、無理のない範囲でゆっくりと行うことが大切です。

手首のストレッチとしては、腕を前に伸ばし、反対の手で指先を自分の方へゆっくりと引き寄せます。手首の内側が伸びるのを感じたら、その状態を15秒から20秒キープします。

次に、指先を下に向けて同様に伸ばすことで、手首の外側もストレッチできます。親指のストレッチでは、親指を軽く握り込んだ状態で、手首を小指側にゆっくりと曲げます。この動作により、親指の腱が伸ばされます。

痛みが強く出る場合は無理をせず、気持ちよく感じる程度で止めてください。指の曲げ伸ばしストレッチも効果的です。ゆっくりと指を曲げて握りこぶしを作り、次にゆっくりと開いて指を広げます。この動作を10回程度繰り返すことで、指の腱の柔軟性を保つことができます。腱鞘炎の治療期間について詳しく見る

アイシングと温熱療法の使い分け

腱鞘炎の初期段階や、炎症が強く腫れや熱感がある場合は、アイシング(冷却)が有効です。氷や保冷剤をタオルで包み、患部に15分から20分程度当てることで、炎症を抑え痛みを軽減できます。

1日に数回行うと効果的ですが、冷やしすぎは逆効果なので注意が必要です。一方、慢性化した腱鞘炎や、炎症が落ち着いて筋肉の緊張や血流不良が主な問題となっている場合は、温熱療法が適しています。

お風呂で手を温めたり、温湿布を使用したりすることで、血流が改善され、筋肉の緊張がほぐれます。ただし、炎症が強い時期に温めると症状が悪化する可能性があるため、注意が必要です。

判断に迷う場合は、まずアイシングから始め、症状の変化を観察すると良いでしょう。アイシング後に痛みが軽減すれば炎症が主体、温めた方が楽になるようであれば慢性期と判断できます。

湿布や外用薬の効果的な活用法

市販の湿布や外用鎮痛消炎薬も、腱鞘炎の痛みを和らげるのに有効です。冷湿布は炎症が強い時期に、温湿布は慢性期に使用するのが一般的です。湿布には消炎鎮痛成分が含まれており、痛みを和らげながら炎症を抑える効果があります。

外用薬としては、インドメタシンやジクロフェナクなどの成分を含むローション剤やクリーム剤があります。これらは患部に直接塗ることで、消炎鎮痛作用を発揮します。

ただし、長期間の使用や広範囲への使用は、皮膚トラブルを引き起こす可能性があるため、用法用量を守って使用しましょう。

生活習慣の見直しで回復を促進

睡眠時の姿勢も腱鞘炎に影響します。横向きで寝ると、肩や肘、手首など腱鞘炎の患部に近い部位に圧力がかかり、血流が阻害されるため、回復が遅くなる可能性があります。仰向けで寝る習慣をつけることで、患部への負担を減らすことができます。

また、全身の血流を良くすることも重要です。適度な運動や入浴で身体を温め、血液循環を促進することで、患部への栄養供給が改善され、回復を早めることができます。

ストレスも筋肉の緊張を引き起こすため、リラックスする時間を意識的に作ることも大切です。

それでも痛みが続くなら?医療機関を受診する目安と相談ポイント

腱鞘炎で安静にできない状況でセルフケアを続けても症状が改善しない場合、または症状が悪化する場合は、医療機関での専門的な治療が必要です。ここでは、受診のタイミングと医療機関での治療内容について解説します。

受診を検討すべきタイミングとは?

以下のような状況では、早めに医療機関を受診することをお勧めします。医療機関を受診すべきタイミングについて専門家の解説を見る。まず、2週間以上セルフケアを続けても痛みが改善しない場合です。軽度の腱鞘炎であれば、適切なケアにより2週間程度で症状が軽減することが多いため、それ以上続く場合は専門的な治療が必要な可能性があります。

また、安静時にも痛みが続く、痛みで夜眠れない、日常生活に大きな支障が出ているといった場合は、炎症が進行している可能性が高いため、早急な受診が必要です。

患部に強い腫れや熱感がある場合、指が曲がったまま伸びなくなる、または伸びたまま曲がらなくなるといった運動制限が生じた場合も、すぐに受診しましょう。さらに、手や指にしびれが出る、力が入らなくなるといった神経症状が現れた場合は、神経への影響が出ている可能性があり、迅速な対応が求められます。

医療機関での治療内容

腱鞘炎の治療は、主に整形外科で行われます。初診では、問診と触診により症状の程度を確認し、必要に応じてエックス線検査や超音波検査が行われることもあります。

保存的治療としては、まず患部の安静を保つための装具やサポーターの処方が行われます。消炎鎮痛剤の内服や外用薬の処方により、痛みと炎症を抑えます。理学療法として、超音波治療や電気治療などが行われることもあります。

これらの保存的治療で改善が見られない場合、ステロイド注射が検討されます。腱鞘内にステロイド薬を注射することで、強力な抗炎症効果が得られ、多くの場合、症状が劇的に改善します。

ただし、注射は繰り返すと腱の変性を招く可能性があるため、回数には制限があります。保存的治療や注射でも改善せず、日常生活に著しい支障がある場合は、手術が選択肢となることもあります。

手術では、炎症を起こしている腱鞘を切開し、腱の滑りを改善させます。手術は一般的に局所麻酔で行われ、入院期間も短く、比較的負担の少ない治療です。

医師に伝えるべき重要な情報

医療機関を受診する際は、以下の情報を医師に正確に伝えることが重要です。まず、いつから痛みが始まったか、どのような動作で痛みが出るか、痛みの程度や場所について具体的に説明しましょう。

また、仕事や日常生活でどのような動作が多いか、腱鞘炎で安静にできない理由や状況についても伝えることが大切です。これまでに試したセルフケアや市販薬の効果についても報告しましょう。

これらの情報により、医師は患者さんの状況に合わせた最適な治療法を提案することができます。

整骨院や整体での施術という選択肢

整形外科以外にも、整骨院や整体での施術を選択する方もいます。整骨院では、筋肉の緊張をほぐすマッサージやストレッチ、電気治療などが行われ、腱鞘炎の症状緩和に効果が期待できます。

整体では、身体全体のバランスを整えることで、患部への負担を軽減するアプローチが取られます。ただし、整骨院や整体は医療機関ではないため、診断や注射、手術といった医療行為は行えません。

症状が重い場合や、明確な診断が必要な場合は、まず整形外科を受診することをお勧めします。整骨院や整体は、医療機関での治療と併用することで、より効果的なケアが期待できます。腱鞘炎のリハビリ方法を詳しく解説しています

まとめ:腱鞘炎で安静にできなくても諦めない!賢い対処法で快適な生活を

腱鞘炎の治療において安静が重要であることは間違いありませんが、現実には仕事や家事、育児などで完全に手を休めることが難しい状況も多くあります。

しかし、腱鞘炎で安静にできない状況でも、適切な工夫とセルフケアを実践することで、症状の悪化を防ぎながら回復を目指すことは十分に可能です。

日常生活では、デスクワークや家事、育児などのシーンごとに患部への負担を軽減する工夫を取り入れましょう。サポーターやテーピングを活用して患部を保護し、ストレッチやアイシングなどのセルフケアを継続的に行うことが大切です。

また、痛みが強い場合や症状が改善しない場合は、無理をせず早めに医療機関を受診することが重要です。整形外科では、患部の状態に応じて適切な治療法を提案してくれます。

腱鞘炎は放置すると慢性化し、治療に時間がかかる可能性があります。しかし、早期に適切な対処を行い、無理のない範囲で手を使う工夫を続けることで、多くの場合、症状は改善していきます。

この記事でご紹介した腱鞘炎で安静にできない方のための対処法を参考に、自分の生活スタイルに合った方法を見つけ、腱鞘炎と上手に付き合いながら、快適な日常生活を取り戻していきましょう。

腱鞘炎と安静に関するよくある質問

Q. 腱鞘炎になった場合、どれくらいの期間安静にすべきですか?

A. 一般的に、腱鞘炎では3週間から6週間程度の安静が推奨されます。ただし、症状の程度や個人差があるため、完全に痛みがなくなるまでは無理をせず、徐々に手の使用を再開していくことが重要です。腱鞘炎で安静にできない場合は、テーピングやサポーターで患部を保護しながら、最低限の使用にとどめることが大切です。

Q. 腱鞘炎の治療で安静にするのが難しい場合、具体的にどうすればよいですか?

A. 腱鞘炎で安静にできない場合は、患部への負担を軽減する工夫が重要です。テーピングやサポーターで手首や指を固定し、作業の優先順位をつけて反対側の手を使うようにします。また、短時間でもこまめに休憩を取り、ストレッチを行うことで筋肉の柔軟性を保ちます。仕事や家事で手を使う際は、道具や方法を工夫し、患部への負担を最小限に抑えましょう。

Q. 安静にしているのに腱鞘炎が治らないのはなぜですか?

A. 安静にしていても症状が改善しない場合、いくつかの原因が考えられます。炎症が慢性化している、腱や腱鞘の組織変性が進んでいる、または知らないうちに患部を使ってしまっている可能性があります。また、全身の血流不良や筋肉の緊張が回復を妨げていることもあります。2週間以上安静にしても改善が見られない場合は、整形外科を受診し、専門的な治療を検討することをお勧めします。

Q. 腱鞘炎で痛みが強い場合、冷やすべきですか?温めるべきですか?

A. 腱鞘炎の初期段階や炎症が強く腫れや熱感がある場合は、アイシング(冷却)が効果的です。氷をタオルで包み、15分から20分程度患部に当てることで、炎症を抑え痛みを軽減できます。一方、慢性化した腱鞘炎で筋肉の緊張が主な問題となっている場合は、温熱療法が適しています。判断に迷う場合は、まずアイシングから試し、症状の変化を観察すると良いでしょう。

Q. 腱鞘炎で安静にできない場合、サポーターは常に着けていた方が良いですか?

A. サポーターは、作業中や痛みが強い時間帯に着用し、安静時や就寝時は外すことが一般的です。ただし、症状が非常に強い場合は、医師の指示に従って24時間装着することもあります。長時間使用する場合は、定期的に外して皮膚の状態を確認し、血行不良やかぶれがないかチェックすることが大切です。適度な固定力と通気性の良い素材のサポーターを選びましょう。

Q. 腱鞘炎が悪化すると、どのような症状が出ますか?

A. 腱鞘炎が悪化すると、安静時にも痛みが続くようになり、患部の腫れや熱感が強くなります。指の動きに制限が出て曲げ伸ばしがしにくくなったり、バネ指のように指が引っかかる症状が頻繁に起こったりします。さらに悪化すると、手や指にしびれを感じることもあり、これは神経への影響が出ている可能性があります。これらの症状が見られる場合は、早めに整形外科を受診することをお勧めします。

Q. 腱鞘炎で整形外科を受診するタイミングはいつですか?

A. 2週間以上セルフケアを続けても痛みが改善しない場合、安静時にも痛みが続く場合、痛みで夜眠れない場合、または日常生活に大きな支障が出ている場合は、整形外科を受診することをお勧めします。また、患部に強い腫れや熱感がある、指が曲がったまま伸びない、手や指にしびれや力が入らないといった症状が現れた場合は、早急に受診が必要です。早期の適切な治療により、回復を早めることができます。

森下 のぶひで(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 のぶひで(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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